カテゴリー「ヴァンパイア」の62件の記事

冬祭りはつづく

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」また行きましたので雑感。

■平方アルフ
大進化。大・進化。初見の時は「キャラが合ってるなあ、実ははまり役かもなあ」程度に思ってたのですが、新しい王道を作っちゃったかも知れない。なーるーほーどー!
ほにゃららな彼らしくありつつ(失敬だな)、ヘタレ道も成長路線もちゃんと踏みしめてる。「こいつに案内させましょう」のひらめきの自然さとか、一幕ラストで伯爵に傾いていく表情とか、霊廟での「恥ずかしいです、でもできない!」の流れとか、超納得。
そんなアルフが血を吸われてしまうラストは、珍しくこう、ちゃんとした悲劇に見えてしまう。この感覚ってリピートすると忘れがちなんだけど、元々、某・主人公カップルがああなっちゃう舞台ラストと同じカタストロフィではあるんだよね。
そんな印象から「『サラへ』の歌詞で語られるアルフの思いって、最終的に全部叶うんだよなあ」とか思いを馳せると結構ゾクッとしますね(^^;)。「君のそばで君を守っていたい、ずっと」「君がいれば君さえいれば」「すべて捧げようこの血さえも」
この二人、このまま山を下りて自由な世界へ羽ばたいて行くんだろうなあ。黒いなあ。

■エアリアル
やっと見られた開次ヴァンパイアダンサー。再演でリピートしたときは前半ずっと開次君で、途中現れた新上さんの禍々しさに「うわっ食虫花!」と思ったものですが、今回は逆の流れで出会って、またすごいインパクトがありました。
なんかもう、すごいね、空気の精みたいですね。存在感はバッキバキなのに動きはとにかくふわっしゅるっサラッススッて感じで(語彙が)、大気を自由自在に操って嵐も起こしちゃうぜみたいな。
2009年の頃はもうちょっと少年っぽかったりストイックな印象があったのですけど、がっつり成熟してこう、他にない存在になったなあと…。うううもっと観たいなー。

■RとSの間2015
中列で久々に観ましたが、やっぱヴァンパイアは楽しいなここ!けっこう人の頭で見切れちゃうところもあるんですが、通路使うところはもれなく観やすいし、アルフが走ってくるときの声の聞こえ方とか最高だし、「永遠」のラストでガンガン脅されてブロック全体でちょっとした連帯感が生まれるし(笑)。かつ上手側だと伯爵の後ろから化身が墓場に入ってくるところが最高のタイミングと角度で見えるんだ…。

■人が恋に落ちる瞬間を見てしまった
人じゃないけど(笑)。一幕ラスト、「こちらはまだ学生の方」でカーテンの向こうから現れるヘルベルト。上手後方からだとちょうどアルフと「学生の方」って近づいてくる伯爵、その向こうにヘルが見えたんですけれど。後方から出てきてアルフレートを一目見て、ふわっ…と表情を変える、この瞬間はマジ照れましたね、人じゃない!けど!!!今、落ちた!恋に!!(笑)
一応、解説すると吉野ヘルの場合、「ご著書にサインを…」からジワジワ舞台を歩いてくる長い動線で、アルフに一目惚れするタイミングももうちょっと後なんですよね。舞台後方から父上の際に歩いてきて「我が息子も…」って紹介されるタイミングでアルフを見て、ふわっ…と(以下略)。上口Verだと現れてすぐ目の前にだから、この場面の使い方にはなるほどなーと。
その後のちょっかい出しっぷりも毎回かわいいですよね。私が観たときは胸元のふりふりを強調しつつアルフの首もとに「おそろい…」って感じですり寄ってって、で平方アルフがキュッとコートの前を締めて避ける、っていう流れで(笑)。聞くところによれば最近ついにグラサンでいろいろ始めたとのこと、あれを活かさんのは勿体ないなあと常々思ってたのでやはり来たかと(吉野脳)。

■からのバスルーム
・自分の手のきつねさんとおしゃべり
・カーテンが開いてハッとする(ときめき)
・バスタブから左足を下ろし
・右足を下ろすついでにぴるぴる水を払い
・髪のクリップをはずして首を震わせてバッサア髪を払い
・左肩からこぼれたキャミソール?の紐を上げ
・…かけるんだけど上がらないのでそのまま残す
ポイント稼ぎまくりです(笑)(笑)特にキャミの紐!ナンバー通してそのままだった肩ヒモ!すばらしい!!
牙が生えるところもすんごいわマジ生えてるわあれ。

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冬祭り始まった2015-4

ぼちぼち本業に戻るその前に「ダンス・オブ・ヴァンパイア」感想の続きまとめて。

★★★ネタバレです★★★

■初日仕様だった
・初日はサイリウム無料配布ありで、紙吹雪もガンガン落ちてきましたが二度目観劇の時はなかったですね。初日とか楽日とかのみなのかな。
・血を吸ってパワーアップしたシャガール「何これ!何これ!みなぎる!30日までがんばれるって感じ!!!」
・ろうそくもらいに来たクコールが客席であいさつするとこ「おひさしぶり」
・「でも、どの本です!」「まず手始めに」アリストテレスそしてソクラテス…の消え際の教授が「…あたりから始めちゃどうだ」で締めていた。かなり長くかかりそうですね恋愛入門まで。

■改変ぷちぷち
2011年にすでに変わっていたものもあるかも。
・冒頭、教授のカマクラ廃止。雪崩のように幕がバサーバサー行く仕様はいいですね。
・宿屋いろいろチェンジ。風呂場の壁がめっさ低くなったり、動線こまかく変わったり。自分的ヒットはサラを見つけた時のシャガールの慌てっぷりと、カーンカーンカーンで飛び跳ねるサラの動きが全方位アクティブ化がツボです(前はほとんどベッドの上だった)。
・「村のばか者」の動線。しょっぱなの「伯爵様のお城が」から「ちょっと足りないのが一人」までのテンポがスピーディになったのと、シャガールが血を吸われて村人たちが去るところで、何か言おうとして垂れ幕がバサッ!のところ。いずれもスッキリしたなあと。
・一幕ラストは紗幕で出入り口以外がほとんど隠れてる。のでヘルベルト登場が「下手からゆっくり中央まで来て」っていう流れじゃなくなりましたね。寂しい面もあり、あれはアレじゃないとああはならないしなと納得感もあり(すいません自己完結)。
・フィナーレのラストでコウモリモードの父上ばーん登場(^^)以前はベロ出し父上の大きな幕がバサーッと落ちてくる仕様で、作品のオチとしてはあれが優れてたと思うんだけど。これはこれで華々しくていいなと…いやほら、余計なお世話だけど祐一郎さんの出番が「クコールやつらを捕まえろ」で終了してるのは寂しい気がするな、父上も一緒に踊りたいもんだな、という印象がずっとあったもので。

■VS
「欲望と人類の叡智の対決」みたいなところがくっきり見えるようになってて凄いなあと思います。なんで凄いかって初演の頃はそんなこと思っても見なかったもんなあ(私は)。再演を重ねる度にキャッチコピーも進化し、「愛は血を求め血は愛を求める」みたいなピントのずれたやつ(すいません)から、今や伯爵と教授の立ち位置がビシッと分かるようになってきたし。観た人のいろんな感想も楽しめるようになった。まあ初演当初の風当たりに関するグチは後半おきた奇跡への感動とセットだけどな(笑)。
変わっていった要素はいくつもあるけど、禅さんになって教授がキャラというより「役割」としてヒーロー化してきたこととか、個人的には「それより行こう、ショータイムだ!」のニュアンスの変化が大きい。
あとはアルフレートの脱ヒーロー化もあるのかな。…語弊がありますが「成長しないアルフ」が最近のトレンドっていうか、伯爵側&教授側に取ったり取られたりする「マルタの鷹」は実はサラじゃなくアルフじゃねーの?…っていう流れを作ったのは浦井アルフの功績だと思う…成長系・泉見アルフの「教授と助手がヒーロー」っていう王道の流れも面白いので、これはこれで展開して欲しいとこですけども、最近ああいうアルフ見ないよね(我ながら感想のBBA化がいちじるしい)。

■むかしばなし
自分的には「抑えがたい欲望」の後のアルフと教授の会話が、この作品を掴みやすくようになった転機でして。
「伯爵にも感情があったんですね」っていう台詞が当初すっごく苦手でした。とってつけたように響くというか、そんな一言であっさりまとめるの?君に分かる領域じゃないんじゃない?って感じた。もっとB級に開き直って欲しかった当時、半端なフォローで高尚っぽくするの潔くない!って思ったのかな。
ところがこれ、受ける方の教授の台詞がある時点で変わりまして。
「感情?くだらん。そんなことよりショータイムだ!」

「感情?…くだらん。それより、行こう…ショータイムだ!」
これ市村さんと禅さんの違いもあるけれど。この教授の締め方でガラッと「抑えがたい欲望」を受け止める「理性」の立ち位置が見えたんですよね。
「感情」(欲望)ってものを理解してるその上で「くだらん」と斬っていくように見える教授の言い方とか、伯爵という存在の名残を残しながらクライマックスへ移っていく音楽のあり方とか。作品中一番好きな場面のひとつです。

■「抑えがたい」
伯爵は欲望こそが神だと言ってるけど、欲望がもっとも強い力だと宣言してるだけで、それが美しいとか幸福だとかは言ってないんですよね。ただ「委ねろ」「それが真実だ」っていうことを繰り返してる。
最終的には「ひたすら愛する者たち引き裂くむなしい存在」に至るっていうことも承知してて。
それでもアルフやサラを欲望に誘うのは、一周回って単にさびしいからなのか、欲望の具現たる自分に開き直ってるのか、いろんな要素あるんでしょうけど。(たぶんヘルベルトとかはまだまだその域じゃなく、欲望に忠実であることの楽しさや喜びが今のところ勝ってるんじゃないかと思う)
教授は教授で「理性こそ最後に勝つ」ってこっちも「力の強さ」を話題にしてるんであって、感情や欲望を否定してるってわけじゃない(なんだかんだアルフの恋を否定せずに見守ってるし)。
…もうちょっとしばらく滞在なさって、二人で議論しながら楽しく暮らしてもお互いに楽しかったんじゃないか(笑)。
そんなことを考えつつラストでパーッと盛り上がってるフィナーレの父上以下ヴァンパイアたちを見ると、この楽しさは「永遠」の見事な裏返しで、「死にたいくらい退屈」な生の中で、ごくまれにパーッと咲く100年に一度のお祭りなのかも知れんなあ、得がたいなあと…観たまんまか(笑)。

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冬祭り始まった2015-3

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」2回目みてきました。

★★★ネタバレです★★★

■良知アルフ
わははははは面白い。泉見君のアルフをディズニーアニメとすると良知君は日本のゲームキャラって感じ。
もっと小ずるい感じのアルフを想像したんですが(ネヴィルでいろんなことを感じたもんで(笑))、素直でキュートでイヤミでなく現代っ子の、わくわくするアルフレートでした。前半とか教授の孫なんじゃと思うくらいのシンクロぶり。「人類のため」の動線すばらしい。
しかし霊廟でいろいろやらかすのは今の仕様ですか(^^;)全体おもしろいけど「シャガールの娘が」でシリアスになりきれないのと肝心の「恥ずかしいですでもできない」が可愛くないのがいかがかと(笑)。平方君もそうですが君たち本当のヘタレって言うのはだな!と説教したくなるマイ浦井脳。

■らち君が何かとマグダに何かとちょっかい出してるのを見てアルフが主人公のギャルゲーを見たくなった話の続き。
サラルート:本編
マグダルート:シャガールに襲われるマグダを助けて分岐。
ヘルベルトルート:あのまま恋に落ちてエンド。
クロロックルート:舞踏会でサラの代わりに血を吸われてエンド。
教授ルート:サラに襲われる寸前に教授に助けられて無事脱出。

乙女ゲーでした。

■マグダ
「アアアアアアアあんたに吸われーたー!」が気持ちよくて死ぬ。

■美海サラ
「血よ。なめてみて」のハスキーボイスにノックアウト。

■ヘルベルト
なんだこれすっごい可愛くなってる(瞠目)。初日は「罠を張って待ってた蜘蛛」そのもので「Ah~Ah~Ah~」もアルフをおびき寄せるためにわざと擬態したって感じでしたが、これが「あれ?!会えた!」っていう驚きと喜びの流れになってて、日によるのかも知れないけどかーわいい。あとらち君だと身長が同じくらいなのでこれまた初々しくて女の子みたいに見える…うわー…恋だ…。
そしてその、えーと、したばきが長男に限りなく近いビキニ系と判明したわけですが何故判明したかというとカーテン開いた瞬間ズボンを穿くとこだったから(「待って僕は君とおしゃべりしたいな」の間にズボンを上げて止めてバスタブから降りて水滴を払い落とすワンブレス芸)。
なのでアルフに叫んだ「安心して!穿いてるから!」ではさっき見たし!と総ツッコミな客席であった(笑)。

■カーテンコール
クコールのかけ声はいいんだけどヘルベルトが大人しいの寂しいなあと思ってたら振り指導が入るようになったんですね。
「まっ」(振り)「ぴら」(ばーん)の振り解説で「僕らに大きな『ぴら』を下さい『ぴら』!『ぴら』をこう!!」ばんばん押してけ上口君。

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冬祭り始まった2015-2

ダブリン福岡に思いを馳せつつ「ダンス・オブ・ヴァンパイア」雑感続き。
しばらく不定期に続けると思います。

★★★ネタバレです★★★

■アンサンブル
ガーリックで一番始めに目についたのが照井君で、ほかブレイクダンスの人とかイモトTOMOちゃんの後継みたいな子とか「動きいいなあ!」という人が大勢おり。ただし舞台の後半になったら二度と彼らを見つけることはない…それがヴァンパイアの残念なとこでも醍醐味でもある(笑)。
というわけで誰が誰だかですがダンサーさん今回もすばらしい。
中でも「悪夢」満喫しました。闇伯爵たち3人も素晴らしいんですが(アルフはしましまだが)(しばらく言う)バックのメンバーが序盤からガンガン行ってて燃える燃える。「闇の中に深く身を沈め」の「みをしずめー」で2回腕を動かして下手にずれる動きが大好きなんですが、今回も女性陣の腕の動きとかむっちゃ綺麗。クライマックスからラストにかけてもしみじみカッコいい…ベッドから天井・床下・壁の向こうに消えていく動きもホント素敵。
「永遠」も最高。シンガー組とダンサー組が入れ替わって即座にダンサー組が激しい動きに入るところとか、クライマックスの「ひきずりーおーろせー!」水戸黄門じゃっじゃらららっらっの盛り上がり方とか思い出してもワクワクします。重そうなドレスの貴婦人があの音楽に乗ってジャンプ一回転着地、とかもうツボすぎて。
ただ退場時の客いじりはやや遠慮深い。まだ初日って感じかな(笑)。

■電柱とせみ
平方アルフ184。さやサラ157。その差27センチ。
かつての浦井アルフと高橋サラの身長差が181・153で28センチでしたから、身長ギャップでは二番手なんでしょうが、いや、大きいなあ平方君!お風呂の場面はサラが裸足でアルフが靴はいてる、っていうプラス要素もあるとはいえ、「守っていたい」への当然ださっさと行け、感が新鮮でした(笑)。
この身長差だとラストの吸血どうなる?と思いましたが、華奢なサラがアルフの首を下から捕らえ、ぐぉら!と抱え込んで噛みつく、という構図に脳内ブラボー。いや愛ちゃんのグレムリンジャンピング吸血も可愛かったんですが(名前は勝手に)、あれだとヒロイン度よりホラー分が勝つ気がするので、少女っちい沙也加ちゃんだとこれぐらい色っぽく行った方がいいな、と。

■電柱とせみ2
で上口君は175なわけで。歴代ヘルは長男181次男182だそうで、アルフは同じくらいか見下ろすパターンが多かった気がしますが、今回はその差が逆転。結果、ヘルベルトが可愛くなるかと思いきやご覧の通りだよ(爆笑)。
一幕の来日アーティスト風とは打って変わったまがまがしい開放感、ゴシックかつこう、ロ、ロリータと言っていいんじゃないか胸元つるぺた色白を強調する黒装束&シースルーと攻めまくり。そらアルフも見た瞬間固まるわ。
そしてこの「アルフの方がでかい」を活かしまくった動線の面白さ。ダンスのリードのガッチリした強さやら自在に操っちゃう正確さやら、「逃げられない」感も「こいつ怖い」感もむくむく育っていくし、あんたいつ呼吸してるんだっていういつもの上口スキルも遺憾なく発揮されてるし(笑)。とにかく、無駄のなさに見とれる。「そうお尻が素敵」の姿勢と目線の持って行き方とか拍手しそうになりました。

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冬祭り始まった2015

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」2015年初日を観てきました。

★★★ネタバレです★★★

大汗かいた…!!!
主にフィナーレで熱狂したからですが、それ以外にもなんか自分これほど緊張する作品てないんだよな贔屓出てないのにね!!!!
キャストのほとんどが初見っていうのも初演以来の体験だし。
「演出面では概ね前作を踏襲かな…?」とか油断するとガンガン不意打ち食らうし。セットも同様ですし。

やあやあ全開で楽しみました。以下キャスト中心に雑感モードで。

■父上
父上はもうごじゅうく・綺麗なヴァンパイアになった…(字余りすぎ)
いや、もう、なんかウツクシサにびっくりしました(^^;)衣装といいメイクといい、こう、以前の伯爵のドーンとした感じより、宝塚の閣下みたいな青白さが際立つっていうか、でも祐さんだからがっつり男っぽくもあるあたりが。全編、お色直しも鮮やかだし。
歌はもうどれも感涙。「終わりのない欲望」はもちろんですが、スカーーーンと持ってかれたのが一幕ラスト。後述のアルフで「どんな場面だコレ?!」と思わないでもなかったんですが(笑)なんでもいいや持ってって伯爵!っていうパワーと美をこれでもかと見せつけてくれました。
そしてフィナーレ・ラスト!!!「やったぜ!!!!」と叫んでしまった(笑)。あれ観たら今回出てない人きっと悔しがる(笑)(笑)。

■アルフ
あほの子アルフは愛せるアルフ(韻を踏んでごまかす)。いや、歴代最も、その、なんていうか、その…!!!
「おいなぜそこで笑う」「君大丈夫か、ホントに大丈夫か」「一幕終わりでその表情って何だ、話終わっちゃうじゃん…!(笑)」とかのたくさんのツッコミが、最終的に教授への「100年も一緒に居てくれるんですかー」で吹っ飛んだ(笑)。もういい、君はそれでいい。
しかし衣装がしましまなのはどうなんだ(^^;)可愛い、可愛いけど「悪夢」の影アルフもしまじろうになってしまうデンジャラスに気がついた時の衝撃。

■サラ
素直に「少女!!!」これ意外と新しい。
「もうお風呂になんて、入らないわー!!!」で紙テープ投げたくなったブラボー。
フィナーレの衣装もめっちゃくちゃ可愛い。
ツボ場面は改めて。

■ヘルベルト
予想の斜め左を行く上口テイストでした。
「Ah~Ah~Ah~」でまず呼吸困難。うますぎるわ!!!(スタンディング罵倒)(絶賛)
「父上もね…」(上っ張り脱ぎ)「思うんだ…」(髪クリップぱさあ)と「FOR YOU!!!」だけでほぼ果たしてもらった感じですが、反面あまりに人外すぎて怖い怖い怖い。教授に撃退された時のポーズとか下手すると家庭に棲みつく黒いインセクト。禅教授の沈黙が完全にコックローチ吹き付けて「まだ動くかな…」と見守る時のあれですいませんやめます。
「恋をしているなら」はこう「リードの上手い踊り手は初心者もガンガン躍らせられる」っていうのコレかと(笑)。長男が「僕と踊ろ!」だとすると三男は「君は踊るんだ。」なんだな(笑)。
総合的なイメージで言うと「人間じゃないんだけど長男の人間じゃなさとまた違う」こう、ヴァンパイアって普通もと人間だと思うんですが上口ヘルベルトはこの形で「発生」してるんじゃないかっていう。父上の息子とか養子とかいうより、気がついたらいた森の精霊かなんかで、もしクロロックが死んだら跡とか継がずに煙になって消えそう。
一幕ラストの出方とかもすごく良かったんですが、いかんせん衣装のインパクトで記憶が半分ない(笑)。「あーこれ長男が大好きな某バンドの人だ」とか「長男が美形とすると三男はビジュアル系」とかいろいろ思ったには思ったんですが…ああ、巻き戻して見直したい真夜中のグラサン。
なお舞踏会は完璧。貴族調というよりはやっぱりカッコイイ人外なんだけど、サラに笑いかけたりアルフに近寄ったり、この存在なりの居方だなあと。何より伯爵と完全シンメトリーで「交流」してるところでヒャッホォォオオイと。

■マグダ
実はMVPはこの人だったり(笑)。曲名あとで入れるけどシャガールの死体に駆け寄るところとか歌い上げとかむっちゃくちゃカッコよかった。

まだいっぱいあるけどとりあえずここまでー。

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2015冬キャスト

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」2015キャスト発表に踊る今日でございました。出てねーのに。

…前回もそうだったけどなんっか盛り上がるんだよね(^^;)もちろんK吾さん出てないから行ったら行ったで寂しい、寂しいんだけど楽しいし燃えるし笑うし引き寄せられるし。

2006年の魔法のような夏、2009年の駆けまくった夏、いずれも忘れがたく。通わなかった2011年も超、楽しかったもん……ロビーとか初演当時より遥かにデコられてて激しく嫉妬したけどな(笑)。イベントも増えてたしなー!!
いろいろ書ききってないレポ一旦置いて、知ってる人の範囲でキャスト雑感。

■さやサラ
来たな!!!早速くやしい、共演できなくて!!!!(笑)
157センチだそうなので愛ちゃんよりちょっと大きい、でも小柄めなサラになりそうですね。アルフとの身長差によっては某場面でジャンピングが発生するわけだが、伯爵との対比の絵がすごい可愛くなりそう。今から楽しみ(^^)。

■平方アルフらちアルフ
なんか「むらさきのゆきしめのゆき」みたいで語呂がいい。(この調子で私のコメントには大体意味がないです)(あとつぶやきの元ネタはピョン吉です)
共通してるのは「結果的にマイペース」ってとこだな(私見)。今のところの想像では伯爵すら煙にまけそうなのが良知君で、ヘルベルトに襲われても跳ね返しそうなのが平方君です。
いや本当にどうなるかなこれ。

■ソニンマグダ
これまた何かの最終兵器みたいな響きだ(笑)。絶対いいと思う、絶対。
たぶんフィナーレで惚れる(確信)。

■上口ヘルベルト
戦闘力高そう。
どこまでも追ってきそう。
そもそもオカマとか擬態でやってそう。
まず間違いなく初見時は私この人しか記憶に残らないと思います(笑)。ああ嬉しい嬉しい嬉しい。いや、課題はあるよ??「超常」はあっても「妖しさ」の表現では未知数だとか、キビキビスキルと優雅さは相性としてどうなのかとか、ネタが細やかすぎたり動きが速すぎたりリアクションが鋭すぎたりして後方席に気づいてもらえないんじゃないかとか(余計なお世話だ)。開幕したらゴメン、多分いろいろ言う!けど絶対面白いと思う、いろいろ覆してしまえばいい、あうぁーたーのーしーみー。

続投チームも新メンバーも今冬、お祭り盛り上げまくって下さることと。

…ところで公式ツィートの「リー君ください」に反響はあったのでしょうか(笑)とりあえず「コウモリ」「おもちゃ」で画像検索したら可愛いのいっぱい出てきてびっくりした。
これ近そう。

アマゾンで約10ドルか…。いや、送料で倍かかるか…。

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ざはかたざ

三連休のまんなか・快晴。今日は映像探索にはもってこいの天気だ(YES小さい頃おこられた主なネタは「外で遊びなさい」)。
というわけで年末大掃除で発見に至らなかった数年前の「ザ・博多座」をサーチ。その節世話になった方に遠くから手を合わせつつ、なんか関係ないもんもいっぱい出てきた。

■2005年10月
すごいねコレ芳雄くんとあっきー両バージョンで「Mozart!Mozart!」の映像入ってるし。またそれが「か(と)れの(わ)おん(に)がく(か)にひ(が)そむ(や)めに(く)はみ(し)えぬ(ん)しん(じ)じ・つ!」から入って「Mozart!」!でヴォルフアオリでバターン!(これは芳雄くん)でカット、ていうこれまたすばらしい映像の切り方。画面で見るとちぃーーーーさくてもまがまがしい、左の上のほうを凝視しているお約束な自分。2010年の段階下がりはまだ登場してないけれど、やっぱ最後の「Mozart!」ののめりハンパないね。
あ、いや、インタビュー映像とか普通に「モーツァルト!」の紹介として秀逸なハズです(ピンポイントでリピート繰り返した結果きょうも「はず」どまり)

■2011年9月
去年になってしまったなあ夏。
宣伝に使われる画像は東京のものだから、これを見た時期は実にほろにがかったんだけれど(もちろんハラシンさんのファンの人も寂しかったと思うし)、しかしそんな気持ちもチケット募集バックに「小僧オレが相手だ」が入ってるのを発見した瞬間に吹っ飛んだものです。もうコーナーのラストだからBGMは「ひとりっひーとーりっ」でお姉さんの解説が流れてて、画面にはびっしりチケット申込み方法の字幕が出てるんだけど、その向こうでガシャンガシャンガシャンと鎖を切る三銃士+1の後ろ階段を登ってく眼帯。「俺が相手だ!」から大ジャンプ→対峙→剣持ち替えターン→飛び込み避け→銀橋走り込みカーン!のところで映像アウト、と…。音声消して脳内BGで反芻しまくった。もうホントに映像の切り取り方がね。

■2009年9月
主目的。「すべてを奪え~!!」アオリを探してただけなんだけど…だけなんだけど…なんだこのヘルベルト映像が徐々に徐々に増えていく8月→9月(笑)。
最終形態は
①番組オープニングのバック映像が「(上手のマグダから下手へ流れるカメラとともに)さ・あ~しょーた・い~し・よ・お~(リフレインの後半からヘルベルトにロックして)全てを奪え~~~~!!(あのポーズ)
②祐一郎さんのインタビューで「僕の息子のね、ヘルベルトっていう。おカマですし」みたいなこと淡々と語るバックであの伝説の「ちっちゃいの・ちゅうくらいの・おっきいの~!(三段飛び)そしてパラダイス!!!」が流れ
③↑などのバスルーム映像で思いっきり笑わしといてキャスト紹介のバックは再びフィナーレでキメまくり。

というお宝ぶり(これだけ充実してるとマントエスコートがないのがむしろ不思議なくらいだ(笑))。実際、現地で本編見終わった後ですらロビーで見とれちゃった映像だもんなあ…。

というわけで満喫しました。
しかしマジ勿体無い天気なので日が暮れる前に外に出よう。

もう暮れてるわー。

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冬のお祭り

22日に「ダンス・オブ・ヴァンパイア」を観て来ました。
クリスマスウィーク。黒マントスタッフが倍増してて楽しかった&ツノつき女子は可愛いなー(笑)。ウワサの光るブレスレットは早く折りたくて仕方がなかったけど、期待通りすっごく綺麗でした。

■育アルフ
ヴァンパイア初見だったら惚れたと思う…がバランスが取れすぎてて物足りないとか思っちゃった自分しみじみワガママだなーごめん(^^;)。
好きだったのはしょっぱな、客席を縫って歩いてきて、一度うしろを振り返るところ。ハッとする綺麗な顔、眉が髪に隠れてちょっとコミカルな感じになってる、でもすごいナチュラルな不安を孕んだ目つきでふっと後ろを見る。おぉぉ、これヘルベルト(初演)なら恋する、絶対一目惚れする!と思ったもんです(笑)。(馬場ヘルはどっちかというと食欲が勝ってると思うん、だー(笑))。
そんな男前アルフはしかし、お城に行ってから怯えてるのか怯えてないのかがちょっと腑に落ちず。泉見アルフは「怖いけどサラのためにがんばる(でもハタからみると危なっかしい)」浦井アルフは「怖いけど怖いけど怖いけど怖い怖い怖い(中略)でもサラのためにが…でも怖いですプロフェッサァァ(ハタから見ての通り)」、なわけで、いっぽう山崎アルフはなんか逞しいっていうか、明らかに「本当は出来る子」で自分もそれをわかってるように見える。だから教授との関係がよくわかんなくて、掛け合いがなんか釈然としない。棺桶やヘルベルトのとこの逆ギレっぷりはすごく納得いくんだけど(笑)。
あとは伯爵との関係だなあ…一幕ラストの伯爵の歌い上げ「その手で…」で、確実に心をそっちへ引っ張られるのってアルフのデフォじゃないんだなあ。「彼はもう私のもの」に至る大事な伏線だと思うんだけど…。

■金髪効果
髪型のせいと動きのせいで出来ゴコロ発生(^^;)開次君の「悪夢」は伯爵の化身っていうよりヘルベルトの化身みたいだな…なんて思いながら見てたらすんごいワクワクしてしまった(笑)。「ぜんぜん興味ないね」と言いながら大塚サラと踊りまくってた贔屓ヘルもなつかしく。
YOUYAさんのねっとりした色っぽさとはまた違う、原始の妖しさって感じで見てるだけで嬉しかったです。長髪超カッコイイんだけど髪に注力しちゃうから「欲望」のほうでは懐かしいツンツン頭バージョンも見たいなーなんて思ってしまった。

■初見のときはいっぱいいっぱいだったので
あんまり振付把握できてなかったんだけど、あらためて見るとまた凄いね、「恋をしているなら」(^^;)。あの曲をどう作っていくか、馬場ヘルベルト&今回アルフなりの凄い試行錯誤があったんだろうな。そしてあの人はあの人でそうだったんだろう。そもそも「パラダイス」は別に歌詞じゃないからね皆さん(誰に言っている)。
教授の指十字架にのた打ち回り、十字架がほどけても暴れ続けるヘルベルト…「おい息子!息子!終わってるから!」って言われてのっそり起き上がって、「…知ってるし!」とキレて去っていくんだった(笑)。ああ若い←

■大進化
今回うわーすっごいいいねーと思ったのがマグダ&シャガール。二幕の場面ではいつも、お墓を片付けるクコールばっかり見てましたが、今回はシャガール&マグダの踊りが可愛くてガン見してしまった。前はあんまりマグダがシャガールのほうを見なかったんだけど、今は「なんて可愛い」が腑に落ちる仲の良さ。
あとコングさんのシャガールが、去っていった教授とアルフの方角にむかって「うるせー!」と叫んだ時は目からウロコがおちた(笑)そーかシャガールはうるさくて目が覚めたんだ今まで気づいてなかった(考えてみると自分が鈍いですが(^^;))。
ジェニファーマグダすごく良くなった。一幕の歌い上げでゾクゾクしたし…とはいえ血を吸われるとこはやっぱシルビアが好きだなー。いわゆる「痛い→恍惚」に変わる瞬間をいつもオペラグラスで見てた。フィナーレは初演の宮本裕子さん、ヘルとのシンクロぶりが大好きでした。

■客席のご長男
なんかフツーにいらしたので笑ってしまった幕間。なんでそんな端っこにいるんだ。カテコ中とか気になって仕方なかったです…バンバン両手を上に上げて叩いてたっぽく、ふううって感じで最後に着席するとこだけ目撃した(笑)。背ー高い人には腕輪のキラキラの海がさらによく見えたんではないかと思われ。
希望としてはサラ看板にぜひ挑戦して欲しかったんだけど、ないか(苦笑)。

今頃、千秋楽が終わってるかな。
結局今期は二回のみとなってしまいましたが、客席、プロモーション、ロビー、各種スペシャル、終演後のクコール(笑)等々とっても楽しくて、ことごとく嫉妬しました(大笑)。ほろ苦いな、いろいろ!!!!(←本音)
知念サラが観られなかったことと、ダンサーさんを個別認識するに至らなかったのが心残り…いやもう悪夢だけでも何十回リピートして観たいと思った(笑)。

2011冬祭り、大阪でも盛り上がりますよう。

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だらだらだら

公演中なのにフリーの土日ありえない。しかも雨かつ仕事ひとだんらくなので自分への言い訳もせず最高級にダラダラ過ごした

■ダラダラ1
ディシディアファイナルファンタジー。コツコツやってましたが今日一気にいろいろ片付けた。
お祭り企画という主旨はいいしオープニングとか血沸き肉踊るしキャラクター選択もザックスがいないザックスがいないザックスがなんでいないとか小さなグチを除けば別段文句はない(ザックス別に主人公でもボスキャラでもないですから…)のだけど、いかんせんお話がなんてことなさすぎないか
格ゲーにいろいろ求めるのが間違ってるのかも知れないけれども……!!!ホント君たち仲間とか自分探しとか光を求めてとか言ってることが適当すぎる…!!なのにゲーム性自体はすばらしいからやりこんでしまうという!!!!もう!

■ダラダラ2
母が持って帰ってきた妹の旦那の親戚のいただきもののスイスワイン。と夏に買ってきたフォンデュのもと。
おぉいしぃぃ。
スイスでは作った分のワイン国内で飲みきっちゃうからあんまり出回らないんですと。

■ダラダラ3
Fate/Zero一気見。
ああ面白い。ああ口惜しい(苦笑)
マジこのクオリティと時間的余裕でUBWやり直して下さいよ……………ッ!!!!!
ああウェイバー可愛い。
ちなみにありえませんがFateが何かの間違いで舞台化されたら意外と五次のランサーが贔屓的に一番合うかも知れない…(昔アーチャーやってとか言ってましたが)

■ダラダラ4
酔った勢いで前のレビューの補足。
正直いちばん寂しいのはフィナーレなんだよね…(^^;)。6回リフレインをどう盛り上げてくか。キャスト皆で守り立てる場面にすればいいと思うんだけどなあ。
まあ、私が思うだけかも。

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冬祭り始まってた

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」ソワレ観てきました。

楽しかったー!(作品が)
寂しかったー!(出てないから)
面白かったーーー!!(語りつくせないくらいに、キャストみんなが)

★★★ネタバレです★★★

も、書きたいこといっぱいある、いっぱい(笑)。
先に作品について書いちゃうと、キャストの違いを除けば、初演から再演の時ほど印象がガラリと変わることはなかったです。雰囲気はちょっと変わったかも…なんとなーくですが「ゴシック」だったものが「バロック」になったってか、全体にこう、もったりした妖しさだったものがハッキリした怪しさになったなあって…それこそキャスト変更のもたらすものかもですが(^^;)。

■浦井アルフ
中列通路際を買ってしまったのは浦井君の悲鳴を生声で聞きたかったから(笑)。しょっぱな入場のひぃぃぃぃから始まって、お城へ向かうところのプロフェッサーざむいでずぐらいでずおいでがないでぐだざいも、ラストのイエーーーイまで存分に聞けました。ああ満足。
2009年東京ラスト以来の浦井アルフ、良かったです。もっと再演の頃と印象変わってるかな?と思ったけど、全体にクオリティが上がってる以外は、印象じたいはあの頃のままでした…相手が相手なんで見え方がずいぶん変わったところもありますが(後述(笑))。
一幕ラストの表情とか、二幕の「アルフレートお前が望む全ては…」のところで伯爵に引き寄せられるような動きとか、伯爵VS教授の真ん中で揺らいでるアルフレートが、この話のホントのキーパーソンなんだな…って雰囲気が大好きです。
あと理論はまあまあだけど実践はダメダメ、ヘタレだけど頭と口は達者…なあたりがさらにクッキリしてきたとこもツボでした。「百年経ったら死んじゃうじゃないですか」とか「アリボリの理論あれ正しかったですよ」のあたりの喋り方、あれは凄いわ。

■禅プロフェッサー
ちょっと印象が複雑になった(笑)。以前から浦井アルフ時の禅さんてヒーロー分独り占めしてる分、男前度三割増しなところありましたが(泉見君だとアルフとヒーローを分け合う感じ)、今回わりとクッキリと「ホントはカッコいい」印象が目立つようになったっていうか設定年齢も10歳くらい若くなった気がする…でもまた見たら印象変わるかも。

■高橋サラ
可愛い!そして小さい!!歴代サラはいずれも「18歳、とっくに大人」なのに閉じ込められて爆発しそうになってる娘さん、でしたけども。高橋愛ちゃんの場合はいちおうまだ子供、自分の魅力に気づき始めてるけど大塚サラほど確信犯ではない(笑)コケティッシュな中学生って感じ。家で子供扱いされるのも納得、「もうお風呂になんて入らないわー」が今までと全く違うはまりかたで爆笑してしまいました(笑)。自分に対して恋心を向けてくれるアルフへの好意も、伯爵への憧れも、これはこれではまりますね。
そして物理的な身長差から来る面白さ。何もかも新しくて楽しすぎる…二幕頭の伯爵とのデュエットなんかもう…「ちびルドと閣下」「ホビットとエント」「シャントットとゴルベーザ(ディシディア仕様)」etcいろんな形容が頭をぐるぐる回った。
浦井君との絵も面白い。アルフの「守りたい」が初めて板についたというか、アルフの空回り感が感じられないのは彼女の幼げな感じの賜物かなと思いました。
そして身長ネタで最大の衝撃はラストのジャンピング吸血…爆竹拍手しそうになっちゃったよそう来たか!!もうなんか洋画とかでそれこそシャーッ!って飛んでくる妖怪てかグレムリンてか…リアルに特撮かと思った。
フィナーレの踊りっぷりも可愛い(^^)前にも書いたけど、ヘルと組んで彼女もみんなの踊りを煽る合いの手入れて行ったらいいと思う。

■馬場ヘルベルト
想像どおり可愛かったです(笑)。なぜかここで箇条書きモード発動。
・登場がなんかクリアーに「怪しい」。くっきりはっきり「何か怖い人来たー!」これはこれでアリかな。
・そういえば大きい人だった。ティナとジェイ並ぶと同じくらいだったもんね。
・「Ah~Ah~Ah~」がおかしい。遠吠えなのにちゃんと歌声に聞こえる。おかしい(笑)。
・最終的に全員に「…使わないのかよ!」と我に返らせるラケットとボール、大変いいと思います(笑)。
・「恋をしているなら」がなんか「アルフとふたりで仕掛け合う場面」になっていたのには眼からウロコが落ちました。いや、完全に「仕掛ける側」のヘルと為されるがままのアルフを長年みてきたもんで(いや、うまくキャッチボールはやってるんだけど、どっちがきっかけかって話(笑))。
・全体にスポーツマンな動きなんだけど、アルフが客席コの字ダッシュして戻ってくるあたりで前髪をサラッと払う仕草がカッコよかった。
・「鏡に映らない!」「映るかバーカ!」…アレか、君のオネエ的行動は擬態か、獲物を呼ぶための擬態なのか。(アリだな)
・牙は練習あるのみ。
・「パパ」いいね、すごい次男ぽくて嬉しいね(笑)。
・エスコートも練習あるのみ。
・サラの血を吸った後の父上との「交流」が健在で嬉しかったー。

■山口父上
「抑えがたい欲望」を聞きながら改めて、なんて美しい舞台であり絵だろうなーと思った。これこそが「ダンス・オブ・ヴァンパイア」。
登場の「神は死んだ」で退場時も客席を通るようになったんですね。リフレインのコーラスつきで、淡い照明を浴びながら、今度は上手側の通路を縫ってゆっくりと歩いていく。途中で立ち止まって客席を覗き込んだりする…こりゃ観る方によっては座席プランが大きく変わりますですね(笑)。
サラのお風呂覗く場面(正式名称あったっけか忘れた(^^;))で退場の際に歌い上げるところ、上がっていきながらちょっと凄い叫び声で締めたんで「おぉ?!凄いヒキになったんだなあ」とぎょっとしたのだけど、なんでもクレーンがガクンとなるハプニングだったんだそうで怖い怖い怖い。この場面サラの表情みるのが大好きなので気づかなかった…。
そんなこんなで再々演にしてクコール劇場に初登場した父上は、額を冷やしながら弱った声で「クコール 下ばっかり そうじするんじゃなくてね 上のほうの 枝も はらっておいて 」的なことを呟きながら(あのすいません贔屓目に見ても還暦どころじゃなかったです喋り方)上手から下手まで小さな歩幅で通り過ぎていきました。

■駒田クコール
これ前にも何度か書きましたけど、一幕のクコールとサラの交流がすごく好きなんですよね…特にブーツを持ってきて階段のあたりに置く場面。何でこの作品で何で??と毎回自分でも不思議なくらいここで泣いてしまう。
一幕のろうそくの場面、タイミング的に伯爵が出て行ってすぐにクコールが入ってくるわけだけど、この二人がすれ違う時とかきっと交流がありそうで、見てみたいものです。

■シャガール&マグダ
私シャガールって「独占欲(所有欲)>>>>父性愛」な感じがダメで、長年キャラ自体苦手だったんですけど、コングさんの「娘は18」には眼からウロコが落ちた。お、お父さんだ普通の…相手が高橋サラってところも大きいのかもですが。逆に、どー考えても娘と大して違わない年齢に見えるジェニファー嬢のマグダに寄ってくあたりのインパクトはかなり黒い印象だったりする(^^;)。
いっぽうマグダは年が若い分「なんでまたシャガールと?!」っていう謎が倍増しちゃうんだけど、イントネーションが異国風であるところで妙に妖精じみた色気が出てるので、うまくはまればいいカップルになれると思いました。今日の時点では保留だなあ(笑)二幕の歌であんまりシャガールと絡まない(+相手を見ない)せいか最終的に腑に落ちない。一幕の「さわっていいよ」はめっさドキっとしたけど。

■アンサンブル
あんまり全体は把握できなかったんですが、女性ダンサーに目を引くひとが増えて嬉しいなあ。
「悪夢」は影アルフがすっごく良かった。くっきりした表情もいいし、赤い上着で表れて途中で脱ぐ流れとか、動線上も存在感が増してて面白かったし。3人のクライマックスのところは以前から大好きでしたが、伯爵の化身との絡みでいい感じに男役女役入れ替わってる流れがすごく面白い。
「永遠」の退場時の客席脅しはまだまだ大人しいなー(笑)キャストさんが慣れてくる公演後半はえらいことになる(笑)(笑)。

■おけ
美しかった。
けれど。
ホルンは 同じ人かも 知れない。
(ここだけ灰色の絵の具で太書されてるイメージで読んでください)

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