カテゴリー「進撃の巨人」の25件の記事

AOTとーく24

「進撃の巨人」84話「白夜」の感想つづき。

★★★ネタバレです★★★

こんなにいろんな感想を抱いたり、人の感想が読みたくなったりするのは久しぶりで、たぶん69話以来だなあ…いつも濃いけど、今回はホントいろんなことがつながった回でもあったので。
そんなわけでもう少しこまごま。

■フロック
猿の巨人への特攻で彼が生き残った時は「名もなき兵士」の代表という立ち位置なのかな、モブ以外ではほぼここで初登場ぐらいだよな、と思い込んでたんですけど。駐屯兵団からこの作戦に志願した104期生として、かなり以前から出てたんですよね。「マルロはバカなの?」の会話のあった70話でジャンに「お前ら変わったよな」って話しかけてたのも、馬を守れってマルロにどやされてたのも彼みたいで。
そこからの流れで読むと、ここで彼が「巨人を滅ぼせるのは悪魔だ」って語るまでになる事実が物凄い。あの、勧誘されて「俺が」って高揚してた新兵の行き着いた先なんだと思うと(T_T)。

■奪還作戦の夜
ファンブックの諌山先生インタビューを呼んでから72話を読み返して「なるほどなぁぁ」と思いました。特に、当時「うわあ…(^^;)」と思ったリヴァイの、この時点での「お前の判断を信じよう」。ジャンとエレンへの仲裁は、あのエルヴィンとの会話ベースの八つ当たりだったと(笑)。
そしてエレン。アルミンが改めて海を語るのに、ちょっと戸惑ってから相槌を打ってたことから、今回の「オレはとっくに忘れてて」の涙に繋がって行くんだなあ(T_T)。ここでのリヴァイは「話を聞いている」絵ですけども、この直前に振り返ってアルミンの輝く表情を目にしていたんだなあ…。

■体重の話
アッカーマンの見えない力は体重となって現れる、ということで流石のケニー190cm120kg(^^;)。爺さんもクシェルもミカサの父さんも重かったのかやっぱり。下手な足場は踏み抜いちゃうだろうな。

■看取る
「こいつは悪魔になるしかなかった それを望んだのは俺達だ」
この「俺達」は広く取れば調査兵団やほかの人々、フロックも含めた人類全体っていうことになるのかもだけど、今までエルヴィンを支えてきた古参兵たち、今となってはリヴァイとハンジだけになってしまった大人たちのことなんだろうなあ。
リヴァイはアルミンに注射してから、その屋根からエルヴィンを運んできたわけで、そこで一同がどんな反応をしたかは描かれてないんだけど、ハンジがどの時点で悟ってどんな風に受け入れたのかは知りたいなあ。「休ませる」選択はリヴァイがしたんだけど、その選択の重さはハンジさんも一緒に背負ってる、そういう表情に見えるけども。

■白夜
なぜ「白夜」なのかなあ。進撃世界に白夜があったとしてもこの日はそうじゃないだろうから(前の日の夜に移動したわけだし)、明るい日の下にいながらにして、彼ら全員に「夜」が訪れた、っていう比喩的な意味なのかも。
英語やドイツ語だと「白夜」って「真夜中の太陽」みたいな言葉になるんですよね。それをタイトルにしたジャズとかの名曲もあるようなので、そのあたりが下敷きになっているのかも。あと思いつくとこだとドストエフスキー…は関係ないか(^^;)。
過去の進撃のサブタイで凄いなって思ったのは「役者」や「夢と呪い」ほかいっぱいありますけども、今回のこれもずっと残っていくだろうなあ。
さて「2000年後の君へ」の謎が解けるのはいつの日か。

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AOTとーく23

「進撃の巨人」84話「白夜」の感想。

★★★ネタバレです★★★

あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(万感)

もう、なんかもう、なんか。

前回もがっつり「この日が来てしまった」感があったけど、今回は今回でしみじみ、もう、みんな、あぁぁ。
全員にとって残酷で、でも誰ひとりないがしろじゃない、全員の、一人一人の物語だった…あぁぁ。

帰ってこい語彙。

★★★重ねてネタバレです★★★

いくつかの終わりが訪れた今回、その辺を中心にいっこずつ。

■モブリット
不意打ちの真実(T_T)。もうこのままフェイドアウトだと思ってたところからまさかの、彼の最期の光景が明らかになって。
彼らしい、切迫した、だけど恐ろしく自然な、彼の基本動作の中の終わり。いつだってハンジを助けてきた、当たり前に大事な仕事をしてきた、そういう「いつも通り」の彼の咄嗟の行動がハンジを生かした。辛いし悲しいし尊いし、ホントにモブリットらしい終わりだったなあと…ぜったい生き残るタイプだと思ってたけれども(T_T)。

■ハンジとミカサ
「それはアルミンにだってぇ…」泣き声の破壊力ハンパない(T_T)。
ハンジはすぐに状況を見て取って、エルヴィンを助ける方に舵を切ったけどこれは完全に大人の判断で、リヴァイも大人の判断をしたんだろうって考えてる…ようにも見えるし、その場の矛盾をぜんぶ飲み込んで「どちらかを切らなきゃいけない」に対して、ただリヴァイの選択を支持したようにも見える。ハンジが助けたかった人たちは死んでしまった、同じく大事な人を失わなきゃいけないミカサをただ抱きしめてる、のかも知れない。いつの間にかミカサの腕の外側に回ってる両腕がね(T_T)。
ただ、ハンジとエルヴィンにも長い歴史があるはずなんで、その辺もいつか描かれることを切望する(叶っても叶わなくてもついてゆく)。

■ベルトルト
目覚めて恐怖して、そこにいた友達に助けを求めて、それから全てに気づいて、絶望して、大事な人を呼んで死んでいった。
「みんな、助けて」って自然に出ちゃった台詞がしんどすぎる。アニが彼の想いを知ることはあるのかなあ…。

■エルヴィン
最後の最後で、子供だったあのときの「先生への質問」に還っていった、この「挙手」を見た瞬間の腹の底からずわあっとなった(語彙をくれ)。夢を見ているようにも、注射を拒んだようにも見える手の挙がり方、どう取ってもいいんだろうけど。エルヴィンは夢を諦めて先へ進めたことを善かったと思っていて、夢を諦めろって言われた、背中をリヴァイに押してもらったことも感謝して逝った。自分ではエゴだエゴだ思ってたけど、そうじゃない生き方をしおおせた、美しい人だったんだなあと。
お疲れさま、ゆっくり休んでください。

…って言いたいけど未練はタラッタラだよ(T_T)
「アルミン生き返る、だが瀕死のエルヴィンを背負ってなんとか一同は地下室にたどり着く」なんていうスウィートな希望はそりゃあ抱いてたよ、もちろん叶わなかったよ進撃だもの(T_T)。あーー。

■リヴァイ
ケニーを殺さなかったウーリ、注射を使わなかったケニー、リヴァイも同じところにたどり着いたのかもなあと。ホント全然うまく表現できないんですが、やっとエルヴィンを「送る」ことができるリヴァイになれたことは、悲しいけど、良かったなあと思います。
インタビューによればケニーの「おまえは何だ?」の答えはホントに言葉通り「英雄たること」だったみたいですけども、その生き方とエルヴィンは切り離せないものだったはずで。エルヴィンを100%盲信することはけっこう早い時期にしなくなってたリヴァイだけど、エルヴィンを失うことはできないし、シンプルにエルヴィンに生きて欲しいって思ってもいたんだろうなと。だけどフロックの言葉で自分の行動の意味を知っちゃった、エルヴィンの生き方の残酷な正しさも腹に落ちてしまった、アルミンの夢とエレン達の言葉も届いてしまった。
「アルミンを生かした」じゃなく「エルヴィンを逝かせた」のがリヴァイの選択だったわけで。怒りも疑問もない、ただクリアな悲しみが広がる、決着でした。

■終わりの光景
倒れたアルミンの巨人に向かって走っていくエレン、ミカサ、ジャン、最後はサシャを下ろしたコニー。生きて、生きて、新リヴァイ班(T_T)「アルミン、またな」の一言は凄かったよコニー。
エルヴィンを見下ろすリヴァイとハンジの絵が、今までで一番綺麗で切なかったです。リヴァイの選択を知ってフロックは理由を訊いたけど、ハンジは彼を見た時点で分かったんだろうなあ。首筋と瞳孔を確かめる手の優しさがまた切ない。
すこしは最後に言葉を交わせたのかなあ。無理かなあ…。

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AOTとーく22

「進撃の巨人」83話「大鉈」。

数ある想像・予想・妄想の中で一番滅入る展開のさらに斜め上きた…。

■リヴァイ
とうとう、もっともしんどいところに来てしまった。「エルヴィンに打つ」だけならまだ「うわー」で済んだけど「人類を救う方を選ぶ」ってところで突っ伏した。辛くて辛くて、その、リヴァイ以外が言ったなら、あるいは10巻くらいまでのリヴァイが言ったんだったら全然おかしくない、至極まっとうな理由。今じゃぜんぜん「人類のため」に見えないところが心底つらい。好きだ。←
連載初期は謎めいた人類最強、何考えてんかはわからないけどとにかく「強い大人」に見えていたリヴァイが、王政編からこっち、実はホントに全く普通の、力だけは最強の「子供時代を失った子供」であるんじゃないか、って思わされてきて。
自分の道をくれるエルヴィンを失えない、エルヴィンがいなきゃ進むことが出来ない。「お前の判断を信じよう」って「信頼だと思ってきたけど依存?もしかして?」みたいな兆しに対する、答えが来ちゃったのかなあと。
ケニーの「みんな何かに酔っ払ってなきゃやってられなかった」「お前はなんだ?」の答えが「エルヴィン・スミス」だったら悲しくてしょうがないなと思ってたけれども。
80話で「俺は選ぶ」って言ってくれた時に、悲しいけどリヴァイはこれで(個人として)先に進めたのかな、って思った。でもジークを殺すのをためらったところでああ、やっぱダメなんだなと。ダメっていうかリヴァイはエルヴィンを切り捨てられないし、エルヴィンの夢を一旦ぶった切った自分のことも許せないんだろうなと…。その部分が「まだ生きてる」エルヴィンを見つけてしまった時に一気に息を吹き返しちゃった。私情だって開き直ることもできない、よわよわ兵長の選択。哀しい。

■新兵君
188センチのエルヴィンをおんぶして壁の反対側からリヴァイに追いついたの偉すぎる…でも彼が屋根を登ってきた瞬間の、腹にドスンと来る感覚はものすごかったです。「ああ、追いついちゃった…」一番おそれていた展開が来た…みたいな。
この人80話あたりからコツコツ出番あったけど、70話でジャンに声かけてた104期生だよね。駐屯兵団から調査兵に志願して、マルロ同様に勝てる勝てる!って士気高く入ってきた、同じ立場の子はほぼ全滅してるんだなあ…。もうなんか君だけでも生きて帰ってくれ(T_T)。あと名前も出ますように。「名もなき兵士」の代表だけども。

■エレン
肝心かなめなところでいつも「お前が選べ」って言われてきたエレンが、この期に及んで兵長に「俺が選ぶ」って言われちゃうのがむごすぎる。

■ミカサ
ここへ来て頭痛が(T_T)。

■ジャン
本人はショックかも知れんが今回本当にカッコよかった…。この選択が凶になるとは限らない。がんばれ。
ジャンが「ハンジさんらしさ」を語るのも胸熱だよなあ。104期とハンジさんて舞台裏でけっこう交流ありそうだけど、アニメでそのあたり保管してくれたらすごい嬉しい。

■ハンジ
あああ左眼(T_T)そうでなくても裸眼じゃジャンとライナーの区別もつかないはずのハンジさん、よく雷槍撃てたな前回。このまま眼帯コースだとすると「ばーーか!」に引き続きますます誰かとリンクする(別クラスタ話題ふたたび)。
リヴァイと対比して「指揮官」「大人」っぷりが際だつハンジさん、正直リヴァイしっかりしろよってぶん殴りに来て欲しいんだけど、怪我人ばっかりだし追いついた時にはいろいろ決着が着いちゃってるかもなあ。

■ユミルの手紙
鉄のケースなのは戦闘で失われないためとも取れるけど、何かの品が入ってるのかも。ライナーが渡してくれって託すんだから、ジーク陣営が不利になるようなものじゃなく、純粋なメッセージなのかも知れないけど、何かの秘密が明らかになるのかも…かも…気になるけど半年ぐらい答えが出なそうだなまたこれ(^^;)。

■ライナー
ジークの「お前は運がよかったね」っていう台詞を私は不吉にとったんですけど(この後ライナー食われるんじゃないかとか)、純粋にベルトルトを思ってのライナーの涙と「運がよかったね」だとすると本当にこれはこれで切ない。

■アルミンとエルヴィンとベルトルト
もう、早く決着して欲しい(T_T)。
鬱予想は何パターンも思いつくけど(薬がどうかなるとかベルトルトが自決するとか(T_T)レイスが自分は巨人化できないって言ってた理由がこの辺で明らかになっちゃうんじゃないかとか…(つまり巨人化しても知性化できないとか(T_T)(T_T)(T_T))。
進撃はホント予測が当たらないし、当たったとしてもぜんぜん違う印象の物語が現れるのがいつもなんだけど、いつにも増して楽観要素が何ひとつないはやく読みたい
こんな調子であと何週間のたうちまわるんだ…(いやもうこの生活慣れましたが)

エルヴィンが地下室にたどり着けますように、
アルミンが海を見られますように
ベルトルトが救われますように。

ひとつなんか選べない。無理ですわかってます。わーん。

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AOTとーく21

実写版「進撃の巨人」後編を観てきました。

★★★ネタバレです★★★

「エンドオブザワールドってそういうことかー!」

…観る前には想像もしなかった爽快感で終われました。面白かったー!
ツッコミ度は前編より遥かに高かったですが!前編以上に!そういうの別にいいから!!!…っていう雰囲気に完全に流された。見事なり世界観、まさに固有結界…!
(さすがにこれは、ってのはあったけどそこは後述(^^;))

以下ランダム雑感。ストーリーはだいたいこう、だいたいな感じだったんで(笑)キャラ別に。

■エレン
彼の相当アレな性格については、シキシマが罵倒しまくる場面でなんか溜飲が下がった。
闇雲すぎる前編に続き今回も闇雲、だけどいい方向に突っ走ってくれたなあと。シキシマが家畜と見下す市井の人々を思い起こすシーンがよかったです。ヒアナも現れたのグッと来たなー。

■ミカサ
こんなに煮え切らない「ミカサ」がいていいもんかと思うがマフラーの「ずっと一緒だった」で全てを許すよ、もう(笑)。キュンキュン来たよ。

■シキシマ
前編で全くピンと来なかった理由がよくわかった(笑)。
相変わらずわからん→あ、そういうことか→なるほど、カッコいいかも→→→あれ?→→あれれれれ→→→→む、む、む、無計画…ッ!
どう考えてもエレンついて来ないでしょうその作戦(^^;)。「家畜の安寧・虚偽の繁栄」が許せないっていう居方は分かるけれども。
アルミンがいなくて頭も良かったらエレンはこうなってたってことかなあ…。
ラストは「さよなら銀河鉄道999」を思い出しました。強くなったな鉄郎ってやつ。古いわ。

■アルミン
爽やか組の筆頭。キャラが爽やかっていう意味だけじゃなく、こう、いい意味で全く迷いがない。このアルミンやサシャ、ハンジの清清しさでチーム・ドロドロ(主役とヒロインと人類最強)のうだうだオーラを吹っ飛ばす、後編はそーゆー映画でした(私は)。

■サシャ。
可愛い。ブレない。大活躍。素朴で健気で、めっちゃくちゃ強い。リンゴを投げてまで…!!(感動するところ)
前編でも大好きなキャラでしたが、スピンオフでさらに情が移った。もう今回サシャ可愛いサシャ可愛いサシャマジで可愛いしか言ってない(嘘です本命は次の人です)。

■ハンジ
「うほぉぉぉぉ!!!(喜)」
「通常かよつまんねー」
「問題なぁい!」
ホラ来たァ!!!!
この人にとっては作戦一ミリも変わってない。
見事なブレなさと鮮やかさでした。スカッとした…!!!!

■サンナギ
前編でも大活躍でしたが今回もめっさ強い。調査兵団の残党を全滅させた男。って書くと剣呑ですが(^^;)。
真面目な話この人が残ってたら超大型もサラッと倒せたと思う。

■ジャン
エレンを巨人化させなかったくだりにはグッと来たし、前編の格闘シーンの伏線にはうぉっと思いましたけども。この役割で死んじゃったのはあまりにも惜しいなー。生き残って欲しかった。

■ソウダさん
前編で「なんで貴方そんなに詳しいの!」だった理由が明らかに。のっけからカーッと盛り上げて散っていった。カッコよかったです。
一個だけ苦情、死に際の「エレンお前の○○○○」でその後の展開全部予想しちゃった人は多いと思うぞ(^^;)。エレン父の「上の子」発言で十分伏線になったと思うんだけどなー。

■エレン父
つよぽんみたいなひとがいると思ったらつよぽんだった。
これ結構グリシャより危ないと思った父、怖かったです。

■クバル
シキシマはバレバレでしたがこの人には素直に驚いた(笑)。なるほどー。そしてシキシマ以上に無計画。さらにエレン以上に闇雲。超大型になったら不発弾にこだわらないでもう一個穴開ければいいじゃん…(たぶん客席の心はひとつになっていた)。ある意味、一人でがんばってる感は凄かったですが。

■END OF THE WORLD
ついに壁の上(=「世界の果て」)に立つエレンとミカサ。そこには壁の外、荒れ果てた、だけど広大な土地、そして「海」が広がる。
中央の矛盾だとか巨人がこれからどうなってくとか、壁の外はどうなってるのかとか、問題も謎も山ほどある。彼らがどうやって進んでいくのか、それはその先の物語。
だからエレンの「ここからだ」っていう言葉は原作とは全く違う、ある意味同じでもあるニュアンスに響くわけで。
いろいろ残ってる、でも物語はここで終わる、その締めくくりの言葉としてすごく腑に落ちた。爽快でした。

…なので、エンディング後の「ケイカクドオリニイカナイカラ」は完全に蛇足だと思った(^^;)。もぉー。ここまで元気な中二ワールドを描ききったのに最後に何やっとんじゃ…と苦笑が止まらない(席を立つ皆さんが口々にあの台詞をまねしてるのも大層つらい)。
ここだけ記憶から消しました。ハイ忘れた。(怒ってない、もうホントに「もぉー」としか言えんかったのです(^^;))。

私も蛇足。バクマンの予告が素晴らしすぎて映画はじまる前から泣きそうになった。俺物語も然り。

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二題

連休初日。がっつり休日しました。

■反撃の狼煙
実写「進撃の巨人」のスピンオフ鑑賞。映画みたら見ようと思って楽しみにしてました。いや熱狂した!!三話は例外!!!(総括)
一話。…なんか初めてマトモな意味で原作準拠のものを目にした気がする(笑)。すごくしっかりできてた面白い!!!実写進撃の世界観の上で「ハンジ」がどう生きて何を見つけていくか。全編ワクワクもの。ビーンと意思の疎通ができたのかも…?っていう描かれ方もドキドキした。これも今となってはアリだよねえ…。
ハンジに振り回される予算管理官のイズルがすごくよかった。実写オリジナルキャラで一番好きかも。モブリットポジだけどおそらく目上のエリート、気圧されて上下逆転、でも気にしてない…みたいな居方にもツボをつつかれまくり。スピンオフのみの登場だそうですが、もっと見てみたいなあ!!
二話。サシャかわいい!!!お話も素敵!映画で「食い扶持減らすために売られた」ってサラリと言われてるのかなりツボだったんですが、そのあたりのリアルさと、サシャ自身の自然な笑顔っていう組み合わせの雰囲気がいいなあと。ハンジさんの絡み方も大層かっこいい。
三話。なんじゃこりゃ。脚本家が同じ人かどうか本気で疑って調べたけど分からなかった…いやバカ夫婦のバカっぷり自体は楽しいけどさあ、40分かける内容じゃないだろう(^^;)。ヒアナの常識とユノヒラさんのカッコよさが支えです。あと映画でのリルの暴走(文字通り)ぶりが滅法ふにおちた。

■Garden of Avalon
Fate UBWのDVD付属、奈須さんによるサイドストーリー、読みそびれてたのを一気読み。
美しかった。ばっくばくの内容でした花の魔術師…!!!レアルタのラストエピソード以来、ずっとこの人の登場を待ってたような気がする(T_T)。CV諏訪部さんって意味深にも程があったもんなあ。満を待して出てきたビジュアルが小狐丸だったのにはびっくりしましたが(笑)。サー・ケイも絵で見たいなあ、兄上の語り切なかった…。
内容はがっつりアーサー王、カムランで彼女があの「選択」をしてしまうまでがしっかり描かれる。なんでUBWの特典でアルトリアの物語なのかなあ、と思ったんですが読んでみて、ああ、これ、UBWっていうより今のFate全体にとって必要だったんだなあって思いました。セイバールートを思い起こすもよし、ZeroやExtraの円卓の騎士たちを思うもよし、おそらくFGOに繋がっていくんだろう物語を補完するもよし(マシュの楯が気になる気になる)。そしてあえてUBWと並べて読むことで、「守護者」に成り果てたアーチャーがどう思ってセイバーを見ていたかを想像したり、UBWのセイバーだって、マーリンが「いよぅし!」とする結末に辿り着けたんだよねきっと!って思って涙を流したりもできて(T_T)。
絶望と爽やかさと、恋じゃない恋の話。やっぱりFGO登場を待ち望むぜマーリン。

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AOTとーく20

実写映画「進撃の巨人」前編を観てきました。

ためらって、ためらって、何度もためらって、ありていにいって一ヶ月間、尻込みして、もうこれ見られないな終わったな、と思ってたんですが思い切って行ってよかった…!!!!

★★★ネタバレです★★★

ためらった理由:まずもちろん絶対原作と違うであろうことが怖い(笑)←で封切り後、振るように落ちてくる酷評の嵐にびびる←絶賛してる人もいるけどホラー的表現が凄そうでそれはそれで怖い。
踏み切った理由:こまごまあるけど最終的に石原さとみのインタビュー読んで「いや、いくら酷評されてても受け付けない内容だったとしてもこんなにがんばってくれたのに見ないのは(ハンジさんの)ファンとして失礼だ…!!」と思って(清水舞台じゃんぷ)

行ってみたら、もう、全然オッケー(笑)。いや、ツッコミなり怖すぎ感なりわかんないキャラ(シキシ略)なりそりゃいろいろあるけどさ!
それを補って余りある世界観!!!

「進撃の巨人」をあえて「原作」じゃなく「型」として使う潔さ。「三重の壁」はあるけどマリア、ローゼ、シーナじゃない、「モンゼン」であって「シガンシナ」じゃない、技術の進化は否定されてるけどその理由はおそらく原作とは違う、etcetc。
中でも「モンゼン」(=門前?)の描かれ方には痺れたなあ。貧しいけど活気があって、ちょっと古い時代背景において人が大勢生活していて、それがある日、だしぬけに、巨人に蹂躙される。

「原作読まないほうが楽しめる」なんてウソでしょう(^^;)。
原作を腹に落として見たほうが絶対面白いと思った、この「ねじり方」。
ソウダさんはじめオリキャラも皆さんいい味出してるし。フェンス越しにおのおのが家族と別れるシーンなんか最高だよね…。

や、拒否反応が出たのもそりゃ分かる、エレンの理由とか。ミカサの行き方とか。
でも「エレン」も「ミカサ」も「某人類最強」も踏襲してるのは「型」であって原作のキャラではないんだよな、と思います。エレンとは主人公、駆逐、猪突の結果なぜか真相に行き当たるという「型」、ミカサとは最強の能力と心の傷を抱えたヒロインという「型」…とはいえ、「アルミン(知識欲)」や「サシャ(食欲&野生)」や「ハンジ(マッドサイエンティスト)」が原作との矛盾ナッシングな分、そのあたりの説明がきかなかった感はあるかもね(^^;)。
あ、リンゴの人類最強は全然わかりませんでした(はせがわひろきさんは好きですが)。

あと脚本も、言われてるほど気にならないというか、あんな七転八倒の中でストーリーとか気にしてられっか(本音)というか、いや、車列が途中で止まった理由とか、最強の二人以外誰も立体機動使わないのはなんでだとか(A/サンナギの斧があるから)、オリジナリティに拍手しそうになった壁封じ作戦どうなったんだよとか、そりゃある、ツッコミは、思い起こせば。でも、清清しいほど気にならないんだ…なぜだ…。

やっぱ酔ったんだな、世界観に。
あー、とっとと見りゃ良かった本当に(^^;)
予備知識なしで「こんなの初めて!」を聞きたかったよ…(←その後のヨホホ笑いも含めてスタンディングの勢いでしたありがとうありがとう…)。

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AOTとーく19

進撃の巨人72話「奪還作戦の夜」

★★★ネタバレです★★★

こういう「出発前夜」の物語は大好きです…見ようによっちゃ登場人物ほぼ全員のフラグ回ですが(^^;)いや大丈夫!きっと生き残るきっと!!!

■酒盛り
作中では3ヶ月、読者から見たら数年を経てエレンとジャンが殴りあう胸熱。
もうすっかりお互いを分かった上で段取りを踏んで挑発しあう二人と、止めないミカサにグッと来た。長い時を経て、いろんなことが変わったけど、ホントみんな生きててよかったなあ。
ところでサシャはちゃんと肉を一人前食えたのか。ジャンボ呼びが原作に登場したのもけっこう衝撃。

■分隊長クラス?
前回のキース教官への厳しさはかつての憧れの裏返しだったというハンジさん可愛いのであった(笑)。「個を捨て全体に」云々は団長時代にハンジ自身が言われたことなのかな。
ここへ来て幹部風の新キャラが何人も登場してるんですが、せめて 名前くらい 出てくれることを 祈る(のっけから生還を諦めてごめん)。「新兵に肉を食わせてやる先輩」っていう絵は調査兵団的にいつか見てみたかったので嬉しかったです。みんなフレーゲルと仲いいんだな(笑)。

■リヴァイ
ケニーが死んでから自分探しが始まっちゃってる気がする兵長。よく言えば献身的に、悪く言えば何も考えずに兵士をやってきて、ここへ来てケニーの「お前は何だ?」に答えを出さなきゃいけなくなってる、ように見える(69話ラストの「お前ら」への笑顔が答えだっていう見方もあるけど)。エルヴィンの夢がかなったら、エルヴィンがいなくなったら、その後自分はどうするんだろう?っていう、自身の願いがないことの自覚っていうか。
ある意味、作中でいちばん子どもなんだよなあ。幼稚だっていうんでなく、独り立ちが早すぎて、大人を大人たらしめる余裕とか幅みたいなものが欠落している。夢を持ったり挫折したり、大人に守ってもらったり幻滅したり、そういう経験がきっと足りてない。そうなると「お前の判断を信じよう」の見え方が変わってくるよね…。
エレン達の夢に触れて彼が、エルヴィンの後は彼らに尽くそうと思ってしまったか、自分も夢を持って進もうぐらい前向きに思ってくれたか、そこはわかんないんだけど、リヴァイを救いあげるのは彼ら子ども達なんだろうなあと思います。幸せな大人になれるや否や。

■エルヴィン
リヴァイとは全く違う意味で子どもであるこの人(笑)。経験も挫折もがっつり抱えた上で「我」に開き直った大人は最強だっていう話。
己の童心すら使いこなして突っ走る団長は強さと儚さの混沌つーか(T_T)美しい。夢を叶えて、生き残って欲しいホントに。

■お見送り
そろそろ「アルミンに目覚めちゃったおじさん」の本名が知りたくなってきた程度にはフレーゲルとセットでよく出てくるよねこの人(^^;)。
リヴァイが助けた親子連れのお母さんが微笑んでるのも嬉しかったです。ベルク社のメンツが見当たらないが、特ダネ大丈夫か(笑)。
ときの声を上げるエルヴィン、5巻表紙と同じ構図で走り出すリヴァイ班、数々の忘れがたい「絵」を経て、物語はついにシガンシナへ。ライナーたちも髪伸びたなあ…ユミルはどうしたかなあ…(T_T)。

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AOTとーく18

「進撃の巨人」71話「傍観者」の感想です。

★★★ネタバレです★★★

■諌山ワールド
長距離策敵陣形の件で「悔いなき選択」と矛盾が出てきてる気がするけど、いいんじゃないかそういうの気にしないでバンバン諌山モードで過去話書いて欲しい…と自分は思います(^^;)。「悔いなき」は物語としては進撃の内だけど、原作における歴史の一部じゃないと思うので(この辺の位置づけは人それぞれですけども)。
っていうか5年前の幹部組のネタをもっとーッ!!「特別な人間」としてキースさんが誰をどう認識してたかとか、当時の雰囲気知りたいなー。

■若
イェーガー先生。思いのほか健全で、かえってさらに怖くなった(^^;)。でもエレンの空気読まない遺伝子は彼からっぽいな(笑)。猿の巨人の中の人と印象が似てますが、縁があるのかなあやっぱ。
カルラさん。普通の人だった、なんか嬉しい。そして可愛いすげー可愛い…のにエレンの女装にしか見えない(^^;)。
キースさん。「変わったな」って言いよどむリヴァイがおかしい(何かと気遣いの人になってしまった兵長)。質問コーナーでエルヴィンの整髪料の話題が出たばっかりなのでこれまた無駄にドキドキする(笑)。
ハンネスさん。20年前から飲んでる。なんでもいい登場嬉しい(T_T)。
エルヴィン。団長云々のやりとりは5年前で、長距離索敵陣形の提案はさらに前、この時点で20代ぐらいってことかなあ。マリーさん出して欲しいなあ。

■「あんたの劣等感なんかと比べるなよ」
中二根性は人生において大事ーな通過儀礼だと思いますが、責任ある大人のそれはシャレにならないという話(^^;)正直、かわいそうですが。
ハンジさん怒る怒る。リアル中二世代が大人の世界で健気にがんばってる兵団ゆえってところもあるかもですが、立場ある相手にはホント厳しいよな。リヴァイの方がどん底で生きてきた分、大人の弱さ分かってる、その辺のバランスがかなりツボ。

■伝統
調査兵団の団長のジンクスなんでしょうか「酒場の女性に惚れる&親友に取られる」。時期はもちろんずれてるでしょうが、カルラさんとマリーさんが同じ酒場だったりしたら滾るなあ(マリーさんシガンシナ区ってことはないかもですが)。次の団長も継承して欲しいところだ…けどハンジさんの場合、誰をどうしたらいいやら(笑)。

■装置の故障
「あ あ あ あ あ そうだったのーっ!」
ってなったラスト。進撃はホント油断ならないですね(褒め言葉)どこで誰が何を思ってどうしてるか、それがいつ明かされるか分からない。
カルラさんの大事な思いが伝わってエレンが救われていくといいなあ(T_T)。

映画(アニメのほう)の後編観てきました。正直エンディングで全部持っていかれて本編の記憶がほぼない(^^;)…けど序盤の壁外遠征の音楽の使い方がすごくカッコよかった。そしてアニが綺麗だった。アニが綺麗だった。
件のエンディングは「追加映像」と聞いて一番期待していたところがドンピシャで見られたので超嬉しかった。作画はもちろんカッコよかったしぱくろみさんの抑揚のつけかたとか最高だったし、これ全画面+キャプションなしで見られるんだったらDVD買う。どうなんでしょ。あの台詞で切れるっていうのがマジ痺れる。大好きな「怖いなあ」は二期待ちですが我慢するオッケー。

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AOTとーく17

進撃の巨人70話「いつか見た夢」

★★★ネタバレです★★★

18巻の締めになるのかな。穏やかな中に地鳴りが聞こえてくるような回でした。これまた先がわかんなくなってきた…。

■幹部組
エルヴィンの「夢」は壁の外の話じゃないのかなあ。ザックレーもリヴァイも知ってるっぽいけれど、「巨人の正体が人間」の時の笑顔と繋がっていくのかな。すっかり二人称が「君」になってるけどこれはモードでまた変わりそう。
リヴァイ。いろいろ落ち着いたせいか、元々そうなのか、なんだかいろいろ「心配する側」に移っちゃった印象がある。エルヴィンへの、エレンへの心のかけ方や、ヒストリアや孤児達への関わり方etc、なんかこの人だけ「大人」をやってる印象があるというか。乱暴しないとこんなに大人っぽくなっちゃうんだな兵長。成長ってのと違う、いろいろ引っ込めてる感じ。
とびきり全快パワーのハンジさん。どなたかQAコーナーで怪我の治りっぷりについて質問して下さらんか(^^;)。「復活」というより「通常運転」なあたりが果てしなく、らしいけれども(笑)。
絶好調で新兵器開発したりしてるけど結構剣呑なことになってるので、我に返ってエレンに謝るあたりにホッとする。「ごめんまた取り乱した」もそうだったけど、自分のやばさ分かってて、でも暴走して、でも反省する、こういうところが好きだなあ。

■みなさん
・「一ヵ月後」ってことでいろいろあったけど見た目上のインパクト大賞は「ジャン髪どうした」だったという。いつかまた替え玉やるのに備えてるとか。まさか。
・ヒストリア。対エレンでめでたくミカサにマークされる立場になった(笑)。そこにユミルを混ぜて混乱させて欲しい。そんな幸せな絵が見られる日が来てほしい(T_T)。
・あれからずっと芸術を追求してるんだ、ザックレーさん……。
・報道関係者がすっかり協力的に。中でもピュレとロイさんはエレンの様子も見てるとか、他のブンヤさんたちと比べて事態をちょっと深いところまで分かってる立ち位置っぽい。

■マルロはバカなの?
このコマ最高だと思います。最高だと思います(2回)。104期の性格とスキルの全てが込められてるよね…。ある意味、一番聡いのはサシャなんじゃないかと思うのはこういう時。アルミンは頭がいい、コニーは勘がいい、サシャは勘働きも野生なら頭も働くっていう(語彙が人に通じるかはさておいて)。マルロとエレンを(こういう意味の)同類だってあの時点で見極めたジャンの洞察力もまさしく。そして全部わかってるけど関心の向きがはっきりしてるミカサな。
それにつけてもヒッチ可愛い&可哀想。憲兵団に残ったことでこの先どんな働き方になるのかな…次ナイルさんと一緒に出てくるといい。

■フキッ
かくして「物語のカギを握る」長髪メガネさんついに登場。巨人展ではただ1枚、撮影禁止だったイラスト、線の細い学者風の印象、初代王に関係してるのかな?と思ってましたがやっぱり激しくハズレであった(笑)。いきなりライナー倒したよ…。
「アニちゃん助けるのは後」になっちゃったわけだけど、アニは北方にいるっていう誤情報をアルミンにつかまされてる以上、意外とライナーたちにとって「座標優先」がアニへの近道でもあるのかも知れない。それが吉なのか凶なのか、さらに誰にとっての吉凶かもわかりませんが(^^;)。絶対アニメ2期このへんで切られるよね…どうなるのーーー。
とりあえず一番印象に残ったのは「フキッ」でしたが。メガネを拭く時にハンジさんもぜひ使って欲しい。

「明日」コニーはラガコ村へ、エレン達はキース教官の元へ。またわかんなくなってきたぞ…。

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AOTとーく16

「進撃の巨人」別マガ感想つづき。

★★★ネタバレです★★★

みなさんそうみたいですが、数日経っても69話がジワジワくる。

長老との会話の時点で「やっと妹を見つけ」ていたケニーは、その後、リヴァイが生まれて育つ数年間はまったくクシェルに会っていなかったわけで。
王政の中枢を探り出してウーリ・レイスを殺そうとする、この期間は「アッカーマンに対する迫害」が続いていて、会おうにも会えなかったってことなんでしょうけど。迫害が収束に向かった、ようやくクシェルを助けに行ける、って向かった場面があれだったってことで。
妹に執着していた描写はないけど、なんだかんだケニーには「アッカーマン」を背負う意識はあったんだと思います。それがあの「ただのリヴァイ」で終わったのかなと。クシェルがリヴァイに「アッカーマン」の姓を教えなかった、危険だったからかも知れないけど、もはやクシェルにとっては名乗る価値もなかった、っていう風にケニーは受け入れて。
アッカーマンの末裔としての、自衛とか復讐とか、そういうことをやってきた自分の前半生をここで終わらせて、リヴァイには何も伝えないで、生きる技だけ教えて放り出した(自由にしてあげた)。「伝えない」ことで子孫を守ろうとした長老たちとおんなじことしてる、皮肉でも美談でもなく事実として、一族最後の頭首として、やることをやった、とも取れる。

そうして、出口のない世界で人を殺しまくり「何かに酔ってないとやってられない」袋小路の人類の代表みたいに生きたケニー・アッカーマンが、のちに人類の希望となるリヴァイを残した。一方で終わっていく世界に楽園を作ろうとしたウーリ・レイス達の思いを、レイス家の生き残りであるヒストリアが終わらせる。

進撃は「歴史」だよなあ、と思うのがこういうところ。各々、良くも悪くも自分自身の事情と思いを抱えて足掻いてるだけ、なんだけどその一つ一つが絡まって、ガラガラポンで生まれてくる「結果」が重なって、蓄積されていく。その内容の良し悪しも、受け取る側次第。人の思いはいろいろで、誰の結果をどう生かすかもその人次第。思いを繋ぐ人もいれば叩き切る人もいる、それぞれの理由や都合に優劣も嘘もないんだっていう。

実質「知りたい」っていう欲で進んできてるどっかの団長や分隊長、何も分かんない中で大事な人を助けようとして走り続ける子ども達。で、兵長はどうするの…ってところが、実はいちばん読めない(笑)。いうなれば、ここまで完全に受け身の人生だもんなあ。外敵とどう戦うか、災厄にどう対応するか、そういうことには長けてるけど、自分で何かを始める、個人の都合で動くっていうことをやってない。みんなが生き残るために異常者の役が要るんなら俺がやろうか、レベルの動機でここまで進んでる……実力がありすぎて突出しちゃってるだけで、本質ものすごくいい人、っていうか普通の人なんだよなリヴァイ。
そんな彼が、自分のルーツを知ったことで変わるや否や。あの笑顔は終わりなのか始まりなのか。その辺は次の章でってことでしょうか。

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