カテゴリー「ジキル&ハイド」の30件の記事

また逢おう

「ジキル&ハイド」書き残しシューティングラスト二題。総括っぽいことなんにもしてないけどこれでひとまずネタは終了。またなにか思い出したらそのうちに。

■「事件」の動線さまざま
書き残しツボどころいくつか。
・エマとルーシーが接近遭遇するところ。どん底のおかみさん?とネリーが話してて、そこへルーシーが手を振りながら駆け寄ろうとするルートをちょうど、ダンヴァース親子が横切っていく。ルーシー、気後れしたように一歩下がり、エマはそれにちょっと気をとられるけどすぐ前を見て進んでいく…作品では接点のない二人なんですけど、ここが唯一のジャンクションなんであった。
・…がほとんどの場合、「階段の上でアターソンがストライドに声かけて耳打ちするところ何しゃべってんだろう」に気を取られてました(笑) A)理事会メンバーが次々おそわれてるから警告してあげた。 B)今ガム踏んだぞとか教えてあげた。 いずれにしてもむしゃくしゃしたストライドは階下でぶつかった女の人が謝るのにも超愛想悪く対応する(笑)。
・プールが横切ってく絵もすごい好きでした。右往左往する大勢の人々を背景に、視界のぐっと手前を黒々と足早に過ぎていく、ちょっとシルエットっぽい姿。うっすら何かに気づいていたであろうプール、このナンバーがラストショットなんですねえ。

■ハイドと薬
結局ジキルがどういう薬を作って、どういう形で事態を解決しようとしていたのかもよくわからないんですが、劇中とても気持ちを引っ張られたのがそれに対するハイドの姿勢。ジョンが薬を持って入ってきたときに「薬か…!」とちょっとそれを待ってたみたいなオーラが出てることとか、どうやったってハイド側が飲むしか使いようのない緑の薬をジキルが作って置いといたのもどういう流れなんだろうな、とか。
原作のジキルの★以下ミもフタもない原作ネタバレです★「ハイド化して世間にも自分のプライドにも邪魔されないでスッキリした気分で悪いことしたい、でも気が済んだら普段の日常に戻りたい」な動機からすると、緑の薬を作ったりハイドがそれを飲んだりする目的ははっきりしてて。メルモちゃんの赤いキャンディー青いキャンディーじゃないけど、いわば「変身薬」と「戻る薬」をはなから用意する必要があった。…余談ですが「ふしぎなメルモ」ネタは公演中に何かで使いたいと思ったんだけど使いこなせなかった(どうでもいい)。
いっぽうミュージカル版では、ハイドは別人格として自由を謳歌しており、また殺人でも証拠残してないから外で指名手配されてるわけでもない。それだけど「薬」に対してこだわってるのは何故なのかな、と。
ハイド化した直後の右手の動きのように、ハイドの中でジキルの情熱が力を持っていたのかもしれなあとか(「戻りたい」というより「研究を続けたい」っていう衝動)。
あるいは、ハイド自身もあの時点ではけっこう追い詰められて、薬がもたらしてくれるかもしれない「終わり」にハイドなりに惹かれてたからか。殺したい人を殺した高揚も消えて(飽きて)、ルーシーとの逢瀬を重ねるうちに、結局ハイドにはヘンリーが持ってるものは手に入らない、そのどうしようもない限界に気づき始めていたのかも。…そこへやってきたジョンにヘンリーをどうしたとか敵意向けられたらそりゃ拗ねるよな(爆)。「あいつが俺を…!」をそんな風にとってみたり。
…とかそんなことをあと3ヶ月くらい考え込んでいたかった
(そんな総括)。

「全くないとは言えない状況」の再演を心から待つ。
ホント最近↑この言い草がマイブーム(笑)。

大丈夫そんなものを待つことに私たち慣れている。
いくらでもいつまででも。
と多くの作品に捧ぐ言葉を捧げつつ。

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距離と応酬(拾遺編)

「ジキル&ハイド」ラストらへん、ヘンリーとジョンのやりとりについてこまごま。
内容的に細かく、かつジョンの中の人ファンモード炸裂なんであらかじめご容赦ください。こういう重箱情報はファンサイトで「誰かネタ振ってくれたらコメントで出そう」とか思ってるうちにいつも機会を逸してしまうんだった(苦笑)。

■イフ2
一幕、ジョンが遺言状を受け取るところ。「どうしたんだ、何か問題でもあるのか」の口調とか今期最高のやわらかさで(T_T)。ちょっと前にコメントで書いたんですけど後のヘンリーのお芝居も変わってたんですよね。「どうして一週間も実験室にこもるんだ。一人でいるとイライラがたまるだけだ!」って冗談めかすジョンに振り返って「ジョン、君にはわからないんだ」と返すところ。ここで「ジョン…!」とすごく、何か言いそうになって、言いよどんで俯いて、「…君にはわからないんだ」と返す。
(石丸さんイベントで話題になったっていう話は二幕のほうなのかな?なんにしても千秋楽めっぽう顔が近かったのは理事会ストライド同様(笑))
ここのジョンは「君にはわからないんだ」でフッと笑いを消してたんだけど、ヘンリーのリズムがこうなってからは
語りかけられてからすーっ…と徐々に表情が暗くなってく感じで。
この時点でもしヘンリーがジョンに打ち明けてたらどうなったかな…少なくともルーシーは救えたかも知れないけど、理事会メンバが助かったりエマやストライドが察したりもっと話がこんがらがったかも知れない。なんにしてもビセットは連日、焦った博士だけじゃなく弁護士の襲撃に遭うんだきっと(笑)。

■友達
パーティで「こいつはー医者としてはー優秀ですがー、社交性の面では たし に」「なるほど。その二つは両立しないわけだ」のやりとり(我ながら再現性あるな(笑))。ダンヴァース卿がけっこう本気でツンツンしているせいなのか(怒ってんのかな(笑))、ヘンリーがいつものごとく真に受けてむむむっとなってるせいなのか、終盤ではこの二人を交互に見ながら「あはは、あはははは乾杯しようヘンリーみなさんカンパイしましょー!」みたいな感じでフォローモードになっていったのが楽しかったです。この手前、ストライドに絡まれてたヘンリーに声かけて「来いよ!」と腕をぐるぐるするとこも好きだった…千秋楽高速回転して、止めて、もうヘンリー来たよってあたりでもひとつぐるっと回してた、そういう勢いが(笑)。社交性のやりとりの肘うりうり→肩つかみ&指さし、のかみあわなさも好きじゃったし(もう収拾しなきゃと思うとかえっていろいろ放出モード)。
「君の研究成果もこの結婚と同じようにすばらしいものでありますように」の台詞でのヘンリーの嬉しそうな顔も好きだった。この台詞もやさしいよなあ…理事会やらパーティの噂話やら聞いてきたジョンの気持ちの流れを考えてみると。
…甘いよなあジョンは(ぽつり)。

■ぷちぷち
・近いといえば「友達なら僕の研究の重要性もわかってくれるはずだ!」んとこの距離も偉い近かった(笑)。
・マッチのやりとりって結局「おしつけあい」だったんだろか…ヘンリーは慈善的におばあさんからマッチ買ってるけど、自分はタバコ吸わないからいらない、とかはありそう(いっぽうジョンは山ほど持ってるからいらない(笑))。
・「貴重ーーーーな友達の一人なんだよ?」が実に長くて。ヘンリーの「友達なら!」もかぶせる勢いだった。このへんのやりとり終盤すごいスピード出ててワクワクしたなあ。
・いつの日かマッチ以外のバージョンも見てみたい。難しいかなあ…(某オフィシャルの元気なツィート「再演の可能性は全く無いとはいえない状況です!」を読んで当面絶望した(^^;))。
・「どん底」からの帰りに関してはツッコミたーくさん。とりあえずなんでジョンはヘンリーと合流できたのか A)ああ見えて実はネリーの部屋からヘンリーを見張っていた(そして追い出された)。 B)Drジキルが「ジョン帰るぞ!」とかそのへんのドアをだんだんノックして回った(そして追い出された)。
・「ほら・気をつけて」も好きだったー。
・「友情にかけて」って言った後の一秒がホントに好きでした(T_T)。ヘンリーの「友情にかけて」の方便としての必死さと、それを分かっててでも腹に落して言うジョンの「友情にかけて」があるから、その後に佇むヘンリーの沈黙やら眼差しやらが凄く綺麗な絵になって残ったんだったMY脳内。
・シャンパングラス渡さなくなったから肩ポンが発生したわけで。これはこれで(すいませんほぼ自分のための備忘録です(爆))。

楽しかったなあ。

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追求してみる

「ジキル&ハイド」拾遺ネタ整理してたらやりとりネタと重箱ネタとツッコミばっかりだったので開き直ってまとめ。(…べつだん今までと変わりませんでしたもうちょっとだけお付き合い下さい)
今日はツッコミ編。

クライマックスの「対決」でジキルが言う、ハイドに対する「薬で記憶を消せばおまえは消え失せる」は最後まで謎でした。観てる間は場面に夢中だからあんまり気にならないんだけど。何の記憶を消したのか。いつ思い出したのか。ルーシーの死から結婚式までを考察するとどーにもバリエーションがありすぎで。

(前提)
・結婚や仕事、日常、友人関係のことは覚えてる
・脚本の矛盾だとは思わないことにする(大前提)

A)9月13日の実験以降の出来事を全部忘れた。当初は混乱したものの「気が狂ったように仕事をしていた」テイでジョンが辻褄を合わせ、ヘンリーもそーかなと思っている。
B)薬と人格分離のことだけ忘れた。「研究のことはもやもやして思い出せない」ぐらいな感じで、おぼろげに覚えてるか、たまにハイドが出てるけどうまく隠れちゃってる。
C)なんにも忘れてないけどハイドに向かって暗示をかけたのがあの台詞。青い薬は緑の薬の強化版で、ハイドをジキルに戻す効果が永続的になったもの。

……………Aかなあ………(^^;)。
薬の研究のほうに視点を置くとCのほうが納得なんですけどね。ここまで「人格」を扱う薬を作ってたのに急に「記憶を消す」薬ができたっていうより、赤→緑→青と研究が深まって到達した、のほうがしっくりくるなあと。

たぶん初見時には大抵「薬で記憶を消せば」自体が腑に落ちてないから(「お願いだジキルのままで」でいきなり思い出したというのもかなりの急展開だし)「罪を隠したまま結婚式に至った」っていう解釈になった人が多いと思うんですよね。…自分はどうかというと最初の頃は「ハイドが消えて戻ってきた」事実しか把握してなくて別に疑問にも思わなくて(^^;)「あ、そういえば覚えてたとしたら結婚式あげるのひどいな」って思ったのは人様のレビュー読んでからやっとだったって話なのであんまり言う資格ないんですが。

いずれにしても、もしあそこでヘンリーが全てを忘れたんだったら、証拠物件満載のルーシーの部屋の後始末もその後の辻褄合わせも全部ジョンがやったことになるし(T_T)。
「記憶を消した」が事実とするとヘンリーはルーシーが殺されたことを知らないのか、知ってても「誰かに殺された」なのか、そもそもルーシーのこと自体覚えてないのか…とか考えるとまた凹むし(T_T)。
覚えてたら覚えてたで今度はヘンリーが悲惨で。結婚式を迎えるまで全部の罪を隠して抱え込んで、ハイドが今日出るか明日出るか状態で過ごしてきたってことになるし…(これだと英文スクリプトのヘンリーのジョンに対する"Set me free.(中略)We promised.Remember?"が腑に落ちるんだけど)。

なんにしても悲しいものがたり。わかってるけど。

楽日は結婚式前のジョンの独白で泣いた。
ごく薄く、おだやかに微笑みながら語る「新たな生活に、希望を抱いて」の言い方が優しくて優しくて(T_T)。
少なくともジョンの中では、ヘンリーは覚えていないんだろうなあ…。

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ジキハイ名古屋とーく2

「ジキル&ハイド」名古屋千秋楽の思い出し二題。
ほんの一週間されど一週間。ネタはぼちぼち収束の気配ですが思いは止まらなーいーイギリス行きてー。

■一割
ルーシー殺害の後、ハイドがジキルに戻るところ。ルーシーを見下ろして震えだしたヘンリーが、後ずさって体を反らす拍子にマントと帽子が後ろに落ちる。その後に落とすナイフも含めて、落ちる位置は可動式セットの床部分なので、壁がなくなるのと同時にこれらももって行かれる…というのが通常の流れなのですが。
千秋楽、落ちた帽子がベッドの脇に転がってしまい。どうなるかな?…と思ってたら、「この手で…殺した…間違いなく…」の流れでよろけたヘンリーが、その動きでごく軽く帽子を蹴ってベッドの下に放り込んだ。
あんな場面で客としては行儀が悪いんだけど「…お見事!」と思ってしまった(笑)。こういうことはよくあって。前にトークショーで玲奈ちゃんたちが絶賛してた、血糊がこぼれて結婚式のあいだずっと血溜まりができてた時もそうだけど、トラブルを認識したことすら全く自分のお芝居に入れないで、でも対処はしてる動き。9割芝居しつつ1、2割は確実な進行のために働かしてる…ってプロなら当然求められることなんでしょうけど、石丸さんはホントそのへんが綺麗で、さりげないなあと。
…それにつけても、若干のトラブルあれど、今期あのベッド(と実験室の台)はホンットいい仕事したよな…と行儀悪いついでに書き留めておく。下の人などいない(笑)。

■スケッチ
千秋楽ラストシーン。
「ぼくにはできないよ」の言い方がすごい耳に残ってます。すごく弱い言い方なんだけど、いくつかの音が消える感じ(「…くには…きないよ」とか)ではなく、全部の音をはっきり発音するんだけどただただ小さなつぶやき。小さな部屋の中で側にいる人に話しかけるくらいの、静かな調子で、子供みたいな顔で、かすかに語尾が上がる「ぼくにはできないよ…?」
ヘンリー、絶句したみたいな一瞬があった気がした。声のない会話が思いっきり流れて、「ハイド」の動きのほうが叫びより早くて、その叫びも短くて、一瞬で。
そうして一発、やっぱり間の開く二発の、最後の銃声と一緒にジョンの叫び声が響く。
ヘンリーの泣くような「エマ…エマ…」の声とエマの、静かにジョンを見上げる動線と、その時にフッ…と光が入って僅かに明るくなり、エマとヘンリーと周りの人々がぼうっと浮かび上がって、ジョンが息を飲む音が響く。
…完全に単純に「残しておきたい」モードなんでオチも考察もありませんご勘弁。あーあーあーまた逢えますようにーーーー(T_T)。

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まんがとーく(19世紀英国縛り)

「ジキル&ハイド」効果による19世紀イギリスものぷちブームにつき、主にマンガネタいくつか。

■黒博物館スプリンガルド(藤田和日郎)
時代的に50年ばかり遡るけれど英国・ロンドンを舞台にした怪奇譚。1830年代以降に跳梁したといわれる「バネ足ジャック」伝説を元にした物語。切り裂きジャックが登場するまで、英国で「ジャック」といえばこれだったそうで…ちなみに「ジャック」ってイギリスでは「なんとか太郎」くらいの意味合いで使われるんだって。
不気味かつロマンティック、かつ藤田氏お得意のこう、微笑みながら泣いちゃうような切なさ優しさもたっぷり。聞き手のキュレーターさんにシンクロしながら「それでッ!それでどうなったのでございますか~!!」とのめりこんで一気読み。
たしかこれ「からくりサーカス」が完結したぐらいのころに出た単品だったと思うけれど、あれにも通じる中世~近世ヨーロッパの昏さ不気味さ美しさをどさっと詰め込んだ一品でございました。あ、あと外伝でメスマーさんがネタになってる(笑)。

■エマ(森薫)
こっちのエマはメイドさん。大っ好きな作品です。アニメタイトルの「英國戀物語エマ」には「そうなのか?まあ、そうなのか…」と当初ポスターの前をいったりきたりした(笑)。
これも舞台は19世紀末、ラストで20世紀に入ってるくらいなのでジキハイ年代よりはちょっとだけ後なのかな。事件やら血なまぐさい話は出てきませんが、当時のイギリスの世相、習慣、貴族やジェントリの社会、社交界…なんてあたりにとてもしっくりと浸れる。
今回やたら読み返したのが外伝に出てくるアーサーの学校時代のエピソード(笑)。寄宿学校の生活や学校の先輩後輩関係、監督生の役割やクラブ活動、自然~な描写の中にもの凄い情報量で「イギリスの学生生活」が組み込まれていてナイスです。だいぶヘンリーたちの学生時代はこれで脳内イメージ補完しました(笑)。

■ジョジョの奇妙な冒険
こないだ読み返したばっかりなのに第一部がほぼジャスト1888年だって忘れてた。そういえば切り裂きジャックも登場してたっけ。ジョナサンとエリナの運命もちょっとヘンリーとエマに重なるし…DIOはエドワードで…うわあはまる。エマの未来図ってきっと第二部のエリナばあちゃんみたいな感じ。スピードワゴンはジョンというよりプールですが。
ところで贔屓役者をJOJOキャラにあてはめるとシーザーか花京院かブチャラティかウェザーリポート…方向性が全部違う(^^;)四部ならイタリア料理店のトニオさんやってほしい…いや吉良吉影ぜったい行けるけど怖すぎて想像力が発展を拒んだ。わかるひとだけ笑ってください。

■原作ネタもうちょっと
「ジキル博士とハイド氏」を読んで凄いなコレと思ったのが、あの薬は人の心を善と悪に分離するんじゃなくて、人格の中の精髄を抽出し、閉じ込め抑圧した自己を開放するものだってところ。原作のジキル博士自身も言ってるけど、混合体である複雑な人格から迷いのないスピリットを抽出した結果がジキルの場合、あのハイドだったのであって、動機とか人格とかもともとあんなにアレじゃなかったら出てくるものは天使であったかのも知れない…というあたり。
「なに、それじゃミュージカルのヘンリーの動機はお父さんのためだし『科学の発展と人類の幸福』を目指してたんだからエンジェルハイド出ちゃうじゃん天使の声ーー」とか思ってみたり、「いや、結局薬の効能は原作と同じだけど、ああ言っといてヘンリーの深層は理事会メンバーを憎む当たり前の暗さを持ってたからハイド化した…って考えてみても辻褄は合っちゃうなあ」と思ってみたり。
もう一つうわあ…と思うのが意識の話。ハイドもジキルもぜんぜんお互いの記憶やら、意識まで共有してるってところ…彼にとっては「矛盾を抱えた人間」の葛藤と「純粋で自由な魂」の快楽が切り替わるだけで、ハイド時に犯した犯罪も、その時感じたこともがっつり覚えてるっていう(^^;)。そう思って読むとアタスン氏とハイドの会話とかまたスゴイ。

あれもこれも何度も読みたすぎるー。

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ジキハイねたとーく8

まだ少し「ジキル&ハイド」。コツコツ行きます。

■ビセットの薬について。
「事件」の中の台詞で薬が揃うのは「明日の夜」。小僧さんが(小僧さん言うな)ジキルの家に届けに来たのが「4日で2人」の後つまり9月25日ごろで、ジョンに薬を頼むのは9月29日だからして、いちおうビセットの薬は26日に届いたんだけど調合した結果が失敗だったってことかな…。「大切な薬を用意してくれている」のところでは注文は済んでるのか、量が足りなくて再注文してるのか…いやなんでこんなこと気にするかというと、「薬が準備できてたかどうか」で二幕後半の時系列がまったく違ってくるからで(^^;)。ジョンが出ていって戻ってくるまで最低1日は開いてると思うんだけど…薬が用意できてたとするとジョンの2度の訪問が同じ日になっちゃって「罪な遊戯」があまりにもスピーディ(爆)。
つぶやきネタで「薬屋のカウンターで超不機嫌に薬を待つアターソン氏」という絵ができてたので、この期間がどれくらいだったんだか大層知りたいってのもあります。まあ永遠の謎ですけれど。

■距離と応酬3
終盤の「どん底」はヘンリーが逆襲に転じた感じで(笑)。
「君がボランティアにならないように」のやりとりでは、けっこうはっきりジョンに怒るようになり(それをジョンは軽ーくいなす、あるいはテキトーーーにそらす)。
そこへ乾杯、不味い、なんだこれ!…っていうところ、ジョンがヘンリーのマグに自分のマグ傾けて注いじゃうのに対して前楽で「(ヘンリーが!!)注ぎ返す」っていう新ワザが出たわけですが、千秋楽はもうお互いマグの底まで空ける勢いでした「ざざー」「ざざー」…東京で初めてジョンがこれやったころはヘンリーはもうショーに気を取られてて気がつかなかったんですが、その後「気づく」→「しょうがないな的リアクション」→「阻止」(笑)→「反撃」とアグレッシブに進化してったんだった(こうして見ると東京出てからいろいろあったなあ(笑))。
千秋楽、振り向いてルーシーを見上げる寸前のヘンリーの顔がちょっと笑ってて、最後のクララをありがとうって感じでした(いま幹二って出た(爆))。
あと「イチコロばかり」でこしょこしょ話しかけるジョンに「お前がな」的なリアクション返してジョンがぶすーっとする、という珍しい絵もみれたし。
「仕掛ける」「やり返す」が極めてナチュラル。本当になんで終わっちゃったこの公演(T_T)。

■リンク台詞シューティング2
ハイドの「本題に入っていただけますでしょうか」は理事会でストライドに言われた台詞を根に持って…っていう話で、こういうとこハイドらしくて(笑)大好きなんですけれど。ほかにキーになりそうな嫌味台詞いっぱいあんのになんでこれなんだろう、と前から思ってて。英文のほう調べてみたらば「ALL THOSE OPPOSED,“NAY.”」…つまり理事会のラストで全員"No!"で「否決されました」っていう台詞のほうがここのハイドの決め台詞に使われてるっぽいですね。前にも書いたけどスクリプトけっこう種類あるので、これだけとは限らないのですけど。
それにしても階段手すりの畠中さんの大旋回すごいなーってのと、ビール瓶パシッと左手に持ち替えてにぎりこむ石丸さん怖カッコいい。…いずれもK吾さん本編では一度も見れてないんだなあここ、考えてみると(笑)。

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ジキハイねたとーく7

「ジキル&ハイド」名古屋ネタ思い出しネタこまごま。

■運命の車輪的な
四階席から見てあれっと思ったのが実験室のファンの使い方。遠くて正面なので「時が来た」とか回るファンとシルエットがすごいカッコいいんですけれど、あれ二幕であんなにずっと回ってましたっけ…。エマが歌う間、ずっとゆっくり回ってて、その後ジョンが来てのやりとりの間も回ってて、ジョンが去り際に「ヘンリー」と呼びかけたタイミングで止まる。へぇー…と思ったけど何で今まで気がつかなかったかな。
「苦悩2」で後退するときに高速回転してたのもすごかったです。

■あと普通に重いよね。
前の日に上の方の席で観た方に聞いたんですが、上から見ると確かにヘンリーの薬とファイルの持ち方カワイイな!こうファイルの上に薬の箱を置いて持つんだけど、両手の親指とひとさしゆびをピンと張って箱を落とさないように押さえるっていう…行きも帰りも…何かもっと楽に持ってもらえないものか…大楽過ぎてからなんですが(^^;)。

■れふとはんどおぶざだーくねす
一幕、ヘンリーの家でプールが「異常なこと」について話すところ。旦那様とは違う人物が、座って書き物をしていた…というくだり。さりげに「書き物」のジェスチャーで左手使ってるところが花王さん芸が細かいなーと思いました。…やっぱりあの遺言状は(左利きの)ハイドが書いたってことなんだろうか?原作はともかくミュージカルの設定だとジキルが書いたんじゃない、っていうのはまあまあ納得なんですけど、どっちにしてもヘンリーがジョンに強く頼むニュアンスがちょっと腑に落ちない。一幕後半の不安定なヘンリーの挙動ってことなんでしょうけれど。
それにつけても「奇妙な声でしたー」の両手で口を押さえるプール本気で可愛いよね(みんなのツボ)。

■公演中ガマンしてたんだけど
魔法の呪文「偽善者め」を3回唱えるとパルプンテ効果、と、ある日の司教殺害場面で思いついて(最低)以降また「魔法少女じきる☆ハイド」ネタが脳内で再燃して(再燃てそこまで発展させた覚えはない)たまーに、ごくたまーーーにですが本気で次回予告とか考えてました…親友とヒロインと敵役大勢そろってるんだぜ何でも成立する(笑)。ライバル魔法少女ポジは当然サイモンさんで(見えた)。

■リンク台詞シューティング
実験直前にヘンリーが日記に、実験は単独で開始し単独で終了させる…って書くところ、顔をあげてちょっと嬉しそうな顔で言う「誰にも秘密だ」と、二幕でハイドがジョンにニヤニヤしながら言う「誰にも秘密だぞ」をリンクさせんのが最近のお気に入り解釈です(笑)。いうなればジョンはあそこで秘密にいれてもらえる。実験も解決も「ひとりで」っていうことにずっとこだわってきたヘンリーが内心もうダメだって思ったのか、ハイドが好んで秘密を壊したのか、もっと単純な気紛れか…銃を向けられたハイドの悪戯くさい「いいだろう」の笑いの根底にはいろいろ流れてるのかも。

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がんばった人たち(名古屋編)

名古屋にて「ジキル&ハイド」大千秋楽を観て参りました。

カーテンコールで石丸さん「熟成しきったチーズ」って言ってたけど、自分としてはフレッシュな意味で面白かったなあ(^^)。
お芝居・歌・音・客席、それぞれすっごい新鮮に楽しむことができた千秋楽でした。

今日は四階席。いろいろまめつぶでしたが送風機の回転と影がすごいカッコよくて、仮面も事件もどん底もガン見できて悔いなし。
昨日もチラッと書きましたが隅々までとっても音のいいこの劇場、山田さんブログによればアレンジの変更もあったそうですけど本っ当に音響に恵まれたっていうか…美しかったー。「時が来た」や大好きな「苦悩2」のラストとかももちろんですが、リアルに鳥肌立ったのが「対決」。コーラス凄い、物凄い!四階正面、つまりは舞台の「対面」なせいかも知れないけど、中央で相克するジキル&ハイド、そして後ろの父さん、彼らを中心とした、あのものすごい広い「面」全体から襲ってくるオーケストラと、アーアー、アーアーの大合唱の響きの凄さったら。いやあ贅沢した…。
あと「また会おう、ジキル!」のハイドが今期最高にカッコ良かったです(笑)。

最後のカーテンコールはヘンリーからのハグたくさん(^^)。まず上手側のダンヴァース卿と握手してハグ、その後となりのプールと右手で握手して、左手で背中をポンポン(この絵が良くてねえ(T_T))、で下手側の満面笑顔のジョンとひゃっほうあははーって感じで抱き合って(あっちにも書いたが絶対ヘンリーのコサージュぺちゃんこだと思う)、その向こうのストライドと、さて…と思ったらハグ行った(笑)畠中さんのおぉぉ?顔と客席のどよめきが楽しかったです。ちょっと補足しきれなかったけどその後ストライドがチッ!みたいなリアクション取ってたのかな?めぐみさんが大笑いしてた&客席の爆笑がわき上がってました。
あ、これは今日だけじゃないけど二回目カテコで定番になってる上手からエマ、下手からヘンリーが小走りで近寄って両手をちゃちゃっと握り合うのとても可愛い。
最後の挨拶では石丸さんがロングセンテンスでちゃんとした挨拶をして(書けや内容を)、最後に、舞台でいちばん好きな言葉で締めます、と。
(後方のキャストに)「…わかってますね?」
(後方のくるくるした人とかがしっかり頷く)
(全員コブシを構えて)
(せーの)


「「「「自由だー!!!!」」」」

…終演後、バルスな勢いでツイートが上がってましたねこれ(笑)。なんせ四階なんで舞台全体に散らばったキャストが全員で拳を振り上げる様子がお花畑のようで…形容はどうかと思いますが笑顔でいっぱいの人たち、ひっろい劇場いっぱいに幸福を振りまいて終わりました。…余談ですがくるくるの人がかき上げた前髪が上がりきってて珍しくカテコでずっと両目が見えた。いい笑顔だったなあ…。

楽ネタ他ネタ、書きたいこといぃぃっぱいあるので少し続きます。
(いつ書けるかわかんないけど最後の「できないよ」だけでもうね(T_T))

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ジキハイ名古屋とーく

「ジキル&ハイド」名古屋公演を観てきました。
名古屋は今日の昼・明日の昼の二回のみ。いよいよラスト見えてきました…いつも前楽が永遠に続けばいいと思う。そうもいくまい(T_T)。

愛知芸術劇場・大ホール、昨年の「CLUB SEVEN 7'th STAGE」の大楽がここだったんですが、当時も「アン・デア・ウィーンを巨大にしたような」とか書いた気がするけど客席が広い、そして高い!!三方にびっしり、5階席まであるバルコニーは下から見上げるととっても豪華で、舞台側からはまたさぞ綺麗だろう…と思いました。あっちに座ってこっち側で芝居やってほしい。ボックス席を縦横無尽に使って"I'm HERE!"とかやったら楽しかろう…キャスト各1名ボックス使って42ndのマンションみたいな歌をやるとか。
座席は前方、下手どんつき。下手側の壁が全く見えなかったので最初どうかなと思ったんですが、見切れはほとんどなくて。そして壁席なのに音がすっごくいい。さすがオペラやる劇場これ凄いわ。(いろんな目に逢ってきたなあ、音響に関しては………(今回も何かあった気がするけど記憶を封印する))。

■女子力三題
みんなそれぞれ強く正しく美しく(T_T)。
エマが強い強い強い。「ヘンリー、良かったわ来てくださって」のギリギリぶりがツボ(笑)。本気で怒ったらあの口調でブリザード吹かせられるんだろうけど、そこまではいかない、でも皮肉は消さない、その絶妙なバランスっていうんですか、よくヘンリー笑ってられんなあそこで(ヘンリーのことだから)。
ルーシーが可愛い可愛い可愛い。「考えてる暇はない、すぐにここを出るんだ!」でジョンが肩を掴むのに悲鳴を上げるところ、びくっと引き下がったジョンに「…ごめんなさい…」ってジェスチャー、時には言葉を返すところ。今日はジョンの手をぎゅっと掴んで心を伝える感じで。なので「…では、すぐにここを出るんだ」でジョンのほうもすごい心動かされてる感じだった。そのまま連れてっちゃえよー(T_T)。
プールが愛らし(以下略)。「元気だったころの父を覚えているか」で暖炉をかきまぜながら固まる。でふるふるしながら「あんな立派な方は…」のセリフ。思い出がいっぱいあるんだろうなあ。そのあと「お休みなさいませ」で去っていく間、旦那様のことを思い出してるのか、しきりに頭を振る様子……ジョンの「すぐに寝かせてくれ」はどーなった、っていつも思いつつ、いつも可愛いので許すそんな日々。

■距離と応酬2
「気をつけろよー君がボランティアにならないように」がホラーモードになってる。ヘンリーに話が違うじゃないか的に文句言われてもう一回「ボランティアで」ってホラー出しながら言ってる。どういうニュアンスですかアターソンさん。(こういう謎はたいてい謎のまま終わる。いいんだけど知ーりーたー、いーーーー(曲終わり))。
で乾杯してぷはっとかぶへっとかやりつつジョンがいつも以上にザザーっとヘンリーのマグに自分のビールを注ぐ。
ヘンリー注ぎ返す
…ああ惜しい。ホントに惜しい。なんで明日で終わっちゃうかなあせっかくここまで育ってきたのに(何が)。

■ぷちぷちぷちぷちぷちぷち(ほぼジョンネタ)
以下、座席ネタこまごま。すいません大楽目の前なんでいろいろタガが外れます。
・ジョンの語りがちょうど正面。冒頭は背後にライトが入ってから始まるのでまずシルエットが浮き出る。凄い綺麗だった…。病院でのやりとり、パパを見やってから退場するんだなあ。
・「嘘の仮面」でKENTAROさんとぶつかるところ、わざとぶつかりに行ってしらばっくれる芝居になってたかっけー。
・「正しいのなら進むしかない」でヘンリーを覗き込む顔が好き。とにかくこの辺は前髪とその影のせいで下手からすらわずかしか見えない(そこがいいんだけどさ)漫画で言えば柴田昌弘風、顔の上半分ベタ入ってる状態ですよジョン見えないよジョン。
・柴田昌弘といえばKENTAROさんの木こりの時の髪型がなんとなく前髪が(ごめんなさい)(あと木こりじゃないから)
・婚約パーティでエマとうきうきトークしてるところへサベージに誘われた瞬間のすんごい微妙な表情に笑った。
・花火の後、ダンヴァース卿とヘンリーの間に心配してるもじゃもじゃが見える(^^;)こりゃ珍しい。…その手前の「しかし私は自分の!」でジョンの笑顔がサッと消えるところ大好きなんだけどここは見えず。まさかのヘンリーかぶり。
・「おやすみ、気をつけて」で別れて帰る直前、戸口のあたりからヘンリーのほうを振り返るジョンの表情。あからさまに心配そうってわけじゃない、かといって気楽にしてはいない、静かな顔で二回まばたきして、そっと出ていく。もうここせつなくてねー(T_T)。
・行動に異常ナシの手前のヘンリーが吹き出したりズボンたたいたりとかするとこで、ちょうどまっすぐにこっち指差して笑われた。何がおかしいんだヘンリー。
・「どうしたんだ」で手を掴むところ。「どうしたんだ?」の言い方が凄い優しくて、その分手を掴む動きの鋭さとの対照にグッと来たり。
・「ジョン僕の弁護士じゃないか!」の後に服を直してあげるとき、まず両肩をちゃんちゃんとしてそのあと襟を正すところが可愛くて仕方がない(ごめんよいつもこんなこと考えてて)。
・「僕は君を信じてる、友情にかけて」の後のヘンリー。今日は言葉に出すほどじゃないんだけど、口の形だけで何かを繰り返してる感じでした。
・カウンターにもたれて座り込んでるハイドの表情も見えた。けっこうジョンの動きに反応してるんだなあ。
・まさか今更見られると思わなかった薬飲んだ後の「ジョン…!」の表情が見えた。満足したー。
・「エマに手を出すな!」でジョンに振り返るハイドの微笑。すごい爽やかな笑いにうわあ。ここでも何かつぶやくようだった。ホント下手は情報量が多いわ…。
・エマの首を絞めるハイドの表情が崩れるのと同時に、ピンと張った腕が緩んで照準が外れる。ずっとそのままなのが、二回目の「俺を自由にしてくれ!」で思い切り突っ張る。背中でもいろんなこと伝わる。
・1発撃って、次に2発パンパンと撃つところ、いつものパンパンより若干、間隔が開いてパン!パン!…て感じで。もう表情は分からないけど「確実に」送ったように見えた。凄い冷静なものが流れてるのかも知れない。
・エマの表情、たぶんしっかり見られるのは今日が最後。今日の顔を最後まで残しておこう…。(音声系トラブル2件は歯を食いしばって忘れる)
・背中しか見えない人の涙のしずくがぼたっと。

■エア紙ふぶきが見える。
オケ終わりの後、もう一度のカ―テンコールにて。
石丸さんが出てきてあいさつ。
…おいで?というように呼びかけて下手から玲奈ちゃんとめぐみさんが連れ立って出てきて、あいさつ。
…呼ぼうね?みたいな感じで他キャストがin。
でルーシーの前から覗き込むようにK吾さんに笑いかける石丸さん、乗り出して握手してハグ(^^)。
そのまんま畠中さんと…握手(笑)、反対側の中嶋さんと握手、花王さんと握手、
オケもう一回呼び込んでわー………。
なんか気持が千秋楽モードに入ってしまった(笑)。

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ジキハイねたとーく6

「ジキル&ハイド」大楽カウントダウンも大詰め(T_T)。
とっとと消化してかないと書ききれない(^^;)。

■畠中ストライド
「ホントはいい人なんだろう」を初日からツユとも疑えないのは畠中効果でしょうか…いいよね別に「ストライドはヘンリーが嫌いなだけ」でもキャラおかしくないよね(主張)(まあ事件で女の人とぶつかった時の嫌な態度とか日常なんでしょうが)。
「ジョンとエマはもともと友達ないし親戚で、最初はジョンがエマをヘンリーに紹介したんじゃないか」という説に私も賛成なんですが、なんとなくエマと一番古い知り合いはストライドかもなあ、という気もしてます。「一人だちしたのよサイモン、あなたに向いていないわ」に歴史を感じる。もともと許婚だったとかありうる。いろんな想像が沸くなー。
結婚式のジョンとストライドのやりとりがなんか、和解したみたいにいい雰囲気に見えたこともありました。「女々しい奴だなストライド。いい加減、エマをあきらめたらどうだ?」の言い方がごく軽いからかいのようで、ここのストライドのニヤリ笑いに陰湿なものが感じられなくてこれはこれでアリかもなーと思ったり。
ところで結婚式のヘンリーのスピーチの間、ストライドの内心がだだ漏れで楽しい(きっと全ての台詞にフルツッコミ(笑))上手で両手にシャンパングラス持ってヒジ張ったジョンのうきうきぶりと見事な左右対称。(そう言えば執事がいなくなってここのシャンパングラスもなくなったんだった)

■「ヘンリー!ジョンだ!」
二幕の↑この台詞でジョンがだかだか実験室に入ってくるところ、これってたぶん自宅?で手紙を開けて逆上してヘンリーの家にすっ飛んできて、一幕に出てきた暖炉の部屋あたりから叫んでるわけですよね…いろいろ勝手に開けて突っ込んできたんだろうけど、あの寝椅子あたりにコートだのステッキだの投げ捨ててきたんだろうか、やっぱり(^^;)。
プールがいたら片付けてくれただろうけど(その前にアターソン様を止めるか(^^;))、薬をジョンに頼むわけだからもういないんですよねやっぱり。切ないな…それともお父さんの病院かなあ…。

■イフ
あそこでああしたら、こうしてれば…なタラレバがいっぱい発生する「ジキル&ハイド」。普段Fateとか月姫とか可能性分岐のストーリー(ギャルゲーともいう)読んでると「ここでシナリオが分岐して、ルーシーを助けられるルートとか、ストライドと共闘できるルートとかにも進めたらいいのにな」…とか時々妄想します(笑)。
本編を「エマルート」とすると(笑)、ほかにも、「どん底」から帰らなければ入れる「ルーシールート」とか、遺言状時点で全てを打ち明けると入れる「ジョンルート」とか、理事会で説得に成功すると入れる「ストライドルート」とかあるんだ(笑)。
ルートによって実験の結果や事件の推移や、生還する人が違ったりするマルチエンディング…なんか普通のゲームでありそうだな(^^;)。父さんが全快したり。ハイドの性格が変わったり(薬の効果が原作準拠ならミュージカル版のヘンリーさんマジ天使になってしまうとさっき気づいた)。変なフラグ立てるとパーティでお酒の代わりに蛍光ピンクの液体が配られ全員ハイド化するバッドエンドとかどうですか(大して黒くない(笑))。
…ちなみにジョンルートのラストを考えたら今以上に悲しい話になって勝手に泣いた(ジョン以外全員助かりそう(T_T)なんとなく)。きっとエマが最重要レアアイテム「私にしかできないこと」を見つけると唯一のハッピーエンド・エマルートTrueエンディングに辿りつけるんだ。もう何の話だ。

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