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1789らんだむとーく2018-7

「1789」博多終了。
(って書いてから旅行やらなんやらで半月すぎてしまいましたが)つけたしいくつか。

最近の感想はTwitter中心でしたので、何年後かに見たくなった時に備えてまとめへのリンクを張っておく。多い。

4月5月(東京中心)

6月(大阪中心)

7月(博多中心)

あらためて、発見が多かった4ヶ月でした。
再演ものは何でもそうだけど、「ここまで来なきゃわからなかったなあ」と思う発見やその人ごとの進化もあり、「あ、あれはあの時点で終わっていたんだな」という過去のある瞬間の煌めきとか、まあ喪失したものへの名残もあり。

この作品には初演で課題を感じた部分がいくつもあって、再演が決まったときは正直、どうなるかな…と思ったんだけど。フタ開けてみたら「課題」(主に脚本上の)はほぼ全く直ってなくて、なのに「革命モノ」としてはドカンと昇華して、結果むっちゃくちゃ楽しかったっていう。半端なテコ入れで大事なモノを失ったなと感じた「レディ・ベス」とは真逆の結果だったなと思います(淡々)。

自分はもともとキャストのファンとして観劇に臨んでるから、贔屓の頑張りどころを知ろうとして観察も深読みもしまくる。その過程で「他の人も面白ければ嬉しいな」と思ってた人達に引き込まれてゆき、気が付くと箱推しになっている…というのが幸福なパターン。「1789」は本当にそれだった。
役者さん、若者もシニアも、一人一人が自分のやることをとことんやって、ぶつかりあって、結果、いくつもの物語が生まれてった。関係者の皆さんも細かい改善を丁寧に入れていったであろう結果、お話全体が綺麗に流れるようになった。各劇場も違うスタイルで盛り上げてくれて(油断しない帝劇・エポックメイキング新歌舞伎座・愛してるぜ博多座)、観劇っていう体験全体に酔いまくれた。

こういうの、特に再演の「ヴァンパイア」で感じた勢いに似てる。初演っきりで取り戻せないものは戻せない、でも作品の「よさ」を丁寧に伸ばして、制約の中でもやれることを全部やった、そういう仕事のお陰で「うぉぉ、再演になってよかったなあ!!」ってお客として思えたことがホントに嬉しかった。

最後に、作品で描かれた恋人たちについていくつか。

個人的MVPはやっぱ三浦君と花岡嬢。このセットは崩せない(笑)。
古川ロベスピエールが作りあげた動線を活かしながら、違う風を吹かせてくれた。政治家としてのありかた、思想の見え方、ロナンの存在に対する居方、恋人との時間のありかた。
彼女ウォッチも散々したさ…ロベピーがいる空間ではまず彼の居場所を目で確認するor追うんだよ…女友達をかばったり、革命に対する思いを表現したり、一人の市民としてやるべきことをやりながら、彼への思いをまんまパワーに変えて燃やし尽くす。
無限にときめきをありがとう。名前があるのは知ってるけど、個人的には名前を呼ばない「彼女」「ロベスピエールの恋人」としてずっと覚えておきたい。

デムーランとリュシルも好きだった。サイラ前半、お互い違うことやってて、フッ…っていう瞬間にお互いを見つけて、なんとなく見つめ合って、自然に一緒になる。あの流れに彼らの時間がどうだったか、これからの日々がどう流れていくかも凝縮されてる感じ。

ダントンとソレーヌはまたなんか違う形の二人だな。
わたしゃパン屋のくだりのダントンの態度に未だに釈然としないので(苦笑)、ソレーヌを受け止める男に成長していく途上だと思ってたりする(なのでカテコの投げキスとか、ここぞという時だけ返すソレーヌがたいそうしっくりくる)。最後のほう、サイラ前半でソレーヌがポンポン言ってダントンがお、おう…ってなってる絵とか好きでした。

両ロナン両オランプでのドラマは今期、深まったり変わったり、いろいろなことがあったなあ。小池&夢咲、加藤&沙也加っていう、初演では感じなかった組み合わせの面白さも発見でした。

ポテンシャル最強だけど持たざる者として生きてきた小池ロナン。あがいてるようで人格は完成してて、自分という「個」が革命で成せることを見つけていく物語だったように思えました。革命にも恋にも、本質的には迷ってない。そういう眩しさ。
ガタイも大きく頭もいい、高スペックゆえに中身がスキだらけのまま大人になっちまった加藤ロナン。革命の兄弟たちとの出会いに有頂天になって、それゆえに自分の理想と疑惑でズタズタになっていく、危うさと気高さ。
さやかオランプはド器用なとこを前面に出すっていう不器用(高度だ(笑))、ねねオランプは根っからの不器用、っていう見え方で、それぞれロナンに対してどう反応していくか本当に面白かったです。
さんざん書いたけどそれぞれ、対アルトワがほんっと面白くてな!!!

それでもあえて、いちばんときめいたペアを挙げろと言われたら凰稀夢咲が至高(台無し)

半分冗談はおいといて(笑) また振り返ることはあると思いますが、ひとまずこれにて。

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