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1789らんだむとーく2018-5

「1789」大阪こまごま。
トークショーネタはつぶやきでドカドカと書いたので本編ネタ。

■苦しみの報い
大阪初日ごろのロベスピエールは、ラストのいわゆる「闇落ち」のニュアンスがなくて、ただ悲しそうで。ロナンが死んでしまってひたすら、悲しみだけが深まっていく印象でした。これはこれで好きだった。
とか言いながら14日に「(白目ギラリ覚醒)シトワイヤン!!!」が炸裂したのを観たときにはキタコレと思ってしまった(笑)。好きなんだよなあ、これ…。実際は彼の中では違いはないのかもですが。
どっちにしてもロベスピエールがロナンを失ってしまった悲しみは、このお話のラストに残される「歴史」に繋がっていく光景だなあと思います。
ロナンのソロパート
「ひとはいつの日か、たどり着くだろう、愛と平和に満ちた」
ここでは静かな表情
「輝く世界…」
ここで決壊、というのはソレーヌ、オランプ、ロベスピエールに共通した表情の抑揚で、これがホント大好きなんですが、
大阪Ver.だと「輝く世界…」で中央に集まる動きがあるからこの呼吸は位置的になくなったな、と初日に思ってて。
それが14日、
移動の動線で後方に退くロベスピエールが、その動線の中の「輝く世界…」でちょうど後方、上で歌っているロナンを見上げる。
こ の 絵 が ね。
キャストが全員集まりつつある、みんな基本前方を向いている、中でもロナンは本当に遠い未来を見はるかすような笑顔で前を向いている、そのロナンをただ一人見上げているロベスピエール。
すごくない?
で、「いつの日か」で振り向いた時にはダラッダラに崩れた表情で、泣き叫ぶように「歴史の!波間に!」っていう歌に入っていく。
美しいものを見た…。
(私は吉野ファンです)(リマインド)

■立役者
上手から見て改めてカッコいいなあと思ったのがリュシル。初演の頃と比べてカミーユの直情傾向(婉曲表現)が強まったぶん、リュシルの落ち着きから来る「あ、この人ががんばってるからデムーランはあのキャラを通せるんだな」感も強まった気がする(笑)。
緑の葉っぱの歌の終盤で、革命家男子が4人まとまって上手の前方で決めるポーズがあるんですが、それを上手側から見ると、その男性陣の後ろに並ぶ人々の先頭に立って、誇らしげな笑顔を浮かべてるのがリュシルで。あ、これは象徴的な絵だな、と思ったりした。ソレーヌとは戦い方は異なるけど、同じくらいパワーを持ってる。バスティーユの振付で初演の頃から感じてた印象。
サイラモナムールもいいんだよなあ…他のカップルは多かれ少なかれ「戦う男」「守る男」と「待つ女」「見送る女」っていう構図に見えることが多いし、そのことに否やはないんだけど、そんな中でデムーランとリュシルが(それなりの身長差をもちながらなお)「並んで立つ」同胞っぽい見え方なのがグッと来る。最後の最後まで、こういう二人だったんだろうなあ、っていつも想像します。

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コメント

片帆様

大阪、行って参りました。
個人的には、東京千秋楽から、約1カ月ぶりの革命でした。
舞台の構造上、変わった点も、噂で聞くのと実際に拝見するのでは、いろいろと、ライブ感が違いました。

全体的には、シトワイヤンは、より、シトワイヤンに(笑)王党派は、より、王党派にと感じました。

最近、殿下がトランプをキャッチできないとの噂でしたが、見事、掴めたのが拝見できて、ぷち「お得感」がありました。

投稿: ジジ☆ | 2018/06/20 18:57

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