« うらすさび7 | トップページ | うらすさび9 »

うらすさび8

「戯伝写楽」久留米こまごま。

■十返舎一九まだまだ若い
「あれをごらん・栗山与七・お江戸一番のイケメンさー
 こっちも来た・東山与七・これも一番と評判さー」
てな語呂合わせを考え続けたが字余りを抜けられない。
そんなわけで2週間ぶりに観た栗山与七、めっちゃ良かった。めっっっっちゃ良かった(二回言う)。
いや私、うっすいなりに東山ウォッチャーでもありますが、与七はホントダブルキャストだったことでお芝居全体が面白くなったなと思う。
それぞれの与七の味や十さんとの関係の見え方については前に書きましたけども、ひさびさに観るとあの、まっすぐさのインパクト凄い。
しょっぱなの言い合いでの十さんの「この青二才!」の一言がスパッと決まった。青二才。そうまだ世に出てない青二才。

■アフタートーク
組み合わせがピーキーだったと思う(総括)。面白かったけど!
・東山君(MC/東京との違いを意識して真面目にやっている)
・小西君(上手から吉野・さとしさん・しょこたんという濃さを意識して備えている)
・しょこたん(しょこたんオーラ)
・さとしさん(座長オーラ)
・吉野さん(東山見守りモード)(かの人の「見守る」顔は大層怖いです)
いや、ファンは最高に面白いけど、初見率高い公演であのタイトロープは何事かと思われたんじゃないかな(^^;)。
あんまりにも男子全員がMCに対して塩だから、しまいにかわいそうになったらしい小西君がヨシ君にフォローしようとして「写楽が大好きだよね」と振ったのは好感度高かった。いっぽう歌麿の台詞噛んじゃった話がひとくさりネタになっていたのはかわいそうだった…。が、当初「すいませんでした」と本気の反省モードだった小西君が最終的に「すいませんでしたァ!」とガチモード(ネタ)になったので、全体として男性陣の作戦だったのかも知れない(世界一周するぐらい遠回りのフォロー)。
そんな中しょこたんの聖子様コールがトーク全体を綺麗にコーティングしてました。(しめくくりはさとしさん熱唱のホールドミー)

■いろいろあった
久留米二日目、「八立か!おもしろいモン持ってるな」からの一連。おせいちゃんが紙と八立を取り出して十さんの顔を描く…という場面。
まあ、事象をありていに言うと、八立と紙がない(^^;)。
1)パントマイムで行く判断→手早く絵を描く仕草をして、十さんに「これ」と見せるおせいちゃん。
2)それを受け取らざるを得ない十さん(カテコにて「さっさと渡すから!その後ぜんぶマイムですよ!!」)
3)「すげえ!大胆な絵や!」からエア絵を受け取って空に掲げたりして喜ぶ栗山与七(まぶしい)
初見なら多少クエスチョンありつつ「こういうシーンなのかなー」で成立してたと思う。

■いろいろあった2
浮雲の心中のことを聞いておせい飛び出す、十さん追う、与七が一人ごちる、その後ろでセットが転換して磔台が現れる、というタイミング。
その前の場面でおせいがぐちゃぐちゃにした紙が一枚、床に落ちてまして。それ自体はよくあることなんだけど、転換のついでにそれを片づけようとしてちょっとセットが引っかかったりしたらしく、かなり時間がかかってて。そのせいかは分からないんだけど、
浮雲さんが自ら命を絶つ場面で、匕首かかんざしかわからないんだけど刃物を髪から出すところ、手前の死角になってるところからザッ!と取り出して刺す動きでした。たぶんセットのトラブルから段取り変わったんだろうなと。結果、とっさの動きがまたすごくドキッとする流れになってて、絵的にかなり見事だった。びっくりした。

■いろいろあった3
東京初日以来のハプニング(たぶん)、見事にすっ飛んだラストシーンの飛び出しナイフ(笑)。いや、よく飛んだ…。客席に落ちたわりに十さん、すぐに手に持ってたとこみると最前列の人が渡してくれたんだろうな。カテコでも繰り返し前列の人に頭を下げていた(笑)。「バネが元気だった」とおっしゃってましたが、二階席ひとりじめしていた東山君、トークショーの時に東京初日のことを聞いて大笑いしてたけど、今回観れてたかなあ。

■千秋楽カーテンコール
つぶやきで書いちゃいましたが、けっこう楽しかった前の日のトークイベントが吹っ飛ぶ勢いの濃さだった…威力あったなあいろいろ。

|

« うらすさび7 | トップページ | うらすさび9 »

観劇」カテゴリの記事

コメント

片帆様

久留米、いろいろ、盛りだくさんでしたね。
トークショーは、楽しすぎで困りましたが(苦笑)、しょこたんの「私、遠くから来たよっていう方」に、けっこうな数の手が挙がったのにも、驚きと感動が(笑)(って、私もその中の一人でしたが)

日曜日は、福岡(&久留米)は雪との予報で、朝、ホテルの窓から吹雪いていたのを見て、思わず観劇せずに帰京しようかとまで思いました(その後、すぐに晴れたので、早まらずよかったです)

パントマイムや、浮雲の簪、等々、リピーターにはわかるハプニングではありましたが、目の当たりにして、冷静な対処ぶりに感動して、うるっときてしまいました。
役として生きていたら、なんだか自然で。

さて、いよいよ、兵庫ですね。
終わってしまうのが寂しいです。

投稿: ジジ☆ | 2018/02/08 12:45

ジジ☆さん
そうそう、振ってましたね雪。あまりの寒さにびっくりしました久留米。
おせいが絵を出すところのパントマイムは確かに自然で、けっこう完成されてたので、「もうこのままおせいの絵は全編パントマイムでも行けんじゃないか」と思いました。役として生きる人々でしたねホントに…。

投稿: 片帆 | 2018/02/17 18:59

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/71460/66369348

この記事へのトラックバック一覧です: うらすさび8:

« うらすさび7 | トップページ | うらすさび9 »