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うらすさび3

「戯伝写楽」雑感つづき。

■セットの話
初演とはガラリと違う今回のセット。 浮世絵の組み合わせなんだけどすごくいいなあ。
下手側のほぼ半分、階段つきの大きなブロックを内側に畳み込むような動きにできて、畳むと黒っぽい壁になる。これがよく使われるんだけど。
二幕の宴席でこの「壁を開くと宴席が現れる」っていう流れで、ずっと働いてた黒子さんの後ろで大田先生が手伝いだしたのが2日目のハイライト(黒子さんのこう、軽く迷惑してんだろうなーっていう遠慮加減が最高)。
そして、浮雲が心中に失敗して捕縛される、そのイメージで上手側に出てきて、そのまま裏返ったら、今までさんざん見てきた「黒い壁」にぽっかり窓が空いて、そこに磔台と浮雲たちが見える、やがて「窓」は観衆のストップモーションも含めて「おせいが描いた絵」に変わっていく…という流れにおぉぉぉぉ。

■色いろいろ
トークショーで出た話で、「吉野さんは稽古に後から参加されたその日…」っていうネタがたいそうK吾さんらしくてニヤニヤした。
12月中旬までベスやってたから、「初めて稽古に行ったらもう立って台本なしで進めてた、めちゃくちゃ焦った」というのがK吾さんサイドの話で、それは全く本題ではなく(笑)。
それまで大田南畝のところを代役の方が進めていたのが、圭吾さんが入って初めて合わせた日の稽古場が、皆さんの字面通りに言うと「染まった」と。あーーー(想像)。さとしさんの言う「いきなり飛んだ、二回飛んでたのをむしろ一回に減らした」という話はしょっぱなのお座敷のシーン、大田先生が振り払われて吹っ飛んだあれだと思うんだけど、あの動きが前振りレスで入ったらさぞ周りの人はびっくりしたろうなあ羨ましい。
びっくりしたと言えばピンクのチーク顔も、たぶん(小西君以外は※)舞台で初めて見たんじゃないかと思われ、それがアップ顔だったであろうさとしさん大変だ(^^;)。
※証言1「大田南畝がそうしろって言った」(吉野)
 証言2「(化粧前で)しばらく沈黙していたあと突然塗りだした」(小西)

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観劇」カテゴリの記事

コメント

片帆様

ピタッと、えぇ、えぇ(笑)一瞬、ウルッときましたよ。
ルナール閣下の難しい顔の裏は、もっと難しい顔で頑張ってらしたんだなと思ったのと、ファンとしては、ピタッと嵌まったエピソードが誇らしくもあり(花畑ですみません。)

昨年は、ドS部門が多めでしたが(笑)今年は、お茶目さんからスタートですね。

投稿: ジジ☆ | 2018/01/19 00:25

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