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せぶんいんざわん(拾遺)3

「CLUB SEVEN ZERO」雑感続きます。

■桜の季節
「7th Stage」の上演中だったと思うんですけど、東京會館で東山君とトークサロンっていう豪華な企画がありまして。その頃の一幕ラストの曲を二人でデュエットしてくれたんですけど。これがすごく好みだったのです。
共演はいっぱいしてるけどなかなかマジメなデュエット、しかも歌謡曲ってなくて、なので今回の「桜の季節」の二人で歌うパートはホント最高の贅沢でした。
「あれはきっと初めての恋」って圭吾さんが歌う時の東山君の視線の動きとか、「厳しかったあの先生だって」のくだりで向かい合って歌うところとか、立ち位置が入れ替わって3人が出てくる直前、すれ違いざまに東山君が指先をちゃらっと触れていくとか(これはたぶん終盤のみで、正面からだとけっこう気付きづらい位置でやってるという(笑)…自分の妄想かと思ったよ)、最後の最後に舞台の一番奥で俯いた姿勢からごく薄く振り返るヨシ君の視線とか(死ぬほど照れた)。
たぶんこの曲の解釈って各々自由で、五人それぞれの思いや物語を込めて歌ってるんだと思うけれども、圭吾さんだと思い出のすべてに向けた愛情(恋もその一部)、東山君だと「誰かへの想い(の後ろに風景がある)」っていう違いがあるように見えて、そういうズレ(笑)がとても好きでした。

で、クリエ前楽のマイクの話。どっちかというとトラブルは記録したくない派なんですが(自分だったら忘れて欲しいから(笑))、今回はやっぱ見事さと嬉しさがいろいろ勝ったんで書いちゃう。
上段で玉野さんたちが三人で歌うパートが終わり、下の左右の扉から二人が出てくる。先に「あれはきっと初めての恋…」のところを歌う圭吾さんのパート、ここで全くマイクが入らない。そのまま「一緒に歩いた帰り道」までノーマイクで歌う、この日は15列目あたりで観てたんですけど生声がまあまあ届くぐらい。
圭吾さん、自分のパートを歌ってマイクを下ろす。続けて東山君が「今にも胸が…」のパートを歌いだす。
この時点では「次の部分も一か八かで歌うかな?音出るかな?出ないとしてもそのまま続けるかな?」と思ったんですが、
四小節佇んだ圭吾さん「勇気出して話しかけた…」でゆっくりと東山君のほうに歩いていって、後ろから肩を抱いて、同じマイクに被さるようにして、そのまま二人のパートに入っていく。ヨシ君もそのままスムーズにマイクを、少しだけ圭吾さん側に指しかけて歌い続ける。

なんかねえ、私が書くと風情がないんだけどねえ、ただただ感動してしまった(笑)。
まず単純に「動じない」ことにもだし、次は響くかも知れないマイクを「使わない」判断も、すぐに動くんじゃなくてヨシのパートが終わるタイミングでたどり着く動線の選び方も、ヨシ君の歌を邪魔せずに自分のやろうとしてることを伝えるやりかたも、こう、あーーーーー、美しい「計算」を見たなーーーって感じで。

そして一旦流れが決まってしまったらもう一直線、この兄弟は盛り上げる盛り上げる(笑)。
通常だと向き合って「厳しかったあの先生だって」のくだりを歌ったら、お互いにすれ違って、三人が出てきて全員、正面を向いて並ぶ形になる。
この回は三人が出てくるまでずっと二人で歌い続けてたんだけど、一つのスポットライトを浴びた二人が、パートの切り替わりでお互いに向き合う形になったり、拍子と緩急に合わせて相手の眼を見て表情や声をシンクロさせていったり、いつもと違う段取りで逆に空気を盛り上げていく、眼といい表情といいキラッキラでさあ…語彙がないさー…。
個人の感想だけど、すごく嬉しそうに見えた(もちろん想像だし実際は「人のマイクでグイグイくるなこの人」とか思ってたかも知れないけれども(笑))。なので扉から3人が現れて西村さんが新しいマイクを圭吾さんに渡してくれて、もとの5人の形に戻っていく、いつもと位置が違うのでちょっと早い動きで下手に行かなきゃ行けないヨシ君がささっと手を顔にやった時、ああ涙を拭いてるのかなって思いました。実際のところはわからないけども。

いつにも増して趣味全開で失礼しました。あああ綺麗だったなぁぁぁぁ。

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コメント

片帆様

全く、その通りです(笑)
あの日は、私、わりと前方席で拝見していました。

歌い出し、あれ?マイクが?(生声)え~、とパニクる私、 (義くんが圭吾さんをチラ見)圭吾さんが歩み寄る→二人で歌う→3人合流。
玉野さんも、ん?と一瞬上手を見てましたね~。そして直人さんのマイクの渡し方。
ハプニングのお陰で(苦笑)「これぞクラブセブン」を観られて、鳥肌立ちました。 同時に、「素人はパニクるんだな」と自分が恥ずかしかったりもしました。

投稿: ジジ☆ | 2017/06/28 00:58

ジジ☆さん
そうか、オペラグラスで二人をガン見していた私からも3人の登場が見えたってことは考えてみると、通常は扉3つを使って登場する3人が、同じ扉から出てきてたってことなのかな。なので西村さんがマイクを渡す動きも自然かつスムーズで、そのまま5人並ぶモードに移行できたのかも。
(とか今朝の出勤中ずっと考えていた(笑))
「見たかこれがクラブセブンだ」はこんなところにも繋がってたっていう(笑)

投稿: 片帆 | 2017/06/28 22:05

片帆様

ごめんなさい。残念ながら、3人一緒の扉から出てきたかは、不明です(苦笑)もしかしたら、通常通り、ひとりずつだったかもしれません。(玉野さんが出てきて、「ん?」って顔をなさって一瞬上手を見たことだけは記憶しているので)直人さんは、上手のドアから出てきて、相当スムーズな動きで、マイクを圭吾さんの左手に渡していました。(圭吾さんは右手に持ったマイクを下に持っていました)

ほんとに、「見たか、これがクラブセブンか」を、あれほど、素敵に(自然に)スーッとなさっていたことに、感動しました。

圭吾さん、たぶん、うるうるしていた気がします。そして、たぶん、公演期間中で、1位に入るくらいの、優しく穏やかな表情でした。ホント、あの方たち、最高ですね。

投稿: ジジ☆ | 2017/06/29 17:33

片帆様

連投失礼します。
そうですね。3人が同じドアから出てきた可能性もありますね。(記憶が曖昧で、ごめんなさい)

どこを取っても楽しくて素敵だった事は確かですね(笑)

投稿: ジジ☆ | 2017/06/29 19:58

ジジ☆さん
西村さんがマイクを渡す顔もよかったですね。特別なことなんか起きてない自然な、でもいい笑顔というか。
なんだかんだ動線の記憶はいつもあいまいなんですが、表情だけは生き生きと思い出せますねえ。

投稿: 片帆 | 2017/07/01 18:12

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