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2016年10月の4件の記事

れとりっく

季節感のない話題ですが2017年「レディ・ベス」のスタッフ名で気になった話。

修辞:小池修一郎

「修辞」の意味はわかるけど、この言葉を「役割」として使うものとは知らなくて。
初演のベスでは使われてない言葉なので、再演にあたって小池さんがレトリカルに何かする、というメッセージなんでしょうね。

……

………(いいや話題にしちゃおう)
おそらく初演では、一部の曲でこの「修辞」という作業が単純に抜けちゃったんじゃないのかと想像してます。(淡々と毒舌)
翻訳から歌詞へもっていくのは大変なセンスもいるだろうし、時間もかかると思うので、いうなればコンクリート打ちっぱなしの部屋と装飾の終わった部屋、それらが混ざった作りかけの宮殿のような状態だったのかも知れないなーと。

「ベス」の歌詞についてはいろんな意見があったし、批判の中には「それはいいんじゃない?」「そこは好きだけどな」とかもあったけれども、自分チョイスにおける腰砕けキングは(淡々)
二幕あたまの「神よ祝福を与えん」

リリカルな音楽とアバウトな歌詞が、つくづく、ぜんぜん、切ないくらい、合ってない。

「どこかよそへ移されるー」「移されるー」よそて。
「神よ与えん、祝福をイギリスに」与え『ん』て聞き取れないよ普通。
「あたーえんおーれーでぃーべーー」もうなんなの誰を応援するの。

先に公式サイトで外国語で聴いて、なんて美しい響きだろうと思ってただけにショックでかかった。
教会の鐘の歌とか「悪魔と踊らないで」とか、好きなのもいっぱいあるんですけども、いろいろ「え???」だった部分が各所が直ればホント、大化けできる部分がいっぱいあると思うので…。

というわけで「修辞」に期待します。
うまくいったら「修一郎の修は修辞の修」ってウザく褒め称える。
お願いしますホント。

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もぶさいこ

「モブサイコ100」の話。

進撃系Twitterで大好きな方がこの夏のアニメにはまってて。ほほう、と思って原作とアニメを並行で一気に見て一気にのめりこみ。

サイキック青春グラフィティ。超能力ものでホラーでギャグで心理モノ。少年と大人の話。
どっちへ転ぶか全く分からないストーリー、リアルな爽やかさとザクザク来るえげつなさ、日常と非日常がグルグル回るドキドキ感。
私 こういう 行間の多い作品 死ぬほど好きなんですよ(笑)。

進撃が84話のアレで精神的にひと段落(今からさらなる地獄に落ちますよせーの、っていう落ち着き方ですが)したのもあって、もうドッカドカあれこれ読み散らかして楽しく過ごしてます。

お話はだいたいこんな感じ(紹介もしてない)
https://www.youtube.com/watch?v=_E0wbdZZKRc
ですが
主人公・モブと雇い主・霊幻の関係を「異能者とワルイオトナ」ってメタ化すると、某作曲家と劇作家にシチュエーション似てなくもないな…そういうのが好きなんだな(笑)。

もお霊幻新隆さん何もかもがツボです。嘘つきでケチで姑息でずるくて胡散臭くてペテン師で、なのに「大人がやらなきゃいけないこと」をサラッとやれてしまう本質的な健全さ。超能力もゼロ霊感もゼロ、作中スペック最弱のハズなのに柔軟性とコミュ力で何でもどーにかしてしまう最強の詐欺師、だけど本質さびしがりやで最も危なっかしい…みゃぁぁぁぁ(性癖がザク切りにされる音)。
最近そのへんにおいてあるペットボトルの綾鷹をアラタカと空目してときめいたりしている(末期)。

アニメ版のラスト付近は何度も何度も見ましたが、モブとの出会いの回想シーンが大好きで。先にアニメの方で見て、モブ視点だったのがアニメ版ならではだったことは後で知ったのですけども。原作で改めて霊幻のモノローグを読んでからこの場面の凄さがしみじみ分かってさらに何度リピートしたか知れない(笑)心の動きがぜんぶ組み込まれてるもんなあ…凄いな今どきのアニメは(小並感)。

アニメ二期お待ちしてます…正当防衛ラッシュのカタルシスをぜひあのアニメで味わいたい…。

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暴走ファイヤー2

「バイオハザード」雑語り。

★★★ネタバレです★★★

■誰がこんな世界にしたーんだ
予告動画が素晴らしくカッコよかった何アレ。ひとつも嘘ついてないのにめちゃくちゃ面白そう。
裏返せばスタンダードな「面白い要素」はけっこう詰まっていて、設定とか道筋とかキーワードとかが話に風穴を開けまくってるわけで、そのへんを少しずらしていけば意外とうまくいくんじゃないか。
というわけでイメトレしてみた。(前向きか後ろ向きか知らん)
・舞台を全編アメリカにして「なぜアドリア海…?」とか余計な疑問をなくす。
・クライマックスはレベル4もしくはアラスカにして話を基点に戻す。
・制限時間「3日」「半日」「3時間」を移動に無理のない尺度にする。
・最初から海軍基地に行く。
・「自転車」を「秘密の地下トンネル」ぐらいの設定にする。
・「脳を停止」を「仮死状態」ぐらいの表現にする。
・チャベスの奥さんがキャサリン。
・ジルマは冒頭から鯨と友達でそれが伏線になる。
・プロローグで襲われたブライアンが終盤でゾンビ化して襲ってくる。
ホラ面白い。
それでもアカペラはどうしようもない(頭抱え)

■ぱーそなるすぺーす(バイオあまり関係ないネタ)
圭吾ファン的には横田栄司さんとの、2003年「砂の戦士たち」以来の共演が嬉しかったです。13年を経てお互いこう…31歳が44歳になったんだなあ!!っていう…いやその、時の流れに微笑みました(笑)。
横田さんもいろんーーーな役をやられてると思うんですけど、私の中ではずっと「砂の戦士たち」のプロフェソールで。荒くれストリートチルドレンの中で唯一本が読める、思慮深くて平和主義な知恵袋(プロフェソールは「教授」を意味するあだ名)として、他の暴れ者たちを一歩引いて見守ってたイメージが印象に残ってます。K吾さん演じるガト(猫)は当然暴れる側だったので(笑)キレるガトを「やばっ…」という顔で見下ろしてたプロフェソールとか懐かしい。今作では暴れ頭のチャベス氏なのに(笑)。
あとヒロインの女の子に「あんたたち臭い!」って言われるシーン。みんな自分の匂いを嗅ぐんだけど洒落者のガトだけは「俺は香水つけてる」余裕の顔をしている、そこへ隣にいたプロフェソールががばあっ!とガトの襟を前から引っつかんで匂いを嗅ぐ、という謎のアドリブが発生したことがあった(笑)。そんなわけで今作のチャベス、リサにもロベルトにも食いつかんばかりの距離で喋ったり、艦長の「せめて氷で割ってください」でひっそり拍手したりしてるのを見て、そうそう横田さんは近い&思っても見ないとこでアドリブ入るんだ…と思い出したんだった。
砂戦といえばカテコでカポエィラ。ここもこの二人が組んでたんですけど、千秋楽でフィニッシュ後に満面の大汗笑顔で抱き合ってたのも鮮明に覚えてます。横田さん「ダンスの苦手な僕に一所懸命教えてくれた吉野くん」とのコメントから察するに相当、回数を重ねたんだろうなと…あのころ「吉野塾」なんて言葉はなかったですが(笑)。あー懐かしい。

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暴走ファイヤー

って聞こえる。

「バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイア~」観てきました。

汗かいた。滝汗かいた。
「マジで?」「待って」「そうなの?!」「知らんわ!!!」…ツッコミすぎて途中から楽しくなって来ちゃうという、なかなか得がたい体験をした(笑)。ふつう脚本が穴だらけだと不愉快になるんだけど、なんなんでしょうねこの爽やかさは…それでもカテコのアウェイ度は凄まじく、「愛、時を超えて」以来のいたたまれなさですが。

★以下この調子で誉めてんだか貶してんだか分からない感想です★
★全編細かくネタバレです★

「細けえことはいいんだよ」

って言いたいんですが、開き直るには個々の問題が大きすぎるので先に片づけちゃおう(^^;)
・少女はどうなった(前半あれだけキーにしといて)
・食糧問題はどーなった(そもそも7日期限だったのはそっちだろう)
・リサは何者だ(よくわからんが政府から差し向けられた。以上。)
・アヴィアーノから海までテレポートした?(計算結果)
・ユーラシア東側は無事ってこと????
・「歌をやめたら襲われる」ルールはどこへ。

細かい話だと
ダンは客席になにを見てるんだとか
ダンは36時間ノンストップで走ったんかとか
ダンはなんで堂々と基地に行ったのかとか
ダンは何が言いたくて基地に無線入れたんだろうとか
ダンはry(いやこいつマジで一番の謎キャラ)

「誰がこんな世界にした」っていう問いかけの雰囲気はすごく好きなので、そういう謎解きが軸だったらもっと楽しめたかなあ。
「未知の携帯電話」とか「ウィルスは盗まれていた」とか未回収の伏線がザラザラ落ちてることから察するに、たぶんプロットではリサの正体がウィルスに適合した新人類とかそーゆーオチが用意されていて、いろいろ叩いた結果SF要素が全部落ちたんだと想像する。
…ホント、誰がこんな世界にした(^^;)。

そういう数々のトンデモ設定はよしとして、突拍子もない流れに対して「シリアス?」「笑っていい?」を行ったりきたりするのも辛かった。
潜水艦シーン、「アカペラで」「は?」の癒し効果ったらなかったです。やっと心の声が届いた感じ。いや、「自転車で行く」にしても「歌って解決」にしても「脳を停止」にしても輸血にしても、「そんなバカな」ってひとこと舞台上の誰かが言ってくれれば客席こんなにポカンとしないで済んだんだよ。あれだけ説明多いんだからもうちょっと丁寧に解説するか、せめてリアクション入れてくれればなあ…「合唱準備」とか最高おかしいのに誰もつっこまないから客席が曖昧に微笑むかスルーするか決めかねてるのすごいもったいない…。

やっぱ、書くと癒されるな、モヤモヤが(笑)

キャラ雑感。

リサ。
爽やか主人公。みんなリサが大好きで本人は天然、っていう空気が楽しいです。マルコの恋人だとみんなから思われるに至った流れが知りたい(笑)それを放置するダンがまた謎だが。
最後アメリカ行くならヘリ使わんでもふつうに艦長に連れてってもらえばいいのになあと…細かいのもうやめよう。

ダン。
「今度は俺が記憶の海の底に沈む番だ」積極的に流行らせたい。
なんでそんなカッコいい風に言うの(笑)。
逆に「君は誰かの大切な人なのかも知れない」はすごくいい台詞で。もっともっともっと彼の思いを込めちゃっていいと思うんだけどなー。

チャベス。
息子を始めまわりのテンションを全て吸い取り爆発させまくる超元気パパ。チャベスの子離れの物語として観るとそれなりに軸がはっきりしていいかもだ。そうでもないか。
リサとのバディぶりが素晴らしくカッコいいんだけど、それで展開するかと思いきや二幕あたまで終わってるのが非常にもったいない(^^;)。
あとパーソナルスペースの狭さに懐かしいプロフェソールの面影をみた(このネタはまた(笑))

グリーン大佐。
冷静ぶってるけど実際はチャベス級によく大声出す(笑)すごい熱い人なんだろうなあ、と思ってたのでカテコできゅるきゅる踊ってる姿に妙に納得した。脚ほせえ。
二幕序盤でリサに詰め寄ってくとこの雰囲気が大好きです。ここの話題このあと投げっぱなしでさえなけりゃあなあ(未練)。
この人「ひとつだけ」が口癖なんだけどそこだけ聞くと強請屋が懐かしい。

博士。
解説大先生たくさんの説明ありがとう。でも「大佐、知らんのかね。私は学生時代グリークラブの部長でね」ではぜひ大佐に「知りませんよ」って言って欲しかった(笑)。
エボラ云々の表現は非常に気になってたので、あちこち改善されてるみたいで良かったです。しかし実在する病気をおおざっぱに説明するのは基本キツイよなあ。

ロブロ。
前半のマイ癒し(笑)。恋心表現を追っかけるのが大好きです。
なんでまた「A型だから」なんて台詞がついたんだろう、と思ったら「ロブロに血清を打てないのはA型だから」って話…か…そうか…(この件について終演後に「唯一の謎が解けた」って言ってた人がいて「唯一?!」と真顔になってしまった。)

ゼルグ。
いちばんおいしいの彼じゃないだろうか(笑)。
「かならず、迎えに来てね」最高です。

ロベルト。
あの風鈴屋台で歩いてアヴィアーノまで来たってことだよね…。
風鈴最強じゃねえか…いっぱいやれることあったんじゃないか…。
考えてみれば歌も作戦も生還もぜんぶロベルトのおかげじゃんか…。
ダンよりロベルトつれて帰ったほうがいいよ絶対、ねえ大佐…。

海軍の皆さん。
アカペラんところ「うーみーはーひろいーなー」って歌い出すんじゃないかと一瞬ヒヤっとしましたごめん。
ジルマの快復を息を詰めて見守ってるさまがとても好きです。

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