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2016年6月の4件の記事

1789らんだむとーく拾遺

「1789」書き残しネタいくつか。東京大阪ごちゃまぜ。

■革命の兄弟
哲学。…って、なんだ?(小池版)
哲学。…ってなんだよ!(加藤版)
↑だいたいこれで二人のロナンの印象は集約できる(笑)。たぶん加藤ロナンは故郷では頭も腕っ節も一番で、ここへ来てハイスペックな二人組にちょっと気後れに近い感情を抱いてる、だから軽くここでキレるのかなと思ってました。いっぽう裏表のない小池ロナンは「何?」って素直に聞く。
なので、「字も、ハハッ読めるようだし?」でやっとムカッとする徹平ロナンのロベスピエールに対する「バカにしてんのか?」感はまたくっきりしてますね。大阪加藤ロナンのラストではこのロベスピエールの失笑がなかったんだけど、加藤Verでは分かれてきたんだとすると納得。この日だけだったのかもですが。

■毎回こんなこと考えてちゃいけないと分かってる。
3つ目の出口はサントノーレ。
反対側へ8つ行くとモンマルトル。
地下道がまっすぐで出口が等間隔だったとして、印刷所は9区の南のほうってことでしょうか(地図を手に)。
モンマルトルまで3キロぐらい地下道を走って、「そのずーっと先」のサンドニまでさらに10キロ弱……。
がんばったなロナン。

■ぷちぷち
・千秋楽まで解けなかった謎がパン屋襲撃時、ソレーヌが最初に持ってた棒がどうなったか(笑)。確かめて見れば樽の横の袋にスッと放り込んでるわけですが、あまりにも鮮やかで毎回「今日も角材が消えた…」と思ってました。初期なんて角材が綿棒に成長したようにしか見えなかったし(笑)。
・「俺の天使はパレロワイヤルで待ってるの・さっ」の流れで大阪しょっぱなごろ「お前ら女いないだろう!」ってツッコミ入ってたの好きでした。衝撃の事実(笑)。さらに東京中盤ごろ「俺も・さっ」の流れが4人ぐらい続いてたこともあったっけ。
・「またあのおかしな秘密警察に後をつけさせたのですか」も辛辣ですよねマドモワゼル。
・フランス版ではアルトワの出番はほとんどなくて、ラマールがオランプに惚れて追い続け、その末の歌が「私は神だ」だったわけで。さらにしょっぱなの「王妃のスキャンダルを探れ」の理由が、「スキャンダルが外部に漏れないように監視しろ」という至極まっとうな王室理由だとtwitterで拝見しまして。その辺を整理してみたおかげで、牢獄脱出後のオランプの「アルトワ伯が警戒しているの」っていう台詞がやっと腑に落ちた…多いよな!そういう慣れちゃった矛盾点な!(^^;)

■思い出話
東京ラスト数日、ロナンの死の場面の革命メンバーの役割が変わっており。通常だとダントン、デムーラン、ロベスピエールの三人でロナンを運んで寝かせ、真ん中のデムーランがロナンの腕を組ませるっていう動きで。
帝劇最終の数回だけだと思うんですが、ダントンが肩側を、ロベスピエールが足側を持って二人で運び、デムーランはついてこないという動線。カミーユはロナンがこときれた場所にへたりこんだまま嘆いてる。そして安置したロナンの体を整えてあげる課程で、足の側から伸び上がったロベスピエールがロナンの両手を組ませてあげる、という絵。その横顔。
この場面、三人の中でいちばん嘆きを深く表現するのはデムーランで、そこは動線が変わってもブレてない。ロベスピエールはあくまで真摯に、冷静に、でも同胞として悼む気持ちを込めつつ、組ませたロナンの手の上にしばらく自分の手を置いて、ロナンの死に顔をやや下から、じっと見つめる。そうしてゆっくりと立ち上がり、後ろで泣いているデムーランに近づいて、背中から両手で支えるように、労りながら、彼を立ち上がらせる。
覚えておきたいいくつもの絵の中のひとつです。ありがとー。

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1789らんだむとーく大阪4

「1789」前楽・大楽カーテンコールの光景いろいろ。

■前楽カーテンコールこまごま
・ねねちゃんの挨拶で、明日の千秋楽は小池ロナンと神田オランプがラストを飾る…的なことを言っている間、後方の加藤君が微妙に反応し。凰稀さんの名前も言わなくていいのかな?…っていう風情で傍らのマリーをチラッと見る、いいのいいの、というそぶりの王妃様。確かにプリン中の3名を挙げるならマリーも入るものの、ロナンとオランプ楽、というこの状況なら別におかしくはない。そんな伏線(笑)。
・で、ラストを飾る挨拶で加藤君が↑ここは綺麗に納めよう、と判断したのか、「明日は小池徹平君と、神田さやかちゃんと、凰稀かなめさんが千秋楽ということで」
・微妙に走る違和感(そして覚醒する贔屓)
・いや、俺たち全員千秋楽だから…!!とマズリエ級※に目を見開いて突っ込むアルトワほか皆々様。
・今期カテコで加藤ロナンとアルトワの「オランプ越しのアイコン」何度か見てきましたが、これでいい感じに締まりましたごちそうさまでした。
・凰稀さんの男役モードねねちゃんエスコートには場内沸き返ったね。(そして首だけ客席に向けて沈黙するスヌーピー加藤ロナン)

※マズリエさん(あるいはネッケル殿)てダックスビルに似てない?ってみんなに聞いて回ってるんだけどドラクエ世代も今は世の中に散っていてな…。

■ひみつのペイロール様
前楽、普通ならラストとなる3人カテコが終わり、加藤君が「心臓に手」を置いて綺麗に立ち去った…後もまだまだ拍手が鳴り止まなくて。また三人入ってきて、和樹君ぎゅんぎゅん手を振ってほかのキャストも呼び込んだ。おそらく袖にいたんであろう圭吾さんや雄大君たちはすぐ入ってきたんだけど、時間ぱらぱらいろんな人が加わり。後から組はたぶんもう楽屋に戻っちゃってたみたいで、配置がバラバラで面白かったです。中でも岡さんがついにあのコートの「インナー」のみで下手から走り込んで来たのがハイライトで…本人はずかしそうにネッケル殿の後ろに隠れてましたが、いやカッコよかった皆からジャージと呼ばれた中央ジッパー入り黒チョッキ+くっきり白シャツ。カッコよかったジャージ。なんせ背が高いし白黒だから本気で決まってるからジャージ。前々から岡さんなら絵的に日本号いける思ってたら実際は御手杵だった(何言ってんだ)。

■大楽カーテンコールこまごま
・てんとうむしラマールさんが「僕の心の支えはこの二人だけです!」と言及してくれたおかげでトゥルヌマン&ロワゼルが光を浴びる瞬間があってとても嬉しかったです。しかしいろいろ言い過ぎてましたがケンちゃん(笑)、出オチ的反応がなくなってもみんなラマール大好きだから気にしないで…。
・でも言い過ぎだ(笑)。
・「いろいろあった古川君を抱きしめにいくりおくん」「最終カテコで上手側からすっ飛んできて古川君と肩を組む大ちゃん」みんな雄大君を愛してることはよく分かっ…分かってた。
・チェーン手つなぎで出てきた数人組のうち一カ所だけぶんぶん振り回してるペアいるなあと思ったらそれが吉野さんと古川さんです(どっちのせいかは誰でもわかる)。
・上手・下手の制約があってできなかったことをみんながやった感のあったラストカーテンコール。「マリーをエスコートするフェルゼン」には沸き返りましたね。その後さらに現れた「王室ご一家とフェルゼン」はヴァレンヌ逃亡が成功した夢の場面ということで(空しい幻想抱くな)。
・最後こりゃもう「ボンニュイ」で締めようよ!という(おそらくアルトワ伯の仕切り納め(笑))呼びかけに答えて徹平君、でもボンニュイだからここはダントン!と理生くんへ。「オレ?」といいながら流れるようにマダムッシュー!ボンニュイーッと鼻に抜けていたジョルジュ様あれだね、ルージュ・エ・ノワールとかフランス語で歌える口ですね。

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TEAM1789(エピローグ)

「1789」大阪、無事に千秋楽の幕が下りました。
いろんな観想、こつこつ挙げていきたいと思います。

が、カテコのひと幕だけ、先出しで…。

東京千秋楽では(ほとんど只一人の)優等生だった広瀬君が突然
「フェルゼン役のフェルゼンです」
で会場の爆笑をさらい。さらにあのまじめーな顔で
「本当に、本当に、ボンニュイ」
で締めた。これ単体で大盛り上がり…が、続くメンバーにはしる緊張感。

「○○役の○○です」「ボンニュイ」

この二つのお題をどう料理するか。しかも、やりすぎるとつまんなくなるからどこかで切らなければならない。
さあさあさあ(若者たちに迫る理不尽なプレッシャー)

二番目の大ちゃん「デムーラン役のデムーランです」○
三番目のりお君「ファーーーー!!…ダントン役のダントンです」◎
四番目のサカケン「ラマール役のテントウムシです」素晴らしい。

五番目は雄大君。

…こうやって並べるとサカケンさんがちゃんとオチをつけたんだから雄大君がお題を受けなかったところで問題なかったな、とも思うわけですが(^^;)テントウムシさんがわーっと客席沸かせてる間にこりゃ乗るしかないと思った、のかも知れない、雄大君…ではなく、隣の圭吾さんが(^^;)、なんか雄大君と顔を寄せてこしょこしょ喋ってる。かなり長くしゃべってる。
ああ…何て名乗らされんのかな…

「ロベスピエール役の順番飛ばし君です」

1)東京ネタが分からないと意味が通りません。
2)客席かなり曖昧に笑ってます。
3)「じゅんばんとばしくん」ってネーミングに吉野みありすぎです(私見)。
4)真ん中の徹平君が素で戸惑ってます。
5)(聞いた話では後方席では加藤君が爆笑していたらしいです)

「順番飛ばし君」(二回言った)

ノーフォローでいつまでも笑ってるアルトワ伯、最後まで見事な先輩風でした。ひどい。ちゃんと畳んだ雄大君は偉い。

…こんな書き方してますが皆さん、ツカミ以外は素敵な挨拶をちゃんとされてました(^^;)。
「ボンニュイ」のほうはみんながいい感じに引っ張った末に、カテコラストで全員の「ボンニュイ」、という素敵な締めでした(^^)…これも誰かが唆していた気がするがダントンりお君の発音が素晴らしかったのでいい感じに終わった。
お疲れ様でした。楽しかったー。

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1789らんだむとーく大阪3

「1789」大阪。今日はいよいよ大千秋楽です。
前楽の感想を中心にこまごま。ソワレ中心ですがマチネもちょっと。

■ロナン二題
ボース。ホントはちょっと怖いんだけど勇気をかき集めてペイロールに立ち向かうのが徹平ロナン、最初からガーンと突っ込んでくのが加藤ロナン…イメージですけど、徹平ロナンの方がケンカ慣れしてるというか、打たれ強い印象なんですよね。いっぽう加藤君はボース時代は負け知らずというか、「タッパのある人は油断して生きている」というアレで、割と村一番だったから向こう見ずに拍車がかかってんのかなあと…結果、拷問での打ちのめされ度合いが両者まるっきり違う。
なので革命家達への感情も、徹平ロナンだと「怒り」が先に立ってるようで、和樹ロナンは「悲しみ」に見える。
今回はじめてマチソワしたもんでこれかなり印象的でした。

■ソレーヌ二題
両ロナンとの関わり方で思ったところ。
パリでの再会。徹平ロナンはまず娼婦として現れたソレーヌに最初から怒りをぶつけるもんで、再会に浮かんだソレーヌのほほえみが引っ込む。加藤ロナンだと逆で、痛ましそうな驚きを向けられて、これはこれでザックリ来るからソレーヌの方の態度が硬化する。
どっちも強くて頼もしいお兄ちゃんなんだけど、ソレーヌには徹平ロナンの真っ直ぐな強さとか真っ当な正義感、加藤ロナンの細やかさや意外な脆さ、それぞれの性格とつきあってきたんだなあ…という歴史を感じられるのが凄いなと。カフェで加藤ロナンとはなすところ、なんか分かんないけど弱ってる兄に対してそっと背中に手を添えるところとかグッと来た。

■かわいい。
・脱獄「背が低かったそうです」で徹平ロナン&ねねオランプ同時にキュッと背筋を伸ばすのかわいかった。
・トゥルヌマンとロワゼルがオランプと「きゅっ」と敬礼で挨拶するようすがかわいかった。
・マチネ、カーテンコールで幕が四角く開く向こうに登場するシャルロットとルイ・ジョセフが抱き合ってるのがとてつもなく可愛かった。
・「私が王位につく可能性も増」王弟の「アっ」(表記不能)で全身ビクビクって震えるアレは本気で気持ち悪かった(誉めた)。

■アルトワ
こっわあ(二幕の感想)。
球戯場でネッケル入ってきた時の舌打ちがよく響く梅芸(笑)、ますますこの人の揺るぎない高慢さ(笑)が際だつなあ。
特に弾圧命令のところ、ルイに対する支配者モードというか、強制力がもの凄い。「なんと弱気な!!」でビクッと振り返るルイもかわいそうなら、「国王のご決断だ」の瞬間に「アンタがやらせたんでしょ…」が炸裂する(^^;)。
あの場面て大人四人がまったくかみ合わないのがミソだと思ってますが(酷い)、それぞれのベクトルがカチ合った結果で「弾圧」に転がり落ちて、それが歴史を決定づけるっていう流れになるのがいいなと。

■それぞれの送り方
「次の時代を生き抜くんだ」笑って死んでいったロナン。
ロナンが死んだことを認められないデムーラン。ロベスピエールが呼んで肩を掴むけど泣きながら拒む。それを無理矢理引き剥がしたダントンが、ロベスピエールに合図して二人でロナンを運ぶ。デムーラン泣きながら付いてきて、ロナンの手を組み合わせてやって、まだ泣いてるのをダントンがまた引き剥がして立たせて抱き抱えるように遠ざける。
この場面のダントンはソレーヌを慰めながらオランプを見やって、ピュジェ中尉に合図して任せたり、デムーランをケアしたり、全員に気を配ってる。…ロベスピエールは後ずさった場所に佇んで、ロナンが消えていくのをずっと見下ろしている。そうして人権宣言の声が鳴り響く間、父に縋って泣いていたオランプの目に光が点り…。
あーずっと覚えておきたい。

■微笑
ソワレの終幕。
歌声の中、背後の坂を登ってくるロナン。まだライトが当たらない中、頂上に立って、目の前で歌っている登場人物達を端から端まで眺める。そうして「人はいつの日か」と歌い出して、「輝く世界…」で正面、じっと前を見て歌い続けるオランプを愛おしげに見下ろして、やがて正面を向いて歌い出す。最後はとても穏やかに、淡く、でもにっこりと微笑む。暗転。
別作品で、こういう終わりに逢ったことがありました…。
凄いなあ…。

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