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冬祭り始まってた

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」ソワレ観てきました。

楽しかったー!(作品が)
寂しかったー!(出てないから)
面白かったーーー!!(語りつくせないくらいに、キャストみんなが)

★★★ネタバレです★★★

も、書きたいこといっぱいある、いっぱい(笑)。
先に作品について書いちゃうと、キャストの違いを除けば、初演から再演の時ほど印象がガラリと変わることはなかったです。雰囲気はちょっと変わったかも…なんとなーくですが「ゴシック」だったものが「バロック」になったってか、全体にこう、もったりした妖しさだったものがハッキリした怪しさになったなあって…それこそキャスト変更のもたらすものかもですが(^^;)。

■浦井アルフ
中列通路際を買ってしまったのは浦井君の悲鳴を生声で聞きたかったから(笑)。しょっぱな入場のひぃぃぃぃから始まって、お城へ向かうところのプロフェッサーざむいでずぐらいでずおいでがないでぐだざいも、ラストのイエーーーイまで存分に聞けました。ああ満足。
2009年東京ラスト以来の浦井アルフ、良かったです。もっと再演の頃と印象変わってるかな?と思ったけど、全体にクオリティが上がってる以外は、印象じたいはあの頃のままでした…相手が相手なんで見え方がずいぶん変わったところもありますが(後述(笑))。
一幕ラストの表情とか、二幕の「アルフレートお前が望む全ては…」のところで伯爵に引き寄せられるような動きとか、伯爵VS教授の真ん中で揺らいでるアルフレートが、この話のホントのキーパーソンなんだな…って雰囲気が大好きです。
あと理論はまあまあだけど実践はダメダメ、ヘタレだけど頭と口は達者…なあたりがさらにクッキリしてきたとこもツボでした。「百年経ったら死んじゃうじゃないですか」とか「アリボリの理論あれ正しかったですよ」のあたりの喋り方、あれは凄いわ。

■禅プロフェッサー
ちょっと印象が複雑になった(笑)。以前から浦井アルフ時の禅さんてヒーロー分独り占めしてる分、男前度三割増しなところありましたが(泉見君だとアルフとヒーローを分け合う感じ)、今回わりとクッキリと「ホントはカッコいい」印象が目立つようになったっていうか設定年齢も10歳くらい若くなった気がする…でもまた見たら印象変わるかも。

■高橋サラ
可愛い!そして小さい!!歴代サラはいずれも「18歳、とっくに大人」なのに閉じ込められて爆発しそうになってる娘さん、でしたけども。高橋愛ちゃんの場合はいちおうまだ子供、自分の魅力に気づき始めてるけど大塚サラほど確信犯ではない(笑)コケティッシュな中学生って感じ。家で子供扱いされるのも納得、「もうお風呂になんて入らないわー」が今までと全く違うはまりかたで爆笑してしまいました(笑)。自分に対して恋心を向けてくれるアルフへの好意も、伯爵への憧れも、これはこれではまりますね。
そして物理的な身長差から来る面白さ。何もかも新しくて楽しすぎる…二幕頭の伯爵とのデュエットなんかもう…「ちびルドと閣下」「ホビットとエント」「シャントットとゴルベーザ(ディシディア仕様)」etcいろんな形容が頭をぐるぐる回った。
浦井君との絵も面白い。アルフの「守りたい」が初めて板についたというか、アルフの空回り感が感じられないのは彼女の幼げな感じの賜物かなと思いました。
そして身長ネタで最大の衝撃はラストのジャンピング吸血…爆竹拍手しそうになっちゃったよそう来たか!!もうなんか洋画とかでそれこそシャーッ!って飛んでくる妖怪てかグレムリンてか…リアルに特撮かと思った。
フィナーレの踊りっぷりも可愛い(^^)前にも書いたけど、ヘルと組んで彼女もみんなの踊りを煽る合いの手入れて行ったらいいと思う。

■馬場ヘルベルト
想像どおり可愛かったです(笑)。なぜかここで箇条書きモード発動。
・登場がなんかクリアーに「怪しい」。くっきりはっきり「何か怖い人来たー!」これはこれでアリかな。
・そういえば大きい人だった。ティナとジェイ並ぶと同じくらいだったもんね。
・「Ah~Ah~Ah~」がおかしい。遠吠えなのにちゃんと歌声に聞こえる。おかしい(笑)。
・最終的に全員に「…使わないのかよ!」と我に返らせるラケットとボール、大変いいと思います(笑)。
・「恋をしているなら」がなんか「アルフとふたりで仕掛け合う場面」になっていたのには眼からウロコが落ちました。いや、完全に「仕掛ける側」のヘルと為されるがままのアルフを長年みてきたもんで(いや、うまくキャッチボールはやってるんだけど、どっちがきっかけかって話(笑))。
・全体にスポーツマンな動きなんだけど、アルフが客席コの字ダッシュして戻ってくるあたりで前髪をサラッと払う仕草がカッコよかった。
・「鏡に映らない!」「映るかバーカ!」…アレか、君のオネエ的行動は擬態か、獲物を呼ぶための擬態なのか。(アリだな)
・牙は練習あるのみ。
・「パパ」いいね、すごい次男ぽくて嬉しいね(笑)。
・エスコートも練習あるのみ。
・サラの血を吸った後の父上との「交流」が健在で嬉しかったー。

■山口父上
「抑えがたい欲望」を聞きながら改めて、なんて美しい舞台であり絵だろうなーと思った。これこそが「ダンス・オブ・ヴァンパイア」。
登場の「神は死んだ」で退場時も客席を通るようになったんですね。リフレインのコーラスつきで、淡い照明を浴びながら、今度は上手側の通路を縫ってゆっくりと歩いていく。途中で立ち止まって客席を覗き込んだりする…こりゃ観る方によっては座席プランが大きく変わりますですね(笑)。
サラのお風呂覗く場面(正式名称あったっけか忘れた(^^;))で退場の際に歌い上げるところ、上がっていきながらちょっと凄い叫び声で締めたんで「おぉ?!凄いヒキになったんだなあ」とぎょっとしたのだけど、なんでもクレーンがガクンとなるハプニングだったんだそうで怖い怖い怖い。この場面サラの表情みるのが大好きなので気づかなかった…。
そんなこんなで再々演にしてクコール劇場に初登場した父上は、額を冷やしながら弱った声で「クコール 下ばっかり そうじするんじゃなくてね 上のほうの 枝も はらっておいて 」的なことを呟きながら(あのすいません贔屓目に見ても還暦どころじゃなかったです喋り方)上手から下手まで小さな歩幅で通り過ぎていきました。

■駒田クコール
これ前にも何度か書きましたけど、一幕のクコールとサラの交流がすごく好きなんですよね…特にブーツを持ってきて階段のあたりに置く場面。何でこの作品で何で??と毎回自分でも不思議なくらいここで泣いてしまう。
一幕のろうそくの場面、タイミング的に伯爵が出て行ってすぐにクコールが入ってくるわけだけど、この二人がすれ違う時とかきっと交流がありそうで、見てみたいものです。

■シャガール&マグダ
私シャガールって「独占欲(所有欲)>>>>父性愛」な感じがダメで、長年キャラ自体苦手だったんですけど、コングさんの「娘は18」には眼からウロコが落ちた。お、お父さんだ普通の…相手が高橋サラってところも大きいのかもですが。逆に、どー考えても娘と大して違わない年齢に見えるジェニファー嬢のマグダに寄ってくあたりのインパクトはかなり黒い印象だったりする(^^;)。
いっぽうマグダは年が若い分「なんでまたシャガールと?!」っていう謎が倍増しちゃうんだけど、イントネーションが異国風であるところで妙に妖精じみた色気が出てるので、うまくはまればいいカップルになれると思いました。今日の時点では保留だなあ(笑)二幕の歌であんまりシャガールと絡まない(+相手を見ない)せいか最終的に腑に落ちない。一幕の「さわっていいよ」はめっさドキっとしたけど。

■アンサンブル
あんまり全体は把握できなかったんですが、女性ダンサーに目を引くひとが増えて嬉しいなあ。
「悪夢」は影アルフがすっごく良かった。くっきりした表情もいいし、赤い上着で表れて途中で脱ぐ流れとか、動線上も存在感が増してて面白かったし。3人のクライマックスのところは以前から大好きでしたが、伯爵の化身との絡みでいい感じに男役女役入れ替わってる流れがすごく面白い。
「永遠」の退場時の客席脅しはまだまだ大人しいなー(笑)キャストさんが慣れてくる公演後半はえらいことになる(笑)(笑)。

■おけ
美しかった。
けれど。
ホルンは 同じ人かも 知れない。
(ここだけ灰色の絵の具で太書されてるイメージで読んでください)

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