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2011年11月の9件の記事

冬祭り始まってた

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」ソワレ観てきました。

楽しかったー!(作品が)
寂しかったー!(出てないから)
面白かったーーー!!(語りつくせないくらいに、キャストみんなが)

★★★ネタバレです★★★

も、書きたいこといっぱいある、いっぱい(笑)。
先に作品について書いちゃうと、キャストの違いを除けば、初演から再演の時ほど印象がガラリと変わることはなかったです。雰囲気はちょっと変わったかも…なんとなーくですが「ゴシック」だったものが「バロック」になったってか、全体にこう、もったりした妖しさだったものがハッキリした怪しさになったなあって…それこそキャスト変更のもたらすものかもですが(^^;)。

■浦井アルフ
中列通路際を買ってしまったのは浦井君の悲鳴を生声で聞きたかったから(笑)。しょっぱな入場のひぃぃぃぃから始まって、お城へ向かうところのプロフェッサーざむいでずぐらいでずおいでがないでぐだざいも、ラストのイエーーーイまで存分に聞けました。ああ満足。
2009年東京ラスト以来の浦井アルフ、良かったです。もっと再演の頃と印象変わってるかな?と思ったけど、全体にクオリティが上がってる以外は、印象じたいはあの頃のままでした…相手が相手なんで見え方がずいぶん変わったところもありますが(後述(笑))。
一幕ラストの表情とか、二幕の「アルフレートお前が望む全ては…」のところで伯爵に引き寄せられるような動きとか、伯爵VS教授の真ん中で揺らいでるアルフレートが、この話のホントのキーパーソンなんだな…って雰囲気が大好きです。
あと理論はまあまあだけど実践はダメダメ、ヘタレだけど頭と口は達者…なあたりがさらにクッキリしてきたとこもツボでした。「百年経ったら死んじゃうじゃないですか」とか「アリボリの理論あれ正しかったですよ」のあたりの喋り方、あれは凄いわ。

■禅プロフェッサー
ちょっと印象が複雑になった(笑)。以前から浦井アルフ時の禅さんてヒーロー分独り占めしてる分、男前度三割増しなところありましたが(泉見君だとアルフとヒーローを分け合う感じ)、今回わりとクッキリと「ホントはカッコいい」印象が目立つようになったっていうか設定年齢も10歳くらい若くなった気がする…でもまた見たら印象変わるかも。

■高橋サラ
可愛い!そして小さい!!歴代サラはいずれも「18歳、とっくに大人」なのに閉じ込められて爆発しそうになってる娘さん、でしたけども。高橋愛ちゃんの場合はいちおうまだ子供、自分の魅力に気づき始めてるけど大塚サラほど確信犯ではない(笑)コケティッシュな中学生って感じ。家で子供扱いされるのも納得、「もうお風呂になんて入らないわー」が今までと全く違うはまりかたで爆笑してしまいました(笑)。自分に対して恋心を向けてくれるアルフへの好意も、伯爵への憧れも、これはこれではまりますね。
そして物理的な身長差から来る面白さ。何もかも新しくて楽しすぎる…二幕頭の伯爵とのデュエットなんかもう…「ちびルドと閣下」「ホビットとエント」「シャントットとゴルベーザ(ディシディア仕様)」etcいろんな形容が頭をぐるぐる回った。
浦井君との絵も面白い。アルフの「守りたい」が初めて板についたというか、アルフの空回り感が感じられないのは彼女の幼げな感じの賜物かなと思いました。
そして身長ネタで最大の衝撃はラストのジャンピング吸血…爆竹拍手しそうになっちゃったよそう来たか!!もうなんか洋画とかでそれこそシャーッ!って飛んでくる妖怪てかグレムリンてか…リアルに特撮かと思った。
フィナーレの踊りっぷりも可愛い(^^)前にも書いたけど、ヘルと組んで彼女もみんなの踊りを煽る合いの手入れて行ったらいいと思う。

■馬場ヘルベルト
想像どおり可愛かったです(笑)。なぜかここで箇条書きモード発動。
・登場がなんかクリアーに「怪しい」。くっきりはっきり「何か怖い人来たー!」これはこれでアリかな。
・そういえば大きい人だった。ティナとジェイ並ぶと同じくらいだったもんね。
・「Ah~Ah~Ah~」がおかしい。遠吠えなのにちゃんと歌声に聞こえる。おかしい(笑)。
・最終的に全員に「…使わないのかよ!」と我に返らせるラケットとボール、大変いいと思います(笑)。
・「恋をしているなら」がなんか「アルフとふたりで仕掛け合う場面」になっていたのには眼からウロコが落ちました。いや、完全に「仕掛ける側」のヘルと為されるがままのアルフを長年みてきたもんで(いや、うまくキャッチボールはやってるんだけど、どっちがきっかけかって話(笑))。
・全体にスポーツマンな動きなんだけど、アルフが客席コの字ダッシュして戻ってくるあたりで前髪をサラッと払う仕草がカッコよかった。
・「鏡に映らない!」「映るかバーカ!」…アレか、君のオネエ的行動は擬態か、獲物を呼ぶための擬態なのか。(アリだな)
・牙は練習あるのみ。
・「パパ」いいね、すごい次男ぽくて嬉しいね(笑)。
・エスコートも練習あるのみ。
・サラの血を吸った後の父上との「交流」が健在で嬉しかったー。

■山口父上
「抑えがたい欲望」を聞きながら改めて、なんて美しい舞台であり絵だろうなーと思った。これこそが「ダンス・オブ・ヴァンパイア」。
登場の「神は死んだ」で退場時も客席を通るようになったんですね。リフレインのコーラスつきで、淡い照明を浴びながら、今度は上手側の通路を縫ってゆっくりと歩いていく。途中で立ち止まって客席を覗き込んだりする…こりゃ観る方によっては座席プランが大きく変わりますですね(笑)。
サラのお風呂覗く場面(正式名称あったっけか忘れた(^^;))で退場の際に歌い上げるところ、上がっていきながらちょっと凄い叫び声で締めたんで「おぉ?!凄いヒキになったんだなあ」とぎょっとしたのだけど、なんでもクレーンがガクンとなるハプニングだったんだそうで怖い怖い怖い。この場面サラの表情みるのが大好きなので気づかなかった…。
そんなこんなで再々演にしてクコール劇場に初登場した父上は、額を冷やしながら弱った声で「クコール 下ばっかり そうじするんじゃなくてね 上のほうの 枝も はらっておいて 」的なことを呟きながら(あのすいません贔屓目に見ても還暦どころじゃなかったです喋り方)上手から下手まで小さな歩幅で通り過ぎていきました。

■駒田クコール
これ前にも何度か書きましたけど、一幕のクコールとサラの交流がすごく好きなんですよね…特にブーツを持ってきて階段のあたりに置く場面。何でこの作品で何で??と毎回自分でも不思議なくらいここで泣いてしまう。
一幕のろうそくの場面、タイミング的に伯爵が出て行ってすぐにクコールが入ってくるわけだけど、この二人がすれ違う時とかきっと交流がありそうで、見てみたいものです。

■シャガール&マグダ
私シャガールって「独占欲(所有欲)>>>>父性愛」な感じがダメで、長年キャラ自体苦手だったんですけど、コングさんの「娘は18」には眼からウロコが落ちた。お、お父さんだ普通の…相手が高橋サラってところも大きいのかもですが。逆に、どー考えても娘と大して違わない年齢に見えるジェニファー嬢のマグダに寄ってくあたりのインパクトはかなり黒い印象だったりする(^^;)。
いっぽうマグダは年が若い分「なんでまたシャガールと?!」っていう謎が倍増しちゃうんだけど、イントネーションが異国風であるところで妙に妖精じみた色気が出てるので、うまくはまればいいカップルになれると思いました。今日の時点では保留だなあ(笑)二幕の歌であんまりシャガールと絡まない(+相手を見ない)せいか最終的に腑に落ちない。一幕の「さわっていいよ」はめっさドキっとしたけど。

■アンサンブル
あんまり全体は把握できなかったんですが、女性ダンサーに目を引くひとが増えて嬉しいなあ。
「悪夢」は影アルフがすっごく良かった。くっきりした表情もいいし、赤い上着で表れて途中で脱ぐ流れとか、動線上も存在感が増してて面白かったし。3人のクライマックスのところは以前から大好きでしたが、伯爵の化身との絡みでいい感じに男役女役入れ替わってる流れがすごく面白い。
「永遠」の退場時の客席脅しはまだまだ大人しいなー(笑)キャストさんが慣れてくる公演後半はえらいことになる(笑)(笑)。

■おけ
美しかった。
けれど。
ホルンは 同じ人かも 知れない。
(ここだけ灰色の絵の具で太書されてるイメージで読んでください)

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夜だ

「江戸の青空 弐」ぷちネタ続き。

カーテンコールで軽くやっている挨拶の話。だいたい一衛ェ門姿の松尾さんがなんとなく人に振ったり振らなかったりして多少おしゃべりしてカレー屋の話して(笑)終わるんだけれど。

朝倉あきちゃんで締めるといつも素晴らしく綺麗に締まるのはなんでだろう…真面目に素直にほどほどにコメントしてるのになんていうか、詰まらなくないんだよなー。かつ、周りの空気を引き込む不思議なオーラというか。

例えば

「初舞台です」といつものように振られて「ホント日々、初舞台で…」とか喋りだした瞬間
「日々」「日々て」「毎日が初舞台」「いいよねそれ」「俺はいつでも初恋だみたいな」
…と総ツッコミを食らったり(最後のはキッチュさん)

あるいは

「この作品」というところを「この映画」と言ってしまった瞬間
「映画」「映画(笑)」「映画て」「今映画って」「…えいが。」
…と総ツッコミを食らったり(最後のは普段どっちかというとつっこまれる側の人(超うれしそう))

そんなカテコウォッチは時にアフタートーク級の価値があります(笑)。

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朝だ

「江戸の青空 弐」大阪公演いってきました。

いろいろネタはあれど寝たら朝になっちゃったので(あたりまえだ)いっこだけ。

「70年代」とか「80年代」とか東京では一時期大変むずかしいことになっていた新どんの茶店夫婦ネタがシンプルになってきた気がするのはツアー仕様でしょうか。わかりやすい分ネタを受けるほうの爆発が求められる気がする今日この頃。「パリでの暮らしが長かった」も「ピンクレディーのファンだった」も面白かったけど大阪フィナーレは
「謎の生命体に体を乗っ取られた女将とあるじ」

…わたしこのネタ、まず松永さんがドカーンかましながら作ってくれた時間的余裕を使い切っている贔屓の立ち姿@準備中が大好きなんですけど(笑)、おかげさまを持って二人とも地球上の生き物とは思えませんでした…下手で新どん、上手で番頭さんが吹いて、かつストップモーション(あのライトが不気味でまたいいんだよ(笑))中には大旦那様が「ぶふー」という音を飲み込んで喋ってらっしゃいましたが、最大の被害者は「両手を上げてぴゃー迫る中腰の怪生物」と「膝を中心に『ゝ』の字を構成し両足飛びで詰め寄ってくる6尺の怪生物」が作った1mの隙間に詰め込まれた若いカップルだったことを記しておく。あー面白かった。

後に刀屋さんが「長かったー!」というとこで「あの『みゅーー!』も含めて?!」と怪生物を表現(笑)。ばあやも神社で新どんに「おまえ自由すぎだ!何だよ怪生物って!」とぶちぶち言ってました。

ついでに書いちゃうとお花見の風景から大急ぎで刀屋に戻るところ、きりきり舞いの徳三郎をすっ飛ばして店先に駆け上がる番頭→刀屋さんが好きです。

さらについでに書くと願かけの秘密を「続きは飴をくれ」って手ー出した新どんがばあやに手を払われるところ、高速一回転してそのままツッコミバシイ行くところもたいそう好きです。

そんなネタさらってるうちに東京ではいよいよお祭り始まったようで。はやく行かなきゃ。

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つらつらと

「江戸の青空 弐」東京終了。なんかいまいち通った気がしないんですが(生活を改めろ)楽しくかつ余裕のない8日間でございました。職場と自宅と三茶でトライアングルを描いてるうちに終わっちゃった。いろいろ歩き回りたかったけどほとんど把握できなかったなー。
落ちついてレポも書いてないので、これからつらつら行きたいと思います。

「江戸の青空」は壱は観てないんですけど、今回のを観てとても観てみたくなりました。買おう買おうと思ってすっかり出遅れて、楽日に売店で「D…」と呟いた瞬間に見本がパタリとしまわれたんだった完売御礼(苦笑)。ネットでかお。

落語ネタの使われっぷりの秀逸さは分からないけれど、今回とてもいいなあと思ったのが転換でした。「スーザン」の時も思ったけど劇場ってこう使えばいいんだなあ!という鮮やかでさりげないチェンジの数々。TSの転換もシームレスで凄いなって思ってきましたけど(除く伽藍千ー度)、G2さんの転換は半分ずつ、少しずつずらしてってて気がつかないうちにするする変わってくのがカッコいい。

キャスト雑感ちょこっとだけ。

■板東君(笑)
先日いろいろ書きましたが(^^;)にじゅうさんさいだもんなー自然にいろいろやってみるのもアリだよなー、いやでもなー、と観る度に印象が堂々巡りするんだった(苦笑)。
うじうじ徳三郎がまことのこころを見つける流れ、脚本上は結構納得できるし、こういう「ユラユラした主人公がじれったい展開の末に成長して、ついに大団円・幸せにね!」な話わたし大好きなんだけど、いかんせん徳さんはどこまで本気でウジウジしてるのか分かんないんだよな(^^;)「気弱で自分に自信が持てない」んじゃなくて普通の甘ったれに見えるってか、一番芝居がしっくりきたのが長兵衛たちにヤキ入れられて「俺の気持ちわかってたまっかよ」的にボソボソ言って怒られるところだったっていう(あそこの長さん本当にスカッとするわ(笑))。
おせっちゃんに「女の人って簡単に全てを忘れられるものなんでしょうか」って言うところの心の流れ、あれさえ腑に落ちれば、あと全部ついて来るんだけどなー。惜しいなー

■あきちゃん
いっぽう主人公よりはるかに芯のはっきりしたおせっちゃん。
まっすぐ突き当たってどーん!な素直さに好感と自然に浮かぶ笑いと、小さな物足りなさを感じもした初日。…だったんですが日に日にみるみるツボに入っていく芝居に本筋を忘れてワクワクしていった、楽しい発見の日々でした。ラジオで潤さんたちが「スポンジのようにどんどん吸収する」って言ってたのを聞いてなるほどなーと思った。やー来てほしいわその事務所からぜひミュージカルの国へ(笑)。
おせつと彦六さんとの話として観ると普通にドキドキするんだよねこの話(^^;)。面白いんだよ…。

■れいちぇるさん
も、お菊が可愛くてどうしたらいい(放っておくといい)。
G2さんの転換もこの方のお芝居もそうなんだけど、なんでもさりげなく凄いってか凄いことをサラっとやってのけてるというか、未だに頭の中では自然にお駒さんとお菊さん(と売られた新吉の娘(笑))が完全に別の人なあたりが凄い。もっといろんな作品みてみたいと思いました。

■バターの人(誰だよ)
6役だって。芝居的にはちゃんとそれぞれ別人なんだけど今回、強烈にビジュアルの威力を感じてしまった(^^;)…なんていうか人種的に目立つ。月代も似合うし着物もシュッとしててカッコいいし言われるほどバタ臭いとは思わない(笑)んだけど、そういうことでなく外つ国のオーラを感じるのであった…あ、だからミュージカルの国でいいのか(笑)。
細かい話はまた別のとこでー。

■重さん
塾長交代(笑)。
初日の頃はばあやのウィンクと腰曲げ全力疾走に夢中、だったんですが今では長兵衛の徳三郎しばきに夢中です(笑)ああ気持ちいい。トーォ、茄子ハイ!

■キッチュさん
全ネタ拾いたいのでそのうちにまとめて(笑)。
アメは食べきったとしか思えないんだけどどうやってるんだろう(^^;)。
どろぼうの銭形ネタが最初いいかげんだったのに随分緻密になってきた(笑)。キセルは巡り巡って盗まれたんですね。

■潤さん
全ネタ(以下略)
茶屋シリーズ「飴がないと」シリーズ朴訥ブレイクシリーズ(なんじゃそれ)どれもこれも好きですが、湯屋の二階で長兵衛さんになんて言うかもたのしみにしてました。みせたがりー!が好きだったなー。47才ネタは字にするとアレな下ネタも多くてなかなかネタにできませんでしたが(笑)ネタがアレな時ほど残された彦六さんの表情がアレでまた味わい深かったですアレ。

■花緑さん
お富さんはチークと口紅しただけなのに「花緑がブスメイクで笑いをとっていたって言われた」という話は可哀想でした。
いちばんカッコイイのは刀屋さんですが番頭への切り替えも大好きです。そして丈八さんの「お駒さんはババァじゃないよォッ!(という意味の音波)」で毎回マジ泣きしてる自分はなんなんだろう(^^;)。でも一番好きなのは唐茄子屋塾のしんきちなんだ(笑)。

…ところで悪気でもなんでもなくG2さんのいう「ラストの感動の場面」てどれだかわからない(^^;)。いや自分的には「命日だもの」と相撲手前の彦六さんの顔と「よしてよー」「よさないわよー」の流れとあと新どんのBGMソング箒回しフィニッシュに毎回感動してましたが、そういうことじゃないんだよねきっと(苦笑)。

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休演日

「江戸の青空弐」を観にいってます(現在形)。

本編はじまって3日、今日は休演日ですね。普段が普段なのでなんか穏やかな日程だと思ってしまう(笑)。

★★★ネタバレです★★★

贔屓に対する感慨モードは初日カテコで通り抜けたので(だからいつも薄情だって言われるんだよ)、その後たのしく本編を追ってます。皆さんいろいろ炸裂でたぁのしぃ…がギャグに関しては「もっと行けるんだけどね」という余裕すら感じる(笑)このあとも追ってくのが楽しみです。

■落語
私は落語ぜんぜん分からなくて、今回はまず素で本編を見て、それからパンフとかネットで元ネタを漁る日々。普段、パンフの読み物って単体では面白いけど舞台とリンクしないこと多くて(そんなことない?(^^;))本編中はあんまり興味を惹かれないんですが、今回はとても面白くて興味深くて、毎日持ち歩いてます。であのネタはあーか、そーか、って調べるのも大好きなので、今回は存分に素人として楽しませてもらう感じ。
そんな素人は「唐茄子売りによろめいてしまったのか?」の台詞でものすごい小さく「くすっ…」とか笑っているおじいさんにかなりの確率で遭遇するんですが。これがすごく羨ましいんだった(笑)。

■試練
いやもう、潤さんのお陰で毎日さらに楽しい。日ネタを数え上げるのも野暮なんで(といいつつそのうちやると思いますが)一個一個は挙げませんけれども、リピーターも初見も満遍なく爆笑の渦に叩き込むセンスをマジで尊敬する。
…茶店の旦那とか、なんか振られた瞬間の「顔」をみるのがファン的には最高の道楽ですね(笑)アフタートークで「ちゃんとできなかった時は二人でブルーになる、夜も眠れない」とかおっさってましたが、だって「小さな役でもやり方次第ですばらしくなる女将と旦那」って「どうにもできるけどどうにもできない」でいいと思うけどなあ(笑)…確かに初日のウエストサイドは水を得た魚のようでしたが(笑)。

■苦言
昨日かなり残念だったのはラストシーン。徳三郎がおせっちゃんに告白するシーンで「明日もあさってもその先もずっと一緒にいたい」みたいな台詞の中で「明日も」と言ったところで「…明日は、休演日だけどっ…」との一言。
…場内半分爆笑&拍手も上がりかかってましたが私は江戸っ子モードで怒号を上げそうになってしまった(^^;)。そこはアドリブ入れちゃダメですよ。本編ピシッと徳三郎の思いを通して見せておいて初めてちょろちょろ脇道が楽しいのであって、周りの大人がいくら自由に見えてもそういうことじゃないんだよ。あーもーガッカリした、マジで。
…なのでアフタートークで「彦六ー!彦六なんか高枝切りバサミに…」ネタをまた叫んだ時にはもうすっかり「コラー!」モードになっていたのでユラリ立ち上がった彦六さんの「…楽屋来い」に一瞬「頼むわ…」とか思ってしまった(^^;)。(そしてレイチェルさん「じゃ今の気持ちを歌に!」彦六さん「ここに築こう我らのバリケー!!!(仁王立ち)」に笑って終われたけどさ…。
いや分かってるよ若いってことも軽いってことも悪気ないってことも。でも時代とか世代とかあんま関係ないと思う。
まずは徳三郎として本編で、おせっちゃんへの思いとか彦六への嫉妬とか自分の成長とか、がっつり筋を通して見せてください。

あー久しぶりに怒ったわ(苦笑)。

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おかえり。

「江戸の青空 弐」初日を観てきました。

「花緑パラダイス」ととるか「戸次に惚れろ」ととるか「植本ラブリー大作戦」ととるか「キッチュのミラクル七変化」ととるか松永ねえさんの「なぜなんだ奥さん~WHY~」ととるかもうなんでもいーから観てコレ。面白い!!

なんかもうどうしよう、すごく残念なんだけどコレ母が観たら絶対すごく喜んだと思うんだけど母ちゃん先週からまたスイスなんだ(ほとんど子守)。あと落語それなりに詳しかろう亡くなった祖父母とか父にもかなり見せたいコレ。
ていうかみんなに見せたい(笑)。というわけで母たち用だったけどオケピに出してるチケットどなたか拾ってください(笑)ぜったい面白いから。

★★★ネタバレです★★★

贔屓ネタは別のところにパラパラ書きましたけども、とりあえず彦六さんの朴訥フェロモンとやらの謎が解けすぎて溶けました(他に何を言えと)。
他役については、湯屋の二階のアレは子供か?若ぇ衆か?なんであんなに声が無駄にカワイイ?…といった謎が残りすぎなので二の腕検証は明日以降に持ち越し(^^;)。(追記:2日目にはキャラ変わってました…ふつうのわけえしだ(笑))
突発「クール」にしろ「男になれるか徳三郎(仮題)」にしろ「残された方の身にもなって欲しい」にしろ、ああもう身の丈六尺のあのキュートをどうしよう(ほっといていいです)

キャスト雑感いろいろですがとりあえず花緑さんのキラキラぶりに度肝を抜かれました(予想通り)。どれが本役ですか、なんて聞くのがヤボに感じられるくらいいずれの役もどんぴしゃり。気に入ったのは刀屋のじいちゃんと植本さんとのコンビの唐茄子やさんですが…植本さんもホント凄いねあれ…重さんも実にカッコよかった。茄子オー!

それにしても何が怖いって、数々のネタのうち多くはどうもアドリブっぽいってことだったり(笑)。

若い二人もよかったです。もうちょっと感情移入したいけどな!(苦笑)じれったい話キライじゃないけどラストでスカーーーーッ!とさせるにはもうちょっとだけメリハリってか切なさってかワクワクってか…ようするに恋が欲しいのかなと。まあこっちは所詮K吾ファンモードで観てるから彦六さんの揺れっぷりにめっさドキドキして余力がなかったって言い訳もあるけれど(笑)。

そんなこんなで本編慌てまくり、カーテンコールでまっすぐ立って微笑んでる人を眺めつつやっと「あ、帰ってきたんだなあ」って気持ちにたどりついた。

おかえり&ありがとう。元気でみんなを幸せにしてください。

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2011冬祭り(動画編)

ヴァンパイア製作発表を動画でみました。
「字幕入れようよ」(訳:「ツッコミてえ」)と思いつつ楽しく見ました。

いきとどいてるなあ…。(山田さんとリー君が必ず綺麗にカメラに収まるあたりが)
完結してるなあ…(禅さんが)
たのしそうだなあ…(祐さんが)
普通の台詞がツッコミになってるなあ…(知念ちゃんが)
可愛いなあ…(高橋嬢が)
底知れなくなったなあ…(浦井君が)
つーか彼は肉食じゃなくて(ネタバレ警報toいくさぶろ君)
あとホントに全く私は山内さんのそういう質問に躊躇わない姿勢が大好きです。
それと別に世の中、赤い服=ちゃんちゃんこじゃねえと思ってます。
(3年前の召使さんと息子さんの動画漫才「祐さんサイコー(大爆笑)」を思い出す。)

歌についてはななんか乗れなかった(^^;)現場で聴いたら違ったかもだけど、お芝居分が少ないから響かないのか、単なる曲チョイスの問題か(「外は自由」フェイドアウトて(笑)制約多いの分かるけどフィナーレでしょここは!!冬こそ盆踊りモードであったまらないと!)…浦井君の「夢じゃない」だけドキっとしましたが。

一作目、二作目、三作目と着実に「舞台が渡そうとするもの」と「観る方が期待するもの」のベクトルが合って来てるというか、「分かってる人は笑え、そうじゃない人もいいから来い、歓迎する」的なムードが嬉しくもあり、今となっては羨ましく寂しくもあり(苦笑)。
リピーターの列から離脱はするけれど心の底から応援する。

あとはいつ行くかですが(^^;)初日に行く気マンマンだったけどその日って「江戸」の大阪じゃん、次の次の週末も江戸の小倉じゃん(ややこしい)、いくら贔屓出てなくても乗り遅れるのは寂しいよー、とか葛藤に陥り中。

キャストについてもいろいろ逡巡してます。もちろんいちばん関心があるのは馬場ヘルベルトでシングルですからそこはいいんだけど、なんかがっつり息子さんの変化にばかり注力して観るのも悪いなあ(悪かねえよ)、いっそ新キャストで固めて一回自分の中のヴァンパイアをぶっ壊して、それから落ちついて浦井くんたち観ようかなーとか(^^;)。
マグダやシャガールもどうなってるか興味ありありだし。

まあ昨日「江戸」のインタビュー読んで以来、「世田パブの初日が明けたらVのキャストチョイスどころじゃなくなるかも知れない」とか嵐の予感を抱えている自分がいるわけですが。…彦六さんマジ激ツボの匂いがするどうしよう(苦笑)。

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三銃士むーびーとーく

映画「三銃士~王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船~」を観てきました。

いや、面白かった!!!予告やらポスターやら飛行船やらのカオス感にもう半笑いな自分をカクゴして行ったらば、やもう全然アリでしょう、ちゃんと三銃士として面白かった(笑)。

★★★ネタバレです★★★

まずイントロで血沸き肉踊りました。ヴェネツィアの街を暗躍する三銃士、それぞれが手に入れた鍵をもって新兵器(飛行船)の設計図を盗み出すミッション。ここでアトス、ポルトス、アラミスそれぞれが顔見せ的に暴れるんだけど、そこへミレディーが峰不二子的に絡んで協力する展開に「おぉっ?!」となった。四人並んで同じ罠をクリアし、敵と渡り合う展開に「ああ、幸せ…」となって。

そして。

任務終了、めでたしめでたし…となった瞬間にミレディーが思いっきり裏切る。アトスに「愛してるわ」って言ってから裏切って設計図を奪う!という展開にものすっごい満たされた

…ごめん、ミュージカル版好きです、あれはあれで愛してます、でもこの夏どんだけ「悪いミレディー」に飢えていたかこの瞬間に思い出したんだー(^^;)。

とはいえ三銃士がダルタニャンと出会う「一年後」、アトスがすっかりクリスタルの天使モードにやさぐれていたのは惜しかった(^^;)人形劇みたいにサラッとミレディーを心配しながら許しながら油断せずに背中合わせ…ってやってくれるのを期待したんだけどそれはなかったなー。

そのイントロ以外だと、設定的に唯一カッとんでるのは飛行船出てくる展開だけで、ルイが将来有望なバカ殿だったり首飾りの件でアンヌが悪くなかったりコンスタンスが別に人妻じゃなかったり、と、「まあ、あるよね」という範囲の脚色で………てか序盤のダルの旅立ち含めてミュージカル版とずいぶん被ってたなアレンジが(^^;)。かぶってて一番嬉しかったのは眼帯の「小僧は俺が」と一本橋バトルでしたが(笑)。あとスカートな。

ダルタニャンは92年生まれ、コンスタンス、アンヌ、ルイの3人がいずれも89年生まれ…という若いキャストたちで、これがまたいちいちすっごいキレイ、可愛い!!の眼福若人ズ。特にコンスタンスの美少女ぶりには眼をむいた。三銃士の三人もそれぞれ素敵で見せ場いっぱい、ミレディーのミラ・ジョヴォビッチは体を張ったアクション(笑)の連続で魅せつつ笑わせる。ルーブル宮潜入のシーン燃えたわ。従者は四銃士に対してプランシェ一人でしたが、この人がまたすごいいい感じにコメディ担当、見せ場もあるという。

ポスターでは主役級の扱いのオーランド・ブルームASバッキンガム公のパンダぶりもよかったです(笑)。最初「えーバッキン悪役てなんかアレンジ的にめんどくさい…」と思ってたんですが、飛行船出してくるし確かにキラキラしてるけど出番の量的には明賢さんとおんなじくらいだったし(爆)てか別に悪役じゃないじゃん(苦笑)。
…しかしほんっとにこの10年で全然変わってないんだねオーリ君(^^;)もーちょっと、もぉーちょっとお芝居を磨いたらどんなにはばたけるか…と思うんだけどもうこういう役どころでいいのかなー彼は(^^;)。

変わって鮮やかに悪役張ってくれたのが我らが眼帯・マッツ・ミケルセンさん(もう今年以降はロシュフォールというだけで無条件に追っかけるよ私は)。外国版観た人の評判がいい割にポスターとかぜんぜん露出がなかったので、出番少ないのかなあ…と思ってたんだけど働く!働く!汚い手使いまくってその理由が「(正々堂々って)性に合わないから」…こーでなくちゃ。こーでなくちゃ!!という鮮やかさ。マンでの出会いからパリでの決着まで、ワクワクしながら眼帯ウォッチを楽しみました。
切ないくらいロシュが一人で全てを背負わされるラストにはヒドイじゃないかと思いましたが(T_T)いや猊下ってあれくらい腹黒いほうが納得は納得ですけれど(笑)ふつう三銃士ラストでリシュリューが失脚ってありえないからね(^^;)。

2Dでの観劇で十分楽しみましたが、飛行船バトルは実にカッコよかったんで、機会があれば3Dでもみてみたいです。来週からバタバタすっから無理かー。

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こわれたてのラジオ

いや壊れたのはラジオじゃなくて聴者ですが。

FM世田谷にて「江戸の青空 弐」の紹介コーナーを植本潤さんが、松永玲子さんとなんとK吾さん呼んでやってくれるとのことでPCの前の椅子の上に体育座りで視聴。

ほんの10分くらいでしたけど面白かったー。
自然でテンポよくて、しかもさりげなく行き届いてる潤さんの進行に乗せて松永さんがちゃきちゃき合いの手を入れてくれる、そんな中のびのびと朴訥フェロモン放射させてもらえてる贔屓が実にいい味でした…っつーかお二方ありがたすぎるわ(笑)。

以下スケッチ兼ツボどころ。
(★もちろんネタバレです。今後アーカイブが載るものなのか分からないのですが一応ご注意★)

・序盤で「ミュージカルの人」なのか「別にミュージカルって決めてるわけじゃないですよ?(←例のスキだらけの笑い含み口調)」なのかひとしきり押し問答(笑)。
・でも「さいしょ四季の研究所でそれから音楽座…」と言いかけた時点で「ほぉぉら!(生粋のミュージカルの人じゃないの)」的な持ち上げをかけてくる松永さんが楽しい。
・潤さんが音楽座で和ものあるじゃない、みたいな振りで「坊っちゃん」を挙げてきたのに対して素で「あ、そうか」みたいな間があったのに大笑い。(そして聴いてる自分もあぁぁそっかぁ!と叫んだ盲点。余談ですがうらなりは確かに洋装ですがいわゆる代役エピソードの「幻の坊っちゃんBY吉野圭吾」ではいちおう和装といえたハズだ観てないけど)
・稽古場のようす。通し稽古に入ったようで順調みたいですね。
・しかし「和服の着方がヘタで(笑)」自供に二人とも「(笑)」。ここでフォロー入らないあたりポイント高いです(笑)。
・すぐに着崩れてきて、和服なのに「マントみたい」で「Aライン」描いてるらしく
・稽古中、いい場面なのに囁きで「着崩れてる…」が聞こえてきたそうで
・オーダー(G2さんはダメ出しって言わないんだって)で指摘される際に「それ聞こえてました。」とかとんがった返答をしていたとかなんとか(笑)(笑)。
・けがのこと。前の公演で怪我したばかりだから「今回はひとり朗読劇っていう(笑)」とか軽くちゃかしつつ、ファンの人がホントに心配して待ってくれてる…みたいな話をサラッと言ってくれる潤さんが嬉しい。
・でも復帰第一作がバンバン踊るような作品じゃなくてよかったじゃない、と言う松永さんに頷きつつ「復帰第一作」というフレーズに椅子ごとよろめいた。
・もう足は大丈夫、普通に歩けます。でも(自分で余計に工夫して)ダンス踊っちゃったりしてもし悪くしちゃったりしたら大変なので、…………みたいな贔屓の台詞に全身から滝汗。リアルすぎる(^^;)。
・「見どころは?『オレ』?」とたたみかける潤さんに「若い二人でしょう!!」とがんばって切り返すミュージカルの人。
・この後の告知を振られて「ミュージカルに帰ります」で綺麗にオチがついた(笑)。

贔屓ネタばっかですみません。いつになくしゃべらしてもらえたけどお二方のトークもとっても豊富でした(^^)。

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