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2011年10月の8件の記事

本とマンガの話

最近たまたま続けて読んだ二冊。

■聖おにいさん
おーもーしーろーいー。普通に面白いからこれだけ大ヒットしてるんだろうけど、自分キリシタンなのでやたら細かいとこで笑えて仕方がない。
こう子供心に「その態度はなんなの」と思っていた聖殿で迷ったイエス様12才の両親への反応とか、「カナの婚宴」でのマリア様への「婦人よ、それが私に何の関係があるのですか」、とか。普段から「聖書の表現」と「現代の普通の世間の(さらに日本の)価値観」に距離を置く習慣があると、ああみんなそう思ってたんだ、と笑ったり、その解釈全然アリじゃん、再発見したりするのがとても楽しいっていう。さらに下手すると本気で「うっ…」とか感動してることもあるという…踏絵ネタの「私リアルで踏まれたって全然怒らないから」とかラファエルの「悔い改めるきっかけがそれでもいいと思ってます私」とか素で嬉しかったし(場違い(苦笑))。あと今回の最新刊、ペトロの「どこにおいでになるのですか?」ものた打ち回って笑った…なんて穏やかなクオヴァディスドミネ。
そんなキリスト教ネタの秀逸さから察して、仏教わからないけど「あーそうなんだーハハハ」って笑える部分も結構深いネタが隠されてるんじゃないかと思います。いろいろ読んでみたい。やはり手塚治虫から入るか(笑)。

■ヨブ(ハインライン)
いっぽうキリスト教の人は人でこういう作品を書いてるわけなんだけど(笑)。「ヨブ記」をモチーフに書かれたハインラインの長編。あと「ファウスト」もかな。
普通に聖書読んでる文化圏の人は掘り下げ方がよりシビア。主人公はコチコチの聖職者(というか原理主義的な聖書の専門家)、愛する人がクリスチャンではないことに対して、本気で「彼女は救われない」って思っちゃう、「自分で本気で信じていることに基づいて他者を救おうとする」ことの愚かしさと誠実さを両方、ユーモラスに、かつ優しく描いてみせる、この辺がさすがハインライン。
旧約聖書の表現の苛烈さに対して「なんでこの神様が新訳の優しいイエス様になるのか納得できない」って率直に言っちゃうマルガレーテの言い草とか、「魔女狩りは欽定訳聖書の誤訳がきっかけだった」みたいな話とか、コツコツ「それでいいの…?」と主人公に語りかけていく展開の末に、キリスト教的な意味での「終末」が訪れる。…それ以降はそれこそリアル「聖おにいさん」の世界なんだった(笑)。いや凄いわこれ。

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眠れぬ雪獅子

水曜日にTS「眠れぬ雪獅子」を観て来ました。

当日券、3階席センター。とても観やすかったです。ホントTSはどんなに遠くてもセンターに限るなー(^^;)と思ったさまざまな絵の決まりっぷり。遠いといっても世田パブどこからでも見やすそうで11月に通う身としてはまた嬉しい。

当日、観おわった時は、この気持ちをどうやってまとめようかなーと思ったのだけど。
もうシンプルに書いちゃうと。

キャストが良かった。
役にとても合ってた。

パフォーマンスもよかった。
これぞTS!の見せ場がわんさかあって嬉しかった。背景のお山もすごく好き。

お話にはモヤモヤした。
「キャラの生き様」に注力できれば最高。
「どうやら訴えたいものがあったらしい」ことに対しては何ひとつ心に響かず。

脚本にはさらにモヤモヤした。
「わかった、わかった、受け取る、受け取るからもうちょっと丁寧に投げて!」と思った。

これはTSでは大層よくある話。観てて自己嫌悪に陥るというか「別に反対してないのに責められてる」気分になる。ごめん言葉は分かる、でも共感できない、そして主張の荒さが凄く気になる、私ホント薄情でゴメン的な…

1素直にうけとめる
2受け止めて共感する
3押し流されてくたびれておわる
4反論する
5何もしない。
6納得するまで考える

いつも2でありたい。今回は3でしたガランチードもそうでした(;^_^A…タンビは1ですが悪路は6です、納得するまで2年かかったけどな!(←再演まで腑に落ちなかったって話でしょう(^^;))

もちろん納得と愛は別物です(なあみんな)

よかったところ。旅芸人ズ。
とにかくカラッと明るく、一見してお気楽な集団、ホントはいろいろ大変だけど崖っぷちで笑って見せる、世の中しんどいって分かってるけどギリギリの人生を鮮やかに笑い飛ばす、最期は笑って逝ける、…………好きにならずにいられようか(笑)。東山くん筆頭に、それぞれ本当に、明るさ軽さ哀しさ優しさ潔さ、出していってくれてて嬉しかったです。もう芸人役ってだけで自分は無条件でアドバンテージとられますけどね(苦笑)仕事人とか昔の時代劇にたまにいますねこういう、本人たち笑って客を号泣させる劇ツボ集団…FF9とか何回やってもボロボロ涙が出る。

なので「いろいろモヤモヤしたが!!!これで死亡フラグ立ちまくってるテンジンが死なないとかそれなりのどんでん返しがあったらぜんぶ水に流す!」…と思ったけどラストはやっぱりああいう形で(T_T)。いや、テンジンが悪いわけじゃなく「みんなで囲んで泣く」がどーーーーしても作劇上「えぇー…」ってなってしまう、私は。ゴメン本当好きな人申し訳ない。

場面ではテンジンがドルジェの暗殺を止めに入るところがすごく好きだった。

知寿さんとてもよかった。
今井さんの美声とカンロクとフィナーレの衣装にびっくりした。
上口くんすごく良かった。しかし「地図かいて!」わよもや笑うとこなのか迷った(;^_^A
…それにしても最初「立ってるだけでヨシ君だな!!」と客席で悦に入ってた自分、女装んとこ最初気づかなかったのが超口惜しい(笑)。

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耳福

「オペラ座の怪人」25周年記念公演を(画面で)観てきました。クリエのお向かいの映画館、入ったの初めてでしたがとても観やすかったです。日曜日の朝に行ったけどけっこう入ってたなあ。
休憩なしの3時間、久々のファントムを堪能いたしました。

この作品、最初に四季で上演された頃すごく憧れたんだけど観る機会がなくて(舞台って敷居が高かった…頃もあった、の…(退場))、初見はハタチ過ぎてからのロンドン。すんごい感動したけど歌詞全然わかんなくて、帰りにCD買って辞書片手に聴きまくってカタカナで歌いまくり…過ぎちゃったがためにもはやカタカナ歌いが抜けなくなってると昨日気がついた(マスカレーーーーーッ!ペーパーフェイセスオンパレーーーーッ)。

で四季版も何度か観たのだけど、もう詞が頭に入りすぎちゃってちょっと日本語版の印象に馴染めなくて足が遠のいて…いや、ほぼ同じ条件のレミはぜんぜん日本語版も大好きだからやっぱ単に好きになれないんだな詞が(^^;)。

大きな劇場を広く使ってのファントム、しかしけっこうこれって少人数での心理劇が中心というか、ハンニバルやマスカレードみたいな大勢でバーンみたいなシーンもあるとは言いながら、どっちかというと中規模の劇場のほうが楽しいなあと思いました。客席も縦長でシャンデリアがユラユラしてる…みたいな空間でどこから"I'm here!"が聞こえてくるかわからない、そんな雰囲気が醍醐味だと思うので。お祭りだからいいんだけど。…ていうか2せんえんでロンドンのファントムが観れたのに贅沢言うな私。

とはいえ大劇場ならではの感動はやっぱオープニング。"Gentlemen!"のきっかけでジャーーーーーーッ!ジャジャジャジャジャー!が来てロット「666」がせり上がってきた時は拍手しそうになりました。

字幕は四季版のものをそのまま載せてるのですね。レミコンの時は「なんで日本の歌詞をそのまま使わないでわざわざトンデモ訳をつけるんだろう」と疑問に思ったものですが(カフェソングの「顔が映る窓」とか凄すぎて逆に伝説に残したいが)、実際に上演版の詞が乗ってみるとやっぱりこれはこれで難しいなー(^^;)きっと歌詞全体では意味を汲み取って訳されてるんでしょうけど、節々で「言葉」が出ると何度も何度も「そんなこと言ってないじゃん…」と思ってしまう。
レミコンのように、DVD化であらためて「日本語訳」が付け足されるのならぜひ観たいです。あれは本当に美しかった…。

一幕ラストのクリスティーヌとラウルの"All I ask of you"を受けての
"You will curse the day you did not do, all that the Phantom asked of you!"
とか、クライマックスのクリスティーヌの
"God give me courage to show you, you are not alone."
とか、ファントムの最後の
"You alone can make my song take flight. It's over now, the music of the night."
の前半とか!!!↑このaloneがいいんじゃないのaloneが!一幕の歌詞も生きるし!と思うんだけど四季版は前半部分カット、映画版に至っては………いや映画版の話はまた長くなるから(いろいろ思い出すらしい情熱の(略))。

この辺の台詞が日本語で、美しく表現されるのをぜひ読んでみたい。自分で想像してみてもぜんぜんダメなんだー。

…そして字幕は物理的に邪魔でもある。今回、レビューを読んで「うわあ、観たい!」と思っていた100人規模の「マスカレード」、どうやら凄いっぽいんだけど「画面の下3分の1が群集、その4分の3が字幕」っていう映像が悲しくて悲しくて悲しくて泣きたかった(T_T)。半分は字幕じゃなくてカメラワークのせいだけど、"Masquerade!"のたびにわざわざでっかく「マスカレード」って出るのが切なくてせつなくて「うん、わかってる…(T_T)」と何度も心でつぶやいた(「クリスティーヌアイラブユー」字幕もそんな情報は要らないぃぃぃ)。
なんでかなあ映画みたいな上手に画面に紛れるフォントにできないのかなあ…。

キャストはファントムとクリスティーヌがすごくよかったー。クリスティーヌは最初あんまり感情移入できなかったんだけど、クライマックスの"turn to tears of HATE!"のあたりからの怒りとか悲しみとか思い出とか共感とか全部混ざって流れてく感情の現れ方にグッと来た。

クリスティーヌが去り際にラウルと歌う"Share each day with me,each night.."をファントムにくっきり心を残して歌うのってデフォなんでしょうか?昔は違ったのか私の記憶違いか、幸せに去っていくラウルとクリスティーヌが歌う声をファントムが聴くだけ、という場面だと思ってたので、ここの二人の心の流れに本ッ当に感動した。

マダム・ジリーも良かったなーこの方がダンヴァース夫人やったらぜひ観にいきたい(笑)。あとカルロッタの無意味なアップがやけに可愛かった。

カーテンコール後のセレモニーはレミコンが凄かったせいかとてもすっきりコンパクトに見えました(笑)…しかしながら「歴代ヴァルジャン」と「歴代ファントム」では事情が全く異なるんだなあという事実に軽くよろめいた。サラ・ブライトマンのクリスティーヌを囲んで四人のファントムが順々に"Sing for ME!!"と叫ぶ絵に笑ったらいいのか困ったらいいのか(困ってました)。

いろいろ思いましたけど。
「ああ、やっぱり大好きだぁこの音楽この歌詞この台詞」と思った180分でございました。
しばらくCDリピート全開です。

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つらつら

すっごい前に出てたはずの…今なんていうの隔月刊ミュージカル?9月あたまに出てたはずの号の、芳雄くんの連載「ミュージカルに恋をした!!」を今頃読んだ。

帝劇公演中に書かれたものなのかな。舞台「三銃士」のさまざまなハードさ過酷さ加減がせつせつと(いや、明るいけど(笑))綴られてる中、稽古の話を読んで微笑んだ。
殺陣の練習の連続で疲労の極限に達してる、そんな時に「もう1回」と言われると(何しろ心が狭くなってるので)言った相手に憎しみすら感じた…というあたり。

…なんかすっごい目に浮かぶ。その「もう1回」が一体何回になったことだろうか…言ったであろう人の際限なさはハンパないと思われ(笑)。
そうやって重ねた稽古の中で育っていったもののことも書いてくれてとても嬉しかった。まあ、人を当てはめての解釈はこっちの思い込みだけど(笑)おおむね合ってんだろう。
また一緒にやれますように。

東京公演が終わってぼちぼち二ヶ月。回想しすぎて脳内スイッチ入れると決闘やら宝石箱やら「小僧オレが相手だ」やら自在に曲が鳴るようになってしまった(苦笑)あまりにも未練がありすぎて、刻まなきゃ刻みつけなきゃと焦ったせいでかえって通常より記憶が長持ちしてる気がする(^^;)。

あらためてロシュフォールって面白かったなあ(なにをいまさら)。
ミレディー口説きとかギタリストとかアトスとの接近遭遇とか(笑)、本番中にもさまざまな要素が加わりましたけども、きっとそういう変化は稽古中にも起きていたことで。あの人の役がいつもそうであるように、脚本から起き上がったキャラクターが徐々に徐々にいろんな要素を加えて、あの形に育っていったんだろうなあ、と思います。…今回もけっこう当初から「ありゃ中の人の創作っぽいな…」と疑ってたネタがたくさんあるんですが(笑)どうにかしてしょっぱなの脚本を見てみたいものだ。

面白いキャラクターを作って、置いてきた。
それを引き継いだ人が、自分なりに演じてくれた。
そんな思い出を見送りつつ。

…で、もう一個「置いてきたキャラクター」があるワケだが、もう一体どうなることやら楽しみで仕方がない(笑)。
脚本から直で自分なりのキャラを作っていくにしても、2006年・2009年のヘルベルトが創った動線を下敷きにするにしても、たぶん全く違う効果や印象が生まれてくるものなんだってこたあ先日ハラシンさんが証明してくれたので、もうなんか普通にワクワクしてますよ最近(笑)。冬のお祭り、盛り上がりますように。

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びじょん

母が帰ってきたので実家へ。旅行前に録ってもらっていたNHKの帝劇100周年番組をやっと見ました。…ハイビジョンて未だ慣れないんですがホント凶悪な美しさというか鮮明さですね(^^;)。これ本当の肌の色なのか?と思う方ちらほら。

しかし舞台メイクは映えるんだなあ!あぁぁ白い、あぁぁぁ綺麗…主にエレベーター内で明かしてはいけないヒミツを明かしてしまった黒い人のアップにへたり込んだ(笑)。あーあーもーあんな時期じゃなきゃ大騒ぎしたかったッ…!殺陣と舞台稽古も嬉しいなー銀橋細いなー…。

映像チョイスと言えば9月の「ザ・博多座」も素晴らしうございました。東京映像を博多番組で観るのも今回ほろ苦いとは言いながら、何コレ編集したの私デスカと叫んだ。ロングかつ字幕の裏とはいえ小僧オレが相手だジャンプから銀橋カンカンカンが入ってる(T_T)。ヴァンパイアん時も「全てを奪え!!」の反りをアップで入れてくれたっけなあ…。ありがとうありがとう。大好きです博多座。また会おう(切望)。

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三銃士ねたとーく拾遺2

「三銃士」思い出しネタ。そろそろ収束かな。

■知恵袋
ここ数日、某センパイのお題に全力で取り組んでらっさるマドモアゼルさんたちの気配をそこはかとなく感じるので(何にって検索ワードに(笑))私に分かる限りでヒントを入れてお…こうかと思ったんだけど自分の持ちネタ分はとっくに解明されていたようですさすが(^^;)。ところで某都立高校、中高一貫になって以来、文化祭の名前も変わってるのに最近気づいてショックを受けた(とセンパイには届くまい私信を混ぜておくw)。
ざっと見返すと、7月27日マチネの「坊ちゃんをスリランカで上演するようなもの」は良かったなー。最近スイス行った時とかヘタリア読む時とかオランダに対する先入観が非常に強くなった自分を感じたw
…余談ですが8月21日の知恵袋は「なし」。このことは個人的にとても大事な記憶のひとつです。

■Alles
一回こっきりの博多千秋楽。ダルタニャンとコンスタンスの「すべて」で泣いた。大好きでしたこの曲。
…なので「こんなのないよ。ひどすぎるよ」が思い切り刺さった。やっぱ、ひどすぎるのだ。これだけ原作いじったんだからハッピーエンドにすれば良かったのにと今でも思います。ミレディーの結末ともども、どうにかなりませんかね実際…ご都合主義上等でコンスタンスの件は未遂!とかミレディーとアトス幸せになりました!とかでもいいじゃんなあと半ば本気で希望する(T_T)枢機卿は蟄居するもののその後ずっと裏で国王をサポートするのだ。
「消える、全てが」のダルタニャンの表情がホントに好きでした。ここの表情こそ一期一会で、観るたびに確実に違っていたものではあるけれども。コンスタンスの手をとって歌うのって前からやってたっけかなぁ。
…それにしても「すべて」ってタイトル別におかしくないけどインパクト弱いよなあ。この言葉はキーワードにもごく一般的な形容動詞にもなりうるので。東京後半は不自然承知でこれを固有名詞として(つまり『すべて』にカギカッコをつけて)認識しようと努力してた。ダルとコンスの歌の楽しめっぷりが全然ちがってくるのだもの(T_T)。

■ぷちぷちぷちぷち
・…ダルタニャンの「諸君、行こう!」って考えてみると凄いよなー(^^;)タメ口での二人称複数は「三銃士」ワールドでは実際問題は「おまえら」と「諸君」の二択なんですけども…かといって「君たち」ならいいかというとそれもちょっと…どうしましょうか(誰に聞いてる)
・「父さん」の最後、東京では、アトスが入ってきたのにハッと気づくという流れでしたが、博多楽に観た限りでは「鐘の音」に反応して我に返るダルタニャン、という構図でした。なるほど。

■隊長VSリーダー
銃士隊長トレヴィルが出てこないせいかもですが(後ろにいたのか?(笑))。
三銃士の中でもアトスってロシュフォールにとって「俺が倒すリスト」の筆頭っていうか、少なくともロシュ側はかなりマークしていると思うんですよね。「ばーか」とか肉とか確執場面もさりげに多い。で、一番そこが色濃く出るのはルーブル宮だと思うのですけども。
1)わりと素直に「しー!しー!」とか言ってるポルトスを普通に睨みつけて次へ(ここのポルトスの馴れ馴れしさもツボだ)
2)アラミスの前で止まって眼を合わせ(擬音:クリン)、アラミスが眼をそらすタイミングで猊下が来たのに一礼
3)アトスのそばまで来て視線は正面、全く眼を合わさずに服の裾をパサッと払う(アトスはハッとして見る)
この流れがめちゃくちゃ好きでした。
その後でダルタニャンが一席ぶつ間から退場まで、ロシュフォールの敵というか銃士隊側のボスキャラはアトスなんですよね。ダルタニャンを制止しようとしながらがっつりロシュフォールをマークしているアトスの警戒オーラと、ダルタニャンに斬りかかって止められた時にアトスをギン!睨むロシュフォール、最後にもう一度睨みあって出て行く絵が、もう何度書いても足りないくらい大好き。
…ついでに書いちゃうと決闘乱入の「そこまでだ!」で三銃士がとる、それぞれの「めんどくさいのが来やがった」的リアクションはかなりツボでした(笑)あんまり捕捉できなかったんですけど、溜息だったり「チッ」だったりいつものことサ、だったり。

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あれは9年前

ツィッターだといろんな方の誕生日に「あ、そうか」と気づけて便利だなーと思う昨今。

10月5日に、あ、ゆういちろうさんバースデイ、って気がつくと毎年思い出すのが2002年のこの日で。

クンツェ&リーヴァイの新作。
日本初演の初日。
当初冗談かと思われた豪華キャスト。
あと日生なんで狭い。
そこへさらに大河でしばらく舞台出てなかった祐さんのひさびさの舞台。かつ誕生日。

…取れるわきゃねえ。

いまだかつてあんなに苦労したチケットはないです。まだオケピもなかったし譲渡掲示板もいろいろ雑多だった時代、どうしたんだっけな友達の分と含めてオークションのお世話になってようやく二階B席の上手の真ん中らへんをGETしたような…なんだっけといいながら鮮明なのはもちろん初日の記憶が鮮明だからだ(笑)。

今よりぜんぜん東宝的知名度低い頃だったけど、大喝采だったなあ初「ちょっぴり」。
一幕終わりの休憩で立ち上がって客席後方振り向いて「見たかーッ!」って叫びそうになったことをよく覚えてます(←当時なぜか戦闘的な心理状態だったらしい(苦笑))。
舞台はどんどん作りこまれて、進化していったけれど、あの日にお目見えしたステッキ長髪のキャラの完成度は忘れがたいや(笑)。

そんな2002「Mozart!」初日でした。

関係ないですが最近しごとちゅうに「シカネーダーの笑いとロシュフォールの笑いくらい違う」とか「ロシュのばーかとヘルのばーかぐらい似て非なる代物」とか誰にも通じない形容を思いつきつつ使えなくて困ってます。

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三銃士ねたとーく拾遺

「三銃士」書き残しネタいろいろ。博多東京ごちゃまぜです。

■親衛隊ライブ希望
懐かしい「スーザンを探して」のマミーズではドラムス青山君、ギタリストのBBが今年のヘルベルトの馬場徹君だったわけだけど(笑)このへんスカウトしてきてハラシンさんベースに回ってもらってダブルギターでバンド組んで欲しい。
ボーカルが猊下だか父上だか分からなくなりますが…さらにK吾さんにどのカッコをして欲しいのか自分でもよく分かりませんが…WロシュもWヘルベルトも見てみたい。この際違和感出まくりのジェイでも可(笑)。
「今夜は思いっきり死んでくれ」もラ・ロシェルとニュアンス近いよな(^^;)。

■「お前があの時宝石箱を!」
どうしたっていうんでしょう。
(経緯)「抱えた俺を殴ったせいで取られた」
(感情)「抱えた俺の素晴らしい告白をはねつけた」
(一時)「抱えた俺がさらにスカートも拾ってやったのにそう言えばあのスカートどうしたんだ」
(ハラシン)「抱えた俺が必勝法を伝授してやったのに人を壁扱い(略)」
(実際)「なんで奪うのか教えてくれなかったからなしくずしに取り返された」

■ハラシン4
正直かわいいと思ってしまった動き特集。
・声が想像の3度上っていうか、イントネーションの上下がくっきりしてるところでかなりキャラが際立つなあと。最初の「ミレディー・ド・ウィンター」でビックリした。「大衆相手のオペラを書いてみないか?」って感じのキーの高さで(なんでここでMMのシカネーダーか(爆))。
・しょっぱなの「その目をかたっぽ閉じててくれればいいんだよ」で眼帯押さえて全身で「ビクゥ!」………ナイーブか。初めてこの場面で「可哀想じゃないかポルトス」と思った。(アレは鼻で笑う勢いでしたが)。
・拘束されたアトスが隊員を振り払って戦闘開始、のとこで「ビクゥ!」(ああここの青山君見逃した、しまった…)
・ルーブル宮では3人それぞれに平等に「フン!」て感じが可愛かったです(笑)吉野ロシュでどうだったかはまたそのうち。
・もちろん「ダルタニャン?!」でも眼帯押さえてビクゥ!悔しかったんだね…。
・「どのへんが」はけっこう斜めの返しなので、もうストレートに怒鳴っちゃっていいと思うんだよねこの方の場合「せむし男!」「どこがだー!!」みたいな(笑)
・ていうか↑ここの台詞自体をハラシンVerで変えたらいいと思った。「ジャン・バルジャン!」「誰がだー!」的な(時代違う)
・二幕のお面も同様。「我が心」からどれかもらってきてアレンジするとか。
・頬っ傷入れるといいと思う。絶対似合う。でもあれだ「背が高い奴は(攻撃が顔に届かないから)キレイな顔してる」ってのに該当するかも知れない。………じゃあ眼帯は(自問自答)。ホント、ダル父との勝負ってどんなだったんだろう。

■博多ぷちねた
・ハラシン杖キャッチ健在で地味に嬉しかった。サカケンさんもはや「前方」に杖投げてたからすごいダイビングキャッチ(笑)。
・なんせ一回こっきりだから印象だけしか残ってないんですがやたらポルトスさんのお腹をみんなで大切にしていた件(みんなってアトスとダルタニャン)。何、生まれるの?
・松澤船長はすっごいベテランの海の男!て感じでしたね。「引き返そう」→「冗談じゃない!」の台詞の気持ちの切り替えかたでああ上手いなーと思った。
・パリの街でポルトスが決闘の約束して出てくところ、最後に八百屋の藤田さんから投げられたトマト?をキャッチして食いながら出てく、という絵がとても好きでした。こう、上から来た実を、手のひらを前に向けたカタチでキャッチしてそのままシームレスにかぷっと行く、という動きがさりげに巧すぎ。

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