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2011年8月の17件の記事

三銃士ねたとーく楽

「三銃士」千秋楽ネタいろいろ。

■どんなときも。
前楽からお目見えした「わたしだ」「わたしが」「わたしが」「(しーっ!)」ひそひそ話モード。これ自体は面白いんだけどたまたまダルタニャンが割って入るときの「ひそひそ話してるとこ申し訳ないんですけどー」と「それとも何?ひそひそ話大会?」が重なっちゃって「ちょっとひそひそ言い過ぎたなー」とか思ってた(ヤな客ですんません(^^;))ところ
「そこまでだー!」の声が鳴り響き親衛隊登場。
かっぽかっぽ歩きながら隊長あのでかい声で
「ひそひそ話でもよく聞こえたぞ!!」
と見事に昇華さした(笑)。
スゴイなあと思うのが結局、この割り込み台詞は今のゆっくりした歩き方だからこそ尺がはまったんだってことで(^^;)。…火曜日以降どんどん工夫されてきてた隊長の動線、スピードを落としたことに対応して新しい芝居を再構成してきてたあたり。たとえば決闘で噛みつかれてサイドステップで移動するとこの「放せ!放せぇ!」とか、ラ・ロシェルは上手でギターガンッガンに弾きこなすとか、ラスト近くの宮殿のシーンで歩きながら後ろ向きになって360度見回すとか。そういうことの一環でもあったんだよなあ。
次が「決闘は御法度だ!」だもんではまりっぷりにも拍手。

■男を上げた
酒場シーン「そちら、池です」言い放ったコンスタンス…しみじみ思うんだけど機会が増えればかなり羽ばたけちゃうんじゃないかねアドリブ的に彼女は(^^;)先日ジェームスが噛んだときの落ち着き払った「なんておっしゃいました?」といい度胸が違う、度胸が。
なんせ楽だから大拍手が上がってしまい、あららら明賢さん大丈夫かな(^^;)と思ってたら(←失礼)、やっと拍手が引こうっていうあたりでいつもより若干弱々しい「…そうか」が出て(笑)背中に向かっていつか勝てよとつぶやいた(←失礼)。
ところが宝石箱シーンの後。「なにがいいたいのよ!」「ジェームスカットよ!」「いやらしい目で見ないで!」とアトスさんにこれまでのフルセットを叩きつけて手がつけられなくなっていた従者に向かって「ジェームス、黙れ!」…これには心から大拍手(笑)。
それにしても今回のサカケンさんの乱射ぶりはピッチングマシーンさながらでした…偉大なる橋本じゅん先生の「目的地を考えてからアドリブをいえ!」という金言が頭をグルグル回った(笑)退場までポルトスにもらったパンをいらないわよ!と投げたりいろいろやってた…全体おもしろかったですが「わたしはクリスタルの天使じゃないのよ!」はどーかと思う(^^;)。
…ところでバッキンガム公、前楽でまた「本当に本気なんだ」が出て個人的には楽しかったです(笑)ジョージらしいって。

■三拍子で手を叩きながら歌うと結構メロディが思い出せる
「おまえーとーはじめーてー会ったーのはーー古いーー宿やーのー前ーー(バキッ)」
いっこいっこいきましょう。
・とりあえずこの長さを聞くだけ聞いてくださったミレディー姐さんに御礼申し上げたい。「古いー」のあたりで耳をかっぽじりつつそっぽを向く、かったるそうな立ち姿カッコよかったです。満を持した最後の「バキッ」も堪能しました(T_T)。
・マエストロには度重なる感謝を捧げたい(文法おかしい)。狩場といいここといい…。
・隊長のマイウェイ熱唱顔はそれなりに怖かったです。
・言われるまで「ロシュフォールに歌が!」という事実に気がつかなかった。
・それというのもメロディが実にアレだったからだ…休憩中に複数の方に「あれなんていう歌?」って聞かれましたが即興に決まってるじゃないですかあの「好い加減」さ。
・まあある意味、いい歌だ。
・二番もあるに違いない。

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三銃士ねたとーく前楽

「三銃士」25日ソワレネタいろいろ。

■まさかのツボ
狩場面。「ばーか」「ばーか!」「かば!」「かばですって!」の後「いぬ!」とか眼帯が言い放った瞬間に、真ん中の猊下が何かの琴線に触れてしまったように見えた(笑)。「えぇ?猊下そこ?!」と思ったんですが(笑)ブルブル震えた赤い服と表情での変な沈黙と今期最強の「わたしも狩りをたのしむことにっするっ(+振動)」に会場が大爆笑と拍手に入ってしまい、見送るロシュフォールとミレディー5秒くらいそのまんまウェイト…収まるあたりで「…陛下のことで?」「それともお后様?」…ちゃーっちゃちゃー(高まる音楽)。二人もプロだと思ったけどマエストロも偉大だ。
千秋楽は「うに!」だの一連の動物が飛び出してる間にミレディーさん「なんであんたにそんなこといわれなくちゃいけないのよ!」とかぶちきれ(笑)合間に猊下はどんどん地に沈んでしゃがんで頭を抱えてましたね(笑)。

■隊長殿エレイソン
前楽カテコトークでもネタにしてた肉のシーン。サトスさんが「噛んでません」と言い張ってた場面。
「どうだークチノキキカタはおぼえたかー」(←最近こんなモードだ(笑))に対してぐぐんと行くアトスさん。
サトス「さっきはごっ」
ロシュ「…」
サトス「…」
ロシュ「」(←なんか言おうとした)
サトス「さ」(←かぶった)
ロシュ「…」
サトス「…(アラミスポルトスに向かって助けを求めるようにひと呼吸)」
ロシュ「…(微動だに)」
サトス「(戻って)さっきはごめんねー」
ロシュ「…もういいだろう。わかればいいんだ。」
なっがいやりとりでピクリとも動かない隊長の上目遣い微笑は綺麗でした…が印象に残ってるのは台詞含めたニュアンス。字面だと「いいだろう」に「もう」がついただけなんだけどこの言い方の妙な柔らかさがおかしすぎて椅子の上で震えてしまった(笑)。「もう、いいだろう?」みたいな隊長にあるまじき慈悲深さ。通常「食い物やれ」は目を剥いて、めっさアオリで(あの身長の相手に(笑))嘲笑的に言うんですがここもふわりと「…食い物やれ」っていっそおだやか。「ワインもつけてやれ」ぐらい言ってそうだった(笑)。
このあと数秒間サトスさんが痛恨の表情で固まってる間に爆笑に包まれてしまった客席でしたが(収集したきっしーさんカズさんにはブラボー)私としては隊長のやさしさがおかしくていつまでも笑っていた。

■ぷちぷち
・ロシュフォールが「銃士たちがまた決闘騒ぎを起こしました!」と叫ぶところ(ずっと思ってきたけど謁見式しかも陛下のスピーチをあんなに派手に邪魔していいんだろうか親衛隊長(^^;))、下手側の銃士たちがいっせいに「お前だろう」とばかりにポルトスを見たり指さしたりするのがおかしい(笑)。
・それにしらばっくれるポルトスさん、ロシュフォールが通り過ぎるところで袖をぱさーっぱさーっとやってささやかに逆襲してるのがかわいい。
・前にも書いたけどここのアトスは本っ当にカッコいいなぁ。ロシュの挑発に沈黙しているあたりとか、ダルタニャンへのロシュフォールの殺気を警戒してるベテランぽさとか。剣を抜いてがっしゃん!のところでアトスがロシュフォールを体で止める絵は今回本当ーーに大好きだった絵の一つです。その後にアトスをキッと斜めに睨み上げるロシュフォールも。

楽ねたものちほど。

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8月26日

「三銃士」東京千秋楽を観てきました。

とてもいいステージだったと思います。千秋楽っぽいお祭り感で「多少の暴走はアリ、多少はね、多少はだよ?」…と念押ししたくなった人もいたりしましたが(贔屓にあらず(笑))、大事なところはしっかりと、成熟したものを見せてくれた。なんていうか、もとから「三銃士」ってライトとヘビーの真ん中を綱渡りしてときどきライトに転がり落ちて収集がつかなくなる作品だから(笑)逆にいうと、どこに落ちても戻ってこれる。だからふつう長丁場の末の千秋楽に陥る「本編見失い」が、不思議とこの作品にはなかったなと…さりげにいろいろ失礼言ってないか私。まあ、ほかの要素もあるんだろうな。

いっぽう観る自分側の状態はどうかというと、精神的に余計なドキドキ要素やしみじみ要素はいろいろあったわけで。それがなんか決闘シーンのアドリブ「ひそひそ話でもよく聞こえたぞ!」がスパッとはまった瞬間に我に返ったというか、若干まだ無理して楽しもうとしてたところが(苦笑)無理しないで笑え楽しめツッコめようしゃするなーとはたかれたような気がした。
それ以降はもう憂さをおもいっきり晴らして「三銃士」を、ロシュフォールを楽しむことができました。ダルタニャンのおしりふりふり挑発(笑)を悠然と眺める立ち姿、最近キーが半音上がった気がする「ばーーーーか!」、ミレディーさんへの僕の気持ちを歌にしてみましたアプローチ(バキッ)、狩場での素晴らしいガキの喧嘩とカレーへ発つ間際の笑い合い、アトスさんとの最大接近(鼻までついた(笑))、ラ・ロシェルの猊下とすれちがうとこのアイコンとギター爪弾き炸裂、最後の「小僧、俺が相手だ!」の素晴らしい笑い、猊下の退場まぎわの一瞬。最後の「はい陛下」×2
…こまごました話も追って。前楽含めネタ満載だ(笑)。

動画をすぐ上げてもらえてよかったなあ。あの挨拶とか空気とか雰囲気とかをできるだけ多くの人が味わえるといいなと思っていたので。あと上手のはじっこからじゃ見えなかったものも見えて嬉しかったです。最後の超オトコマエ剣アップ挨拶とかな!和音さんや後ろのマキちゃんたちの泣き顔もよく見えたし…挨拶の間いろんな人の顔をできるだけ記憶にとどめたかった。岸さんの全然動かないけどハラハラ泣いてる顔、祐一郎さんのずっと目を伏せた静かな表情、芳雄くんの劇中の悲しみの表現とは違った泣き顔、カズさんの…ごめん、ちゃかす気はぜんぜんないんだけど顔中が濡れていた(^^;)でも泣いてるように見えた顔。いずれも心に残っています。

そして圭吾さん。とても圭吾さんらしい挨拶でした。眼帯が濡れて困っただろうな。改めて動画を見直したら挨拶のときの声が可愛くて困った…帝劇の少年(40)とかつぶやいてるどうしたらいい。この公演で知った方、ぜひ最後の剣もってのドス声とぜひ聴き比べてほしいです(笑)。今回ぐらい素の声と役の声のギャップが激しい役も珍しいと…いや、結構あるか。

そしてあの雰囲気から、ちゃんと笑って終われる千秋楽に仕上げてくれたジャガイモ号&パレードを考えた人&やりきった芳雄くんたちに心から拍手です。泣き笑いも笑いには違いない。きっと幸せでした。

博多では原慎一郎さんがロシュフォールを勤められるとのこと、心から応援します。なんせ背が高いし動きがかっちょいいし、殺陣もすごく迫力が出るんじゃないかな。
なんとなく、ラストの殺陣はこの4日間のものをベースにしたらいいんじゃないかと思います。階段落ちが危険とかもありますが、勝負がつくときの緊迫感や「父上のために」の分かりやすさはむしろ優れていたと思うので。

松澤さんの船長役もなるほどと思いました。お父さんを演じた人が苦難の道をともにする船長を演じる、という流れも暗示的でいいかも知れない。でも原慎船長とダルタニャンの嵐の中で声が重なるところ、本当に大好きでした。終盤の居合い抜きポーズと隊長との並びもね(T_T)。
そして親衛隊にこれから参加って青山さん、出番がほとんど裏返る計算だ(^^;)。ほかの青山さんの出番も別の方がカバーするわけだから、アンサンブルの香盤は全員、どこかしら入れ替わりそうですね。とても大変なことだけれど、あのカンパニーならきっと作りきってくれることと信じています。

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8月23日

「三銃士」23日ソワレを観てきました。

自分的に若干「大丈夫かとかやめよう、普通に楽しもう」という気合が入りすぎだったことも認めますが(苦笑)、「三銃士」という作品を改めて、ワクワクしながら見ることができました。すごいよやっぱり。あの人もみんなも偉い。
…おかげで通常に戻りすぎたねたとーくに行けてしまう(^^;)。

■こうでなくちゃ
やっぱ芳雄くんの丁寧すぎるツッコミは私は好きだなー(笑)。
・ダルタニャンの友人たちの退場手前で東山くんに「ベスト脱いでる、ベスト」言われるまで気づかなんだ。ベストどうしたんだ(笑)。
・剣先切り飛ばしで飛んだ剣先がオケピネットに落っこちたんだけど(最近いい感じに足元に落ちるようになってきたなー危ないからそのほうがいいんだろうなーと思っちゃいるが、やっぱ予想外にビキバキあっちこっち飛んでくと楽しかったりします隊長)、パリでアトスに「みじか!」言われて絡まれてる間「いやさっき、前のほうへどーんって」とぶつぶつ反芻していた。
・マチネでは剣先が一回で飛ばなくてもう一回転して切った隊長に「二回も!!」ってつっこんでたそうですね見たかった(笑)。

■成長物語
殺陣の変更点は「ほほう!」と思ったり「なるほど!」と思ったり。
修道院裏、きっかけは前と同じだけど全員円になってのガシャーン!の間は薄笑いで高みの見物、アラミスが来たところで上から砂かけ、降りていってアトスと切り結んでスローモーションに入るあたりからは通常モード…あ、主語がないのはロシュフォールネタです(^^;)。
今回の変更でけっこういいかも、と思ったのは、一幕と二幕のダルタニャンの戦い方の違いがよりくっきりしたなというところ。初見の頃はあんまり一幕と二幕の殺陣の違いが分からなくて「ダル最初から強かったじゃん」て思ってて、だんだん「いや、修道院裏ではフェイクやケンカ殺法が多くて、宮廷では騎士の戦いっぽいんだ」とか気がついていったのですけど(親衛隊長はどっちでも目潰しだの鎖だの使いますが(笑)あの人も伯爵のハズなんだがな(^^;))。
今回そのあたりがシンプルになったと思います。一幕では「銀橋にダルタニャンが走りこんで待ち伏せしてる気になってるのを後ろから余裕でロシュフォールが狙う→辛くも逃れる(拍子に隊長あちこちやられる(^^;))」、二幕では「父の剣を受け取ったダルタニャンがロシュフォールと切り結んで傷を負わせ、背中合わせの緊張の数秒から一気に勝負に持ち込むロシュフォールを父の技で鮮やかに封じる」と。
何より「ダルタニャン!お父上のために!」のアトスのアシストが分かりやすくなった。前はロシュに鎖で剣を飛ばされたのに気づいてない人も多かったけど、今回は明らかに追い詰められてからの剣投げなので。あとロシュフォールが指で血をぬぐってニヤッと笑うあの顔、いい意味で「ほぉ」みたいなリアクションに見えるのもナイスだし。「お前は失せろ」から「俺が相手だ」へのニュアンスの変化も見えやすくなったなあと。
まあ、最終的にロシュフォールに「ひと思いに殺せ」って言わせちゃうくらいの、ロシュ側の打ちひしがれ感がクリアに見えるためには、やっぱ階段落ちとそれを見守る面々の「あぁっ!!」の方が効果的ではあっただろうな、と思います。誰にでも分かる形で親衛隊長が負けた、である必要があると思うので。あとやっぱ銀橋剣先ガンガンガンガンは惜しい。
いずれにしてもこれはこれで好きです。三日前から必死で以前の殺陣のテキストスケッチに入った自分としては改変版をカタチに残すのに必死(^^;)記憶はすぐなくなっちゃうからねえ…。

■ぷちねた
・こないだもあったんですがそのう、ダルタニャンが最初に「僕の剣だ!」でびしばし切り回して腿にカーンやっちゃって「痛てッ」って言うところで剣先が微妙に歪んだ(^^;)。あそこで客席に含み笑いが起きちゃうとあちゃーと思う。
・でもおかげで最初にもらう剣と宿屋で折られる剣は別なのかな?という長年の疑問は解けた。
・ポルトスさんの「神様そっち?※」が増えてる。※アラミスが十字を切る方角を見やってとりあえず手を合わせるの意。
・ポルトスさんの「ボタンを押すとぴっ!ってポーズつけてくれる人形」モードがパワーアップしている@酒場。あれ本気で可愛い。
・アラミスさんの決闘シーン、「投げ上げたハンカチが上空にある間に三人片付けて、剣でハンカチをキャッチする」…が正式ルートだと思うんですがぶっちゃけ成功率は低く、でも変則ネタが多くて楽しい。先日「後ろに落ちたハンカチをスローモーションで剣で拾う」というのを見て目からウロコが落ちた。
・酒場でいろいろ芽生えてる藤田さん、最近本格的にアラミスさんに対して芽生えてるよ…。あとパリ急行のひづめ可愛いよ、タロイモ号役だったのね…。
・しかし「アラミスへの目潰しと悪役笑い」が下段から上段でなく、上段から下段になったのはファン的には眼福だなー@決闘シーン。今はなくなっちゃったけど王宮でのダルへの目潰しって何を使ってたんだろう隊長。
・これ怪我の前後でまったく変更ないんだけど狩場の「悪い報告するの嫌だなー」顔たまんなくツボです眼帯。
・馬車の強奪シーンで「ずだぶくろ」を勢いよく投げすぎてオケピネットに載せてしまったサトスさん(笑)銀橋トークで回収して、歩きながら枕にして寝てました(笑)。

そんなこんなで2日間のたうちまわった後には素敵な舞台を見ることができました。
…もちろん書かないこともいっぱいあるけどさあ(^^;)いいよね別に。もう余裕ない(苦笑)。
ひとつだけ主張するとするとロシュフォールの今の歩き方は好きだ。

賞賛と感謝とお祈りを。
東京残り、ついにあと3回。かけぬけてくれると信じてます。

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8月21日

21日「三銃士」、みてました。
作り手、観客、みんなにとって辛いことが起きたけれども、
とても素敵なことも、嬉しかったこともたくさんあったので書きとめておく。
(事件概要は別のとこに書いたので失礼します(^^;)二度ふりかえる能力はもはやない…)

■ダルタニャン
もちろん一番最初に異常に気づいたんだと思うけど、そのまんまペースを合わせて最初の銀橋バトルを成立させてくれた。全編ふりかえってみるとあの場面(+ルーブル宮)、よくぞ。
そして、とにかく絶妙に作ってくれたラストバトル。「小僧、俺が相手だ!」の手前でロシュフォールが階段上ったときは内心「えぇぇぇ登らないでよ!!!」と叫んだんですが(通常はそこから一気に飛び降りて剣戟に入るので(^^;))そのまま袖に走りこんでダルタニャンが追い、ふたりは消える、曲の中盤で戻ってきて剣を飛ばされ、「お父上のために!」でアトスが投げた剣を受け取って完全新バージョンの一騎打ち。斬られ、斬りつけ、背中合わせでの緊張アンド離脱、そして最後のお父さんの技にたどり着く。落とす前にとっくに落ちていた剣を拾ってロシュフォールに差し出す。
ひとつの完結した美しい戦いでした。お見事でした。

■三銃士
その「俺が相手だ!」から「父上のために!」までの時間は三銃士VS親衛隊。あの盾にガンガン鳴る剣戟の音に包まれた乱戦。真ん中にポルトス、両脇にアトスとアラミス、全容は思い出せないけど、入り乱れてもの凄い迫力のバトルでした。曲はまったく変わってない、場面の意味もまったく矛盾しないラストバトル。短い時間で殺陣考えた人もやりきった人も全員ブラボー。
カテコ銀橋トークもきっちりと、ほんわか笑わせてみんなにしっかり挨拶して、なんかあったことなんかひとっことも言わずに綺麗に締めてくれた。きっと知恵袋もネタも考えてたんだと思うけどそれは収めて、しっかりと真摯な挨拶をしてくれた。…ここだけの話この日に座ってた私の席の前、ずらりと尚●の女子学生さんの群れだったりして(笑)「石井先生」ウォッチしながらいろんなキャストを見ていっぱい喜んで、初見だったらしくすっごく舞台を楽しんでいてくれて嬉しかった。後ろには冷や汗かきながら贔屓の動線を反芻してロクに話を追っていない酷いリピーターがいたわけですが、そんな変な客を補って余りあるくらい楽しんでくれた彼女たちにも感謝(お門違いは百も承知、なんですが、もうね(T_T))。
…ところで20日ソワレの時クロワッサンで自分じゃなくポルトスの顔ふいてあげてたの可愛かったですアラミスさん。

■猊下
いろいろあったのかも知れませんしこれが初めてではないのかも知れないんですけど、私としては初めてこの日に認識したラスト「退出する前にロシュフォールを軽く見やって出て行くリシュリュー」。出て行く歩みは止めずに、ちょっとだけ目をやって、ゆっくりと出ていく。客席からは見えないけど、たぶん表情そのものは変わってない。けどあの瞬間にロシュフォールを見る猊下。この時の印象はずっと心に残っていくと思います。

■ジェームス
ダルタニャンときゃらきゃら話しながら門のこっち側まで来てくれた。
力の入ったトリプル「どのへんが!」も面白かったし(ロシュ両手を広げて「どのへんが!」ダル「どのへんが?」ロシュさらにタテに手をしゃかしゃかしながら「どのへんが!」この間3秒(笑))。あとこの場面といえば先日タケノコで観たときに念願の
「イギリスでもとても有名」
「おぉ」(背筋すっきり伸ばして)
というやりとりを聞けて大変嬉しかったことも記録に残しておく。
…そして足踏んだり最後に宝石箱のカドんとこでつつく仕草がこころなしか優しいとか感じたことも記しておく(泣き笑い)。

■緑のハンサムと黄色い美人
肩を貸してくれたり寄り添って支えてくれたり、ポンポンしてくれたり(T_T)。

■王様
義援金ピンチヒッターお疲れ様でした…出て行く際のアイコンと奴の背中ポンが忘れられない。

■親衛隊&みんな
20日ソワレで輝かしくデビューした戦隊シリーズ大集合みたいな決めポーズ、めちゃめちゃカッコよかったです(^^)中央に集まってシャー!みたいな声上げて決め。たぶんなんか台詞もあったっぽいんだけど聞きとれず。
21日は基本パターンのひとつ、一列に並んで剣を時間差でちゃちゃっと構えていくあれ。後ろに下がりながらみんなで下手側を伺ってる様子にあぁ…と思った。親衛隊に限らず周りのキャストみんなが気にしてくれてる空気をすごく感じた。私が言うことじゃないけどありがとうございますとつぶやいた。素敵な人たち。
これはみんなが書いてるけど通常通りオケピ屈み込み拍手挨拶に入ってる隊長の後ろからつかつか近づいてきて抱え起こしてくれた川口さんにも手を合わせた。ボナシューはあれで結構結婚すればイイ人だったという脳内設定にさせてもらう(勝手な感謝のカタチ)。

これからのことは何もわからないけど、この日に作ってくれた舞台のことはずっと覚えていくと思います。「みんなはひとりのために」っていう言葉がこんなカタチで腹にズシンと落ちるとは想像もしなかった。

感謝と尊敬と信頼とお祈りを。「三銃士」が最後までみんなを力づける公演でありますように。

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三銃士ねたとーく10

「三銃士」土曜マチネみてきました。
ちょっとバタバタしてて書けなかった木曜ソワレネタも一緒にねたとーく。

■下手より
下手タケノコは贔屓席として有名ですが(私の中では)、客席が眼帯側でも目の芝居がわかる、宝石箱リレーの全体が見える(下手が無理なく目に入ると言いたい)狩りのシーンのミレディとのアイコンが見放題、etc効率的そのもの。かつツボもいろいろ
・「主は与え、主は奪う」と司祭様式に十字を切るアラミスと、それを見やって、「…あっち?」みたいなふりで手を合わせるポルトスの仏教式お祈りが並ぶところがたいそうおかしい。
・酒場シーンでアトスが昔語りを始めるところ。ちょっとアトスを気遣うように遠くのテーブルから見守ってるアラミスさんこ・れ・が・下手から見るとちょうど正面ですごい綺麗。「惚れたらどうするんだ!」と毎回つぶやいてます(笑)。
・酒場に入ってきたコンスタンスの目線。きっと「黒髪、黒い目、背が高くてハンサム!」と復唱しながら人を捜してるんだけど、ポルトスを見て一瞬びくっとして(…違う)とばかりに目を反らす。…この動きが果てしなく失礼で爆笑した。
・「追いかけろ!」で下手袖を指さすポルトスさん。左手はまっすぐ、右手は肩へ、おもしろいポーズだなと思って見てたら自分でも気に入ったらしく、おろした後もう一回同じポーズをとっていた(笑)。
・一幕ラスト。アトスの「行くしかなさそうだな!」のタイミングで一瞬だけ目を見合わせてニヤっと笑いあい、さっと出ていく黒ペア。どんなに前の席でもここだけはオペラつかう激マブの2ショット。右目のニヤリ笑いマジ惜しいわタケノコ限定にしとくの(苦情)
・同じく一幕ラスト。上手側で語り合うダルタニャンとコンスタンスを遠巻きにみる三銃士。ここのアトスがそっぽを向いて微笑しながら佇んでるんですけどこの、いいねえ、なんかいろいろ思い出しちゃうな的な「ほろにが」を絵に描いたような笑い方がツボ。
・二幕冒頭の人形劇、はっきりいってサカケンさんの「それとも…」のしつこさ加減は毎回ランダムなので(笑)ロシュフォールがどのタイミングで猊下を支えに行くかけっこうドキドキもんなんですが(笑)、こないだタイミングがちょうど起こせるところだったのでブラボー思ってたら(重箱重箱)その手で背中をちょっとさすった…客席でやさしさに包まれた瞬間でした。
・退場際にアンヌにキスするルイの離れ際の微笑すばらしいね今さん。

■脳内副隊長
はらしんさんがカッコよすぎる件(初日からみんなが叫んでるのに今頃書いてる自分どうよ)とにかく動きがいい。隊長の動線への反応のキパキパ感がツボ。あたまひとつ背が高いのに一番腰が低い。舞踏会の居合い抜きポーズかっこよす。

■脳内彼女
「ばーか」「ばか!」「かば!」のやりとりで子供の笑い声が上がるのも楽しいけどその後の猊下の「今日は絶好の狩りびよりだ!」&レッツゴーアクションは何回見ても腹いてえ…今日の去り際の口ぱくは「(かーば)」「(ばーか)」でした。………狩りのシーンは最初にバッタリ会った後のロシュフォールの複雑~~な顔とポーズが激しくツボなわけですが(笑)ケンカした後だけに前述のニヤリ笑い合いが最高にツボなんだった。この瞬間だけは「付き合っちゃえよ」と思う(笑)。

■脳内妹
カテコ退場で三人手をつないではけてく件。緑をおかあさん、黄色をいもうとにしていろいろ設定を考えたが我ながら無理がありすぎたので断念。うーん、黒がランドセルしょってくれればふんぎりがつくんだけどな(なんの)。
最近ポルトスさんが後ろから指差してる。いっしょに連なるといい。

■もっていった…
本日マチネ、カテコトーク
いつものように「カラ元気も元気」を地でいくサトスさん(誉めてます)、ひさびさの客席コール
サトス「ひとりはみんなのためにー!」
みんな「みんなはひとりのためにー!」

「みんなついてこれるかな」と不安そうにぶちあげたのにうまくいってよかったですね、なわきゃわきゃのスキをついてきっしーさん

ポルトス「8時だヨ!」
みなさん「全員集合ー!!!」

ものすごい声量でした客席(笑)。

賞賛と持って行かれた感を半々にまじえつつお喋りする3人「声大きかった…」「すごいですね」云々のなか

芳雄くん「でも正直ぼくその番組よくわからない
OSS3JUSHI&ALL「えぇぇぇぇ!(大ブーイング)」

まあそうだろう(苦笑)。

しかしながら引き際が鮮やかな四銃士
ダル「歯ーみがけよ!…(あってた?)」
アトス「(あってた。わかってるやん!)」
アラミス「宿題忘れるなよ!」
ポルトス「また来週ー!」

見事すぎるぜ岸祐二(笑)。

カズさんのバスティーユの歴史前編も面白かったー。
ソワレ行ってきます。

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おぼえがき

なんでこうなったのかさっぱりわかんないんだけど人生最高(最悪)にちかいキリギリスモード発動の今夏。いままでで思い出すのも恐ろしい夏といえば2003年と2005年ですが所詮2003年は東京オンリーだったし2005年は…………いや、トータルであの年を越えることはないな、たぶん今年も(^^;)。ちなみに2008年はほらワンモアチケットとかあったしね(ほらとか言われても)。

「三銃士」マチネを観てきました(前置き長いよ)。
お盆中に一回は平日マチネ観たいなあ…と思って昨日マチソワの予定にしていたところ打ち合わせ入っちゃったので予定を今日に移動。…したらなんかカテコトークに黒い人たち出現したので覚書残しておく。(なんかいろんな人にこまごまと感謝)
前後関係は定かでないです。

・芳雄くんのコールで黒地に赤ラインの男女が手をつないで登場
・銀橋まんなかまで歩いてきてロシュがミレディーの裾を踏んだ。(素でごめんなさい謝る贔屓)
・ところでなんで剣を抜いてたんだろう。
・「今日は悪役の二人に登場していただきましたー」
・とちゃんと進行役をやっている芳雄くんとゲスト笑顔の瀬奈さんを銀橋中央にほっぽって下手袖にフラフラ散歩に行く眼帯。(二階に手をふりふり)(中央のふたり気づいてない)
・せなさんの「悪役ですっ」は素敵にヒロインオーラ
・K吾さんの「悪役です!」は妙にハキハキ
・せなさん挨拶より。悪役チームは3人とも黒髪が指定されてるとのこと。衣装も黒地に赤のラインというテーマがあるそうで。知ってたかと振られた長髪おおきな片目で「え知らない(素)」
・「でもミレディーは『悪役』じゃないですよねえ!(とダル&ミレと自分の間にタテ線を引きつつ)オンリーワンですね」(…別に言ってることはおかしくないんだけどみてて不安になるようなテンションの高さ))
・挨拶もなんか今までにないモードだった。「えーひとりはーみんなのーためにー。みんなはーひとりのーために。」なんでそんな体育の先生みたいなぶっきらぼう(笑)。よっぽど言い慣れないのか。
・そこへ見事にヒットしたのがせなさん挨拶の「みんなは猊下のために。…猊下は猊下のために。」(「ジャイアンみたいですね」)
・の瞬間の贔屓のせなさんへのすごい尊敬目線がおかしい。こう何でそれ俺が思いついたんじゃないんだ的な(私見)。
・今回ちゃんと悪役で通す贔屓「明日こそ勝ってやる(キッ)」これに対する芳雄くんの、物語的には勝っちゃ困るじゃないですか的ツッコミの中で「さっきも愉快な感じで負けたじゃないですか」って聞こえたんだけど幻聴かダルタニャン、それがあの決着場面の総括なのか貴方の(笑)(笑)。
・「汚い手ばっか使ってね!かみついたりね!目潰ししたりね!」「ねえいい大人が」←これが何故かツボに入ったらしく「いい大人(笑)…悪かったないい大人で(悪モード)」………マジメな話自分の中では30も40もある意味変わんないんですが、あちらは気にしてるか気にしてないかで言えば気にしてると思うんだ(大笑)。
・「みんなは猊下のために!…僕も猊下のために!」(「あーやっぱりそうなるんだ」)
・…「ぼく」ってあたりが破壊力甚大だと思うんですけどどうですか(問いかけ)。
・最後にオケピの後ろでもう一回拍手をあおるところではものすごいスピードでスライディングをかけた。転んだかと思った。

そんなこんなでうれしかったしたのしかったです。でもあしたも2かいですKごさん。いいのその力加減のなさ。

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舞台の人びと

石井一孝さんのブログはいつも面白いんだけど、今シーズン、更新が楽しみすぎて大概昼休みに携帯で読んでるから顔の表情やら気をつけないと職場や食堂で不審人物になる。

でもたまらず大笑いしちゃった「キュート」。
楽屋っていうか着替え小屋(正式名称は知らない、舞台そばにあるやつ)の様子はバックステージネタとかでたまに紹介されるけど、あの3人の舞台裏トークはエンドレスで聞きたいですね。本質的には聞かぬが花なんでしょうけども、セミやら鼻くその前後にどーゆー会話してたんだかマジで問いただしたい(詰問かい)。

舞台裏会話と言えば…

回想】←ピングドラム風(すげーこんなの作れんだ)

何度かネタにしたけど2003年の東京会館で「アンジョルラス舞台裏VTR」とか今思えばものすごいのやってくれたときに。

ラブリィレイディをモニターで見ながら警官のスタンバイする二人

マリウス役者「エロエロだ…」
アンジョ役者「えろえろ?」
マリウス役者「あぁーそんなことしちゃってー!コゼットぉー!」
アンジョ役者「あれコゼットじゃないから!」

…みたいなMYゴールデンコンビ。懐かしすぎる岡田マリウスは毎日その日のコゼットの肖像を化粧前に飾ってイメトレしていたなんて話も(遠い目)。

【回想終わり】

違う、カズさんブログの話がしたかったんだ。

先日、贔屓ネタアップして下さったときは昼休み中にK吾ファンのメールやらつぶやきやら飛び交ったもんですが(笑)面白くて小気味良くて、かつこっちの好きなところを丁寧に拾ってくれててホントに嬉しかったです。
そして別のとこにも書いたけど「睫毛がクリン」は今回の名言として殿堂に残したい(どこだよ殿堂)。だってまつげですよまつげ。客席からはせいぜい「目力」とか「アトスを睨むとこの三白眼」とか「ダルと決着つくときほぼ白目」とかいう表現がせいぜいなのに、あの距離で顔を見てるからこその形容。

感謝&そんけいしまーす。あとときどき手袋をなんでひっきりなしに直しているのか今度からよく見てみまーす(笑)。

なお私がたまに石井さんをセンパイと形容するのは同じ高校の2コ上の先輩だからで、在学中はぜんぜん接点はないのです(同窓会ライブんとき全員で校歌を熱唱した思い出はありますが(笑))。気合入った知恵袋トーク聞く度に「あぁあの学校でちゃんと世界史やった人だなあ」と感じる。私は最低でしたけどね世界史。キリスト教史だけで逃げきった記憶が鮮明。アッピア街道の幅とか無理。

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基本

「三銃士」日曜マチネ。ちかごろアドリブきっかけのトラブルがいろいろあったので(^^;)なんつうか基本の大切さを知った回となりました。
この隙に普段から好きなツボどころをおさらい。

■ゆめのまちへおいで
初見から大好きでしたが今でも好きでたまらないパリの曲。
・コンスタンス登場のところのメロディラインで毎回泣きそうになる。
・目移りしてばっかりで未だに名前を特定できないんだけど「本物がっみつかーりゃ・めっけもんやったね!」のところの娼婦たちが大好きだー。
・あと親衛隊員ふたりの動線もおもしろいので追いたい。
・たまにアトスが八百屋さんの屋根の上に葡萄とか放っちゃうのはなんでだ(笑)。
・アラミスとの会話「明日の朝」「8時なら!」は前みたくハイスピードのツッコミみたいな言い方の方が好きだったな。ここはどんどん変わってくと思いますが。
・お父さんの「決して決闘はするな」に対してこの3重トラブル、ていう面白さをもうちょっと強調できたらもっといいと思う。折れちゃう剣といいじゃがいも号といい、こういう昔の娯楽小説ならではの「えぇーーー?」をもっと逆手に取れないもんかなー。

■渾身のメゾピアノ
ずいぶん前にヒトスさんだったかハルスさんだったかがつぶやいていた石井一孝さんのフレーズ。三銃士のハモリは声のセーブも重要で、声量をどれくらいの塩梅で抑えるかも難しい…という話。その時は「メゾ…フォルテですらないんすか」と笑ったんだけど、二幕頭の肉のシーンのラスト、鎖につながれた三人が歌うところホントに綺麗だなあ、と思うたびにこのフレーズを思い出します。いやあれはカズさんにはピアニシモなのかも知れないけれども(^^;)。

■とーわのーえーいこーいーのろーおー
「花火だ!」でダルタニャンたちが駆け出すところから高まっていくBGM、それが最高潮にパン!と鳴って一気に宮廷の場面になる。ここの音楽の高まりとリズムチェンジと、視界がガラっと変わる感じが大好きです。さっきまで寂しい修道院だったのに数秒後には「わーれらーのー両ー陛下ー」で白い貴族たちがきらめく舞踏会の光景になってるところ。
あのワルツのリズムもツボでしょうがない。たぶん一人くらい「陛下万歳」のとこで違う人の名前を連呼してると信じてますが。

…白で思い出したけど昨日の義援金、ものすごい人手でしたが、どんなに遠くからでもわかった今さんの首の後ろに立ってるあの放射状のキラキラ、とても印象的でした。「…高!!」舞台から出てくときもあまりのゴージャスさに黒い人が一回転しながら後ろ姿を見送っていた。

■そんな土台の上にこそ成立し得るもの
ひさびさに(号泣)決まった「ばーーか!」を堪能して「ああなんてカッコいいんだろう」と平和の尊さをかみしめつつ、宝石箱チャンバラでスカートがミレディさんの足下にズズズと落ちた時は「やったスカート事件第二章始動ッ!」と思ってしまった所詮はリピーター。半ば「スカート取れちゃったぞ」リターンズを予想したんですが…あっまい甘い何年ファンやってんだ。

足下にたまったスカートを手元にぐるぐるたくし込んだ隊長。…なんでそんな嬉しそう、ここでワクワク顔ってどういう、と思ってたら両手いっぱいにスカート抱え込んだ黒眼帯

すーっと息を吸い込んで
「…いい香りがする(バキッ)」

べつのとこで「なぐられてあたりまえ」と書いてくださった方、まさに(笑)。
「スカートのにおいをかいだ」とか表現したら確実に変態ですがこの「いい」の言い方がさあ、洗濯石鹸のCMをロシュフォール的なドスをきかせてやったらどうなるか、みたいな絶妙なアクセントと爽やかさでさあ(笑)。なので「におい」だったか「かおり」だったか今いち自信がない。

そんなこんなで山のようなスカートと宝石箱かかえて後方にどーん。2階で観ててよかった…。
宝石箱は通常通りコンスタンスが奪取しましたがスカートは隊長自らどうにかした(笑)なんせあの場面は親衛隊それぞれ仕事が多いから、舞踏会のアンヌのショールのようにはいかないし。…物語的にはどうしたんだろう、持って帰ったか、返しに行ったか(笑)狩場の口ゲンカでミレディー様が「スカート返しなさいよ!」とか叫んだら最高おかしい。

…こんなだから●回も観てて未だに「三銃士が参戦してきたときミレディがアトスを認識してるか」が分かんないんだよ自分(^^;)。

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混沌

昨日「三銃士」ソワレも観てきました。

■一晩のたうちまわった
毎日毎日毎日いろんなことがあるこの作品。もうハプニングだか日ネタだか境界があいまいになってきてますが(^^;)。
「首飾り事件」「スカート事件」「手紙事件」「不名誉事件」「宝石箱事件(第三章まで)」ここまでいろんな事件があったけどこれは「はなくそ事件」になっちゃうのかなあ…一気にこう、何かが一気に(^^;)。
もういいやありのままに書いちゃおう。

昼公演の一連が結構ネタとして完結していたので夜は出ないと思った。
・…らやっぱり鼻をほじるアクションが始まったので身構えた。
・「こく(ほじ)おう(ほじ)へいか(まるめ)だけ…(指先をスっと…)」
・(その手をはっしと掴んで引きおろす眼帯)(このタイミングでは内心ブラボーもんだった)
・「だっ!(手をつかまれたまま額ゴスッ)」
・「(その勢いで)ばーーーか!」

…というわけでアラミスさんたちの「国王陛下万歳!フランス万歳!」がかぶっちゃったという。あぁぁ悔しい(T_T)(T_T)(T_T)。

■誇り高く丈高く
いろいろネタが先行しちゃうんですが、VSアトスはめちゃくちゃ燃える部分でもあります。
何故ってアトスの芝居は黙ってる間はすごいカッコいいからだ。
サトスさんのアドリブ自体は好きです、贔屓がどう戦うかめっさ興味あるし(笑)。んでもそうじゃない場面、本来のラ・フェール伯爵(いいんだよね、この作品でも伯爵で)としての落ち着きとか誇りとか傷とか、そういうものが見える瞬間があると凄くのめりこみます。それ感じるのは大概しゃべってないときだなと(^^;)。
酒場のシーンの後半、「コンスタンス」でアトスをガン見してることは前にも書いたかもですが、眼帯ウォッチャーとしてはルーブル宮の謁見のシーンがたまんなくツボ。
ロシュフォールが振り向きざまにアトスの上っ張りパアンやってくとこ、「ばーか!」の際にロシュ側の恨みがどれくらい残ってるかでで若干の強弱があると思うんですが(なので昨日マチネは今期最強、ソワレは最弱だったという(爆)(爆))、ここで「!」となるアトスさんはかなり大人でリーダーっぽい。
ダルタニャンの名前云々のやりとりでダルを牽制しようとしながら、ロシュが殺気を上げていくのを感じ取ってる表情とかもツボだし。剣を抜いたロシュフォールを止めるところなんか「うわあカッコいい」の一言(止められたほうのこのときのポーズと目つきがまた形容しがたい)。最近、剣を収めたロシュが去り際にアトスを睨んでくんですけど、その後ロシュフォールが出てくまでじっと見送ってるとこもツボですし。
このキャラもっともっと見たいんだけどなあ…。

■最後のお墓コンスタンスのお墓だと思いませんでしたか。
今回、なんかアンバランスだなあ…と感じているのが「父さん」のあり方。冒頭で出てきて、すぐに亡くなってしまう父さん、でも回想語りやダルタニャンの歌では一貫して「父さんのようになりたい」が続いていくあたり。そんなに重い存在ならば若い頃の再現なり回想シーンなり、もうちょっと物語に深く関わってもいいんじゃないかな?とか、逆に、そもそも登場しない、って見せ方もあるよなあ、とか。
伏線はいろいろあるんでしょうけれども(^^;)ロシュが鎖でダルタニャンの剣を飛ばした後、アトスが父上の剣を放ってよこすとか、最後のダルの決め技が冒頭のチャンバラで松澤さんにやられたのと同じだとか(たぶんロシュフォールは父子に同じ負け方をしたんだろうとか)。
なので、ダルタニャンの「父さん」の歌がどんどん深まってくのは嬉しいというか、とても重要なことだなあと思います。フェイドアウトの切れ方はコンスタンスの死の場面の「消える、全てが」と2トップで好き。

あーーーーー二週間切ったなーーーー(ものすっごい積み残して終わりそうな予感してきた)。

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三銃士ねたとーく9

「三銃士」本日マチネ。
つぶやききれないので一旦放出タイム。

■固体VS液体
「こく(ほじ)おお(ほじ)へいか(まるめ)だけ(まるめ)だ!(ぺとり)(ゴスッ)」
なんで今日に限ってまた下手はじっこにいる自分…ここからだと眼帯の顔がまつげクルンしかみえねえ(笑)。
そんなこんなでほじほじしてまるめたものを親衛隊長の顔にひとさしゆびでひっつけた誇り高き銃士隊員アトスさん。左のほっぺたに見えたけど…まさか眼帯の上じゃないよね。
微動だにせず我慢した隊長。
「ハナクソ野郎!…っバカ!」
もうこの「バカ!」のスピード感から察して相当の勢いの噴射が(笑)あったらしく、サトスさん「むちゃくちゃ飛んできたぞなにか…」と小さくつぶやいてました(^^;)。

■小学生VS小学生
狩りのシーンでロシュフォールとミレディーが言い争うところ。きのうついにここでも「ばーか!」とか言ってたと聞いて楽しみにしてたんですが。
角つきあう黒ペア
ロシュ「ばーか!」
ミレディー「ばか!」
ロシュ「ばか!」
ミレディー「ばーか!」
猊下「…や か ま しい…」(両手わさわさ)
この間わずか2、3秒(笑)ですが一部K吾ファンには二人の間に男子寮のカウンターが見えましたね…。
そして猊下が去った後
ロシュフォール「陛下のことで?」
ミレディー「それとも、お后さま?」
(二人見合って口パクで「ばーか」)
(ぷいっ)
かーりーをーするのーはっきーぞくーだけーじゃじゃじゃじゃっ

■大阪VS中世
前半が前半だったんでいろいろ覚悟したんですが黒伯爵はジェントリーでした肉のシーン(あのひとなりに)。
どのへんがかというと
サトス「さっきはごめんなー」(超はやくち)
ロシュ「聞こえんな」
アトス「…」
ロシュ「…」
アトス「さっきは言い過ぎましたー」
ロシュ「それでいい。分かればいいんだ。」(囁き声+ゆーっくり笑い)
…今度は下手で良かった「聞こえんな」の薄い笑い方マジ絶品(笑)(笑)ああおとなげねえ。
ところで「おまえに頭下げるくらいなら」っておまえたちじゃなくておまえですかアトスさん。

なおアトスとサトスの使い分けはイントネーションに準拠します。

あと、裏拳GET台詞はリバイバル「今夜俺の部屋に来(バキッ)」でした。生で聞けて大変うれしい。宝石箱また飛んだけどマエストロの何かの技は見そびれた(つぶやいといて)…なにがあったのかにゃー。

まじめネタもかきたいけどタイムアーップ。

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この辺でいちど総括しとこう2011夏

四銃士もすなるグダグダトークといふものを、我もしてみむとてするなり

土曜日まで観らんないのでくだらない話しーようー。暑いしー。

長い人ほど長くはないし短い人に比べれば長いファン暦ですが(何いってんだ)。
かの人が日替わりをかけてくる場合、それなりに法則というものがあると思ってまして。
・基本的に原型ネタは台本にある。
・がそもそも原型自体が稽古場で編み出した台詞である場合もある。
・数日は原型ネタで流す。(例:見てー!)
・何きっかけか完全に謎だけれどもある日突然仕掛けてくる。(例:るっく・あっと・みー!)
・完全に日替わりではなく、基本パターン+亜種のバリエがある。(例:ウェルカム!/プリーズ!/パラダイス!)
・ネタは基本的に直球だが、方角が見当もつかない。(例:来てー!)
・たまにとんでもないの投げてくる。(例:優しくしないで!)
・ネタ同士は矛盾する場合もある。(例:優しくして!)
・傑作度合いとは関係なしにそれは定着してしまう場合と一回こっきりで終わる場合がある。(例:初体験!)
・終わるやつはたいがいとんでもない。(例:こわれちゃう!)
・千秋楽はさすがにスペシャル出してくる(例:100年ぶり!!!)
・初見の人は日替わりだと気づかないことが多い。(例が悪い。わかるわけがない)

モデルはトランシルバニアの馬鹿息子さんにお願いしました。
で(笑)中日現在ロシュフォールからミレディーへ。情報を総合すると

■原型
「詰めが甘いな。俺がいないと(バキッ)」
※「俺がいな(バキッ)」「俺がい(バキッ)」あり

■バトル編
「俺がやってやろうか?(バキッ)」
「蹴られちゃって、(バキッ)」
「俺が稽古してやろう(バキッ)」
「俺の助けがほしければ(バキッ)」

■ハプニング編
「スカートとれちゃったぞ(バキッ)」

■デート編
「今夜食事でも(バキッ)」
「赤ワインと白ワイン(バキッ)」
「今夜シャンパンでも(バキッ)」
「今夜俺の部屋に(バキッ)」
「今夜俺の部屋でシャンパン(バキッ)」

たまに追加するんで、新ネタある方プリーズ。
…個人的な印象として「赤ワインと白ワイン」はもう食事のセッティングができてる印象があったので、「おぉデートには漕ぎつけたんだな」と思ったんですけど(だから一進一退という印象だったんですけど)、単なる雑談ととると、確かに時系列で進展しているようにも見えますね。こういうくだんない話たまりませんね。

それにしてもサイテーの前振りすいません(出来心)

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三銃士ねたとーく8

火曜ソワレ「三銃士」下手はじっこ、いわゆるタケノコでの観劇。
…すんごい楽しかったです(^^;)なんせ眼帯あれ左目なのにその眼帯が客席側になる立ち方が多いから、今回は目の芝居をすごく見逃してるんだよなあ…と思っているうちはよかったんだけど見ちゃったお陰でまたタガがひとつ飛んだ。まあ今更もう増やしようがないけどさー。

■戦利品
二幕あたま、人形劇でのカレー行。
最初はポルトス、次はアラミス、最後にアトスが脱落、なわけですけど。アラミスを撃つところのロシュフォール(のお面)、なんでマウスピースみたいなのくわえてるんだろうと思ってたらあれポルトスからぶんどったクロワッサンなのね(笑)。そしてアトスが枝に当たって落っこちた(なんて理由だ(^^;))のを捕まえるときには、アラミスから奪い取ったであろうハンカチで額の汗を拭く仕草(ロシュなら拭くのは首筋ですよ(笑))。
捕まった後、アトスもなんか取られたに違いない。
…虫取り網とか(どこまでセミでひっぱるか)。

■「父は不名誉!父!不名誉!」
とマエストロは小さく叫んでいたそうですが本日のハプニング(^^;)。もとから「繋いでいる」のか「自由にはばたいている」のかの判別がつくお三方ではないと思うのでね(爆)いろんな人のテレパシーは通じずに「…で、おとうさんはどうしたのかな?」というアトスさんの非常措置的きっかけに至って「…父は、亡くなりました」にワープしたんだった(この瞬間のカズさん表情が大ピンチだったことを記録してしまおう)。
というわけでスキップされた部分はカーテンコールで芳雄くんが「今日はダルタニャンの知恵袋を!」との前振りのもと、あの眼帯のロシュフォールが片目をなくしたのは僕の父のせいなんですよ!と二時間遅れでカミングアウト…でアラミスの説明台詞からポルトスのビー玉ネタでアトスが乗っかって脱出するところまで全部やってくださいました(笑)。
黒伯爵の「ダルタニャンの名前を聞いて思わず眼帯に手をやる」仕草及びアトスの「新しいビー玉欲しい子供はいないかな?」は意味を失ったのは残念…だけど幕間やら終演後やらリピーターズの心がひとつになった瞬間はちょっと楽しかった(笑)。
あと印象深かったのはダルタニャンの「父は不名誉な辞め方をしたんですよね」を待つ間の四人の汗だくの和やかさ。
「(ポルトスの猊下のまねが)似てた似てた!誰とはいわないけど似てた!」
「あはは…」
「ははは…」
「なんか楽しいですねー…」
「ははは…」
「パンで汗ふけるんですね…」
「ははは…」
「そのうち絞るからね…」
(「何いらないアドリブ入れてるのかと思ってたら僕でした」)

■そんな事件で忘れそうになったけど
・パリの場面のポルトス「俺の腹が太鼓腹だというのですか!」なぜ敬語で言うのですか(笑)。去り際に八百屋さんが投げたトマトをナイスキャッチ。
・ナンパ一進一退「今夜オレの部屋でシャンパン(バキッ)」。一足飛びに「一緒に暮らそう?」まで言ってくれたボール君の域は遠いロシュフォール(純情と呼んでもよかろう)。
・「君ーがーいなかったらー」「あたし?!」ジェームス生声切ねえ(笑)。
・ラ・ロシェルのテントから顔を出すところ、あの縦の切れ目にしたがって三銃士がバラバラに上に行ったり下に行ったりするやつ(笑)2、3回みたけどなくなってたなあ。
・「ポルトスの知恵袋」の「(修道院の尖塔の場面の)アトスとミレディーのシルエットの美しさ」はぜひ今度チェックしたい。
・カズさんトークの「バッキンガム公は2年後に暗殺されちゃうんです」でえぇぇ?顔の人が多いんだなあ…原作ネタでもあるのにな…舞台上含め(笑)。
・しかし「あの目をくりぬいたのは」っていう表現は怖いよ芳雄くん(^^;)脳内の事件再現映像がかなりすぷらったな方向に変わる(隊長ー!)

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ぷちぷち

本日休演日「三銃士」ぷちねたいろいろ。

酒場のコンスタンス&バッキンガム公。
「そちら、袖です」「………そうか」
噂の「袖です」を見れたのは大変嬉しかったんですが恐ろしいくらい予想通りのリアクションだった。このキャラを素直にめでたい気持ちとちょっと背中を押してみたい気持ちと半々(苦笑)。

「どのへんが?」が「どのへんが。」になってきた件。

日ネタは基本ワクワクしますが箱バトルの後のアトスVSジェームスはハラハラします(笑)。
昨日は
「来るの遅いよ」
「さ、こちらへ!(超笑顔)」
と完全スルーバージョン。普段より余計にジェイムスが傷ついた印象だったのは気のせいかしら。

こないだ「私は本当に真剣なんだ」のところを「私は本当に本気なんだ」って言っちゃった明賢さん。
………いやあ、違和感ないっていうか。かえってジョージらしいっていうか。

バッキンガム公から首飾りを返してもらうシーン、「陸軍大臣を呼べ!」にジェイムズが「はい!」って答える言い方が随分変わった。前は「はいいっ!」って慌ててついていく感じだったと思うんですけど、今は胸に手を当てて「はい!」って「そうなっちゃいますよね」って覚悟を込めたみたいな言い方になってる。「ごめんなさいね」も前は笑うとこでしたけども、今じゃジェイムスなりにシリアスな言い方になってきたなあ。

↑この場面の「十字架が象嵌された壁とその下の暖炉」が、
次の教会のとこで「十字架と、その下のたくさんの蝋燭」になって
さらにラ・ロシェルでその十字架が大砲になる。
今回の転換で一番好きなとこです(^^)。
終盤のカルメル修道院の裏手から数秒で宮殿に変わるところもさりげに凄いと思う。

ラ・ロシェルは贔屓も凄いんだけど周りも凄い。親衛隊と黒衣の兵隊といろいろ混ざってるけど二階席の一番後ろまで伝わってくる熱気がすさまじい。もちろん猊下も凄い。雰囲気全体が大好き。でも所詮自分は眼帯ギタリストにロックオンですよ
葛藤ったらせいぜいオペラ使うか使わないかぐらいで(見たいよーみんなカッコいいのはわかってるんだよーと号泣)。

カレーの宿屋で荷馬車を強奪するシーン。必要以上に荷物を投げるぶつける籠までかぶせるアトス、ほいほい荷物を持ち上げて振り向きもしないで後ろの人に頭越しに放っていくポルトス、丁寧に挨拶しながら際限なく同じ人に荷物を積み上げていくアラミス。三人三様のヒドさが大好きです(笑)。…非常時のこの人たちのこーゆー強引さってわりと原作っぽいよな。

でそのカレーの荷馬車の馬ですが。脳内設定上「あれはジャガイモ号とのめぐり合い」としている人は結構いると思うんだけど(笑)最近までたまにしか振ってなかったしっぽが昨日はびゅんびゅんびゅんびゅん……絶対さあ、あそこで暗転直前に大きなピンクのリボンが見えなきゃダメだよ…。

さらにその後の銀橋走り「急げー!」のシーン。ダルタニャンの「今夜こそ抱き締めたい」のところでサカケン進行役氏が藤田さんをマントですっぽり抱き締めていた。

そして今日一日わたしは「セミでも食ってろ」のタイミングの本来の台詞はなんだったっけと考え込んでるうちに終わったんだった。
【追記】単に隊員に「行くぞ」っていうだけでした。そこをリアクションにもってくあたりホント楽しくて気を失う。

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三銃士ねたとーく7

本日マチネ「三銃士」。

なんか、いい意味でいろいろあった回でした(笑)。ネタ的にも「ばーか」増量とか「今夜シャンパンでも(裏拳)」とか猊下のためにマント扇ばっさあとかいろいろありましたが(また一人のことしか(笑))、場面場面が心にいい感じに響いたことが嬉しかった。
ダルタニャンとコンスタンスの気持ちの流れとか特に。「三銃士」って、曲の多重構造がなかなか頭に入らない不思議なミュージカルだと思うんですが(私だけか?)一幕の「すべて」と二幕のそれぞれのリプライズがやっと頭に入ってきて今日はとうとうウルッと来た(とうとうて)。…ちなみに作品通して一番泣けるのはなぜかパリの曲のコンスタンス登場なんですが(笑)。

■やめてと言われても2
今日はA席上手の端のほうで観たのですが、上手といえばジャガイモ号とのベストショット(決め付け)…と思ってオペラグラスを覗いたところ、向かって左に親衛隊2人にはさまれたダルタニャン(「トレビル」ってとこでどんなもんだい笑顔)、右、やや手前で手紙を読む眼帯黒髪(冷酷非情(笑))と寄り添ううまのつら…という絵が日曜7時半の名作アニメ並の決まりっぷりで早くも呼吸困難を起こしました。なんだこれ絵ハガキほしい(笑)。
…しかし回を追うごとに不思議でしょうがないんですがこの時点でロシュフォールはダルの正体に気づかんのかね(^^;)。
A)手紙に署名がない
B)まともに読んでない
C)読んだけど気づかない振りをしている
…Cが好みだけどないよねえ(^^;)。

■「蝉時雨」は雨の一種だと思ってました。
肉のシーン(もう他の呼び方は諦めた)。一緒にラ・ロシェルに行くんだと威張るロシュフォールに叫ぶアトスさん。

「お前らに頭下げるくらいならなあ、セミでも食ってたほうがマシだ!」

…せみ?

通常この台詞は「ナメクジにでも(頭)下げた方がマシだ」ですが、別段不自然な流れではないので場内ザワつくことはなく。
しかしリピーターは一様に「せみ…」「せみて…」と反芻していたと思われ。
でその精神的ザワメキが収まるころ、去り際の眼帯からアトスさんへ。

「セミでも食ってろ」

もうホント好きでしょうがない。こういうところが。

■カテコスケッチ8/7
・いろんなハンカチを出してきてるアラミスさん。今日はなんか謂れがあるのかな?まだらみたいな四角くたたんだハンカチを取り出して汗拭いて、ばさっ!って広げようとしたらそのハンカチが四角くくっついて広がらず(笑)きっしーさんをはじめ、注目していたキャスト連が大爆笑してました。…満面に笑いを浮かべた今さんがわざわざ寄ってきてカズさんの肩をポン!と叩く姿が異常に美しかった(白いから(笑))。
・きのうはお手手つないで退場した緑と黒、今日は手をつかみ損なって黒い人が緑のマントを掴んで振るんだった。一回でいいから一緒にカテコトークやって欲しい(笑)衣装変えてもいいから(笑)。
・そのカテコトークは進行のポルトスさんとアシスタントのアラミスさん(この二人のショットが結構決まっててこのまま漫才でもいいじゃんと思ったのは内緒だ)の前振りに乗って、腕を組んだアトスとミレディーが登場。「結ばれましたー!!」→今日は私たちのためにこんなに多くの人に祝福を頂いてモードへ移行。祝福する、祝福するよ………改めて思うんだけど今の脚本なら別にこの二人和解して幸せになったっていいじゃんなあ(けっこう切実な本音)コンスタンスの件は未遂にしてさあ…みんなで幸せになろうよ(T_T)。

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三銃士ねたとーく6

「三銃士」ソワレみてきました。

■キリエとグロリアとクレド
お話的には言わば「華麗なる脇道」なんだけれども(^^;)。曲じたいでいくと本当ーーーーーにツボなのが猊下の一連の楽曲。もう最近一幕の「おお主よ」のバックコーラスの、歌詞は「クレド」で間違いないんだけどどこをどういう風に歌ってるかを耳コピろうだとか、二幕の「我が心氷にあらず」の「グロリア・インエクシェールシス・デ・オ・グローリア・インエクシェルシスデーオッ!」に心で唱和しまくったりとかが楽しくてしゃーない。ラ・ロシェルは一番笑えない曲だけどあれだけやってくれればがっつり楽しめるし。眼帯ギタリストモード発動ブラボー。ああ嬉しい。
…とはいえ一番グッと来るというかゾッとするのが修道院のコンスタンスとミレディーの場面だったりします。ダルタニャンに逢いたいと祈りつつ、薦められるままに毒をあおるコンスタンス、それに重ねて「キリエ・エレイソン(主よあわれみたまえ)」が鳴り響き、「すべての祈りが聞き入れられるとは限らない…」に続いていく流れ。ヨーロッパの脚本だと思うとわりかしサラッとよくある流れだよね、と流すこともできるんだけど、日本人がやってると逆に胸にザクザク来るときがある。
信仰とか疑問とか諦観とか現実とか。まあ私たちは一生それと付き合っていくんだけどさ…と毎回いろんなことを考える。ズレてるのは承知です(^^;)しょーもない。

■ひとりひとりみんなのために
西野淳さんのつぶやきによれば今日はじめて本格的にオケピに落下した宝石箱(!!)三銃士たちの突入直前という、みごとなタイミングでコンスタンスたちの手元に戻りました…くそう惜しいなあ、オケピを覗きこめる席で見たかったマエストロGJ!!!!
きょうも大活躍のジェームスorジェイムズ氏はアトスさんをなじった挙句
「このとっちゃん坊やが!」言われて
「どうぶつカットのどこがいけないっていうのよ!!」
…的なことを叫んだものの客席の爆笑でほぼ台詞が消えていたという(^^;)…ので「どうぶつカット」だったか何カットだったか正確には謎です(笑)。いやあ直立不動が凛々しかったサカケンさん。
最近執拗にミレディーをデートに誘っていたらしい我らが眼帯は「赤ワインと白ワイン(バキッ)」で裏拳クリーンヒット。この人の脳内では妄想デートが成立して進行しているらしい、と思ってはいましたがマジこのあとどうする気だ(ニヤニヤ)。←信頼のカタチ。

■大変な人・戻った人・大進化中の人
休演なし2週間の最後の2回公演でしたっけ今日…(^^;)いやーよく噛んだ誰とは言わないがうちの高校のセンパイ(爆)。ちなみに習ってた世界史の先生は別だ(どうでもいい)。
まあ、かの人に限らずみなさん今が一番大変な時期だと思います………いや、カテコのテンションはハンパないですけれども…特に芳雄くん曰く袖では表情が「無」だったというサトスさん(偉いよマジで)。なんかすっかりネタ系のノリの良さというかさとしさん流を取り戻しているあたりに期待とドキドキ。いやこないだまで「前半アトスがふざけるとなークリスタルが頭にはいんないんだよなー(^^;)」思ってたので…でもなんかこれはこれで大丈夫になってきた。肉のシーンで奴との距離が1cmを切ってるんですが期待していいですか(何を)。
そして着実にネタを増やしているポルトスさん(^^;)……犯罪的にうまかったです猊下の「あっ…」。芝居的にも「おっ!」と思うことがたくさんあったのにあまりのインパクトにこればっかり残っちゃった(^^;)。

明日を越えれば休演日。みなさんファーイト。

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34ねたとーく5

日曜日「三銃士」を観てきました。
…ひと伝えに聞いた月曜日「三銃士」カテコについては別のところで暴れる(笑)あぁぁ見たかった新人眼帯銃士…。

■ルイの成長物語
ひさびさにオペラグラス要らずの席だったのでいろいろ楽しみにしてたんですが、ガン見できて特に嬉しかったことのひとつがルイ13世とアンヌの場面もろもろ。この二人とっても「言葉にできない」部分のお芝居が多くて、オペラで一方を見てたんじゃ把握しづらい部分があったので。
今回、今さんはもう最初の「リシュリュー枢機卿」の言い方だけでぶっとんだんですけども、キャラの固まりっぷりもさることながら、随所で見せるアンヌに対する複雑な気持ち、素直になれないことや自分への自身が持てないことなんかがしっかり仕草のはしばしに表れててホント細やかだなあと…アンヌとのデュエットの去り際の表情とかスゴイ。
つくづく一番人形劇三銃士のキャラに近いのってルイだと思う(のは私だけじゃないらしい)。
…しかし「ルイ14世は可愛い太陽王になるだろう」の台詞は聞くたんびに「…大変っすよ迷惑の権化っすよあんた方の子供達ホントマジで…」と内心呟くんだった(←原作やっと10巻目)。

■着地
首飾り箱うばいあいの場面ラストの従者の台詞は元のモードに戻ってました(「誰だよお前」もなくなった(笑))。でも頭なでなでは定着。嬉しい。ところでつぶやきのジェニファーって誰だよ自分。正しくはエリザベス。
余談ですがやっぱこの場面は二階に限りますね(^^;)下は下で楽しいけど、視線がやっぱり見上げる状態になっちゃってるから隊長の足元に宝石箱の角持ってしのびよるジェームスとかうまく目に入らないのが勿体無い。

■カテコスケッチ英国編
募金箱担当は「わたしが」「わたしが」「わたしが」のお三方+碓氷マキさん。スタンバって下さい、のコールに応じて4人が出て行く…その後ろからヒゲの進行役氏がトコトコと出て行く、のをすんごい怪訝そうに見つめる他の人たち(笑)。「行っちゃった…」「行っちゃいましたね…」て感じで。
でだいたい想像はしてたんだけどこの日のカテコトークのゲストはイギリスから来たご主人、アーンド従者!
以下メモ。台詞は雰囲気だけです。カッコ内はツッコミ担当主人公様。

このわずかな間に進行役から従者姿にチェンジしたサカケンさん。
(だから出て行っちゃったんですね)「(溜めて)イエス!」
(このためだけにこれに着替えたんですね)「(ぐっと溜めて)イエス!」

明賢さんコメント。
「僕本当にこの三銃士が大好きで」(他人事みたいですね)
「いつも見てるんです」(出てますけどね)
「いつも袖で見てるんですよいろんな場面。芳雄くんがわーーーっと歌ってすごく、キラキラしてるじゃないですか」(僕基本キラキラしてますから)
「それを見ながら軽くジェラってるわけです(笑)」

サカケンさ……もとい緑のジェームスさんコメント。以下全ての語尾にハートをつけて読んでいただけると雰囲気だいたい伝わるかと。
「閣下のことが大好きな、従者・ジェイムスですっ!」
(そのキャラで行くんですか)「(ぐぐっと溜めて)イエス!」
「えーこの作品。皆さんは剣で戦います。ですが私は『拳法』で戦います。その名も………!サカ(ごめん表記するとやっぱ恥ずかしいんでここでカット(爆))」。
ものすごい胸張って言い切る姿と、ほどほどにつっこんでる隣の二人の構図が心にしっかり残りました…がもっと印象深かったのは、オケピ回って袖にかかる辺りで芳雄くんに「ではこれから皆さんに!サカ(略)を披露いたします!!」と高らかに振られたジェイムスくんが舞台中央に出てきて大きな声でかなり普通の挨拶を(むろん従者キャラで)かますところと、その間ずっと袖で寄り添いつつ笑い転げている主人公&バッキンガム公のジョシコーセーモードでした(笑)。

ところで未だに私の表記も落ち着きませんMr.JAMES。とりあえず最後の「ス」はにごらないことにしたぐらいで(^^;)。

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