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2011年5月の8件の記事

季節外れのFFとーく

ちょっと仕事でギリな日が続いたので今日は休日宣言。いつもアレをやろうコレをやろうと思いながら「結果的に休日」になってしまうのでたまには最初から開き直ろうかと(結果は同じ)。
たまたま朝、出かける用事があったので、それじゃあ帰りにブルーレイデッキのある家でアレを見させてもらうか、とDVD片手に雨の中じっかへ。

アレというのはファイナルファンタジー7の続編、アドベントチルドレン(以下AC)のコンプリート版。ブルーレイしか出ないと聞いてじゃあいっかー、と思ってかれこれ2年スルーしていたのだけど、先日からリプレイでFF7クライシスコア(以下CC)にはまり直し、FF7本編以来だいたい4年周期で襲ってくるザックス病に襲われたのと(かれこれ4回目か(笑))、なんかコンプリートは追加映像満載で、CCを踏まえてザックスにもまた光が当てられてるらしい…と聞いて俄然いても経ってもいられなくなり(遅いよ(^^;))。

で母の美麗テレビで観てみた。
ああさっさと観るんだった!!そして世の中と一緒に盛り上がるんだったー…。
いえ十分ひとりで盛り上がってますけれども。

★★★ACとCCいろいろネタバレです★★★

そもそも自分FF7ACのどこがダメかというと(ダメから入った)、とりあえず台詞といい行動といい前髪といい立役者のカダージュの全てがめんどくさくて。どれくらいめんどくさいかというと(とりあえず前髪をクリップで留めたい、という衝動を抑え切れたとしても)FF7CCのジェネシスの度重なる叙事詩朗読並にぶっつぶしたい。どっちも好きな人ホントに申し訳ない。
そーでなくても置いてけぼりにさせがちなストーリーを、自己嫌悪うだうだクラウドVS自己完結ポエマーカダージュそれぞれのイメージ優先台詞でカオスに落とし込み、そこへ唯我独尊の銀髪がバッサー襲ってくる、という構図に「いや、映像は綺麗だけど、映像は超絶綺麗だけど、結局何が起きて何が解決したのかわからん、ゴメン置いていかれた…」と思ったわけで。そしてレノばっか出番満載なのも不満だった(笑)いやレノは好きですが。

で、しっかり作り直されたコンプリート版で一番びっくりしたのが「何、わかりやすいじゃん!」(笑)。
前のやつは主に前述の理由で一回しか観てないので(数少ないザックスとエアリスのシーンだけは数十回リピ)何が違うのか正確にはわからないのだけれど、あらららら…
・何かしっかりクラウドを軸に観られる!
・なのでカダージュたちも敵役としてクッキリ見える!意味はわからんけど!
・デンゼルの気持ちに入り込める!
・ティファやマリンがちゃんと可愛く思える…(^^;)いや前回は話に入れない腹いせで、なんかこう「ティファ綺麗だね!マリン可愛いね!映像が!!!」と思えてしまったので(^^;)。
・社長かっけー!
・いや、相変わらずレノとルードばっかり大活躍なので嫉妬はしましたが(笑)ツォンさーん…。

そんなこんなでしっかり楽しんだAC。
しかしながら自分的な本題は某・黒い逆毛の子犬(スーザンの恋人にあらず)。予告編の追加映像が、トラックからクラウドを抱えて飛び降りるザックスだったもので、「CCを踏まえて、バスターソードの前でクラウドがザックスを思い出すシーンが増強されるんだろうな」と思ってて、それは合ってもいたのだけど。「俺の誇りや夢、全部やる」「おまえが、俺の生きた証」が入った時点で「コンプ買って報われたー!でももっと観たかったー!」と「これで全部か」モードに入ってたのが、
その後、
観ていったら、
クライマックスで…!

CCのラストを見たときからクラウドのザックスへの「忘れない」がずっと心に引っかかってて。その後FF7の本編においてクラウドは全てを忘れて、ザックスと自分を完全に混同してしまうわけで。もちろん最終的には思い出すんだけど。その後のクラウドの人生、エアリスとの出会いも元ソルジャーとしての在り方も全部ある意味ザックスに託されたものだってこと踏まえて、何を「忘れない」のか、もう一度クラウドの言葉が聞きたいなあ、というのがずっと気持ちとしてあったので。

今回、そこに答えというか、精神的に落としどころをもらえたなあ、というのが心底嬉しかったです。
セフィロスに叩きのめされたクラウドの後ろ、背中合わせに立つザックス。相変わらず明るくて軽くて頼もしい、よーは気合だ的なこと言っちゃってでも手は出さないザックス(実はあちこちで助けてはくれてたんだけど)。
そのザックスの「もう、忘れるなよ」だけでもいっぱいいっぱいだったのだけど。
「俺が、おまえの生きた証」と呟くクラウドの後ろで、背中合わせのザックスが笑って消えていく、その、一瞬ちょっと目を見開くようにする笑い方がも・お・嬉・し・く・て嬉しくて。この30秒で4年分満たされた。あぁぁ。

そうしてラスト、(これは追加じゃないけれども)教会で微笑んで消えていくエアリスと、軽く手を振って去っていくザックス。ライフストリームの中でこの二人が一緒にいることを、CCを経て改めて見るとキリもなく泣けて泣けて泣けて泣けて仕方がない。この二人を影から見守ってきたツォンに見せてやりたい。うう。
さらにエンディングの最後の最後、バスターソードは教会へ。ザックスの逝った場所には花が咲き乱れ「英雄がここから旅立ったんだ」………こんなにザックス祭りでいいんですか(本編の頃は攻略本でキャラデザ一枚見つけるのも一苦労だったのにこの扱い)。

ところで本編そこかしこでうろつく狼の正体は最初ザックスかと思ったのだけど、最後にザックスとエアリスの会話の後にクラウドに寄ってくるところで、これってライフストリームに還らないセフィロスととってもおもしろいなあ…とか思いました。しかしあらためて調べてみたら狼の正体は「クラウドのトラウマ」なんだそうで…じゃあザックスでいいじゃん(^^;)。

ああ満たされた。CCリプレイ行こうー(飽きろ)。

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レミゼを観にいこう

先週末、ふと思い立って帝劇に行ってきました。
5月14日ソワレ「レ・ミゼラブル」。ダメモトで当日券GET。

数えてみたら6年ぶり。
初体験は原作、初見は日本初演、作品にはまったのはロンドン、いちばん聴いたのはインターナショナルCD(とここまでが「作品ファン」を名乗れた時代)。
最も通ったのは2003年~2004年。贔屓が出なくなってすっかり遠ざかったのだけれど、明けて2005年はよくわけのわからない衝動にかられてアンジョだけは一通り観にいった(苦笑)。
…こう並べるとわりかし平凡なレミオタ暦だ(笑)。

なので「久しぶりに実家に帰ったら居場所がない」状態を覚悟しながら観に行ったのだけど、行ってみたらスッ…と入れたというか。
レミはいいなあ。老若男女問わず、初見もリピーターも作品ファンも役者ファンも、お話の好きな人も歌重視も芝居重視も小ネタ収集派もぜんぶ飲みこんでくれるこの、客席の雑多さ加減(笑)。誰が行っても居場所そして楽しみ方ががあるミュージカルってそうはないと思うんだ。

キャストは今回「せっかくだから現役を観たい」というのと、人さまのレビューで観てみたいなあ!と思っていた何人かの学生さんをチョイス、で大雑把に選んで観に行きました。…ので本編始まって「誰!」となったひとも多かったんですが(^^;)。
以下、印象に残った人々やことごと。

■新妻ファンティーヌ
「うわあ!お芝居といい歌声といいすばらしいな!さぞや名のある人に違いない!」とかボケたこと思ってたら新妻ちゃんだったという…。言われてみれば「夢やぶれて」の中盤、笑顔が消える瞬間の表情の切り替えに「なんかエポニーヌみたいなファンティーヌだな」と思った瞬間もあったんだ(笑)。
しかも初日だったんですねえ。カーテンコールで別所バルジャンに姫抱っこされてる姿も可愛かったです(^^)。

■ガブローシュの歌
バリケードの外で歌うあれは今回からでしょうか。すごくいいと思った。イントロの低音がババーンて入るとこの緊張感と、その後の数え歌に燃えました。この辺、歌いながら飛びまわるガブローシュの不敵さと、その場に似合わない陽気な空気…という雰囲気が原作で大好きだったもので。「ちびいぬでも…」も良かったけどお芝居によっては「可哀想」が先行しちゃうなあ、とも思ってたし。今回、加藤せいしろう君で、不屈な顔と鞄の投げっぷりとかすごく良かった。とはいえこういう、革命をそこそこしっかり背負っちゃう歌になると、もうちょっと上の、中学生くらいの年代で見てみたい気もするなあガブローシュ。

■野島マリウス
恋に夢中でかつ、しっかり革命に居る感じが大変好みでした。
話には聞いてたけどアンジョルラスと仲いいなあ(笑)。「私は戦おう」って言う「直前」にアンジョルラスと目が合う、というシンクロぶりに全開笑顔で「なんでだ!」とつぶやいた(笑)。あと「共に飲もう」でアンジョがグランを見下ろすタイミングでそっちを見やって、ちょっとからかうように笑うマリウスって初めて見ました。後述するけど他にも目ウロコしちゅえーしょんが山のように(^^;)。
対コゼットも良かった(それを後から言うのはどーか)なかなかあの「…も、バカ!」って言わせる「狂いそうさー!」の顔ってできないよ(笑)。君を困らせたダッシュもたいそう可愛いですし。
「ふたつにひとつ」って葛藤するところがとてもしっくり来る、変な言い方だけど嬉しいマリウスでした。カフェソング本当に感動した。

■笹本エポニーヌ
彼女も初日だったと後で知った(どんだけキャスト調べてないんだ)。通った当時は初舞台チームだったのだけど、今では大ベテランなんですね。「群衆の中で好きな人を見つける」動きだとか「コゼット、思い出す」の時の、バリケードのセットに男の子っぽく脚あげてもたれる姿とか、動きや表情の細やかさがやっぱり素敵で揺るぎない。
…といいつつ彼女の「オン・マイ・オウン」はどこか苦手なんだなあ。揺るぎなさゆえ、かもしれない(^^;)。あのままがんばれば恋を手に入れられそうなあたりかなあ。ミーマイのスマイルとかは超絶切なくて大好きなんだけど。

■上原アンジョルラス(感動編)
ゆるぎないリーダー。しっかり立ってるリーダー。若い、けどどっか老成している、自分の弱さも知ってるリーダー。
みんなに観て欲しい。「立つのだ、仲間よ 世界に自由を」で泣きそうになった。
…自分的にアンジョを簡単にカテゴライズすると
A)勝てそうなアンジョルラス(=「撃て!」で「勝てる!」と思う)
B)負けそうなアンジョルラス(=「世界に自由を」で「ああ必然だったんだなあ」と思う)
で(笑)。正直まけそうな人の方が好きなんだけど(爆)。今回「勝てそう」だったのに腑に落ちた、これは初めてでした上原アンジョルラス。
いろんなこといっぱい思ったけど長くなりすぎるので省略…好みひとつで言うなら正直アレの次に好きかもしんない(すんませんこんな褒め方で(平伏))。顔・声・仕草・髪型・スカーフの色(笑)・戦って死んでいくあり方・カフェソングのアプローチetc、贔屓のアンジョルラスとはぜんぜん違うんだけど、どっか懐かしいんだよなあ。

■上原アンジョルラス(ゴタク編)
どんだけ優しいんだマリウスに(爆笑)なんだよ最近の若いモンは贅沢だな!!(←今期通ってる人たっまんねえだろうな!!の意)いっぽうでグランテールが置いてかれてるのは惜しい(笑)。これはまあ、6割がたグラン側のアプローチ次第だと思うんですけども。
…とりあえず何あの「遅刻だぞ」(笑)後ろ向いてるのに笑ってるのがわかる「遅刻だぞっ」て新しいなあ!!
カフェソングでコンブにもグランにもまったく絡まないでマリウスをずっと、優しく見つめてるし(一瞬アンジョの方を向いてさりげなく外したコンブが面白すぎた)。…余談ですけどここは「かつてここにいた、あの頃の学生たち」として在るか、「この世にはいない、けれど今、マリウスの後ろに佇む学生たち」として在るか、いろいろなんでしょうけど完全に後者ですね今回。(贔屓の場合は前者なので戦いの間はまくっていた袖を下ろす。こういう話はじめるとキリがない。)

■一回だけ本気でうわあと思ったのが
もうさすがに7年以上経ってるしいわゆる「亡霊」は出なかったのだけど、「行かせないそれは危険だ!」の腕つかみっぷりと、その後、ガブローシュが外に出たのに気づいて振り向いてダッシュかける赤い背中、同じタイミングでバリケードが回る…というところの絵の見え方でなんだかものすごいフラッシュバックが起こってしまい(苦笑)。

■なので超いろいろ思い出したには思い出したんですが
話がそれるしはずかしいのでコメントにしました(別に恥ずかしかない)

…。
もう一回観に行くかー(爆)

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さかやき

というタイトルで何か書きたくなったので筆をとる。

2011年末予定こんな感じで→http://www.g2produce.com/other/edosora2/index.html

びじゅある。はまあまあ目に浮かぶ。とか。

江戸弁。はかなり行けるだろう。とか。

とはいえ落語。は何の関係もなさそうだ。とか。

そもそも和もの。合うんですか。とか。

で、和ものって今まで何があったっけ。

いたくらしげまさとか。

DTFのうなぎ屋とか。

じゅえるの尺八男とか。

あい、ときを(すごく大きな雑音で中断)

…………あ、悪路って和ものか(我に返った)


まあ正直34のチラシの誰ぞの写真は個人的に「和」だと思ってる。

(似合わないとは言わない。)

総髪ならたぶんあのまんま。

月代剃ったら

それはそれで。

たまには行間開ける系でまとめてみた。

ああ楽しい←酔っている

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えぐぞーすてっど2

「私の頭の中の消しゴム」5月8日マチネを観にいきまして、母と一緒だったんでそれからご飯を食べて、家に帰ってきて、やっぱり疲れたなハハハちょっと仮眠取るかーと寝転がって、さっき起きました(8時間経過)。
…別に寝不足でもないのに、2時間の芝居でどんだけ消耗してんだ(笑)。出てた人お疲れ様ホントに。カテコ4回…5回?もう笑ってくれればなんでもいいやー枯渇した幸せ分を、幸せな顔を見せてくれーという願いのもと(私は)いつまでも手を叩いておりました。

そんな全力疾走芝居2回目。

「もうやめてやって…」からが長いこの芝居。今回は全体の構造をわかった上で観て行ったので、少しは気が楽になるかと思いきや、消耗度合いはまったく変わりませんでした(^^;)。…そりゃそうだよ。出会いから結ばれるまでの流れも、試験うけて合格して4月3日ァ!きゃはははは(「…おめでとう」としか(笑))も、母親のことでいろいろあって…の流れも。何も知らずに観ていって後半で突き落とされようが、「すべて幸せの内」だって思いながら切なく噛み締めていって後半に押し込まれようが、苦しみの度合いが変わるわけではない。

2回こっきりですけど、こまごまと変わってたみたいですね。最初の日記の奪い合いとか、より浩介が薫をムカつかせる感じに(笑)。読み方もあちこち、タメが長くなったり抑揚が増したり、逆に抑えられたり。こないだよりも後半が一気呵成に流れてく感じがしたのは、その辺の効果なのかな。

紫吹さんもすごく良かった。前半の、後ろからチョップ入れたくなるような(笑)幸せオーラも、後半の、次第にいろいろなものが欠け落ちていく、片言とあいまいな笑顔の美しさ、それがごくたまに元に戻る時の空気の流れも心に残りました。

本もパンフも買い損ねたんだけど(なんかもうテンパってたんで…(^^;))整理してみるとこのお話は全部で9年くらい?の時を追っていくものなんですね。その年月で浩介がずいぶん変わって行ったのも印象的でした。
「成長」なんていうと言葉の響きが苦すぎるんだけど。「ナイフみたいに尖っては」(笑)な時代から、幸福に近づいたり拒絶したり…の用心深さ、いつしかはまり込んでしまった能天気さ、一転、彼女をフォローする側になってからの、少なくとも自分では確信している精神的な揺るぎなさ。慟哭とか怒りとか疲れ、そういうものの最後に辿りついた静かな空気。起こったことに対する反応とは別に、そういう浩介自身の変化を追っていくだけでも長い長い物語を観たなあ、と思います。

先日のツボ省略部分も少し補足。
・「よく覚えてるじゃないか」
・疲れきった浩介の語りが流れていく中で覚醒する彼女
・手紙を持ったまま奥へ、そのまま突っ伏す浩介
・明るい海の映像にかかるシルエット
・最後にやっと言えた言葉

…やっぱあんまり書けないな(^^;)残ってないわけじゃなく、反芻するのがキツイ(苦笑)。こういうのは初めてです。
ラストシーン、明るい海の印象が残ってたのでなんとなく「夏」のイメージだったんですけど、雪の降る日の翌々日だったんですね。

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えなじーちゃーじ

「私の頭の中の消しゴム」ツボどころもつらつら。

★★★ネタバレです★★★
★(のわりに肝心なとこがすっぽり抜けてます)★

・序盤、日記の取り合い。うぉらと客席に投げ…ない例のアレ(笑)。
・「ヤツ」とか言うヤツの口の悪さ(最高にツボ)
・お弁当ですれ違う二人(可愛い)
・内装工事ですれ違う二人(可愛い)
・スーパー銭湯ですれ違う二人(可愛い)
・「見りゃわかんだろ」       (…絶句)
・絵文字とかー使えばいいんじゃないっすかー(なんでそういうアレな表現が旨いかね(笑))
・デートの場所とかわかんねーよ(可愛すぎる。いい加減にしろ)
・バッティングセンターに辿りついた二人(吐いた砂で体が埋まった)
・手作りチョコレートは原料から作るんじゃないのよ、に対する彼のリアクション(表記不能)。
・なんかホント「過去のある人」の見せ方がたまんなくツボ。
・やっと名前を呼ぶ彼の声。

(疾走期間省略)

・カテコで二人、寄り添って階段を上っていくときの表情(…すべての疲労が報われた)
・カテコ2。スケッチ。
  彼と彼女がそれぞれ、小さな写真立てをもって出てくる。
  写真と言葉が書いてあるあれ。
  二人で台の上に写真立てを置く。
  …彼が二つの写真立てを、そっとくっつける。
  …彼女が自分のほうの写真立てを、2センチばかり離す(笑)
  「あれ。」←例の顔です(例の顔って言われても)
  彼が二つの写真立てを両手に取って、お互いの顔と顔を寄せてぱたりと閉じる。
 形容詞とかは省略する(使い尽くした)。

明日二回目。

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えぐぞーすてっど

「私の頭の中の消しゴム」、吉野圭吾さん&紫吹淳さんの回、一回目を観てきました。

何ぶりだ銀河劇場、いつの間にこんなに店が減った天王洲…(^^;)といろいろびっくりしたんですが、ひさびさのアートスフィア(←まだ言っちゃう(笑))、舞台が近くて観やすかったです。そしてそれでもオペラグラス掲げたくなる「表情」の見え方に震えたり(「パーマによる顔の線の半端な隠れ方による表情とその効果」とか論文書ける)、あ、そこでそういう風に動くんだ…ということで「か、上手ナイス…いやここは下手か…いっそ上から観てみたい…」とかぐるぐるしたり(^^;)。
いろんな気持ちが駆け抜けた全一幕・二時間でした。

★★★ネタバレです★★★

「朗読劇」としての作られ方がとても面白かったです。
導入部分で、あのパーマが入ってきて(もじゃもじゃになると「パーマ」もしくは「モジャ公」としか呼ばなくなるのは自分の仕様ですんで大目にみてください好きなんですパブロフなんです)、「彼女の日記」のほうを手にとって読み始める。せんちめんたる全開の日記を読み上げられてるところに入ってきた彼女が、対抗して彼の日記を読み始めるも、こっちは工事のことと「腹減った」ぐらいしか書いてない、それを「ふふん」て顔で見つめる彼(階段に寝るな可愛いから)…みたいな流れについで、今度は二人、それぞれ自分の日記を読み始める。明るい始まり。

読み進めていく間、基本的にはそれぞれの椅子に座ったまま、落ち着いた空気が続いていくのだけど、ある節目、節目でその空気が急に動く。時には彼女の日記を彼が読んだり、はしゃぎながら指輪の交換をしたり(幸福に狂ったヤツの可愛いこと(笑))、彼が立ち上がって彼女を導いたり、照明が一方だけを照らし出したり。
読んでいる場面、そうじゃない場面それぞれで、彼が彼女にどんな表情を向けているか、それを追っていくだけで……消耗した(爆)。

いやもう、ホント疲れた、心に汗かいた今日は!!
なんて言ったらいいのかもう「全力疾走の後」としか言いようがなくて(^^;)このマイナスじゃない「疲れた」をどう表現したらいいんだか。

序盤の二人の出会いから、だんだんお互いを知っていく流れにはワクワクしました。も、これが気を失うほど可愛い…今日は「カワイイ」を使いすぎですがもうしょうがねえのです。文字にするのも恥ずかしい「素直じゃない男」…ッ(ああ恥ずかしい)がツボすぎて。

しかし後半、闘病に入ってからの物語。変わっていく彼女に全力で関わっていく彼の焦燥だとか怒りだとか絶望感だとかそういったものに、シンクロするまでは無理なんだけど精神が全力でついて行こうとする。
これがマジ疲れる。消耗する。

元になった日本の作品も、韓国の映画も観てないのだけれど、タイトルから「こういう話だろう」と想像できる流れを後半まるまるずっといつまでも延々と追っていく、その二人の苦しみを観続けるのがやっぱ辛かった。

二人が出会って結ばれて、苦労や彼の過去や色々な苦しみをも分かち合って生きていく流れを、前半で丁寧に追っていった分、それが失われていく後半をこそ丁寧に描いていくことは正しいと思うし、そもそもタイトルからいってここまでは前振りでこっち(闘病)が本題だとゆーことも理解はできるんですがー(^^;)。あまりにも前半の「どうなるんだろう?」っていうワクワク感が強かっただけに、後半に「どうなるんだろう?」とすら思えない、分かってる流れから一瞬も逃げることができない、可能性の閉ざされた物語を、長く、長く、見ていくことがしんどかったのだ。

「心が洗われた」とか言いたいんだけど…。

終演後に大ーーーきく伸びをした。心の全力疾走、発見と追求と疲労と笑いと共感と悲しさと喜びと、いろんな感情をとことん味わえたことで充実感もあった。
しかし、体には良くない(笑)。「すごいお姉ちゃん、微動だにしないね」と、珍しく一緒に観た妹に言われてああそうか、と思ったのだけど、至近距離でああいうことをやられると神経が全部むこうにいっちゃうのだ。

そしてそれは舞台に立ってる人についても(^^;)。ぶっちゃけ「こ…これは!これは楽しいだろうなあ…!!」と思ったのだけれど、いいのかね人間あんなに神経を使いつづけても(^^;)全力疾走・いっぱいいっぱい、に対する「うわあ…」ともまた違う、緩急と細やかさと、行き届きっぷりに対して震えが来る。そこがいいんだけどさあ(笑)たぶん体には良くない。(余計なお世話だ)

褒めてるのか苦情なのかわからないレポですみません。
カテコ含めて場面場面ですごい幸せにもなったのでそれはまたおいおいに。

日曜日ラスト、体力つけて臨みます。
これ、観たほうがいいよ、みんな…。

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「天翔る少女」新訳が出た。

創元推理文庫の新刊棚で好きな作家さんを見つけてほくほくしてたら隅っこにハインラインの「天翔る少女」の新訳版が。うわあ、この話大好きなんだよな!と思って手にとってパラパラと。

けっこう全体に手が加えられてるっぽくて、主人公ポディの一人称で語られる口調があちこち今風になってて読みやすくなっった印象。そのうちGETして全体読み返そう、とか思いつつ、このへんのジュヴナイルを本屋で手に取るとついつい好きな場面をがっつり拾い読みしてしまうので(^^;)おおむねつまみ食いしてしまった。もったいない…。

しかしその勢いで読んだ解説にのめった。

★★★ネタバレです★★★

「ハインライン、ひどすぎ」の前振りにおおお?なんでなんで?とワクワクしながら読み進んだものの、そのヒドさ(おおむねポディの扱いに関する)については思ってもみないことばっかりでびっくりした。

いわく、これ全体がポディっていう自意識過剰のイタイ少女が宇宙旅行しながら酷い目に遭う話、っていう評価に近いんだけど(要約しすぎかもですが)。
…まずポディをイタイと思わない私がおかしいんだろうか(^^;)。いかにもハインライン調の、溌剌として頭が良くて、周りに愛される方法を知ってる、勇敢で正直、だけど根が優しいからちょっと現実に対して甘く出てしまう女性(まあハインラインだからさ完成形はそりゃパーフェクトさ(笑))…の、少女時代。「酷い目に遭う」って面も確かにあるけど、他のジュヴナイルみたく精神的に叩きのめされる要素は少ないと思うんだけど…。客観的にみて残酷だ、と言いたいのかもだけど。

特に驚いたのがラストに対する評価。
政治的理由で、おじのトムを脅迫するために誘拐されてしまうポディと弟のクラーク。天才クラークの冷静かつ冷酷な作戦行動で二人とも脱出するが、妖精の赤ん坊を助けに現場に戻ったポディは大怪我をしてしまう。
でトムおじさんが、慌てて電話してきたポディたちの両親にぶち切れるところに「おかしいんじゃないの?」と。
トム叔父さんは、ポディの大怪我も、クラークの性格が壊れてるのも両親が放任してきた結果だ、という。まずこの台詞自体にメッセージ性はなくて、単にジュヴナイルの隅っこに「大人の視点」をさしてふと「あ、そっか」って思わせるハインラインの手法だと思うんだけど(^^;)、「ポディも別段両親に文句言ってないし、クラークだって根はいい子だと思うし」…ってその行間に風穴を開けるのがいいんじゃん。解説者は母親に「家にいないからだ」って言うところもカチンと来たみたいだけど、おじーさんが身内に対してそういう言い方をチョイスするぐらいいいじゃない(^^;)。
(余談だけどこのトムおじさんの台詞は旧訳の冷静っぽい口調のが好きだったりする。その辺の印象の違いもあるのかな…)

ポディの語りでは一貫して「生意気な弟」として書かれてきたクラークは、ラストへきて彼の一人称で語られる中で、大人顔負けの判断力と冷酷さを持つ、自覚のないいびつさを持った子供として描かれる。
おじさんはクラークの幼くして完成されちゃったかに見える残酷さを知って「もうダメじゃないか」と考えてる(読者も「ああヤバイよこの子…」と思いながら最終章を読んできていると思う)。
それに対して、実のところポディを心配してるクラークが、「仕方なく」世話をしている妖精の赤ん坊に対して「こいつ僕のことが好きなんじゃないかな(旧訳)」っていう語りで締める、このラストがいいんじゃん(^^;)。
おじさんは気づいてないだけで、クラークには救いがあるかもしれない…っていうヒキに対する読後感が大好きなんだけどなあ。

しかしながらこの話と「ルナ・ゲートの彼方」をハインラインの「ひどいよシリーズ」と呼んでるという記述には爆笑と共感。
確かに酷いんだ。むしろ大人向け小説よりジュヴナイルの方が読み手に厳しい、そのへんがハインラインらしさの一つだってことには異論はないのです。
でも「ルナ・ゲートの彼方」もそうだけども、苦難を乗り越えて成長し一歩一歩山を登ってきた主人公たちの、後ろ頭をこづいて頂上から谷底に落っことして、そこから見上げる月の美しさを示して「ま、がんばれば?」って終わる、こういうのを十代にぶつける精神ってそんなヒドくもないかもなーとも思うんだ(笑)。

まあ同じこと思ってるのかも知れないけれども。
あまりにもモヤモヤしたので吐き出してしまった(^^;)。
「この話が好きな人は読んじゃダメ」って、ネットのレビューならともかく売ってる本の解説で言われてもなー。好きなら読まないわけにいかないじゃん。

あ、「タイトルが合ってない」って意見には心の底から同意です(笑)。

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五月です

五月です。
毎年「五月だなあ」と思うと引き締まる気がします。
もちろんこれはこれから引き締まらない話題するぞっていう前振り。

■今日のコーチとボール君(移植版)
ドラクエ3これからやる方すいませんネタバレです…

ボール君(遊び人Lv42)戦闘中
****************************
ボールは そっと コーチのうしろに
しのびよって てで めかくしをした!
ボール「だーれだ?」

コーチ「ボール……。」
なんと いっぱつで ばれてしまった!
****************************
(ボール君のターン↓)
ボールは かくしもっていた おさけを
ぐいっと のみほした!

「ねえねえ きいてくださいよお
あいつったら ひどいんですよお」
ボールは コーチに からんだ!

(コーチのターン↓)
コーチは ボールに からまれている!
****************************
てんのもんばん3体とかバラモスエビル2体相手にこれやられると戦いのスリル満点です。

さーて月曜だから会社行くかー。


これをク/ラブセブンのカテゴリの話題にするの詐欺ですね。(悪いので検索避ける(笑))

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