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2010年10月の5件の記事

ワンダフルタウン

かつて「42nd STREET」で贔屓がいたく感心してたのが「お金がジャンジャン」をはじめとするショーナンバーの始まり方の単純さ加減で。排水溝からお金を拾い上げた子供がいきなりちゃらっちゃらー!お金ーがジャンジャーン!と歌と踊りに移っていくとかそういう、贔屓いわゆる「犬が歩いて棒にあたってそこからショーが始まる」(あの人が言うとそれはそれでドラマチックな絵が浮かぶけどな)、それを今日、何度も何度も思い出した(^^;)。

そんな作品として楽しんだ青山劇場「ワンダフル・タウン」。えーと★★ネタバレしますが別段問題ないと思う★★

オハイオからニューヨークに出てきた姉妹、作家志望のルースと女優志望のアイリーン。個性的な連中が集まるグリニッジ・ヴィレッジのアパートに住み始めた二人はそれぞれ夢に向かって進みつつ、出会いがあったりハプニングがあったり歌ったり踊ったり歌ったり踊ったり歌ったり踊ったり歌ったり踊ったり歌ったり踊ったり…あとストーリーとか特にいいだろう別に説明しなくても(笑)。
一幕中盤くらいから「あ、これ話としてどうかとか考えちゃダメだ!ナンバーの数々とそれを繋ぐスケッチとして楽しんじゃえ!…それにしてはなんか二人くらい真面目だけどそこはスルーさしてもらおう(スイマセン(^^;))」モードに移行。
…大正解。とにかく全編前述の「ジャンジャン」並にいきなりナンバー始まる!それぞれ長い!濃い!大ナンバー多い!…それへの前フリだと思ってしまえばストーリーのどうってことなさとかまあいいか、みたいな(笑顔)。

キャストでは妹アイリーン役の大和田美帆ちゃんがすごく良かった。どれくらい観てないかというと…マジで「PURE LOVE」以来じゃないかと思うくらいなので今回が初見ということにしよう(←なぜか思い出そうとするとノイズがかかる(爆)彼女が悪いんじゃないよ)。会う男・会う男みんなが夢中になるアイリーン、お色気じゃない、少女の魔性ともちょっと違う、とにかく自然で圧倒的な好感度あれ凄いわ。二幕あたまの警察署のシーンとかゲラゲラ笑った。

宮川浩さんのぱんつ姿には最初目のやり場に困ったがその後2時間ぐらいそのまんまだったので慣れた&けっこう好きになりました(笑)いやあオープニングの目立ちっぷりあれギャグですよ萩尾望都のマンガの中に一人まちがえて本宮ひろ志が描いたキャラが紛れ込んでるみたいな。最高の暑苦しさにブラボー。

今回は五大輝一さんが可愛いと聞いてたのでそれを観にいったとこもあったんだけどあまりにナチュラルに可愛くてびっくりしたオープニングのおばさん(笑)犬連れてくるところで初めておばさんモードでしゃべるんだけどそこでの客席の沸きっぷりからすると気づいてない人も多かったか?初風さんと並んで実に自然なマダムたちでした(笑)。

別所さんと安蘭さんはそれぞれすっごく上手なんだけどカッとんだ雰囲気にちょっとしっくり来てないとこあるのかなあ、と思いました。安蘭さんお芝居よかったし「スウィング」とか激カッコよかったですが一幕ラストのコンガとかああいうバカバカしいノリのところでいまいちハジケモードにするっと行かない感じがもったいない(中二小説三本立ては素晴らしかったですが)。別所さんは逆にあの「浮いてる」感をもっとキャラにしちゃえば面白いんでないの?と思ったり。
しかしこのどちらもアイリーンと絡むと面白いんだなあ。つくづく今回すごいと思った美帆ちゃん。あの触媒キャラは貴重だ。いろんな作品どんどん出て欲しい。

ナンバーはそれぞれやたら長いので(結果このシンプルプロットでトータル155分て正気かオイ(^^;))、ダメな曲はダメだったんだけど好きな曲はとことん楽しめました。「コンガ」は申し訳ない失敗したランベスみたいだと思っちゃったけどとにかく皆さんしっかり作ってきてるから、なべて豪華で素敵なレビューを観られた感じでどの曲も好きだったなあ。「スウィング」は導入でうぉぉと思ったし全体すごく良くて中でも星奈優里ちゃんをガン見してました。ホント上手い。

とにかくいきなり歌う!いきなり踊る!のを爽やかに楽しんだ作品でした。
ラストもびっくりするほどいきなり終わる(笑)。いいんだこれで(笑)(笑)。
いやーあのさっぱり感は歴史に残るわ。

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NEVER END

脚本家、作家の首藤剛志さんが亡くなった。

くも膜下出血で倒れたと聞いて心配しつつ、なんか妙に楽観的に「きっと大丈夫!」と構えていたのだけど帰ってみたら訃報が出ており。じわじわと染み入ってくる虚脱感。

大好きだった…ていうか現在形で大好きなゴーショーグンシリーズ。
続きに会えないままさよならになっちゃったな…。



…。

…吐き出しとこう(^^;)。

「戦国魔神ゴーショーグン」のTVアニメは最初見てなくて、OVAの「時の異邦人」きっかけでノベライズを手に取ったのが高校生のころ。その後アニメも見たけれど、なんか多分今この時代に放映したとしても一世を風靡しちゃったんでないの?的な、いろんな意味でオサレでカッ飛んだ作品だったと思う。ロボットアニメとしての面白さもあったけどもむしろ、レミーやブンドル大先生をはじめとした敵味方オトナ6人の掛け合いがめっぽう面白くて夢中になったものです。ロマンアルバムで首藤さんの欧州旅行の話とかそれがどういう風にレミーたちに生きてるかとか読みつつへぇぇと思ったり。

でその6人が地球を飛び出してからを追っかける小説版のゴーショーグンシリーズ。これが好きで好きで。もはや「ゴーショーグン」はロボットの呼び名じゃなく彼らのチーム名になって(「幕末豪将軍」でロボット出たけどな(笑))あっちの星、こっちの星と渡り歩きながら、馴染んだり暴れたり明るく軽く逞しく、大いなる意思にケンカ売り続けていくのをワクワクしながら読んでました。紅一点のレミーを中心に男5人、なぁんとなく微妙な関係性が描かれたり意図的にスルーされたり…の雰囲気も大好きだし(まあレミーとブンドルが公式なんだけど、時たまいい線行きかかって挫折する真吾の自分はファンなもので(笑)そこにのめりこんでたってのが真相←横恋慕好き)。

「狂気の檻」はマジ名作。「覚醒する密林」も大々々好き。番外編の「幕末豪将軍」は腹がよじ切れるほど笑った。「はるか海原」ではううむと思ったのだけど、「次は鏡の国のゴーショーグン」の言葉を聞いてからえー…なんかもう年数とか忘れましたけど全然歳月とか気にしないで待ってました(T_T)。ご本人の中で終わっていたのか、まだまだ続こうとしていたのか、それはわからないけれども、あの6人にもう一度逢いたかった。

ありがとう、と心からつぶやきつつ。
待ってたのに、とも思い続けるんでした。
寂しいなあ…。

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Extraにはまった3

「Fate/Extra」どうにかひととおり。

セイバー2周(男×凛、女×ラニ)キャスター2周(男×ラニ、女×凛)アーチャー3周(女×ラニ、女×凛、男×凛)。
これだけ繰り返すということはいかにキャラ選択で話が違ってくるかということで。それはマイナス面で言えばキャラを変えても変わらない要素がだんだん辛くなってくるということも意味する(苦笑)。そういう愚痴(というか一部敵キャラに対する苦情(^^;))もあるにはあるですが、それはそれとしてここらでまた吐き出しておきたいサーヴァント別雑感まとめ。

■セイバー(赤)
前評判で「見た目でツンデレかと思ったらとんでもねえ、直球ストレート犬まっしぐら可愛いよ可愛い」聞いていたのですがなるほどこりゃ可愛いよ!!もうぐりぐり頭を撫でてやりたい構ってオーラ(笑)そして主人公のこと大好きで、男だろうと女だろうとバーサーカー並の全開全力コイゴコロをぶつけてくる…ああ可愛い。
自分クリスチャンなので彼女の正体があの人、てところは最初は複雑だったんですが、この性格この語りこの華やかさ狂おしさに持ってこられたら憎めるわけがないよ(…まあそもそもの反感の底にある「クオ・ヴァディス」も別段歴史ではなくてキリスト教圏の創作物なわけだし)。
そして強い。さすがの安定性。初回プレイのあとアーチャー、キャスターとやって6周目にやっとセイバーでリプレイしたときの感動ったら…君がアトラスの悪魔を手に入れてくれたおかげでやっとアーチャーで式を倒せたよ(^^;)。

■キャスター
男だろーと女だろーと、なのはセイバー同様なのだけどこっちははっちゃけながらも根は本気で「恋女房」なのでやっぱ男主人公のがしっくりくるなー。…と思って男で当初やってたら魔の選択肢、ヒロインと私どっちが好きなのはっきりさせてくださいまし!に「すいませんここでセーブさせてください」を選んじゃったせいか(ロードしたのに(^^;))最後の秘密の扉が開かなくなり、仕方なく女主人公でやり直したんだった。
性能については確かに序盤は手こずったけども(まあ前の二人がパネルを開けまくった後なので時間さえかければどーにかなった)コツを掴めば強い強い。
ラストの台詞は号泣。眠る「もう一人」にきっと会う!と元気に叫ぶセイバー、「もう一人」に未来を託すことを単に優しく見つめるアーチャーを見てきた後で、「その人」を思うのでなく、そこにいる主人公と最後まで一緒にいます、と呟くキャスターに、ああもう本当に男主人公は君にあげる連れてってくれ、と泣いた(T_T)。終盤ほぼ、クラスでなく真名で呼ばれていたのも彼女ならではだよなあ。
しかしトワイスとの設定あれ要るんだろうか(^^;)せめて最後ヒトコト交わすべきだと思ったホント可愛くねえ(トワイスが)。

■アーチャー
分け隔て一切ナシの女性サーヴァントとは異なり、相手が男か女かでけっこう態度が変わるこの男。先日さんざん書きましたがやはり「女主人公がベスト」それはそう。鉄板。だけど男主人公も面白かった…ッ!!
なんせ口調が3割増ぞんざい(笑)言ってる事は変わらないのに二人称が「おまえ」になっただけで印象ものすごく変わるし諏訪部さんも見事に芝居変えてるし(赤いケータイさんといいホントに達者すぎるよこの方)。…だから後半で二人の絆が生まれてくるところがこれはこれで深くなるし。
そして序盤の男限定会話が面白すぎた…考えてみるとマイルームが「男二人」ってこの組み合わせだけなんだけど、途端に雰囲気が「ちょっとそこの男子!」になるあたりが笑えて仕方がない。「アレだろう、たまたま歯医者に行ったら担当医師が美女だった、みたいな」の会話はもうどうしたらいいかと思うくらい笑いました。くそう惜しいなあ、これで女主人公限定の「凛とどういう関係?」がこの男男トークで聞けたらなあ…いや、女主人公だからこそ「もうぜったいアーチャーは凛を気にしている」のに気づくっていう機微はたいへん好みなのだけど、男だと凛をはさんでアーチャーがまた微妙な位置にいるので、その立場であーだこーだ会話して欲しかったなーと。

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旅心

年末年始に母を連れて、妹夫婦が住むエチオピアのアジスアベバに行こうと思っていろいろ企画してたのだけど、いろいろ都合がつかなくて断念。とはいえエミレーツでドバイ経由でいくらいくら、とか、会社をどう休んで何日の何時に何を持って、とか、けっこう具体化はしていたので(もちろん公演期間は上手に避けたさ)、キャンセルはしたもののすっかりタビゴコロがついてしまいまして。

ロンドン行きたいパリ行きたいサイゴン行ってみたいetcいろんな検索をしてみては、うーんやっぱそれなりに高いなあ、とかちゃんと行くなら時間とって回りたいなあ、とかしのごの逡巡しては諦めるのループ。

じゃあ「行った気になる遊び」を何か考えよう。いんぐりっしゅなお茶探して飲みに行くとか。実家のTVでロードオブザリング三部作一気見とか。どっかの大使館界隈散歩とか羽田の国際ターミナル行って帰ってくるとか紀伊国屋にMANGA眺めに行くとか…禁じ手は「地球の歩き方」を読む、で絶対耐えられない読んだら行かないと。

そんな私を尻目に年に2回はどっかしら安いツアー見つけては出かけている母ちゃん今度は久々にまともな聖地巡礼だと。私だってダメ信者なりにアッシジとかルルドとかファティマとか超憧れる。うう。そのてのツアーだと御ミサも段取りしてくれるとかけっこう羨ましいしなー。

…とかうだうだ言ってるけど来月になればどんな旅心も吹っ飛ぶの不思議。
ウィーンよやってこい、早く、有楽町へ。

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Extraにはまった2

「Fate/Extra」女主人公&アーチャーで2周クリア。

★★★ネタバレです(困る人はいないと思うが。あと今回本当に自分が吐き出したいとゆーだけのネタなのでご容赦)★★★

2周したのはもちろんこの組み合わせでラニルートと凛ルートを両方やりたかったからで、もっと具体的にはアーチャーで「凛と敵対するルート」と「凛と共闘するルート」をやりたかったからでって済まんラニ…でも保健室は君のほうに軍配(笑)。

凛ルート自体はセイバーで一回やってるので、先にラニルートを実行。まずは主人公とアーチャーの優しい絆をかみしめた……いやあ、凛弓が地軸の自分ですが今回のヒロインとの歩みはホントなんかしみじみなんか、こういう幸せならアリでしょう良かったなあアーチャー…って感じで(T_T)。「…そんなところでも私たちには共通点があったらしい。だが決定的に違うのは、君に後悔がないことだ。」切ないよー(T_T)(T_T)。

で満を持して凛ルート…になった瞬間から自分的Fate恒例・選択肢に関係ないセーブデータが溜まりだした(戦慄)。

4回戦の中盤、何の気なしにマイルーム。
「トオサカリンとはどういう関係なの?」
文章はともかく生声で「キター!!!」と叫んだのは生まれてはじめてです(笑)。夜中に寝ころがってPSP掲げて、そろそろ眠ろうかな…とウトウトしかけた脳が一瞬にして覚醒して、アーチャーが椅子からずり落ちるのと同時に自分がベッドからムクリナウ。

いや、期待してたけど、期待はそりゃあしてたけど、先日読んだクドリャフカの順番じゃないけど「期待とはそれ自体、かなわないことを内包している」のであって正直、諦めてた…今回は主人公とアーチャーの物語なんだから、ラニルートの6回戦での凛に対する沈黙とか、保健室イベントのさっさか加減※からいってこれ以上おいしいものは出会えないだろーと思ってたのだけど(笑)。
※いや、あれはあれでらしいけどなアーチャー(笑)ラニの時のほうが受々しいのがなんともはや。

食いつきまくる主人公、動揺しながらも誤魔化し上手の本領発揮するアーチャー…実に楽しゅうございました。どーなんだろうこの会話って男主人公でもこうなんだろうか。「君が男性なら小一時間話し合いたいところだがそうも行かん」とか言われると気になって男主人公+アーチャーでさらに一周やりたくなるじゃないか。…まあアーチャーは男女で演技プランが変わると聞いた時点でやるつもりではいたけれど(^^;)このゲームフルコンプって言えるのはいつなんだ。まあ、まほよまでには(「冬じゅう」の意)。
追記:男だとこの会話自体発生しないそーで。苦笑しつつ納得。

そーして6回戦中盤でダメ押しのマイルーム「リンって元カノ?」…「ぜんぜん決着ついてないし。むしろあれは予告編だし。」
RPGの主人公を本気で「自分の分身」だと感じられたのは生まれて初めてです(笑)。4回戦で無意識に凛のボディライン描いちゃうアーチャーとその後の「根源に刻みついた腐れ縁」で今回の弓凛分は補給した…Extraの世界でも地上には衛宮士郎がいるのかな…切ないなー。

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