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2010年1月の5件の記事

remainder

名古屋楽から一ヶ月余り。もうずいぶん昔のような気がする「グレイ・ガーデンズ」ですが、書き残しネタを少しばかり。

■ジョーのこと
川久保君の好青年っぷりとはちょっとギャップがあるんだけども、ジョーっていうキャラの台詞や態度を素直に拾っていくとこれはこれでイディとは最初から根本的にずれてたんだろうなあと感じます。なんだかんだ自分と自分の夢が世界の中心にあって、イディが「ブロードウェイに行きたい」っていうのに実はぜんぜんまともに取り合ってないあたり。多分、無事に結婚したらしたでイーディスと夫以上にタイヘンなことになってたかも知れないなあ…ってイーディスがそこまで考えて「イディのために」ジョーを追っ払った、とは思いませんが(^^;)。
しかしながら千秋楽のジョーで「おっ」と思ったのが「君はまたスキャンダルを手柄に変えることができるさ!」の台詞で。ずっとイディへの捨て台詞というか、怒りを叩きつけるような調子だったのが、なんかもう少し冷静な、イディにというよりもその経緯とか状況全体に対してもうしょうがないじゃないか!って言っているように聞こえたもので。ああ、この人は傷ついたんだなあ、と感じて、なんか千秋楽にしてジョー可哀想だなあって思ってるあたりずれてるなあ私(^^;)。

■ジャクリーン二題
ジョーがイディに「僕が君に夢中なことはわかってるだろ」って囁くとこで、後ろのグールドが笑ってジャッキーたちと目混ぜするとこがけっこう好きだったんですが、東京楽で確か大久保ジャッキーだったと思うんだけどこのタイミング、グールドがヒュウゥと口笛吹いたのに続いてジャッキー&リーが「ひゅう」「ひゅう」と…三連決まった時には拍手しそうになったものです(笑)。
ともよジャッキーで大好きだったのは前半のジョーへの「キャー素敵」っぷりと最初の「5時15分」。階段に一同が並んでグールドが写真撮るマネするところのポーズ決めまくりっぷりが大変好きでした(笑)。

■ジェリーのこと
英語版のスクリプトで、ジェリーが帰り際に「イーディスの財布から5ドル抜いていく」というのがあって、これカットされてて良かったなあ…と思いました。このシーンがなくなったことでたぶん本家のジェリーとはずいぶん印象が分かれちゃったのでしょうけども、子供っぽくイーディスを慕って、悪気なく親切にしてあげようとしてる、そういうピュアな印象には救われるものがあるので。イーディスが一人でグールドのことを語り続けるのにジェリーが何度か話しかけようとして、諦めて帰っていく…という静かな流れもとても好きでした(イヤまあワケあってこの場面ジェリーのほうほとんど見られてなかったけどね(爆))。
ところでジェリーの台詞で「ねえ、あの本あった?…大理石の牧神が出てくるやつ」のハニカミモードが最後までツボでかつ謎でした(笑)。ホーソーンとかロバートフロストとか今回いろいろ調べたかったけどホント米国文学まったくわからないまま終わったなー。

■象徴
WOWOW版のドラマで、保健所の人たちやマスコミがグレイ・ガーデンズの玄関を突破して大勢でどどーっと入ってく場面があるのですけども、そこを頭において観るとまたあの「外にいる連中は中へ入ろうと大騒ぎし…」の台詞が生きてくるなあ、と思ってました。あの台詞はその瞬間の「お客様が入ってきちゃいます、どうしましょう」を現しつつ30年後のグレイ・ガーデンズのありようをも暗示してると思うのですけど、そのあたりもうちょっと解釈しやすくあって欲しいなあ、というのがもし再演が成ったらの希望です。いやあの台詞の要は「中にいる連中は外へ出て行こうと必死…!」のほうだからいいんだけど(^^ゞ
…それにしてもグールドについちゃ書いても書いても書けた気がしなかった今回(^^;)
自分的にはすっごい再演希望なんだけどなー。どうなのかなー。

ミュージカルでありつつ、いわゆる「ミュージカル」っぽさをとことん廃した感のあった「グレイ・ガーデンズ」、基本ストレートっぽい、かといって曲が浮いてるわけでもない不思議な雰囲気の作品でした。「Will You」とか「Drift Away」とか、こう歩きながら口ずさむノリではないんだけども心にしっかり残っていく曲にもたくさん出会えたし。

ドラマについてもこれから先、何度も思い出していくストーリーであり台詞たちであるんだろうなあと思います。10年後20年後、今抱くような感想が重くなってるか軽くなってるか、自分でも興味深いというか(^^ゞ

そんなこんなで中締め。今更ですが面白い、本当に面白い作品でした。

あ、あとイディのコスプレのクリエちゃん可愛かった。

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あらためてエピソードIV

アジスアベバ在住の2歳の姪が妹に連れられて日本に来ているので(いや正確には妹が娘を連れて帰省しているワケですが迎える我ら親きょうだいの目当ては常にちびだ(笑))、ここ3週間ばかり仕事の合間ができしだい実家にべったり、という日々でした…来週には帰っちまうが(T_T)。

ひさびさに今日は自宅にこもって勉強プラス家仕事、いろいろやんなきゃいけないからドラクエ6はまだお預けな!…と自制した気になりつつふと借りてきてみたスターウォーズ一作目(エピソードIV「新しき希望」)。あははははは面白いよお(ダメだこの大人)。

10代の頃、ブームにがっつり乗って夢中になったけども数年前のエピソードI~IIIは完全に乗り遅れてまだ見てない、というハンパなファンですが、思えば英語がわかるよーになりたい!と本気で願ったのは「ジェダイの復讐」のペーパーバックを古本屋でGETした時で。初めて「誤訳」の有様を知ったのもあの頃だ…日本版で"There is …another Sky...(walker)..."が「あそこに…別の…空が…ある…」てなってたのには子供心に気が遠くなるかと。

そんなわけで20数年ぶり(爆)とはいいながら内容や場面場面はしっかり覚えてるのですけど、この年になって改めて受けた衝撃がいくつか。
オビ・ワンてこんなにカッコよかったんだ…。
レイア姫ってこんなに可愛かったんだ……!!!

後半の話を分かった上でしみじみオビ・ワンの台詞や表情を追っていくとまあ実に細やかだったり深かったり、うあーこれとっとと若い頃の話見ようー見たいーと一気に盛り上がった(いえ今日の段階では今更アレック・ギネスに惚れたというだけの話ですが)。

レイア姫は前半の強がりぶりもさることながら、救出に現れたルークやソロへの憎まれリアクションの数々がまた素晴らしい。ここは日本語だとどうしても平坦な印象になっちゃうのですが、あらためて英語の言い回しを追ってみると切迫した状況下にいながら早口で洗練された嫌味や皮肉を降らせまくってる、その台詞のひとつひとつが小気味良くて。ルークへは天然の優しさをちょっと見せつつも(おまじないキスサイコー)、ソロにはとことん憎まれ口!!って辺りが後の展開考えると可愛い可愛い可愛い(笑)。

そしてハン・ソロはもちろんカッコイイのですがハリソン・フォードのすげえところは今のほうがさらにカッコイイとこだ(笑)。いえ役でいちばん好きなのはインディアナをすら凌いでやっぱりソロですが(もしくはブレードランナーの人(爆))。
10代の頃は一作目の若々しいルークが柔道着ともども(笑)大好きでしたが、今は二作目、三作目の影がだんだん深くなるルークのほうが魅力がある気がする(いえ暗黒面に惹かれるとゆーのではなく)
それにしても先日ふと思い立ってWikipediaで現在のマーク・ハミルの写真を見ちゃったのは今年最初にして最大の悲(以下略)。

気をとりなおしてこのまま帝国の逆襲へすすもー(働け)

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ロコへのバラードへのバラード

「なつめの夜の夢」を観て来ました。

二部構成で二時間、5歳のなつめさんの夢を描いた第一部、メンバーもダンスナンバーもぎゅうぎゅうに詰まった第二部、ともに楽しませていただきました。

終演後、赤坂の町を歩きながら携帯からバキバキ音がする勢いで備忘メモを打っていた自分がいた(^^;)一回こっきりの「ロコへのバラード」、かつての「チェ・タンゴ」のCDの曲でまったく違う振付で、仕草、緩急、表情etcもうなんとか頭に刻みつけようと必死。

チェ・タンゴだと、なつめさん演じる「彼女」が舞台の真ん中で歌って、その周りをロコが跳びはねる…という構成でしたから、わりと歌詞にダイレクトに繋がってるというか、「こう、囁きました」ならなつめさんの横で囁く仕草、「踊ろう、飛ぼう!」なら踊るし跳ぶし!!という振りが多かったのですけど、今回は逆というかそこにいる「ロコ」が、目には見えないけど歌う「彼女」もそこにいることを感じさせるというか、見下ろしたり、語りかけたり、抱えたり(笑)、「飛べよ」みたいな仕草をしたり、全編「そうきたか」な構成で。感動も覚えつつ「ちょっと、待ってよこれ一回こっきりって…ッ!!」という焦りと絶望もはてしなく(^^;)。

もう以下は完全に自分の備忘録。
・箱にしゃがんでうしろむき登場
・たがいちがいベスト
・お月さんを見上げる
・窓にもたれてみおろす 彼女をみつける
・トロンボーンかまえる。腕がパチンと鳴る
・ブレイクダンス動き
・目をぐりっとする 笑う フッとすがめる
・ほとばしる人外オーラ(ガイジンじゃないよ)
・なつめさんかかえて走る 動く とまる
・「ひとりの天使」を見つける 眺める
・物思うようでもあり世界からはみだしたようでもあり
・箱の上でバランス
・とぶ
・帽子ぐるぐる回す
・子供のようでもあり年ふりた精霊のようでもあり
・やはりアレは人間じゃない。

ところで第一部で使われた、なつめさん朗読による阪田寛夫さんの詩の中でたいへん好きだったのが「父親をなんと呼びますか」のくだりで…前半「カワイイ詩だな」と思いながらほっこり聞いていたのがだんだん本気で可笑しくなってきて、雰囲気的にいまさら吹き出せなくて困った(笑)。「門番の子。『とおさん』」がツボすぎます。

あとフィナーレがすごい楽しかったんだけど、なんかゲスト溶け込みすぎというか受け入れてもらいすぎというか(爆)どうみても「初日おめでとう」状態でちょっと「ゲスト」としての立ち位置を危ぶんだ(笑)…もう3回くらい出ようよう(T_T)もっとみんなに観てもらいたいよーロコーーー(T_T)(T_T)。

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復旧作業中

お仕事バッタバタなのと風邪と歯痛と手ごわい口内炎でヘタっているうちに今年も二週間過ぎてしまいました(^^;)。
ダメなんだよなあ。公演中なら、いっくら忙しくてももっと忙しくしてしまえる(笑)んだけど公演ない時期はホントに疲れやすいというか、自分の打たれ弱さに呆れます。うう。

じゃあ他の娯楽とかどーかというと(まず本来なら他の「芝居」を観にいったらよさそうなものなのだがここんとこさらに贔屓以外一切観に行けてねえ率が上昇中(爆))。

本では大好きなエンダー・シリーズの続編を三年ぶりに読んで一人で盛り上がってました。これは追ってレビューをば。あと年に一度の「ONE PIECE」一気読み週間に突入してこれも盛り上がってます…読み返す時期によって前半の細かいエピソードが二重三重の「伏線」に化けていくから毎回違う感動があるあたりホントに凄いよなあ。

人形劇三銃士はやっと録画ウォッチが放映に追いついた。期待してましたが首飾り行ったり来たりでワクワクし…いや楽しかったロンドン往復&舞踏会。ミレディー&アトス最高です。あとしつこく王様ラブ。
龍馬伝はプロローグとオープニングで震えが来ましたが本編的にはこれからかなー。

ゲームでは428以降はまたドラクエに戻ってコツコツオーブ貯めては錬金錬金錬金という地味っぷり(こういうプレイヤーは多いと思う)。Fate映画早く観たいよう。

…なんだかんだやっぱり遊んでます(^^;)。
そうこう言ってるうちに19日がやってくる。ドキドキするなあ。

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ぐっじょぶ

スーザン・ボイルのアルバム「夢やぶれて」をやっとGET。Amazonの詳しいレビューを読んで凄い楽しみにしてたんですがホントにすばらしい。

そのレビューにも書かれてたんですが「I dreamed a dream」の編曲が新鮮だったり歌い方があのブレイク動画の頃からまたさらにさらに進化してたり、嬉しいポイントはいろいろでしたが、何より日本版のみのボーナストラック、「翼をください」。1フレーズ目で涙腺決壊。連休明けで仕事は宿題わんさかだわ相変わらず歯は痛いわでかなり今日くたびれてたんですが体の芯からじゅわっと癒された(T_T)。いや偉すぎるこの選曲。

当面超ヘビロテ決定だー。

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