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2009年10月の7件の記事

しらなんだ

読売新聞の「時代の証言者」シリーズが好きで毎回、楽しみにしています。小説家・棋士・同時通訳家etc昭和の時代をプロとして切り開いてきた人たちへのインタビューシリーズなのだけど、今はカトリックのヨゼフ・ピタウ大司教さま。イタリアでのおいたちから神学生時代のこと、日本に来てからのこと…と毎日ふむふむと読みふけっております。

戦中・戦後のイタリアの雰囲気とか、神学校のカリキュラムとか戦後の日本で感心したことだとか、自分いちおうカトリックなんですが知らないことばっかりで、毎回へぇーの嵐なんですが、特にびっくりしたのが今朝の新聞に出てた「第二バチカン公会議」の話で。

まあ教会の外ではまず使わない単語ですが子供の頃から何かと耳にしてきたフレーズで、どうもその会議で教会の習慣ってずいぶん変わったらしい…とはおぼろげに知ってはいたのだけども。「聖堂でお祈りする時にひざまずかなくていい」ことに決めたのがこの時だったとはー。

私たちが子供の頃はミサ中、要所要所で跪いたり立ち上がったり、という段取りがあったのですが、かれこれ10数年前にふとこの習慣がなくなってあれえ?と思ったことはよく覚えています。てっきりうちの教会のローカルルールが変わったんだと思ってた…年配の方がキツイからやめることにしたのかと(^^;)。そうではなくて、和服もそうだし世界中いろんな服装や建物のつくりや習慣が違う以上、跪くのはちょっと辛い地域もあるはずだからルールを緩くしよう、と公会議で決めたからだったわけで。

昔のローマの習慣である「跪き」を始め、本家本元のルールに従わなきゃダメ!という考え方を、イヤまず時代遅れだしそもそも世界中に広めたいんなら地域ごとにカスタマイズできるようじゃなきゃダメでしょー、という考え方で、ほかにもいろんな改革を決めていったということが今更の目ウロコでした。

千なん百年も続いてきた習慣を変えてさらに世界に浸透させたんだからスゴイよなあと思うんですが、当然反発もあっただろうし、スピード感にしてもなかなかアレなところもあったのかな…うちの教会で「ひざまづかなくていい」ルールが発動したのは公会議からたぶん20年近く経ってからだったっぽいし(^^;)。

まあささいなことですが、遠くで起きていることと、小さな変化って繋がってるんだなあ…と感じたできごとでした。

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こころにぼうけんを

ちょうど「久しぶりに原作読み返したいなあ」と思ってた矢先に始まったNHK「新・三銃士」。脚色・三谷で人形劇ってそんな何て楽しい…ッと思いつつしばらく忙しくて、録りダメだけしておいた映像を昨日今日で一気見。まずはダルタニアンの旅立ちからパリ入り・三銃士との出会いからバッキンガム公が来てシーユーアゲインするまであれよあれよの二週間分。う わ あ 面白い。

「三銃士」を最初に読んだのはよくあるジュブナイル版で、青年ダルタニアンがパリに出てきて三銃士と出会って、王妃の首飾りをめぐるリシュリューの陰謀をめぐって大活躍…の冒険活劇にワクワクし。続いて学生ん頃に図書館で借りてきた原作にドはまりし、二巻なんかもう手が目が離せなくてマンガのようにあらゆるところを本を持ったまま歩き回って親に怒られながら一気読みしてああ太陽が黄色い、となった記憶があります(しかし怒った親も特に母はそうとうなデュマスキーで先日パリへ行った時はシャンゼリゼ三十番地で記念写真を撮った程度にはフリークだ(そら三銃士じゃなくてモンテクリスト伯))。
で次にはまったのはもちろんNHKのアニメ三銃士。展開や設定でいろいろとアレンジが加えられていて、もう詳しいストーリー全然覚えてないけどとにかく面白かったことだけ覚えてる(^^;)でも今回、人形劇を見ながら「ああそうかアラミスって男だったっけ」と思った程度には脊髄にしみこんでます(笑)。

で今回。一週目でメインキャラが出揃って二週目でバッキンガム公が来て迷惑かけて帰ってまずは序盤終了、というところなのだけども、三銃士をベースにした一つの「新しい物語」としてみごとに先の読めないスタートを切った感じです。各キャラ・伏線・人間関係それぞれ面白くて面白くて…こう歴史モノの序盤的な「あ、その人をそーゆーキャラにしますかー」だけでもおなかいっぱい(笑)
ダルタニアンの声と喋りが超ツボー。
アトスが男前ー。
ポルトスがいい味出まくりー。
アラミスがカッコ良すぎー。
ミレディーが超いかすー。
コンスタンスが下手するとミレディーより曲者ーーー。
ロシュフォールの腕が長いー。(ミレディーの「腕の長い人が好きなの」で必要以上に頷く自分がいた(笑))
…と期待以上のそうそうたる原作スター達もさることながら、思わぬところでツボったのが猿のブランシュとそしてルイ13世…!!あ、あ、あ、あの王様を幸せにしろ銃士隊…ッ!

三谷作品ならではの展開やひねりや台詞回しやオチのつき方や、爆笑田中氏のナレーションもいい感じで、ひとつひとつのツッコミレスのネタも楽しくて(台詞なしなのにずっといる酒場のおっさんとか。リシュリュー猊下の絵ゴコロとか。アンヌ様が恋人を「バッキン」て呼ぶとかそういう)。こう三銃士としての「様式美」とか人形劇の制約と効果のバランスとかもいちいちツボで。これから楽しくなりそうで嬉しくてしょーがないです。取り急ぎ明日は某センパイに倣ってムック本を買いに行く…!!

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あそびたひ

夏と秋の合間にはいろいろ溜め込んだ仕事をしつつ。
溜め込んだ娯楽はさらに多く。

人形劇三銃士を一気見したい。
ハガレン二期を一気見したい。
DQ8リプレイしたい(何回目だよ)
Fateもリプレイしたい(以下同文)。
メルブラreACTからやり直したい(どーしてもフリーズする)。
赤毛のアンを発行順に読み返したい。
ロードオブザリングの特典映像を見まくりたい(年に一回のマイブーム)。
スコーンを作りたい。
テリーヌを作ってみたい。
はぷすぶるく展みにいきたい。
沈まぬ太陽観にいきたい。
レミ観にいきたい
屋根ばい観にいきたい(≒しきたり聴きたい)
 (しかし今期は勇気が出ない)←どっちの(笑)

さて制限時間はあと二週間だ(爆)。
ともよちゃん大きくなったなー。

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最後の動画

いやもう本当にありがとう…。
もうすっかり秋な夜長、しばしこの夏の名残に酔わせていただきました。

http://eyevio.jp/channel_movies/eyevio_290882
(10月20日まで)

映像のお宝度合い(いや全くまさか今更あのくじ引きウォーミングアップと「ちちう」(以下略))もさることながら編集の行き届きっぷりに脱帽。
ささっと動画アップするだけなら簡単だし、それで十分カッコはついた思うけども、時間をかけてここまで持ってきたクオリティとこだわりと根性にしみじみ感動。
愛すなわち手間なのだ。

もうこれ業務の範囲をとっくの昔に超えてると思うけども、いい仕事をしてくれてありがとでしたリー子ちゃん。
またどこかで、違う名前になってるかも知れないけど、貴方の素敵な彩りに逢えますように。(できればアレが出てる作品でまた(笑))

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カレーと動画

誰だっけ確か「RENT」のジョナサン・ラーソンさんだと思ったけど作曲に没頭する余り家に閉じこもって、一週間に一回パスタとか買いこんで大鍋で煮てそれを一週間食べ続けて、って続けてた人がいた気がしますが…。

こういう三連休とか家でやることが立て込んできたときの自分の食生活がまさにそんな感じ。ただしメニューはカレー。際限なくカレー。さすがに一日一回でガマンしますが本性は朝昼晩カレーでも全然オッケー。大好きな某TYPEMOONキャラの「喉が渇いたらカレーを飲めばいいではないですか」とまではいきませんが基本、朝食にカレー食うとその日は無敵…朝カレーって言うとみんなにしょっぱい目で見られますが。

で、自宅で食べるときはたいていパソコンのそばなので、普段なかなか見られない動画とか見まくるわけですが、ギリギリ間に合ったリー子ちゃんに喜んだり博多座のジュディ・オング(表現は盗作)に大笑いしたりしながらふと見たくなって久々に「やわらか戦車」を一気見。
第19話からの一連の、90式先輩の恋物語が超ツボに入った…。メールが…絵文字が…可愛いよー先輩。

このシリーズ一回見ると曲が頭を離れなくなるんですが(^^;)CDはグレイガーデンズかけまくりなのでヴァンパイアも混ざって何がなんだか。

かくして連休はすぎゆく。いい加減なタイトルだね全く。

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アルフ思い出語り

ヴァンパイア博多楽からまだ一週間、もう一週間。
秋モードでいろんな仕込みやら趣味の調べものやら(前日参照(笑))に耽ったりしつつも、思い起こせばいろんなことがありました。
今頃総括というのもヤボですが、今宵は今期のアルフレートについてちょっとだけ。

博多は一ヶ月間、泉見アルフだったわけですけども、そうは回数観てない(いや東京に比べればさあ)せいなのか、終わってしばらくしたせいもあるのか、自分の中では浦井アルフの回もけっこう鮮明に蘇ってきます。
3年前と比べて両アルフともそれぞれの方向へ発展していってたわけだし、それをまた丁寧に受け止めてった禅教授はじめキャストそれぞれの芝居の違いもあったりして、今年は「アルフレートの物語」としてヴァンパイアを観ることがとても面白かったと思います。

今回本当に面白かったのはやっぱり禅教授との関係で。
ヘタレ街道まっしぐらの浦井アルフの場合、泣くわめく騒ぐ震える狙われる、のアルフを叱りつけながらも全力で面倒みてやるプロフェッサーはヒーローそのもの…とくに「科学者を甘く見ないほうがいい!」のあたり輝いちゃうくらいの主人公オーラ(笑)。でもそうやってヒロインに甘んじているようでいながら(言葉のアヤは許してください(爆))浦井アルフにはちょっと内面的に妙な成熟っていうかしたたかさみたいなものがあって、あれ?というところで妙に強かったりする。だから気張ってヒーローやる必要がないのかもな、とも思えたんですね。「本だ!」で書庫いっぱいの本を見て取ったあと、プロフェッサーがさぞ嬉しいだろうな、というように教授の後ろから微笑むあたりとかたいそうツボでした。
いっぽうの泉見アルフは「サラを助けなきゃ」って一人で覚悟をきめて成長していく(サラはどうあれ(笑))以上、自身がヒーローの頼もしさっていうか凛々しさをもってすべてにあたっていくわけで、「伯爵の城へ」って自分が言った以上は道中くしゃみしながらもマジメに突き進んで行くし、「シャガールの娘がどうなってもいいのか!」で一応シャキンとするし(博多ラストあたりかなり怪しくなりましたが(笑))…いちばん凛々しいなあと思ったのはサラを連れてお城を脱出してゼエゼエ言ってるあたりですが。教授とダブルでヒーロー、ひょっとしたらライバル位置かも?な成長株ヴァンパイアハンターに見えて、その分ふたりのコンビプレイがくっきり見えてた気がします。

伯爵の側、ヴァンパイアたちの世界に引き寄せられていくアルフの居方も、それぞれ違ってて。
例えば一幕ラストの伯爵の歌への反応とか、二幕の「プロフェッサーどこかへおいでか」での動きなのですけど。一幕ラストのロングトーンの終わりくらいで何かの扉を開くような表情の変化を見せて、二幕では伯爵の「彼はもう私のもの」に明らかに引き寄せられていくアルフレート。その変化のさまが泉見アルフだとなんか白と黒の正反対だけどそれぞれ強い感情の発露なのが、浦井アルフだと穏やかな日常と襲ってくる「異常」つーか…うまくいえないなあ。
あとやっぱラストの「悪くないね」。泉見モードの豹変・ワルフ(笑)はわかるとして、浦井くんのナチュラルな「悪くないねー」は「そーきたか」と初見でぶっとんだものです。解釈はいろいろですけどあのニコヤカに血をなめて牙むくさまに「反転してもアルフはアルフ」ってな開き直りというか明るさ(=話としてのブラックさ)を感じてびびりました。泉見アルフの明快な大バッドエンドも鮮やかですが、「あ、なんだこの人ある意味もともと黒かった?」っていうのもああ、おんもしろいなあぁーと…いずれも個人的な解釈ですが。

などなど、二人のアルフを追っていく面白さは尽きず。
それだけに東京が終わっちゃって浦井アルフがいなくなり、二人の対比で物語を掘り下げてくことができなくなったのは残念でした。
…ので自分的には贔屓ウォッチ専念という通常モードに完全に戻ったわけで、まあそれはそれでもちろん楽しかったんですけれども(爆)。

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やばい

ちまちまと調べたり読んだりしているうちにもの凄い楽しみになってきた「グレイ・ガーデンズ」…やべえ、調べれば調べるほど好みだ(爆)。キャストにしてもスタッフにしても初顔合わせばっかりだし、もともとどっしりアメリカ!!な時代感覚や社会的な体験をもった上で観ないと日本ではしっくりいかなそうなところもありそうだし、実際フタ開けてみなければなんともいえないのだけど。

むこう一ヶ月どっぷり予習にハマってそうな自分がいます(^^;)。
いやまあ、新作の時は毎回そーですけどね(^^;)。

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