振り返り
ありえないくらい「AKURO」の脳内リピートしてた今日(^^;)。歌詞やら動線やら覚えておきたくて書き留めたテキストも気合が入って2006年版の1.8倍…増えたのは基本的に前の公演のスケッチをベースにしたからだけど、ほぼ贔屓ばっかり追っかけてた前回と比べて高麿やアケシやオタケの動線も残しておきたくなったせいで増える増える。
そんな中から思い出しネタいろいろ。いまさらですが2006年の初演も振り返りつつ。
■鬼の絵
初演だと高麿が旅の道すがら、手慰みに書いていたという鬼の絵、今回だとアケシの歌う子守唄にインスパイアされて描いてみた…という流れになっていて、「面白い歌だな」っていう台詞も生きるようになってとてもよかったなーと。
若者が去った後、落ちてきた鬼の絵を高麿がどうするかな…っていうのは今回かなり注目してたのですが、ここは初演と同様ぐしゃぐしゃっと丸めて捨てる、という動きでしたね。初演の頃はうーん、あの青いのの残滓に対してそういう反応もなあ…とちょっと腑に落ちなかったのですが、今ではああ、高麿的にはあれは「何も知らなかった自分」の象徴でもあるわけだから、これはこれで納得かも、と。高麿らしいっていうか。
■白い鹿
2006年版は時々、壁に映る映像で白い鹿が出てきてたのですけど、今回全部が藤森さんになったのはとてもよかったなあと。特にオタケが高麿を殺そうとする瞬間に白い鹿が現れて…のところ、断然今回のほうが好きです。
あと今回大好きだったのがやっぱり「架け橋」、高麿が歌う後ろで若者が座って静かに聴いている、その右手にやや遅れてうずくまって現れる白い鹿が踊りはじめるあたりでした。中央から若者が歩いてくる、「はなればなれの 思いと…」のあたりでは両手を顔の前に合わせて何かを隠していて、それが歌の節にあわせた四音で次第に次第に剣が見えてくる、あの手の動きがマジでツボでして。(どうやって見るかは席によってたいへんな課題ではあったわけですが)
■かけはし2
2006年だと高麿の歌が高まっていくところではアケシの娘が遠くに見えて「母上」って呼んで手を振る(今では思い出しました(笑))、という場面でしたけども、今回はもっと静かに、薄い光の中で若者が座って静かに聴いている…という場面になり。(まあ、見えさえすれば。ちなみに公演中も新しいボトルは入ったんだけど何か描こうとしてつい「赤い布を焼き払え」とか書いて終わってしまい、剣呑すぎるのでアップやめました(笑))。
「もう一度つなぎ合わせ」ってもうホントに結構いろいろとズタズタにされてきたからこそ出てくるフレーズだなあと思うわけです(T_T)。高麿の最初の「かけはし」(もう一度結び合わせ明日来ると信じ歩み出そう)が前向きなものであればあるほど、それを聞いている若者が「霧が晴れるその時を」どんだけ待ち続けたかとか、結んでちぎれてつないでまたちぎれて来たんだろうなあだとか考えてしまう。その後で「剣」を構えた時の痛みが走ったような表情も、「やっぱり」こうなる、避けられない、っていう予期してた痛みによるものなんだろうなあと。
…そんなことばっかり考えてるうちに軽く年越すなーこりゃ(^^;)。
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