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2008年12月の26件の記事

みおくる

ギリギリになるとようやくいろんなタスクが一気に回りだす(そしてギリギリだったからいろいろと間に合ってないけれども妥協案で自分に言い訳する)…そんな何か自分的に今年を象徴するような大晦日でした(毎年じゃん)。
ああ今日だけはよく働いた(だから部屋ぜんぜん片付いてないって)。

せっかくだからいろいろ総括してみようかと思ったのだけど

仕事:何ひとつ終わってない
観劇数:怖くて数えられない
ゲーム:偏りすぎて笑えない
本:乱読すぎてまとまらない
勉強:成果が出たなら誇りたい(反語)

…そんなこんなで(^^;)。

今年も本当にいろいろなことがありましたが、いろんな人のお陰でとても充実した、幸せや喜びをたくさん得られた年でありました。自分的なポカや失敗や「もうちょっと行けたんじゃないのか?」は数限りないですが(^^;)来年は今年よりはもうちょっと賢く優しく在りたい、尊敬する人々がまだまだ成長していくのにちょっとでも追いついていきたいと思います。
いろんな人にいろんなものを届けられる年でありますように。

今年も本当にありがとうございました。

ではでは、帰省してきます(注:実家まで40分)

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ダブル・スター

大掃除の途中、本棚の底で発見したハインラインの「ダブル・スター」を一気読み(ハイいろいろ中断しまして今日も掃除の成果はアレでした)。

前々から芝居好きな人にぜひ読んでほしいSFの第一位だなあと思ってたんですが、芝居追っかけ(笑)年数が増えれば増えるほど面白いしワクワクするし感動するし…で今ではさらにお勧めです。

人類が太陽系に進出した未来、ある重要人物の身代わりをする羽目になった一人の俳優の物語。なんせハインラインだから舞台設定がSFでもサイエンスなフィクションだけに留まるってこと全然なくて、政治のこと歴史のこと人間同士のこと、民族のアイデンティティのことも皮肉にまたは素直に織り交ぜて、魅力的な登場人物たちに語らせてトントントントン話が進んで気がついたら読みきっちゃう、というパターン(笑)。
しかもこの話は「役者」の一人称で描かれるから、役作りってどんなものかとか台詞いじれるなんてサイコーとか性格俳優がハンサムじゃいかんとか(笑)、俳優ならではのネタがいちいち笑えて仕方なく。何より「役を生きる」ってどういうことか…を本当に生き生きと現してくれるので、話の展開にドキドキしてく間にも役者って生き物の魂のヤバさ尊さをとことん見せてくれて、そこが本当に大好きで何度も読みました。…うちにあるのに本屋で見つけると立ち読みしちゃうもんなあ(^^;)。

これに限らずクリスティーとかパーネル・ホールとか、小説の役者ネタは楽しいですね。

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忘却録音

空の境界」第六章「忘却録音」を見てきました。
全7章の6番目。一作目の「俯瞰風景」からちょうど一年、季節ごとにコツコツ楽しんで参りましたが次でとうとう完結だあ。

そんな6話は原作では異色の正統派女子高ラブコメ(半分以上嘘)、ヒロインは幹也の妹の黒桐鮮花ちゃん、その名も轟くフェアリーテール。

…いやいやいやなんたってワルツですよ今回は(笑)。
血沸き肉踊った前作の「矛盾螺旋」(今でも大掃除しながら"Sprinter"かけっぱなしだぁ)、最後の最後の予告編、カロヤカな三拍子でいろんなものを吹っ飛ばしてくれた鮮花のウィンクがそのまんま、プロローグなわけで。
原作でも話が鮮花視点になった瞬間にがらりと雰囲気が変わってそこに瞠目したもので、そのあたり映像でどう出してくるか注目してたんですが…そりゃそうだよね映画版らっきょと言えばBGMだよね、おみそれしました(笑)。

全編エライ勢いで「恋する乙女」「修行中の魔術師なのよ?」「好きな相手は実の兄」「泥棒ネコの式なんかに負けないんだから!」ってノーツッコミで強烈なラブコメ押しをドンドンドドンとかましてくる(まあラブコメでは普通守られる一線をナチュラルに踏み越えてるあたりが「空の境界」なわけですが)。…なんでこんな王道二次元キャラを恥ずかしげもなく出せちゃうかというと結局どうやったって最終的に鮮花は式並に男前だからだな(笑)。あぁぁカッコ良かったスカート裂いて講堂突っ走り炎出しまくった挙句にカカト落としでフィニッシュ。

そんなこんなで話は異色な中にも、じっさいのとこ綺麗で静かな鮮花と幹也の「原風景」がお話の底を流れていて、「空の境界」全体を繋ぐ伏線もたくさん生きている、相変わらず丁寧なつくりで楽しめました。瀬尾ちゃんここで出るか。
でもそもそもの礼園女学園の事件の深堀り部分がほぼカットになってて、話のハードな側面が随分マイルドになっちゃってたのは残念でした(ネタがキツすぎるからってことは今更あるまい。5章も7章も濃いからその辺の都合なのかなあ)。自分はクリスチャンなので橘佳織の信仰の描かれ方とか、「マスター・オブ・バベル」ていうフレーズの使われ方にゾクゾクしたもんなんですが、このあたりもまとめてカットされてて。このスタッフで玄霧先生の「忘却」とか性格とか生い立ちとか結末とかビジュアルに見てみたかったのになあ…。ゴドーワードの戦い方や黄路美沙夜の「よくってよ、よくってよ!黒桐さんッ!!」だけでアイデンティティ的な何かは十分だといわれたら一言も言い返せませんが(笑)。

そしてエンディング後の「境界式」…………ごめん、本編の短さも相まって「…なんか忘却録音が長めの前フリになっちゃった感は否めないなあ」と思ってしまった強烈さでした(^^;)。ハイ今回は今回なりに怖かったけど血とか臓腑とか狂気が足りてませんでしたよね存分におあがりくださいなーみたいな。ああ怖カワイすぎる白純里緒。
でもエンディングテロップで白純センパイの名前を出すのはあらゆる意味でネタバレだと思うんだけどなんとかならなかったのかなあ。これ前の「境界式」の時も思ったなあ。
…そして次章予告の降りしきる雪と「きみがいて あるいているだけで」ですでに号泣しかかっている最終章ラバーな自分がいた。

それにしても第六章ともなると客席は濃いめの方ばっかりで、終演後に聞こえてくる会話がちょっと耳にしただけでも「Lで始めてNをつければ『獅子』になるんだよ」とか「浅上藤乃、出てたって!杖ついてたじゃん!」とか「だから根源に最も近いのがー」とか、明らかに三作目くらいまでとは会話の深さが違う(^^;)ああぁ、楽しそうだなあ…いい加減このジャンルの友達つくるべきだろうか私。

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緒戦でつまづいた

28日仕事収めで9連休、別段旅行の予定もナシという昨今ありえない好条件に、掃除その他もろもろやるべきこと書き出しつつ「アレもやろうコレもやろうとか思ってるうちにFate/Unlimited Codesの包み紙ぱりぱり開けてハマってるうちに終わるんじゃないのー」と自分でツッコミを入れていたわけですが、まったく予想通りそんな過ごし方で二日経過

なんだよ格ゲー苦手だから大丈夫かと思ったのにまごうことなきファンディスクじゃんかコレ(T_T)(T_T)
本編にはまってればはまってるほど入り込めるアーケードモード、可能性が16人のキャラクターそれぞれの方向にはばたいていくFate流「イフ」の世界…それぞれの展開に舞い上がったり凹んだり納得したり爆笑したり、今更ホロホロ泣いたり…で気がついたらつるべ落としの日が暮れる。あれぇ本棚の整理って本を全部床に広げることなのかな?かな?(なぜレナ?(^^;))

だって凛のエンディングが可愛すぎる、アーチャーのエンディングが幸せすぎる(何あれ守護者に戻ってからのアーチャー版サイカイ?UBWのアーチャー向けグッドエンド?泣くよ?今更嬉しすぎて泣くよ?!)、ルヴィアゼリッタのシナリオの全てがバカすぎて気持ちよすぎる…その分キャスターやリズの終わりの切なさ、ギルや桜のクリア後のドス黒さもボディにドスドス効いてくるし。
そして意外にも黒さと美しさが絶妙に絡み合ってたのがセイバーオルタ。な、なんか納得してファンになっちゃったよ今更黒セイバーに…。

もちろん何年経っても格ゲー初心者の私はイージーモードで軟弱にとりあえずストーリーコンプ。クリアはしたもののコンボは決まらないし見れてない技の多いこと多いこと(カラドボルク…ナインライブズ…見たいよぉ…)さ、さあノーマルに戻して一人ぐらいサバイバルで全勝ちできるかな、かな…!(無理無理無理ていうか掃除をしなさい)

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しごとおさめ拾遺

「Jewel」語り残しなぞ。

■正史のみでなく
玲奈ヒストリーをたどる第二部。一曲一曲はとても素敵でしたけども、曲と曲とを繋いでいくストーリー性みたいなものがあればもっとよかったかな、と思います。特にオン・マイ・オウンの手前とか、「屋根」をすーっと流して行っちゃうところとか、トークだけで繋いでいくんだと、そうでなくてもパワフルな曲ばかりの中、気持ちの切り替えが大変だったんじゃないかなあと。や、それでひとつひとつの曲があの完成度なんだから凄いなあってのはもちろんあるのですが。
たとえばせっかく既出演者が3人ばかりいるんだから「CLUB SEVEN」のオープニングのさわりだけ踊ってギャグオチつけるとか(笑)、屋根ネタならば一人チャヴァ&ホーデルに挑戦してそこに某パーチックを絡ませてコント一個入れちゃうとか(それ自分が観たいだけじゃん…………ツァイテルは当然ヨシ君だな)、あるいは出演作品のもっとくだけた裏話やこの「Jewel」のメイキングなんかも聞きたかったなと。…ま、贅沢ですね(^^;)二十周年記念の暁にはぜひに。

■劇中最も笑えた台詞は「魔法使いです」だと思う
「夜桜お七」のラスト、お七さんが取り出した扇子は真っ二つ。「どーすんのコレ」とぼやきつつコーヒーの歌をどーにかしたお七さんは大変オトコマエでしたが(笑)、その後、杖しょって相席についたマントの人がまず囁き声で「…センス割れてますよ!」と小さく叫んだ時にはこのまま終わるって事はまずないなと思いました(笑)。案の定「安物かも知れない」の歌詞で意味ありげにセンスを指差すわ、歌詞にも混ぜ込んでくるわでいじりまくりの魔法使いさん素敵でしたよ(笑)あーーーやっぱ東山君のセンス大好きだ。(…全くシャレのつもりはなかったんです信じて)

■そしてやはり虚無僧
初日は名前を呼ばれて自分から「虚無僧、虚無僧」と名乗りを上げていたものの、その後は玲奈ちゃんからの虚無僧呼びが発展しまくっていった尺八奏者、千秋楽には「ちょっとそこのコムちゃん」とか「虚無僧こと!ヨシノケイゴさん!」とか続く続く…ああ最終日トナカイが出現してくれてホントによかった(爆笑)。そーでなくても自分的にすら虚無僧虚無僧虚無僧虚無僧とほかにネタがなかったかのように連呼していて(まあ何かから逃げてるわけだが)トークネタもカテコネタも、タンゴもビーストも王子も置いといてマジで虚無僧しか残らないのじゃないかこれは…と危惧していたもので(笑)。いや、一人一人楽しい記憶が残れば別になんでもいいんですが(^^;)。
にしても千秋楽、斬られて口をわきゃわきゃしながら転がる瞬間、お七さんから「虚無僧ーッ!」と呼ばれてたのは最高にツボでした(笑)。お七さんのテーマ吹いてたよね、昼公演(笑)(笑)(いえ、尺八に息のかわりに「おひちふぁーん」的な音声を吹き込みながら退場してったというだけの話ですが夜公演で吹かされた「さーくーらーさーくーらー(より正確に記すと ふぁーくーらー、ふぁーくーはー)」より数段好きでした(爆))

■実際のとこWトナカイは
中の人は中の人として、トナカイ本体の鼻づらがくっついてるとこがかわいいと思うんだよね(笑)。

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あですてふぃでーれす

クリスマスに実家に集まってケンタッキーといういまだかつてやってないことをしてみたところ、パーティバーレルの空いたやつ(巨大紙コップみたいなあれ)をかぶって遊ぶ甥っ子に「なんだ虚無僧か」と呼んだらツボに入ったらしく甥3人が変わりばんこに「こむそう~」「こむそう~」とけたけたバーレルかぶって走り回っていたとか。

お客さんから大量のクリスマスケーキをもらって職場で抽選して配るイベントしたら異様に盛り上がったとか(SEって意外とそーゆー業種限定の「華」になかなか出会えないものだ)

つい昨日まで"We wish your Merry Christmas"だと思っていたのに"We wish you a Merry Christmas"だと知って衝撃をうけたとか。

トナカイのスペルを調べようとしたら語源はアイヌ語で、英語でもフィンランド語でもないと知ってまたびっくりしたとか(そんなわけで複数形は独断でWトゥナッカイということに(笑))。

そんなクリスマス。

ああ御ミサ行けてねえ(肝心なところを祝え(爆))

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しごとおさめ楽日のトナカイ

「Jewel」千秋楽、観て参りました。

いや盛り上がった盛り上がった…

…ちょっと飲んできてからレポります(このタイトルで書き逃げはどーか(^^;))

飲んできました(長いよ)

マチネではまた「スマイル」で号泣、ソワレでは「オン・マイ・オウン」で感動しました…単にこっちのテンションなのかも知れないけれど、第二部のミュージカルナンバーズはそのとき、そのときでどの曲がツボに来るかが違うのが今回のコンサートでとても印象的でした。初日に言ってたと思うけど、「その役を演じていたときの気持ち」も思い出しつつ歌っているであろう玲奈ちゃんの、まあつまり生の舞台の上の、ある日のサリーやキムやエポニーヌを垣間見てるからなんだろうなあと。
ミュージカル女優さんはこうでないとな。
十周年おめでとう(みんなの決め台詞(笑))

すっかり虚無僧キャラで通すことになった尺八の人は今日もよく吹いてました。
今回ホントに嬉しかったのは映像除けば「CLUB SEVEN」セカンド以来、本当ーに久しぶりに東山君とのコントが見られたことで。…いや、ダンスとか他(←大人になれよ私(^^;))とかももちろん嬉しい、嬉しいけれども、なんつってもこの二人くらい「そっちの人がそうくるならこっちの人はこう行く」がスムーズに噛み合うペアはないと思うので…普通、どっちかがフォローに回るか、噛み合わなくて前に進まないとかむしろ後退するとか(それはそれで面白いんだけど(^^;))、なんだけどK吾さんとヨシ君(ご容赦)の場合、面白いくらいああ行けばこう来るみたいな。芸風違うけどやっぱ相変わらず兄弟だなあこの人ら…としみじみ思いました。虚無僧登場時の親分の「またあいつか(ボソッ)」と、お七さんの「もういいよ!」の後の「もっと斬りたい」「もっと…吹きたい」に吐くほど受けた(笑)。関係ないけどあの尺八構えての脚さばき見てるとやっぱけっこう剣道経験者の動きするよなあK吾さん(笑)。

他メンバー雑感としては
・4人タップの飯野めぐみちゃんのカッコ良さに痺れました…光沢上下またかっけーしスタイルいーし表情がまたすごくいい。
・Luke.C君は白雪姫の時に、基本キューティクルケアしながらもけっこう「花占い」とか「小鳥さんとお喋り」とか仕草にバリエーションがあったのがツボでした(笑)花占いで最後「キライ」になっちゃってどう処理するか、前回見逃したんで注目してたんだがすぐに殴られて退場しちゃった(笑)。
・「それなりに若く見えるモン」て言われて額ピシャリとやってた斉藤直樹さんはでも、確かに学生服とかフツーにOKだったし若衆キャラで全然いいんじゃないかと思う(笑)芸達者で好きでした。
・福田えりちゃんは「上手から下手へ」が大変ウケてましたがぜひ楽には何の用事だか喋ってもほしかった(笑)。

何度目かのカーテンコールではキャスト全員への無茶振りコーナー…虚無僧が後ろで尺八吹いてるのに気付いた瞬間の玲奈ちゃんは大変だったみたいで(笑)「玉野さんがやれって言った」説(虚無僧)と「やるなって言った」説(親分)のどっちが正しいかは最後まで謎(笑)。
の後、さんざん呼ばれた玉野さんがサンタの衣装で上手から下手へ、そしてまた下手から上手へ抜けていき。それからでっかい花束を玲奈ちゃんに渡しにきたついでに袋からトナカイ帽子を2枚出して何も言わずにゲスト二人に手渡したわけで。
もちろんもらっものは被るゲストがそこにいたわけで。
いそいそとトナカイになった後は手をゆるく組んでまっすぐ立って優しいまなざしで玲奈ちゃんを見つめる白い鹿もといトナカイがそこにずっといたわけで。
またいくら呼んでも来ない玉野さんを「迎えに行こう!」と相棒トナカイを誘って袖に出て行って、おみこしわっしょい状態で玉野サンタを運んできたところでトナカイとしての責任は果たした感じで。
でもその後もずっとトナカイで通したわけで(脱がないあたりがホントK吾さんだ)
途中で脱いだ東山くんもやがて被りなおしたわけで(つきあってくれるあたりがホント東山君だ)

そんなカーテンコールでした(いえ、ホントは他にもたくさんいろんなことが(^^;))

最後の幕が下りた瞬間の、幕の向こうでわぁっと上がっていた歓声を背に、劇場を後にしました。
楽しかったなあ。

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しごとおさめ中日

昼公演チケを譲っていただけることになり、勇んで天王洲アイルへ。…勇みすぎて空港快速に乗って気がついたら羽田空港第一ビルですよ速いなあ今時のモノレール(爆)いろいろな人に大変な迷惑をかけつつ無事にギリギリで観劇できました。

そんな今日は「命をあげるよ」でいたく感動。二部はこのままCDにしてもいいくらい魅力のある曲が満載でホントに凄いなあと思います。…そしてやっぱりスマイルは涙腺スイッチがついてるかと思うくらい毎回ダラッダラ泣けるなーなんでだろう。早くまた劇中で観たいです。

一部ラストの王子様(体のやわらかいほうのひと)の役作りが今けっこう謎です(笑)何かってプリンセス玲奈と踊ってる間の表情がおかしすぎる…なんっであんな顔するんだろう(笑)(笑)白馬をなぜる姿勢がキレイすぎる王子様(ながいほうのひと)が何みてんのかと併せて謎です。それにしても「馬を差し出す」「馬にチュー」のあと肩くんでアレのほっぺにチューって馬的に三段オチが決まりすぎてるよ義久王子…と思ったらソワレはやってなかったないならないで残念(笑)。

ヒロイン虚無僧(違)が倒れる前の一瞬の尺八ふきが好きでしゃーない。むすめさん!は3回に増えてたし(笑)

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しごとおさめ初日

じゅえる観てきました。

笹本玲奈ちゃんの作品は観られてたり観られてなかったり、作品数的には半分くらいなのかな。一番、回数観てたのはもちろんエポニーヌだったと思うのだけど、後は縁があるときとないときとあって(いや本当ーにレミ以来、共演する機会がないね誰ぞとは)。あとからあとから歌い上げてくれる名ナンバーに聞き入りつつ、ああ、やっぱりいろいろ観とかんといかんなミュージカルは、としみじみ思いました(笑)特に古田さんがフック船長の時のピーターパンとか、評判だったウーマンインホワイトとか、本当ーに見逃して残念。
そんな中、一番好き…というかもう記憶だけで号泣できるのがミーマイの「スマイル」で。玲奈サリーが明るければ明るいほどに泣けて泣けてしゃーない、こんっなに切ない歌はないよ?今回聴けて嬉しかったあ。やっぱり劇中で聴きたいナンバーではあるけれども来年きっと観に行くのでまた聴ける(^^)。
10周年おめでとう!!を心からささげたいです。

えーと共演者。果たして作り手的にゴーカだと思われてるのか思われてないのか最後までわからなかったけれども、ファン的にはたいそう楽しかったですし発汗も促されて健康にいいかも知れません(なにその感想)。…まあ出番的には予想以上で構成的には恐ろしいほど予想通りだった。いやもう、何から語ったらいいやら。

・なんだかんだ最近ジャズダンスにすっかり飢えてたことがわかった。オープニング楽しすぎる。
・なんというかびっくりするような振付のタンゴを見た。
・今年の漢字は「虚無僧」で決まり(三文字じゃ多いから)
・正直一番好きな台詞は「むすめさん!」かも知れない(あれ?なんだ唯一の台詞か(爆笑))
・バンドに加わってひたむきに尺八吹いて応援してる様にブラボーを捧ぐ(あれジャン・ミッシェルやってた人ですよ)
・剣の音が時間差サウンドエフェクトだったのは仕込みかハプニングかわかりませんがあんな全開爆笑顔は久しぶりにみたよ(笑)。
・果たして笑いを取りたかったのか演出の人に問い質したいが自分的にはとても綺麗だと思ったおうじさま(そりゃ思うよ誰だって●シノがヨ●オみたいなカッコで出てきたら何らかのネタだろうってさぁ…)
・この際ヒーローを玲奈ちゃんとするとヒロインはW王子のどっちかか、それとも馬か。(いや虚無僧だって。)

えーと第二部のあれについては私はノーコメント。気難しい人間なのでノーコメント。ホントに我ながらやんなるくらいアレに関しちゃオールオアナッシングな人間なのでノーコメント。ああ三階席でよかったうっかりあのチョッキの模様がよく見えちゃった日には…まあパーマをかけていたら号泣していたかも知れない(その程度のハードルか…だって歌が視線が動きが…頼むからハンパに起こさないでください私の中の獣を(爆)いっそギャグにしてくれていたらよかった(血涙))。

ああ明日もあるし今日は早くねよう…今回チケ的に実にいろいろな目に遭いましたが当券あるにはあるらしいので昼も行くだけ行く(^^;)

………そして今、ハタと気付いたんだけど「CLUB SEVEN」三作目って玲奈ヒストリーにはないんだ(呼吸困難)

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ラ・カージュ観てきました

「ラ・カージュ・オ・フォール」を観てきました。

久しぶりの日比谷、うっかり違う劇場に入りそうになりましたが(ごくごく自然にシャンテに足が向く今年の自分だ(総括終わり))、ぶじ当日券をGETして久しぶりの日生劇場へ。

やっぱりおーもしろいや「ラ・カージュ」。99年に大阪・名古屋各一ヶ月通い倒しましたが、その頃と同じ部分は懐かしく、違う部分も面白く、そしてなんたって会場が盛り上がる盛り上がるこの作品。思いっきり楽しみました(^^)。

市村アルバンは前半のお芝居のテンポがかなり変わってて、ずいぶんゆったりした印象になったなあ…と思ったらなんてこたーない、飛ばしていく嵐の前の静けさでした(笑)。大好きな「マスカラ」でザザが支度を終えて立ち上がったとこで鳥肌立つわ、一幕ショーアップの盛り上げぶりには爆竹拍手してしまうわ、「私は私」ではお腹の底からザワザワ来るわ…二幕はもちろん抱腹絶倒。自分の印象では99年を軽く超える完成度。これファイナルなんだ勿体ない今回から再スタート切りましょうよ!と心で呟いてしまいました。

鹿賀ジョルジュもすっごく良かったです。息が合いすぎだ市村さんと(笑)。かつて見慣れていた99年の立ってるだけでジェントルマン、舞台の上でも家庭でも瀟洒な紳士ぶりが板についていた岡田ジョルジュとはまた雰囲気が違ってて、こう生活感たっぷりのおじ様が決めるべきときだけビシっと決めてくるみたいな、自在にキメ顔を出し入れできる、ああ、こういうジョルジュの余裕の見え方っていうのもまたカッコいいなあと思いました。かと思うとその余裕の底に流れてる、真心みたいなものがチラッチラッと出てくるのがまた素敵だったりして…一幕ラストでアルバンに事情を説明するところ、ここのジョルジュに泣かされたなんて初めてです。

ジャン・ミッシェル山崎君は二階の一番後ろまでサワヤカな風が吹いてくる感じのフレッシュさ。「アンヌと腕を」の歌い出し綺麗だったー。「子供なんだよ」っていうジョルジュの台詞がパシッと来る、愛情たっぷりでのびのびと育ってきたからこそ出てくる悪気のない残酷さ…っていうキャラにすごく合ってると思います。
ただジャン・ミッシェルのワガママって本人、ものすごく真剣にアンヌを愛してるから出てくるんだなあってところとか、根本的にアルバンのこと「母親」として身内として甘えきってるんだな、ってところが、一幕の「ごめんなさい」とか二幕のぶちキレでもう少し見えてくると良かったなあ、と思います。
一歩間違えると「最低」、間違えなくても「爽やかだけどヤなヤツ」、理想形は「…あ、あれ、言ってることは最低…なんだけどな?なんでこんな可愛いのこのバカ息子。ああ、最後わかってくれてよかった」…っていう、考えてみるととっても難しい役なんですよねこれ。
…いかん、長くなる長くなる。

アンヌはうーん、ごめん、やっぱりどう考えてもアンヌとして回転数と説得力が足りない(^^;)風花舞ちゃん限定の高速フレンチキスは無理としても、親子のくつろぎ空間が突然アンヌ・ザ・ワールドになるくるくるくるくるくるくるがないと。アンヌは。「いーやアンヌこっちだ!」の身のこなしの決まりっぷりだけでこいつら只者じゃねえと思わせた1999年春カップルとか、「私はここに残ります」で場の空気を一気に幸せ色に染め上げた夏のお嬢さんが懐かしくなってしまう…まあそこは自分の慣性(^^;)の問題なのかもですけれども(^^ゞ。

ダンドン夫妻+ジャクリーヌ。すばらしい。
今井さんは大変素敵でした(笑)。劇中ただ一人、すね毛を伸ばしておいたほうがいい役どころ…いやーいいステップだった。余談ですけど帝劇地下の「ディンドン」の前を通るたびに笑っちゃうのは私だけじゃあるまい。
この作品の真の大御所・森クミさんは「出ないならラカージュやるな」っていうキャラクター健在で嬉しゅうございました…「母なるだいちち」も健在でサイコー(笑)。
香寿ジャクリーヌは出番を増やすべきだと思う(笑)最後の最後で炸裂してくる強烈キャラが惜しすぎる…まあ、ラカージュってそういう作品ですが。「ジャクリーヌ!」をもう1,2回でいいから聞きたかったので(笑)。

そして今回、全てにおいてツボだったのが侍女ジャコブでした…あぁっ面白い、面白すぎる…ボア使いとかサボりっぷりとか、王女メディアのワンタッチ傘とかたまんない(笑)。でもラタトゥイユの歌のスピード感だけは真矢さんが懐かしかったです(笑)らたたとぅーゆーらたたとぅーゆーらったたたたたたさあご一緒に!みたいな(ごめんこれ当時のリピーターにしか通じないわ(^^;))。
いつぞや旧ジャン・ミッシェルが「ジャコブやりたい」発言したときには普通に笑って終わったものですが、どうしよう今はシャレにならないくらい観てみたい(爆)。「雇ったのはボーイだ!」「雇われたのはメイドよぉぉぉ」の場面だけでもいいから(笑)。

ショーはもう本当にこれ久々に曲が聴けてそれだけでも嬉しかったです「ありのままの私」も「ラ・カージュ・オ・フォール」も…ショーのラストでテンポアップしてくところとか本当に大好き。カジェルがまー懐かしい顔がたくさんで…メルセデスの男前っぷりもロシンのエキゾチックさも、フェードラの「そんだけ感」も相変わらず。

楽しみにしてた新納シャンタル、顔ちっさ!脚ほっそ!と感嘆しながらも、何よりもその歌声とショーアップぶりにこの9年つちかった底力から来る華を思いっきり味わわしていただきました(^^)もっと出番増やしちゃえばいいのに。

やーしかし9年前と比べてハンナやシャンタルの衣装の煌びやかさはどーだ、セットのマトモさはどーだー(ポロっと暴言)。だってソファに寝そべってジャン・ミッシェルが登場してくるシーンの転換、あんなに自然に見えるなんてありえない(爆)(爆)あれ99年なんて壁の色は奥行きがなかったしソファの色はもっとどぎつかったし、上手からピンクのソファがすさーーーーっって滑り込んでくる動きは際立ちすぎたしで、未だに自分的にはヘルベルトの風呂場よりインパクトあったと思う登場場面だったのに(大好きでしたけどね(爆))。
あ、転換と言えば舞監のフランシスがハンナのショーに見とれながら後ずさりしていくとこが異常に笑えました(笑)。幸せにね…。

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楽メモが偏っていた件

ひさびさにmidiエディタを駆使して一幕ラストの「わたーしーはー見てみーたーいー(はるかーなーるー)」だの「ひかりの(ひかりの)なかじゃみえない(みえない)真実」だのの制作にいそしむ日々…着メロ欲しいというより奴等のハモリを再現したいだけですねこれは。いや待てよ、ミュージカルカフェに出てくれれば一発なんじゃん(^^;)。タックとかタンビとかはあるみたいだし、たまにはリクエストするかー。…「闇に眠る真実」2006年版と2008年版両方、とかオタクのご無体を聞いてくれるかはその後の話。

千秋楽、一幕ラストで感動した…のはいいとして、休憩中にエライ勢いで携帯に打ち込んだメモを見てみるとけっこう
・「いっちゃあいないー」の両手ぶらぶらが超ケモノ
・飛び・飛び・飛び・べた・「なー。どうしてー、イサシコの取引に応じないんだい」が超コドモ
・「どうしてー」以降の上目遣いがたまらん
・「訴えろ。訴えろよ」ケリ5回
等々、どっちかというと鉄の谷脱出前の可愛さ加減の描写ばっかりでたいそう呆れた。ちなみに最後のは「赤十字に訴えてやる!」へのリアクションです(笑)。

酔ってます。寝ます(^^;)。

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千秋楽の

ぷち思い出しネタ二題

■ゆっくりいこうよ
若者と高麿が連れ立って走りでてくとこ、なんかいつもの「脚の長さが違うんだから!」のかわりに高麿サンが違うこと言ってたっぽいんですがこれを聞きそびれたのが大変心残り。けっこうここの若者は急に立ち止まってセンター側に駆け出そうとしたり途中で振り返ったり、かと思うと一目散に行っちゃったりとフェイントきいてて好きでした(笑)。
昨日ちょっと調べてみたら胆沢城から達谷磐まで直線距離で20キロくらいあるらしい(^^;)がんばれ高麿。

■涙
クライマックスの手前、エミシたちが一人一人歩み去っていくところ、最後にオタケが笑って「(高麿を)信じてみることにした」って言った瞬間、手前にうずくまってたアケシが一瞬でくしゃあ…って崩れた、その泣き顔がすごく印象に残ってます。微笑んでアケシを抱き起こす高麿込みで、あれにはホントにやられた(今思い出しても鼻の奥がツンと(^^;))。
初演のアケシはオタケのことを名前で呼んでて、雰囲気的に名前呼びじゃなくて「兄さん」がいいなあ…と思ってたんですが、今回オタケを呼ぶこと自体がなくなったので二人称は不明…なんだけど今年のアケシだとどうにも「お兄ちゃん」て感じだオタケ(笑)ブログのせいか(笑)(笑)。

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振り返り3

今日はちょっと後ろ向きなネタなぞ。
「AKURO」再演で「やるなあ!」と思った改善、大好きになった新ネタはたくさんあるんですが、あらためて初演を振り返ってみると、これはこれで惜しかったなあ、というものがいくつか出てきたのでたまには未練トーク。

■雪
初演では劇場もセットも違っていましたから、最後の戦い、動線が同じ部分でも見え方がずいぶん変わりましたね。今回の盆を駆使してのアクション大好きですが、初演のセット、特に「雪」の美しさ、あれはあれで忘れがたいです。未だに「雪」と「オタケ」と「双刀」て頭の中でセットだもんなあ。

■弓
神戸見終えた時点でクスコの矢がすぐなくなっちゃう件についてぶーぶー言ってましたが、クスコの動き自体はすんごいツボです。崖の向こうから槍をばさーっと放って出てくるとかヤマト兵抱えて落とすとか、最後にイサシコにヘヘって笑って落ちていくところとか(T_T)(T_T)。んでもやっぱり初演のクスコの「矢がなくなって、じゃあ剣!」っていう動きだとか、それで感じさせてくれたエミシたちの戦い方のバリエーションの多さに未練はあったりして…エミシの戦いのスタイル的に、矢キャラは必須だと思うんだけどなあ…。

■鬼の映像
みなさん「怖くない」そうで私も同感です(^^;)。うーん、デザインの問題かこっち向いてないからか、おそるおそる出てくるからか…全部だな(^^;)。初演では般若みたいな感じだったと記憶してますが、それじゃおかしいってことで鬼らしい鬼の顔になったのかなあ。今さんの印象に通じたシャープさがないと伝わりづらいと思うんだけどなあ。

■F→C→C+
もう一回再演するから初演版か再演版かどっちか選べといわれたら本気で苦悩する(言われないから)くらいには大好きになった新「闇に眠る真実」。もうあの「ひ・か・りーのなかー」ハーモニーにはまった今となっては変わったことに対する無念さはひいたのだけど、やーっぱり初演の曲は曲で魂に刻みついてるなあと…。
F→C→C+とは記憶する限り確かイントロはこの三音だったなという話(笑)。キーは違うかも知れないけど木琴ぽい音でファ・ド・ド(高)・(休符)・目ーをそーらして…(これでフルコーラス歌える人はきっと未練があるはずだ)。…あれ、最初の音Gだったかも(あいまいじゃん(爆))。メール着信音これで作ってみよっと。

■じゃれじゃれ
達谷磐で若者に「さあどうする!」と選択を迫られる高麿のシーン、初演のときのメモで
若者:ヤマトに従ってここで死ぬか!
高麿:やーやーやー
若者:ヤマトを裏切って生き延びるか!
高麿:それもいやーそれもいやー
とあるのを見て撃沈(笑)いやあれは可愛かったわ…その後の若者のくすぐり攻撃含め、2006年限定のツボ展開でした(笑)。
…どうでもいい話ですがレイトン教授三作目に出てくるお喋りオウムに、ごく自然に「たかまろ」と名付けている自分に気付いた時にはけっこうボーゼンとしました…可愛いんじゃん結局私、あのお役人様かわいくてしょうがないんじゃんみたいな(^^;)。覚えた単語をランダムに使って歌を作ってくれるんだけど「ルルルララ~ソテーを超えて行くんだね~どこまでも猿のように~オ~永遠のコーヒー~」みたいな詞にひきつけおこしながら、あのイイ声で脳内再生する日々です。

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振り返り2

■誰の意思
今更ですがラストの戦う高麿と若者のシンクロについて。初演でもここは映像か実体か迷われた部分だったそうですけども、話自体の見え方が全く変わった部分だなあと思います。

映像のアテルイは、今とほぼ同じく「聞けヤマトの民よ…」のあたりから浮かび上がるんだけど、「このヒタカミの大地と共に…」でぶわっと広がって消えていく、という出方だったと思います。今回だとその後に田村麻呂と切り結ぶ間もずっと一緒に戦っていて、最後にヤマト兵たちに槍衾にされた瞬間に消える。

うまく言えないんですけど初演のこの場面って、ヒタカミを守るアテルイの意思が高麿の意思を覆って(もっと大雑把に言っちゃうと「高麿に乗り移って」)いるように見えたんですね。今だと「自分が正しいと思う道を歩け」って言った若者が、まさにそうやって歩ききった高麿、そうして滅びていこうとしてる高麿と、単に最後まで一緒に戦おうとしたように思えるわけで。まあどっちもアテルイなんだけど、前は半分、自然に同化した「大いなる意思」「導く存在」みたいなアテルイで、今は実体であるあの「謎の若者」、高麿に真実を見て欲しい、知って欲しい、って言ってただけの若者なんだなあと…別に、見たまんまですね(^^;)。

剣を抜いて鞘の方を構えちゃうような「お役人」である高麿が、火事場のなんとやらとはいえあれだけ戦えたのも、もう後ろではあの青いのが守っていたのかも知れない、ていうかずっと傍にいたのかもなあ…と思えるようになったのも今年になってから。前作では、ある時期からもう「若者」はいなくなっていた、と思っていたので。

どっちにしても「高麿を死なすな」は叶わなくて、最後に「光の音」だけが残る、ヤマトとエミシの小さな架け橋が架かって終わる、っていうのは初演も再演も変わらないのですけども。「私が死んでもこの声は消えはしない」っていう言葉どおり、都へは辿り着けなかっただけで、高麿の言葉はきっと届いていったんだろうな…って思えるようになったのが、今回一番嬉しかったことでした。いろんな要素があるけど、100%高麿が自分の意思で戦いきった、それにアテルイが一人の若者の姿でシンクロしていった、あのラストがあったからじゃないかなあ、と。

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振り返り

ありえないくらい「AKURO」の脳内リピートしてた今日(^^;)。歌詞やら動線やら覚えておきたくて書き留めたテキストも気合が入って2006年版の1.8倍…増えたのは基本的に前の公演のスケッチをベースにしたからだけど、ほぼ贔屓ばっかり追っかけてた前回と比べて高麿やアケシやオタケの動線も残しておきたくなったせいで増える増える。

そんな中から思い出しネタいろいろ。いまさらですが2006年の初演も振り返りつつ。

■鬼の絵
初演だと高麿が旅の道すがら、手慰みに書いていたという鬼の絵、今回だとアケシの歌う子守唄にインスパイアされて描いてみた…という流れになっていて、「面白い歌だな」っていう台詞も生きるようになってとてもよかったなーと。
若者が去った後、落ちてきた鬼の絵を高麿がどうするかな…っていうのは今回かなり注目してたのですが、ここは初演と同様ぐしゃぐしゃっと丸めて捨てる、という動きでしたね。初演の頃はうーん、あの青いのの残滓に対してそういう反応もなあ…とちょっと腑に落ちなかったのですが、今ではああ、高麿的にはあれは「何も知らなかった自分」の象徴でもあるわけだから、これはこれで納得かも、と。高麿らしいっていうか。

■白い鹿
2006年版は時々、壁に映る映像で白い鹿が出てきてたのですけど、今回全部が藤森さんになったのはとてもよかったなあと。特にオタケが高麿を殺そうとする瞬間に白い鹿が現れて…のところ、断然今回のほうが好きです。
あと今回大好きだったのがやっぱり「架け橋」、高麿が歌う後ろで若者が座って静かに聴いている、その右手にやや遅れてうずくまって現れる白い鹿が踊りはじめるあたりでした。中央から若者が歩いてくる、「はなればなれの 思いと…」のあたりでは両手を顔の前に合わせて何かを隠していて、それが歌の節にあわせた四音で次第に次第に剣が見えてくる、あの手の動きがマジでツボでして。(どうやって見るかは席によってたいへんな課題ではあったわけですが)

■かけはし2
2006年だと高麿の歌が高まっていくところではアケシの娘が遠くに見えて「母上」って呼んで手を振る(今では思い出しました(笑))、という場面でしたけども、今回はもっと静かに、薄い光の中で若者が座って静かに聴いている…という場面になり。(まあ、見えさえすれば。ちなみに公演中も新しいボトルは入ったんだけど何か描こうとしてつい「赤い布を焼き払え」とか書いて終わってしまい、剣呑すぎるのでアップやめました(笑))。
「もう一度つなぎ合わせ」ってもうホントに結構いろいろとズタズタにされてきたからこそ出てくるフレーズだなあと思うわけです(T_T)。高麿の最初の「かけはし」(もう一度結び合わせ明日来ると信じ歩み出そう)が前向きなものであればあるほど、それを聞いている若者が「霧が晴れるその時を」どんだけ待ち続けたかとか、結んでちぎれてつないでまたちぎれて来たんだろうなあだとか考えてしまう。その後で「剣」を構えた時の痛みが走ったような表情も、「やっぱり」こうなる、避けられない、っていう予期してた痛みによるものなんだろうなあと。

…そんなことばっかり考えてるうちに軽く年越すなーこりゃ(^^;)。

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吹きすぎていくのだろう

脳内映像無限リピート中。
主に一幕ラスト。限られた時間の中で限りない夢を求めて…(だららららららららら)のあたり。
もうこのまま帰ってもいいと思ったぐらい満たされた(爆)。
いやもちろん二幕も良かったです。

あれ観られたんだからもういいやホントに今日で千秋楽で。
いい終わりをありがとう。
「AKURO~悪路~」愛してます。

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終わる…

……………(もう愚痴るまい)

………(二週間は欲しかった)

……………(神戸があったお陰でずいぶん心の整理ついたし)

………(せめてせめてこの土日)

……………(だからいいかげん公演期間を愚痴るのはやめようって)

そんなこんなで本日はもう千秋楽(号泣)。行って来ます…の前に昨日のスペシャルカテコ拾遺ちょっとだけ。

暗転の中、はじめさんのアナウンスで高らかにイントロが入り、スペシャルカーテンコールの始まりを告げて照明が入り…お手製蝶ネクタイ(つーよりハリセンの真ん中を束ねたような感じだったが)をつけてハンドマイク(ちなみにダミー)を構えた蝦夷の長イサシコ赤毛のエンターテイナーが登場(笑)。いやあ、バックに流れていたチープな帝国軍BGMに一番笑ったよ…。
前回のスペシャルカテコが長すぎて退館時間の件で相当怒られたとのことで(そりゃそうだろう)、今日は再びアンサンブルの一芸披露…+笠原さんの回転蹴りとか川本さんの「六回転捻りなんとかスペシャル森末」みたいな大技(舞台の端から端まで走っていって袖に引っ込んで「1回!2回!…6回!!」飛んだらしい、というもの(笑)「とんでたとんでた」と保障する青いのが可愛かったので信じる(笑))とか、いろいろ楽しかったです。
や、正直これくらいコンパクトにまとまってたほうがいいよ…(面白かった、そりゃおとといは盛り上がった!でも本編の記憶を持って帰れなくなったら本末転倒だと思うの!というアンビバレンツ(^^;))

それにしても最初にキャストが並んだ時、「こんな滅多にそろわないキャストですばらしい作品ができて…どうですか」的にいきなり振られた人たちが楽しすぎた。

司会者:どうですかサカモトさん!
サカモトさん:(普通に一さんを見て)どうもこうもないです。
司会者:どうですかヨシノさん!
ヨシノさん:(普通に一さんを見て)どうもこうもないです。

…もう師走でなかったら流行語にさせたいくらいウケてました。なんなんだろうねこのシンクロコンビの不思議な不思議な息の合いっぷりというのは…。

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本編の話をしよう

気を取り直して(笑)「AKURO」昨日ソワレの話も。

■むかしむかしのそのむかし
最初で最後の前方下手。御伽草子をご披露しては!のシーンで「鈴鹿御前のくだりから」っていう言葉にイサシコが軽くビクっとしてるのに初めて気付いた…どこに座ってもまーいかにいろんなもんを見逃してるかと思うと。うう。
ところで気のせいかも知れないんですが、「鈴鹿山へと急ォがせたァー!」の後で小さく「ハイっ」って入れてますか高麿(笑)。田村丸様の動きと超合ってて楽しかったです。

■ある意味どセンター
位置的に鉄の谷で捕まった高麿が目の前で、ということは「エミシの戦い」で高麿に詰め寄るエミシ全員集合の正面なわけで。全く意識してなかったんだけど視界後方ど真ん中でエミシたちと同じタイミングでスピンターンした若者がピタッと止まって「ヤマトと同じ、人間だ!」の瞬間に一瞬照明を浴びる、それを中心にして手前にエミシたちと高麿…という絵がおそろしく綺麗でした。あー嬉しいと思ってたら今度はイサシコが入ってきて、高麿が「あーーー!」叫んだ瞬間、半分向こう向いたまま肩を震わせてぐしゅしゅって笑うアレがベスポジで見えて(以下略)。

■ためらい
一幕ラストでドキっとしたのが「見たくねえ物が多すぎたんだろうよ」のやりとりの後、崖っぷちに腰掛けて高麿に背を向けたまま「で、どうするね?」って問いかける手前の小さな間と瞬き三回。どうでもいい風に聞きながら、それなりに実はひとつの「賭け」に張り込むみたいな、わずかーな緊張の見え方が激ツボでした。鉄の谷でベターっと伸脚ポーズでニヤニヤ笑いしながら聞いてた「どうする?」にしてもなかなか底のほうでは高麿の心がどっちへ行くか結構本気でドキドキしてるとこあるんでないかと(だからほりょぎゃくたいにも身が入る(笑)よーしゃなく足でざりざり落としてくもんな近頃(笑)(笑))。

■過去か未来か
最近思うのが(いまさらなのかも知れませんが)御伽草子には二つの見方があるんだろうなあと…「AKURO」の内側の御伽草子と、「AKURO」を包みこむ御伽草子っていうか。この物語の中で、エミシの戦いをヤマトが「鬼退治」に捻じ曲げた物語としての御伽草子もあるんだけど、一幕・二幕の冒頭の御伽草子はこの「AKURO」という物語全体を一つの歴史の可能性とみたときに、ずっと後の世で語られた御伽草子でもあるんだろうなあと。達谷磐で斬られても立ち上がった高麿を見て、恐れて後ずさってたヤマト兵たちが伝えた物語が、あの二幕頭の悪路王の姿になったかもしれないし、「一の家来の高丸」の伝説になったかもしれませんし………そもそも「見事果たした鬼退治、その顛末を聞かしょうぞ」で始まった話なんだから、ホントに当たり前のことかも知れませんけども(^^;)そう思ってみると二幕頭のアカガシラやオオタケマルの動線の、最後の戦いとの重なり方がたいそう泣けるもんで…。

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多分、痩せた

座ってるだけであれだけの汗をかいたのだから。

頭が混乱して何から書いたらいいかわからない…………。

(まとまったら追記します)

(まとまらないけど追記します)

あたしゃ今日は一日会社で「架け橋」の高麿の「もう一度結び合わせ」と若者の「もう一度つなぎ合わせ」のニュアンスの違いとか考え込んで(何年経ってもよくわからないのがこういう状態の方が仕事も捗っちゃう理由だ(爆))、その末に今日はすっごい運良く「架け橋」で座ってる青い人が見える席で、そらもうたくさん本編で得たいろんな絵や思いを抱いて「もういい。もうこれで帰ってココロをまとめる」と思ってたぐらいなのに。

本日の司会・西村さんの「多分グダグダです」宣言で始まった「AKURO」スペシャルカテコ第二段。
こっちも昨日くらい(失礼(笑))のびのび見さしてもらおうかなと対して身構えずに臨んだところが。
ああもう。

昨日と同じく、「出ては斬られ斬られては斬られ」の兵隊さんたちに光を当てるスペシャルカーテンコール、今日は4人の若人が「AKURO」でやってみたい役を挙げて、それを実際にやってもらっちゃいましょうもちろん必要なBGMも照明も盆回しも衣装もキャストも用意するよ!みたいな。…最後のほうのアイテムに要注意(笑)。

何に一番大汗かいたかって最初のシーンがよりにもよった(爆)。「一幕ラストの若者と高麿」の再現シーンがスタートした瞬間に、人生で初めて自分を繊細だと感じました(爆)(爆)…みんな大爆笑+大喝采してる中、あたしはダメ。ムリ。ごめん。水がいっぱいつまったこわれやすい紙風船かなんかを抱えてそのタプタプするしろものがやぶけそうになるのを守ろうと必死で守るような感覚で、ろくに正視もできなかったっていう…いや、面白かった!客観的にとても面白かった!でもそういったなんというか余裕はあたくしにはこの場面に限ってはーっ(すいません笑い飛ばしてください(^^;))

はあ。
気を取り直して、4人4様の再現シーン。ところどころプリンシパルも巻き込んで(高麿超働いた)、その巻き込まれたほうのノリがまたいろいろでおんもしろかったです。
残りはツボかじょーがきで。

・「アンサンブルに光を当てよう」的な説明が始まった時点で既にくつろいだ表情でどうぞどうぞと場所を譲って八百屋舞台によじ登っていった心得顔のプリンシパルズ(特に一番すみっこにちょこんと体育座りした青髪)
・「多分グダグダです!なんの練習もしてません!」と言い切っておいて絶対練りに練っただろコレ的な中身をがっつり見せてくれた西村さん。…終演後に「西やん最高!天才!」という声が聞こえてきたほうに向かって勝手に頷いてました(笑)。
・「イサシコをやりたいやつはいないのか!」と叫びつつも、盆まわしてセッティングする間に和やかな進行を入れてくれた「人前で話すのが大嫌いな私こまだはじめ」さん(大千秋楽は本司会とみた)。…なんっでああ面白いかな(笑)。
・「アテルイをやってみたいです」発言に体育座りのままぱちぱち拍手していた青い人。すくっと立ち上がって毛皮を脱いで差し出した瞬間の会場のどよめきがまた(笑)。
・がけっぷちで「いいー眺めだろぉー!」叫びきったパフォーマンスに「度胸がある!(台詞の)思い切りがいい!」と絶賛しつつもう一枚脱ごうとしたあんたが思い切りがいいと思う。
・そして終了フラグが立った瞬間に毛皮を奪い返した動きのすばやさと目に光った何か(笑)と、その後はそのまま客席飛び込んでって帰ってこなかった傍観モード徹底加減(笑)。
・「でやでやトークの中に割ってはいるクスコ」をやらせてあげるべく集まったエミシの兄貴たちのノリの素晴らしさと大人気なさ(笑)…アラカオとヤイラの間に割って入るには笠原さんの筋肉が必須だという話(笑)。
・その後オタケがアケシを殺しに行くというシーンで「俺も行く」と追うクスコに振り返って笑顔で「や、いいよ、一人で行くから」と軽くお断りしたオタケ大兄貴のサワヤカさ。
・「田村麻呂に弾圧をおやめくださいと迫る高麿」のシーンをやるにあたり、あの坂道の上に登場してきた今さん(西村さんの「今日三回公演ですいません」に鷹揚に頷いてらした(笑))+あの重重BGMと照明で一気に引き締まった場内(笑)。(ここでいうのもなんですが今さんの「『弾圧』」の言い方スバラシイよね)
・二言目で詰まった宏旬くんと、一字一句耳うちしてアシストしていたプロンプター健児さん…というダブル坂元パフォーマンス(笑)。
・「オタケをやりたいです!…むしろ、オタケに殴られたいです!」といくら突っ込んでも足りない振りをかました最後の彼(ごめん名前は明日覚えます)。あの衣装の下に衣装さんお手製・即席アケシ服を着てたってのがすばらしい(笑)脇で「えーっ!」リアクションしてるリアルアケシの可愛いこと(笑)。
・「達谷磐でオタケに呼ばれて降りてくるアケシと高麿」の高麿のほうの脱力っぷり。
・そしてお約束・容赦ない平手打ちを入れてくれたオタケ兄さん+まさかのアケシのバク転(笑)。
・締めは川本さんのアテルイ!宣言にまた上着を貸してあげた腕の人(いやー大サービスでしたね今日は腕ウォッチャー的に)。
・そこへ横から「俺が高麿をやりたい!」と割り込んできたアラカオ平野さんの「わたしは38」のうた。もうすぐ同い年の人がいたなあ。近くに。

スペシャルカテコというより単体のショー並の濃さと豪華さのひと時となりました。ハードな公演の後にこれだけ楽しませて+心と体によい運動と汗をかかせてくれてありがとうございました…。

さて本編の思い出しに戻ろう(切実だー千秋楽まで3日を切ったのに語り尽くす時間がない(^^;))

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スペシャルカテコ備忘録

二幕終盤くらい間に合うかもしれない…と用事が入ったんだけど処分しなかったチケットを握り締め芸劇にたどり着いた時間がちょうどスペシャルカテコのはじまりはじまり(泣き笑い)。

4回予定されている「AKURO」スペシャルカーテンコールの第一弾、いろんな意味で面白かったです。
自分的に受けたとこピックアップすると

・伸ばした両手を後ろで組み合わせて乙女スキップしてきた長髪
・「日高見の夜の演出家」とか紹介されたハジメさん
・「俺たちにも光を当てろーッ」とガー登場してきたアンサンブルズにそれぞれ笑ったりしゃべったりリアクションしているキャストの中、「普通に立って普通に見上げて」いたファー腕輪の人。(こういうノーリアクションが。無視じゃなくて「動かないで普通に見る」でどんなツッコミより効果が出ちゃうあの空気が大好きなんだな私は(笑))
・アンサンブルクーデターにあっさり場を譲って八百屋舞台の上に思い思いに座り、なごやかにみんなの芸を見守っていたプリンシパルズ
・本編の跳びまくりぶり(自分的には勝手にバク宙王子と呼んでいた)を持ち上げられてBGつきでバク宙やらされた斉藤健二君
・その斉藤君が「TSアラウンドフォーティが飛べなくなった分、飛んでくれてます」との自虐台詞で川本さん本人含めて沈んだエミシ年長組(笑)。いや飛んでる、じゅうぶん飛んでますからみなさん。
・今回大活躍の盆回し、その実演を川本さんを叱咤しながら残り全員乗せて(笑)やってくれた黒斑役の多根さん。
・それを戻すときにさりげなく降りて手伝ってまたひっそり八百屋によじのぼって端っこに体育座りするあたりが限りなく貴方らしい(誰に言っている)
・「明日もスペシャルカーテンコールがあります!今日以上にグダグダになるかも知れません・が!何か起こるかも知れません!」みたいな感じで今日の印象を見事にまとめきったシメを入れてくれたサカケンさん(笑)。

グタグダでかまいません(笑)楽しみにしてます。

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ふぇいばりっつ

「AKURO」漬けの週末終了。公演的にはこれから中盤ですがチケ的にはもちろん半ばはとうに越しました(T_T)。まあ、こんなに短い期間だから思い切って集中して観られているわけで。それでも来週末はもう終わってるかと思うと気が遠くなります。もっと観てたいよー(T_T)

■脱力するほど可愛い。
「あーそっちかー反対ー」
「あーもうおぬしーホントにもうー」
「おぬしーもうー○○なんだからー」
以上、「俺を信じろ!」って剣を放ってもらって走って若者を追っかける時の高麿の謎台詞集でした。
今日「○○」のところ聞き取れなくてたいへん口惜しゅうございました(誰か教えてください(笑))。捕虜虐待でいつもより多くつっ転がされていたがそれと関係が?(ないって)。

■席の話3
いやあ、殺陣と阿修羅は前方席に限る…初のI列上手だったのですけども、八百屋の崖っぷちのほうを見上げる位置からだと、またいろんな効果が生まれてて凄いなあと。特にキクリの動線の長さの見え方とクスコの動きのダイナミックさがハンパなくカッコよかったです…ヤマト兵抱え上げて投げ下ろす動き、下から見ると倍怖い(笑)。
きのうあれだけ書いといてなんですが、マチネ二階上手、ソワレ一階I列上手で見てみて「もしかすると今期、自分的には上手がベスポジかも知れない」とか思いました(爆)。以下ファンのゴタクコーナー(そういうことはよそでやるべきだが公共の場所で痛すぎる行動もよろしくない)。
…「AKURO」で「下手がいい」という理由も「上手がいい」という理由も私の場合は一幕ラストが基準なんですけれども(阿修羅も大事!「かけはし」もシンクロもそりゃ大事だけれども!)。やっぱり、「ヤマトでもエミシでもない夢」を歌い上げる高麿の、その背中を見つめる表情がどれくらいよく見えるか。下手からだと歌う高麿の真後ろに正面顔が見えて、その表情がふっと薄くなって後ろに倒れていく瞬間が大好きなんですが、上手からだとその前の、高麿を見やって後ろからゆっくりと近づいていって、そのまま倒れる…という流れの一連を追えて、その動きやら表情やらがまた泣くほど綺麗だったりしまして(すいませんこんな生き方で)。まぶしさだったり嬉しさだったり希望だったり確信だったり、いろんなものがこもってる…というかほとばしってる目で、高麿の背中を見る。倒れる直前に手をわずかに高麿に向かって伸ばす動きが見えた時点で涙腺決壊。そんな本日ソワレでした(まとまってないよ)。

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席の話+α

「AKURO」マチソワ話。

■席の話1
マチネ・二階下手はじっこ。
二階デビューでしたがやっぱり超絶見やすい。上からみると若者に鬼の絵めくられた高麿の目が覚める瞬間が超絶楽しい。端っこにもかかわらずいろいろ見渡せて嬉しかったです…が「阿修羅」であと一歩下手に行ってしまわれたらアウトだ…と本気で焦った程度にはやっぱり見切れますね(^^;)。え?「かけはし」?最初から諦めてましたはははははー(乾)。

■席の話2
ソワレ・一階後方センター。
……………………………………………………ありえない。
今まで観てたのは何だったのじゃというくらい全体の絵が段違いに綺麗でもうどーしよーかと思いました。一幕冒頭で「鬼の頭が!」叫んで皆で「住ーまいけるー」歌い上げるところへあの長髪の後ろにぼうっ…と浮かび上がる鬼ども、という絵の美しさ。後から後から出てくる鬼たちの田村丸登場の動きの決まりっぷり。「エミシの戦い」のオタケたちの剣舞と後方に居るアケシとその向こうに立つ若者、という原寸ジグソーパズルが出たら買うぜって感じの涙モノの構図。
二幕で真っ赤な照明の中心に悪路王が現れるシルエットの美しさ。「風の荒野」で飛び回るエミシたちの真ん中をゆるゆると歩むアケシが、自分も跳ぶかのように手を伸ばして微笑みそうになる、倒れる前の瞬間のはかなさ。
そして布にジャマされない「かけはし」………多分明日以降二度と見られないから今日の絵を一生刻みつけよう(T_T)思ったより照明が暗くて若者の表情は見えなくて、座って静かに聴いている雰囲気を味わうのがいいんだろうな、と知ってちょっと落ち着きました。
二幕ラストのシンクロ?それこそあたし今日の記憶だけで一生生きてけるわ(ちょっと強がり)これは席に関係なく、照明のタイミングとスモークも最高でした(T_T)。
それにしても差がありすぎるコレ。思うにサンシャインみたいな縦長の劇場ならこうも「客席格差」は生まれないと思うのだけど、オリエンタルや芸劇はやっぱり幅の広さがあるから、うん、見られれば幸せ、観られるだけで幸せ、はもちろん前提なんだけど、それにしてもいろいろもったいないなあ…と感動しつつも考え込んでしまいました。

■なんじゃそりゃ
と真声で呟いてしまった本日カーテンコール。キャストが両側から二人ずつ一歩出て挨拶、という流れで、さやか嬢とK吾さんが左右対称に首を5度傾けてお互いにニッ!と目で笑って出てきたのかわいかった身長差がまた(笑)…いや、突っ込んだのはその時じゃなくて、最後のカテコだったか真ん中まで歩いてきて並んだとき、若者がおもむろに高麿の腕をとって流れるように腕組んで、「?」な表情の高麿がまいっかとばかりに首をほいっと傾けて寄り添った瞬間でした(笑)。田村麻呂・高麿・アケシの腕組みリレーにはぜんぜん参加しないでとっとと退場してきた人がいきなりソレってあたりが。自分的にはイサシコのぐさぐさぐさを超えるキャラ破りと受け取ったさ…別に、破ってないか(笑)。

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「AKURO」東京初日

「AKURO~悪路~」東京初日を観てまいりました。
…ちくしょう始まってしまった。始まる前は早く来い早く来いと念じてたのに始まったら終わっちゃうじゃないか(痛ぅぅ)。すいません酔ってますのでこの後ずっと酔っ払いの戯言です。

★★あとネタバレです★★

■八百屋ブラボー・東京初日編
・ぐっちゃらぐじゃらと(濁ってました)出てきた青鬼に脅されて跳ね起きて剣を抜いて鞘を構える高麿、その抜き身の剣が綺麗にささーーーーーっと八百屋舞台のふもとまで滑っていった(笑)。
・同じく二幕頭でイサシコから飛び退った高麿がまた下ーのほうまで逃げてって、そこから「みなさん怒ってらっしゃるんでしょうね?」って言いながら這い登るんだけど、「まあ、何人かは」「ですよね~」でまたズルズルズル下まで落ちてくのが大変キュートでした(笑)。
・達谷磐で高麿の縄を切ったアケシが泣き出して、そのまま高麿が外へ走り出ようとする瞬間に若者がずざざーと降りてきて何も言わずに顔をんんーと傾けて高麿を見やるの素晴らしいよね(八百屋の話題か?)。

■上手の勝敗
とある場面を除きM列上手すばらしいです。観やすい。とても観やすい。「若者席」は今回、基本的に下手だと思いますが上手だと鬼の絵を顔の前にかかげて「て つ の た に」振るときのニヤリ笑いやら達谷磐での後ろ向きの顔だのがけっこうよく見えるあたり御宅様にお勧めしたい感じのポイントたくさん。とはいえやっぱり某場面は完敗。マジで心配になってきたこのまま赤い布に阻まれて一週間くらい軽く終わりそうな気がする(さつい)。

■赤
二幕頭で田村丸が鬼どもを倒した後、赤い照明の中、悪路王が後方から登場してくるところ、肩に剣を背負うように構えて向こう側から「上って」くるシルエットあれポイント高いよね。(←飲み屋トークそのまんま)

■青
ラストの戦いの決まりっぷりには痺れましたもう「踏みにじられた人々の叫びを…」で剣を上段からサッ!!振り下ろすところの二人の美しいシンクロぶり。…でもあの登場場面の照明の入り方は神戸の楽のほうが断然好みです。気のせい、記憶違いかも知れないけど神戸では高麿がまず現れて、それからぼうっと青い照明が入って後ろに何がいるか明らかになる…という流れだったと思うのですけれども。今日は目隠しが上がったら既にその光の当たってるほうの人も見えちゃってたので…や、同時に現れもいいんだろうけど好みとしては高麿より一歩遅れて欲しいってところ。
まあでもそんなん小さなことで本当ーに、本当ーーーに嬉しいんだな、「乗り移る」んじゃなく「一緒に戦う」二人としてこの場面を見られるようになったのが(T_T)(T_T)(T_T)

■おまけ
相次ぐカーテンコールの中「田村麻呂にエスコートされて登場」「バトンタッチして高麿にエスコートされて(あるいはだっこあるいはおんぶされて)退場」を二度ほど見せてくれたアケシ、もう客電ついてアナウンス入っちゃった後にもう一度呼び出された最後のコールでは、退場の最後の最後にヒトカと寄り添って出て行った…。
癒されました。

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俺を信じろ

東京始まったらキオクが上書きされそうな話。

★さいきん警報忘れますが今日もネタバレです★

かけぶとんかけの人がグッジョブという話をしましたが一幕ラストの高麿の「送ってくれるんだよね?」(この台詞が健在でどんだけ嬉しかったか筆舌に尽くしがたい)のタイミングで崖のむこっかしに若者が手を伸ばしたところで、高麿の剣を投げてくれる人も偉いと思う…まあ神戸初日、受け取りそこなったワケだけれども、手ぶらで即座にグルリと高麿に振り向いて「急げ!」とか叫んだ若者君の全開笑顔が問答無用で可愛かった(あと無意味に迫力もあった)ので結果オーライオーライオーライ。…いえ、綺麗に決まったときも大変素敵です(フォロー)。

…神戸3回効果で今週一週間このダメさ加減で通した自分が来週どうなってしまうのかあんまり想像したくない。
てかもう年内はダメだな。
あぁ楽しい。

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ぐっちゃらぐちゃらと

出てー…きてくれ(病続行)

今日の脳内リピートフレーズはタイトルのこれでした。日常でうっかり口ずさんでしまうのはいつもの話として、さっきスーパーでまたついつい「でてぇーくーるー」とか歌いながら刺身選んでたら近くにいた会社帰りのリーマンの人が明らかにやっぱり歌を歌っており(^^;)オイラはハッとしてやめたんだけど向こうの人はこっちをじっと見ながら歌い続けていた…なんだあれ。いいじゃないか一緒に歌おうよってことなんだろうか(自分のこたー棚に上げて怖かった)。

いや買い物はどーでもよくて「AKURO」の話。
もうなーあからさまに脅かしたくて脅かすモードなんだよな今期の若者登場って(笑)ああ可愛い。そして高麿の抜刀・鞘構えが健在で超嬉しい。肝心な抜き身が八百屋舞台をすべっていくのもおかしすぎる。あとその登場シーンの直前で高麿にかけぶとんかけて去っていく亡霊エミシ超グッジョブだと思うんですが(亡霊エミシという役どころが再演にもあるかは謎)、勝手に命名した前半エミシ・後半兵隊役のバク宙王子(笑)と同じ人かな?

「鬼の絵」が布になったので、初演でやりたかったという「最後に若者が去った後、天井からあの鬼の絵が落ちてくる」が再演では可能になったのだけど、あれが鬼の絵だって初見でわかるだろうか…というくらい絵の面が客席からは滅多に見えないのはいかがかなー。キーアイテムなので前半でもぜひもっと目立たして欲しいです。

それにつけても若者の登場直前のドキドキったらない。あー早くまた見たいなー。

…「文章がぐっちゃらぐちゃらです」というオチをつけようと思って書いたにしてもぐちゃぐちゃすぎる。寝よう。

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かけはし

東京の最初の土日が(もとい、最初で最後の土日が、でしたなんだこの日程(号泣))2回・2回なので、取ってないタイミングに二階席を追加しようかな…と思って手持ちをチェックしたら見事に1階・2階・1階・2階で入手済でありました…そりゃそーだよな前売り時点つったって私が土日の「AKURO」抑えられてたわけないじゃんなあ(己を知る)。(しかも半分二階席ってアタリに自分全然あのラストを諦めてなかったんじゃないか感が溢れていて呆れる)

初日・二日といろんな方とお話したりブログめぐりしたりして、ひょっとして自分の初演の記憶って自分が思うよりもはるかに偏っているんじゃないか?!と概ね自覚はしたんですが(ex/アケシの娘が出てた場面が記憶になかった・鈴鹿御前のくだりの今さんのパートを忘れていた・クライマックスで討ち死にしたクロブチとアオガエルを混同していた・etcetc…今当時のテキストスケッチ読み返したら見事にアレの事しか書いてねえ)。

そういうわけで全然自信ないんですが…「光の音」の高麿とアケシのデュエット部分て初演からああでしたっけか。もう今日一日あのハーモニーが回る回る。高麿の最初の「架け橋」のソロ→若者のソロ→「光の音」でアケシの歌に重ねる高麿のパート、それぞれの「はなればなれの心と…」が回りまくってます。
「架け橋」で現在の高麿の希望に満ちた「はなればなれ(をつなぎあわせよう)」の直後に、もう壊れてしまったものを抱えた若者が「はなればなれ」を歌い、重ねようとする手はどうしても重ならずにアラハバキの「剣」が現れる…この二題で初演じゅうぶんいっぱいいっぱいだったんですが、それが最後にはアケシとの「光の音」での高麿の「はなればなれの…」で昇華するんだな、っていうところを今回はじめて感じられて号泣(T_T)。ささやかな架け橋がかけられて、とてもささやかだけど、それだけでも十分だったかも知れないなあ、若者には…とかそーゆーことを仕事中に考えててはいけませんよ頭脳労働者(爆)。

そんなこんなで本当に今回は、下手するとラストと同じくらいツボ入ったのが高麿の屋敷でアケシに向かって「はなればなれ」歌いかける場面で後ろに座って静かに聴いている若者でした…うん、端席ウォッチャーからするとちょっと赤い布を燃やしたくなるけどNE!(神戸3公演中1勝2敗…全く見えないなら気がつかずに済んだろうに端っこにちょびーっとだけあの尻尾の毛が見えるんだよ全く)

ああ好きだー…ついつい禁断症状でこういったメロディで代用してみたり(こんなことばっか書いてますがメロディラインの連想ゲームは愛の金字塔とコレと「プロフェッサーどこでーすーかー」で打ち止めです(もうしません))。

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