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「AKURO」キャラ雑感2008

あっというまに神戸終了。予約していた最終の新幹線じゃ少し遅すぎたな…と思ったら最近は機械でも予約変更がカンタンにできるんですね。30分速い電車で帰途についております。

本日は少しだけキャラ雑感なぞ。初演リピーター私見ゴタク重箱炸裂、大丈夫な方だけどうぞ(^^;)

★★★ネタバレです★★★

高麿
以前にも増してイイ声だ…そしてやっぱりマイクいらないよ(笑)。冒頭、胆沢に着いた高麿の最初の「エーエーエー」の歌い上げで「あぁやっぱりいい声だー」と思ってたら隣の席の人はこの時点でもう涙を拭いていた早!!…でも納得(^^;)、の綺麗な綺麗な歌声でした。もう本当に二幕の「愛の金字塔」好きでなあ…曲名が違うという人はこれ聞いてみてください(笑)あー懐かしい。
空気を読まないことを武器にして嘘のつけない目で蝦夷たちの刃の心なにするものぞと突き進む高麿、なんか以前には「あーあーあーそんなこと言っちゃって…あれ、逆作用した」って感じだったこの方の行き方が、今回はなんかとっても、「ああ、想いが通じてよかったね…」って思えたことが本当に嬉しい驚きでした。

アケシ
鈴鹿御前可愛いなオイ!…この小柄さと幼さなら衣装のデザインもSAYAKA嬢モードに変えてあげたほうがよかったんじゃないかなあ…「第六天魔王の娘、立烏帽子」的禍々しさを彼女なりに出すんだったら小悪魔調に白黒+真っ赤なバラで決めるとか。
ベタな希望はおいといて。新アケシ、よかったです。…彼女が高麿に向かってこころを開くところがつぶさに見えると、こんなに泣ける話になるんだ「AKURO」って(大暴言)。「光の音」のデュエットで泣いたのは初めてですよ…ヒトカにしても、扱われ方は前と同じなのに以前ほど「報われない」っていう気がしないのは、アケシが最後に見せてくれた笑顔のお陰だと思うんです。ヒトカやオタケやアテルイの思いは、そのときはゴールに届かなかっただけで、最後に高麿が彼らの分の思いも繋いでアケシに届けられたからアケシは戦いを続けて行けるんだなあと。

田村麻呂
高麿に出会うシーンで、高いとこに横座りに腰掛けて磊落に話すサワヤカさと、後半の豹変の対比が鮮やかになった気がします。台詞変わってないのになんでかなあ…観る側が鈍かったのかも知れませんが、初演の時よりも都の公家連に陥れられようとしている「追い詰められ感」がよく見えて、あ、あ、あ…崩れてしまったんだな、この人は、っていう哀しさと納得をくれて「将軍あなたは悲しい人だ」にピシッと繋がるようになったなあと。
あと登場の「田村丸!」大好きです。八百屋舞台でさらにカッコよくなったー。

源太
オイラのゆ・め・もー!ゆめのまた・ゆ・めーパチーン!!かわいい(笑)。前の、夢が羽ばたいて跳んでッちゃう「ばたばたばたっ」も好きでしたが(笑)(笑)。イサシコに刺されて退場、のところの動線がもう、流石。

オタケ
口では超タカ派でいながら、実は戦って犠牲を出し続けることや「信じること」に踏み切れない自分に一番傷ついているのかなあ…そんな風に感じさせてくれたオタケ。「都へ…」っていう言い方が今回、本当に切なくて。ラスト立ち回りカッコいいけど、イサシコの最期から一瞬、無音になって太鼓がダン!…ダン!と入るアレがなくなったのは惜しいなー。あと雪。
ここで懺悔タイムなんですが「アケシは俺の妹だ」俺が始末をつける云々で某しんかんせん作品の某じゅんさんの「そのワカメは俺の妹だ!邪魔する奴はたたっ斬る」がつい頭に浮かんじゃいました今日すいませんすいません(無限の反省)。←二重三重にわかりにくいネタを(^^;)

ヒトカ
不遇と書いてヒトカと読む。そこは別に初演と変わらないんだけど(酷)前述のアケシ効果もあって、いや、ヒトカの尽くし方だってきっと無駄ではなかったよ…って嘆きつつも納得もしたりする。(それでも毎回クスコの「ヒトカにだけは知らせよう」では「そ・お・い・う・ハンパな漏洩をするからーッ!」と心で叫んでしまう「ヒトカ不憫」マインドが止まらない自分でした(^^;)。アケシ、カテコで田村麻呂や高麿同様、いちどヒトカとも腕をくんであげてくださらんか(悲願)。
「エミシの戦い」のヒトカかっこいいんだよねえ……なぜ遠い目をするかというとすいません、注目できないのっぴきならない事情が。←ようするにヒトカを不憫に思うのはたいていの見せ場で別のところにいるアレをガン見してしまっている自分への罪悪感かも知れない(阿修羅なんかもーもーもーホントにすまんヒトカ。申し訳ない)。

イサシコ
御伽草子手前の源太への「やられたー」リアクションと「ぐさぐさぐさ」返しに、あのとき新神戸オリエンタルにいた初演経験者全員が「どぉしたイサシコ!!!」と叫んだと思うんですがどうでしょうか(^^;)いやーあのノリ大好きです。ため息ついても付き合ってあげる、なんたってオトナだから。イサシコは。
しかし御伽草子で肝心な台詞のひとつである「知恵の袋はアカガシラ!」が相変わらずビートに紛れてちょっと聞こえにくいのが惜しい…いや一幕の御伽草子はある程度ノリでいいのかも知れないですけども。

アラカオ
へそまがりの自分が今回「風の荒野」で泣けるようになった要素はいくつもあるんですがこの方がMVP。や、いい味出すぎ…。ところでヤイラと一緒に向かった先の「アニキ」はやっぱりオタケだよね(笑)。

キクリ
「おっかあ」がいい感じのキーワードになったなあと。「生まれ変わったらエミシになりたい」からの一連がすごく綺麗になってホント嬉しかったです。

クスコ
キャスト変わって、動線もいろいろ変わってるけども、実は以前、クスコですごく苦手だったとある台詞の言い方がとても今回ナチュラルになってて、とてもそこが嬉しかったなと。
クスコと言えばラストの大立ち回りが凄かったわけなんですが、(重箱スイッチオン)力持ちキャラ化オッケー。ヤマト兵抱え上げて投げちゃうアクションはすごい。…んだけど、高麿を助けに客席から駆け寄った時点で矢筒が空になってるのはもったいなすぎる………「本来オレの得物は弓(もしくは素手)だから」剣を捨てたんだと思うんだけど、前にはあった「最後の矢まで射つくした」っていうクッションが惜しいよー。

謎の若者
えー長くなるから。今日は割愛。
ちょっとだけ語るとするとやっぱり「若者」が一番輝いちゃうのは一幕ラストの「私は見てみたい」って歌う高麿の背中を見てるあの瞬間だと思うわけですよ…。初演だと後ろに駆け戻って振り返って遠くを見晴るかす立ち姿と、それが動いていく岩で隠れて岩が去った後にはもういない…っていう美しい去り際があったのだけど、今回の、高麿を見つめる目がスッと遠くなってそのまま(後方斜面に向かって)仰向けに倒れるように退いてゆき、そのまま振り返って走り去る…という消え方もまた本当に本当に綺麗でですね(ホラこの調子でツボどころ全部喋ったらココログですら字数制限行くって)。
あとはもーおーちょっとそこの高麿「あれっいない?!」感を出して欲しいもぉーちょっとでいいから(贅沢)。


…ちょこっとだけ書いたらアップして、あとはビール飲んで「レイトン教授」やろうと思ってたのに気がついたらもう品川だよ(爆)。
どんだけ幸せだったか語りつくせません。
今年の「AKURO」、面白いよ。

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