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2007年12月の18件の記事

脇目振りまくりの

年末となりました…

年賀状やらためてた雑事やら年末恒例つくりものやら家の掃除やら母ちゃんが年明けにまたジンバブエに行くので(行くんだよ(^^;))その準備やら積んであった「ひぐらしのなく頃に祭」に手をつけたりやら…………待て。
というわけで掃除が終わらなかった敗因は確定な…この結末は見えていた。BGDVD選んでただけなのに手が勝手にーっ(大馬鹿者)こんなことなら他にもやりたいゲームは(本末転倒)
いやいや名作ですよコレ(いやひぐらしの話でなくてね)

片付かないとはいえせっかく自宅にいる大晦日だし一年を振り返ってみようかと思ったのだけれど………結局アレコレで完全燃焼した感のある今年、どうにも5月以前が記憶にねえ(^^;)。この5週間ですら整理ついてないワケだし。

いろいろありましたが今年も本当にいろいろと勉強になりました。仕事も仕事以外も課題や反省点いっぱいだしやれてないことのほうが多いけれども。来年はもうちょっと諸事精進を…毎年コレ言ってるけどもうちょっと賢く優しくありたいです。

まあこの場では相変わらずオタクのゴタクを続けていくわけですが。
楽しんでいただける場をめざしますので、来年もよろしゅうに(^^)

皆様もよいお年をお迎え下さい。

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脱力している暇はない

んだけど脱力している今日この頃…
でも思い出し笑いネタは満載なので、とても元気だ(聞いてよベルヒトルト)
半端なボケは置いといて。

ああもうしばらくどうしよう。いえまあとりあえず仕事と大掃除ですが。
読みたい本も観たい映画も貯めてるDVDも積みゲーも全く減らないまま2月くらいまで冬眠しそうな勢いで、「Mozart!」がヴォルフがシカネーダーが名残惜しくて惜しくて惜しくて。

あ、でも今年やりたかったのは「モーツァルト!」の記憶が確かなうちに「花の紅天狗」を観なおすという計画で(笑)。今「ヴォルフガングとアマデウス」を見たら吐くほど笑えそうだ…でも由美子ちゃんの顔を見た瞬間にホームシックで号泣する確率も100%(^^;)。

大掃除が終わらない確率も●%。
一体誰が片付けるの(このネタ使いすぎだ)

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2007年「モーツァルト!」帝劇千秋楽を観てきました。

やれやれやれ。自分こんなに阿呆なのにもっと阿呆にさせてくれた「Mozart!」に感謝。なんて面白いんだろう。なんていろんな角度があるんだろう。ヴォルフによってアマデによって男爵夫人によってなんて違うんだろう。なんてアンサンブルのレベルが高いんだろう。
そしてアレはなんでああもカッコイイかな…!!!(もういいから)

■四児の母
ヴォルフがアロイズィアに「…美しい!」と叫んだ瞬間、ウェーバーの奥さんが「わたしが産みました」と歌うように唱えた時には大・爆・笑。なんていうかこういう家族ギャグって身近にすごくよくあるんだけどなかなか舞台でニュアンス味わえることは少ないと思うんですよね。
小さく「あぁそうですよねあはは」的に呟いていた芳雄くんもナイスだ(笑)。

■いちばん怖いお仕置き
居酒屋でKENTAROさんの「知らねェよ気持ち悪い」がついに聞けた時には内心で万歳三唱(笑)。しかしそのままちょっと来ォい!!と座長に引っ張り出されてスペシャル「私が誰だかご存知か!」リプライズ(笑)を一人で食らって「すんませんっした!!」平謝りする羽目になったKENTAROさんにはつくづく合掌(^^;)。あれは怖いよいつか絶対参加型のネタに使われるよ(そういう怖さか(笑))。
それにしても今期の井上版「ちょっぴり」で何が好きかって最後にパァンと手を叩いて石田さん抱えて去っていくあの気合(笑)。
「ちょっ…」
「ぴり…」「よっしゃぁー!!!」
「そぉぉぉぉおおおおお!」
って完全に歌詞の一部です(笑)。

■じゃあ縦に入ってもらおうか。
オペラグラスではヴォルフとシカネーダーのわくわくこしょこしょを見ながら耳では武岡アルコの素敵日替わり台詞を聞くという贅沢な日々も今日で最後だー(号泣)。ラストを飾る箱詰め台詞は「よし!じゃあ縦に切ってもらおうか!」とそりゃあ男前な啖呵でございました(笑)。すっぱり横に斬られた伯爵お疲れさまでした…今期本当に武岡さんのお陰で名場面が一杯できたと思うんですよね(笑)。

■輝き2
ここ数日シカネーダーと井上ヴォルフとはダー走ってきてガシっとお互いに両腕、肘の辺りを掴み合う、という動きだったので「あーこの勢いだと千秋楽は伝説のアレに行ってくれるかも」と思ってたんですが想像以上の勢いで来たよフランス革命ハグ(笑)。なんでコレ伝説かというと記憶する限り2002年初演の各ヴォルフ楽に一回ずつ出たっきりで、しかもあの頃は魔笛の台本はカバンに入ってたからやれたのであって2005年以降は片手に台本が…あれ?今って台本どう都合つけてるんだっけ(なにを見てたんだ本当に)。
そしてあの曲の尺で抱き合ったりすると相当時間の余裕がなくなるわけだがなんとか剥がして(笑)どもるくらいの勢いで「俺たちもっ民衆のために立ち上がろう!!!」(「ぜ」がない)と今期最高のテンションで叫んだときには座長あんた今から暴動起こす気ですかと思ったくらいの赤チョッキモードでした(笑)。

■懺悔
もう「Mozart!」ブログに動画がアップされてますね。
いや、今回の舞台挨拶は楽しかった…各々素敵な味を出されており、笑ったりほろりとしたり感動したりとそれぞれ味わわせて頂きましたが、やっぱり一番受けたのは芳雄くんの「5年前からやってきて、やっとこの作品の手がかりが掴めたような気がして本当に今まで申し訳なかった」だったりして(笑)。こういうとき滅多にリアクションしない贔屓が珍しくも「うォイ!!!」と脇で突っ込んでたのにも大爆笑(残念ギリギリ動画入ってねえや(笑))。
いや全く、観てる方としても感想は「そうなんだよね!!やっと見えてきたんだよね!!!」のヒトコトだったことが本当に申し訳ない(笑)(笑)。今年わかったこと、今年はじめて見えたもの、今年見えそうになったものの多いこと濃いこと。

いやいやいや。こんなこと思うとは思いもよらなかったんだけど。
途方もない話だけど。
「Mozart!」は今年はじまったといっても過言ではないです。
どうかいつか必ず、この続きを見せてください。


…いや、もしホントにやってくれるならいろいろ要望とかもあるんですがそこはまた別途(笑)。

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中川ヴォルフ&ありすアマデ楽、観て参りました。

■並の男じゃないんだね。
プラター公園でみんなが出て行った後、ヴォルフがちゅーのポーズでちゅちゅちゅちゅちゅーーーと音を発したまま、そうとう長い間同じポーズで前進を続けており(笑)その前に「アルコ伯爵って人をやっつけたところ、カッコよかったよ?」の台詞を言ってしまっていたコンスタンツェとしてはもう一回「…カッコよかったよ?」とリフレインを叫んでいたのが超ツボ入った(笑)。その後棺桶に駆け上がってベターこけてたのはマジでしょうかアッキー(笑)。
やー実際hiroコンスタンツェのお陰で両ヴォルフとも素敵な味が出て今期このシーン大好きになったよ(笑)。今更な重箱ですけど「ホント?」に「うん」って返すのは彼女だけなのだ。

■観客の拍手が好きすぎて。
煽って煽って煽って最後には拍手でよろめいていた座長にブラボー(笑)。

■ありちゅのご挨拶
今日は田澤有里朱ちゃんの千秋楽。きのうの優ちゃん同様、ニコニコと元気溢れる挨拶でのカーテンコールでした。サンタ帽似合うな、それにしても!!
今更ですが冒頭でピアノを弾くシーン、椅子の足にぴしっと自分の足を貼り付けて一所懸命弾いている姿がとても愛らしかったです………いや、あれは足台を置くべきだと思うっちゃあ思うんだが(笑)クラヴィーアの作法なのかそれとも(まさか)。

…えーと。
「Mozart!」幕が今度は引っ張っても落ちてこなかった件についてはスルーの方向で。ちょっと久しぶりに凶悪な気分になってしまいましたが(今度はサイレントな場面だから笑いが起きるとシャレにならない)、最後には外れたし昨日の二人同様アッキーもありすアマデも見事に乗り切ったんだからいいんだ。
明日は頼むよ、ホント…

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井上ヴォルフ前楽にして優アマデ楽、観て参りました。

■何が「ああ、あははははーだ」
プラター公園でヴォルフがウェーバー家の誘いに乗るところ、ちょっとヴォルフから目が逸れてて定かじゃないんですけど「うちに来る?」への「ああ!」でハハハと笑いながらジャンプしてたのかな?んで上手のアルコ伯爵が綺麗にトレースしてその場でほっぷほっぷしたのと同じタイミングで下手のシカネーダーが地上50センチぐらい(大袈裟)びよんびよんと飛んでいたのに大爆笑。何やっとんじゃ座長。

■Kiss
しつこいくらい書いてますが「星から降る金」リプライズのhiroコンスタンツェの動きが本当に切なくてですね(T_T)。当たり前の話だけどヴォルフの動きによって変わってくるから、ヴォルフが二人ともああである以上(笑)コンスタンツェのどうしよう、どうしようという感覚は毎回すごく胸に来るわけで。井上ヴォルフの場合ベッドに突っ伏した姿勢から男爵夫人を見上げて膝立ちになる、それに徐々に近寄っていくコンスタンツェがそっと抱きしめる…だいたいそんなような動きなのですけども、最近だとそれでくたっと力を抜いて座り込むヴォルフを労わりながら、そっと額に小さなキスをする。これがもう(T_T)。いつもこのあたりからはコンスタンツェを正視しない井上ヴォルフが、「気分は楽になった?」と聞かれた瞬間ふと気がついたかのようにコンスタンツェを見るのもツボでございました…。
このおでこへのキスをわりとよく見るのはアッキーの時だったのですが、その中川ヴォルフは今日は突っ伏していたベッド脇から数歩離れて行っていて、近寄ろうとしてベッドに乗りあがっていたコンスタンツェはとうとうヴォルフに触れることができなかったんですね。その代わりヴォルフが出掛けにコンスタンツェを抱きしめる…というのをひさびさに観る事ができてこれはこれでちょっと嬉しかったです。
いずれにしてもヴォルフの情ってのはなぁ…。

■星のように地球に落ちてきた。
「降りてこない」ってのは何度も見てきたが(at中日劇場2005)落下してきたってえのは初めて見たよコンチクショー!!
…何がって「Mozart!」幕ですすいません(^^;)。まあいろんな理由で今期は本当ーーに自分的に、特に井上ヴォルフの場合この幕と星がキーアイテムだったんで心の底から残念なハプニングでした(T_T)。とっさに対応した面々は偉かったし(優アマデMVP)すぐ切り替わった井上くんは流石だしその後の「Mozart!Mozart!」は本当ーに濃かったからいいんだけれども。でもでも。(←ちょっぴりリプライズが今期最高にツボだったもんだから余計諦めがつかない(血涙))

■しみじみと。
今期の「Mozart!Mozart!」ではシカネーダーはフィニッシュの「神の子、モーツァルト!」の後、ヴォルフに向かって伸ばしきった手で何かを捕まえるような仕草をして、それを持って去っていく…という動線になっていて、途中「それ」が逃げ去ろうとするのを引き戻すように一度両手をぐぁっとさし上げる、という動きと相まって毎回視線が釘付けなわけですが。
最近ではこの「何かを捕まえる」という動きがメンバー全体に広がってる感じで、倒れたヴォルフからそれぞれが何かを持って去っていく、みんなの「手」の中にあるのはさてなんだろうね…というとても象徴的な去り際になりました。
そんな中シカネーダーの動きもちょっと変わっていて、「モーツァルト!!」で倒れたヴォルフに向かっていた視線が、ふっとその上に漂い出たものを見るように上がる。目の前に浮かぶそれをすごく繊細な手つきと表情で手にとって、薄い微笑を浮かべながらゆっくりと立ち上がって去っていく。「Mozart!Mozart!」のあの禍々しい表情と対極の緩やかなうっとりとした表情がちょっとありえないくらい綺麗で(今年コレで褒め納めにしますんで痛いのはガマンしてください(爆))、あああんたそれが欲しかったんだ…とヴォルフと「Mozart!」幕の星を見たときと同じ気持ちに………まあ今日は星も幕も見てないからそうはなれなかったんだけど(爆)、かの興行師の欲やら狂気やらが昇華した瞬間を見られたようで本当に、悲しい場面だけど、嬉しかったです。

■サンタふたり。
一足早く千秋楽となった真嶋優アマデ。後ろから芳雄くんに何度もバンザイされながら笑顔・笑顔の元気なカーテンコールとなりました。ヴォルフマイクで元気にあいさつする間のキャストみんなの笑顔も素敵でしたです(^^)。最後は小さなサンタ帽子を被ったヴォルフとアマデが(赤いコートだから違和感なくサンタかと思ったらコートやっぱあれゴージャスすぎてサンタのコスプレした貴族様に見える(笑))走り出てきて今日こそ優ちゃんによるオンブ成功?!と思いきややっぱり無理(笑)。「ひとあし早いクリスマスプレゼントとして皆さんにアマデをさし上げまーす!!うっそー!!」と素敵テンションの芳雄くん、最後は前から抱き上げて笑顔で去っていきました(^^)。しかし、二人ともよく固定できたねあのサンタ帽子(笑)。

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マチソワ間に物思う

マチネ観てきてこれでラスト3回となりました「Mozart!」。いやいや毎回濃くて濃くて。

■自立=拒絶?
観ていてそんなことを思う近頃の中川ヴォルフ。こう、二幕全体に流れている、終盤に向かってどんどん濃くなっていくヴォルフの「拒絶」のオーラがビシビシ来て怖くて。ありのままの自分を受け入れない家族に、自分から近づいて行かないことで結果的に拒絶して、友だちを拒絶して、妻を拒絶して、最後に自分の影を拒絶して破滅していった天才…ある意味パーフェクトな「Mozart!」。さいごはひとり。うう。「僕こそミュージック」が美しくあればあるほど、「並の男じゃない」や「僕はウィーンに残る」が血沸き肉踊るものであればあるほど、観ていてもの凄い凹むです(苦笑。まあ凹んでナンボの「Mozart!」かも知れない)。アトリエでのコンスタンツェのソロを聞きながらやたら感情移入して泣いてしまう日々でした(^^;)。
ホントに大人っぽくなったなあアッキー。

■Prinz ist fort
「おとぎ話」縛りで「Mozart!」の考察ネタを拾っていくと、「ちょっぴり」から「星から降る金」そして「魔笛」っていう流れにピシッと筋が通ってすごく面白いなあ、と今年はずいぶんこの路線でものを考えてきたんですけど。
そこで今更ふと気になったのがナンネールの「魔法の国の物語」。市場での「私はプリンセスで弟はプリンスよ…」が二幕での「プリンスは出て行った」に繋がるのだけど。原文の歌詞はもちろんプリンス=PRINZで、いっぽう「星から降る金」に登場する魔法の森の王子様もPRINZなわけで。

日本語歌詞で「王子」と「プリンス」に分かれたことで、これらのナンネールの曲と「星から降る金」から受ける印象は少し変わったように思います。まあ何でも繋げて考えすぎるのもこじつけに近いのは自覚しとるんですが(^^;)、こう、ヴォルフが旅立って成功していくことの裏にあのナンネールの失意と幻滅がある以上、この「PRINZ」っていうフレーズの繋がりを切ったのは勿体無かったんじゃないかなあ…とすげえ今更なことを考えたりして。

「出て行く」も「旅立つ」もドイツ語では同じ単語なわけで。
「プリンスは出て行った」がもし「王子様旅立った」だったら、きっとあの曲で「星から降る金」のキラキラがフラッシュバックしてぐるりと裏返って、ナンネールの歌の持つ昏さが倍増すると思うんだけどなあ。

ソワレ行ってきます(笑)。

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「Mozart!」のツボな人々2007-7

昨日のソワレ。早速オペラグラスを忘れ(笑)。
でもお陰で全体を観られてラストスパート前にいろいろと再発見。

■中川ヴォルフ
ブルータスでステッキ刺した後さらにくいを打つようにカコーンカコーンと行く、というのも凶悪でしたが昨日はステッキの先から息を吹き込んでおり(^^;)ぎゃーカエルにいたずらする子供かーぎゃー。
アッキーの場合あまりにシカネーダーのステッキに対する愛情が深いので(笑)、2005年あたりから脳内でヴォルフとステッキのラブストーリーができているんですけど(勝手な)。第一章が「ちょっぴり」での出会い(一目ぼれ)で、第二章がプラター公園「再会…と思ったら偽者!!」(信じちゃダメだまされるな)で第三章が「友だち甲斐」でまた会えたけれど時が流れてすれ違ってしまう二人(爆笑)、で終章が魔笛アトリエ「やっと、本当の君に会えた…」ってハッピーエンドに至る(相手は笛(爆))、という…スイマセン冗談です。
いやでも自分そういうモードで見てるもんだからプラター公園でハンカチがステッキに化けた瞬間ヴォルフがぐぁっ!!!とそれに飛びついてシカネーダーがしゅばっ!!とそれを避ける絵が完全にツボ入りました(笑)。「友だち甲斐」でもあんなに怒ってるのにステッキだけは触るんだよ…おなかが痛い…。
それにしてもプラター公園のシカネーダーはヴォルフの掛け声とか視線のよこし方によって合いの手の入れ方が全然違うのでもう楽しくて楽しくて。「並の…」のとこじゃ芳雄くんだと音のない「WA-O...」だったりアッキーだと投げキスだったり(笑)。
中川ヴォルフ、掛け声も予測できない動きも多いからこれがとんでもなく楽しい。

■松澤ウェーバーさん
四姉妹の紹介するときにヨゼファを瞬速でヴォルフの視線からどかす仕草が大好きです(笑)。ヴォルフが「一家団欒は羨ましいな」で変わったアクションしてきたら必ず返すとこはけっこう日替わりに近いなと思うんですがどうだろう。
いや、今期の真の日替わり王者は徳垣ゾフィーの「ノータリン」に決定済みですが(笑)。

■hiroコンスタンツェ
アトリエシーンが切なくて切なくて(T_T)。対中川ヴォルフの場合、「愛していたかった」っていう過去形を無理やり搾り出してる感じで、まだ全然恋心が終わってないんじゃんヴォルフが今追っかけたら絶対にやり直せるじゃん…という哀しさがあるんだよね(T_T)。

■ありすアマデ
見かけの頑是無さとクールな立ち回りのギャップが素敵だ(笑)。アッキーのこう意図的にか本能でか変化しまくっているリズムや動きにもビクともしない…めっぽうベテランのにおいを感じさせてきた小学三年生(笑)。カーテンコールでアッキーがきゅーっと抱き上げてからストンと地面に下ろしてあげて、その向き合った状態で二人、お互いに五度ずつ傾いて「会釈」する図がたいそう可愛かったです。

ヴォルフの最期、こときれる直前のヴォルフの最後の小さなガクン、のタイミングで、一枚の楽譜がぱらり…と床に落ちた20日ソワレ。
楽を前になんですが。なんかもう、この絵を今期のラストシーンとして心に残しておきたいひとつの瞬間でした。

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実視界9.0°

おっかしいなあ今日マチネの時間なんで帝劇にいたのかなあ自分(いけしゃあしゃあ)。

今日は新しいオペラグラスを買って行ったんですが(話題変え)、前々からいろいろ気になっていたことを総合して、そうか自分的にはクッキリ見えさえすれば倍率は5倍あれば十分で、むしろ安いやつで視界が暗くて色が悪く目に映ったり、視界が狭くて踊ってるときに全身が見えなかったり、酒場とか一幕終わりとか魔笛とかその後とかに観たいメンバーの間を高速移動させるのが辛いんだ、あとズームってなんだかんだ滅多に使わないよね、との結論に達しまして。
そーして購入したちょっとお高めのNEWオペラグラスは実視界9.0°明るさ11.6とゆー、視界の広さがこれまでのやつの倍。ズーム諦めるとかなり素敵スペックに手を出せるとわかって開眼。ちょっと要領が掴めなくて難儀しましたが、慣れるとまあ感動的に広い広い広い!

だって後方とはいえ1階S席なのに倍率5倍で一幕終わりのアマデとシカネーダーが両方見えるってありがたくてありがたくて(通常観劇では最高速横移動ポイント)、
「並の男じゃない」で前方席肉眼じゃないとまず捕捉できなかった「僕を監視するな!」遠方アイコンタクトが余裕で視界に入るし!(ちょっぴりであれだけやってもらって足りんのかね)
ちょっぴりのラインダンスなんか今までは座長を中心にKENTAROさんから碓氷さんがやっとだったのが、なんと島田さんから小原さんまで見えるんだぜ!(通じるかな)(通じまい。)

そして視界が広い分情報量も多くてむちゃくちゃ疲れます(笑)。でもオペラどっちへやろうって瞬間瞬間の葛藤がないのはやっぱり楽だなあ。

これだけではなんなので本日のスケッチ少々。
・残額は1236グルデンのところ。「一体いつになったらお前の才能を…」と詰め寄るパパの迫力がまた素敵で(笑)、手帳をばんばん叩きながら「もっと(ばん)」「単・純・な(ばん・ばん・ばん)曲を書け!」って詰め寄っててヴォルフに…あれどこ叩いてたんだっけ?(^^;)「これ以上単・純・には(ばんばんばん)書けないよ!」て口答えされたところへすかさず必殺・愛のデコ手帳炸裂(笑)。
・朝市の中山さんの「野菜売り無断で店番」が楽しくてしゃーない。
・「友だち甲斐」でお金返すとこは「ごめんなさーい」って謝るのが定着してるみたいですね。…サザエも。
・「Mozart!Mozart!」のイントロで箱を持って離れる前の優アマデの目が凄い…。皆の熱狂の波にも僅かにシンクロした動きをしているんですね。(「誰が誰」と「Mozart!Mozart!」では事情があって(爆)基本的にアマデウォッチできないので今日はじめて捕捉(^^;))

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「Mozart!」のツボな人々2007-6

マチソワで頭がまたパンク。今週もう観にいけないから(T_T)詳しくはこれから追っていくとして、
ぷちネタちょっとだけ。

■ナンネール…
あのすみません最近まで気付かなかったんですけど、赤いコートのとこで鏡を片付けた後、鏡の前でけっこう捨て置けない程度に面白いポーズ取ってるのは前からですかね(^^;)。どう面白いかというととりあえず音を入れるとすると「ウッホッホ」的な…。姉さん、外国へ行こう…。

■hiroコンスタンツェ
ますます井上版中川版で完全に違ってきているコンスタンツェのあり方ですけれども。「星から降る金」リプライズでベッド脇に蹲ったままだった中川ヴォルフに徐々に徐々に近づいていって、手を握ってそうっ…と額にキスをするところで号泣(T_T)(T_T)(T_T)。ああもお切ないなあ。アッキーの場合かなり最後の最後まで本人がコンスタンツェをちゃんと愛してると思っているので(芳雄くんだともうアトリエでは自分のコンスタンツェに対する終わりっぷりには完全に気付いている)、アトリエでのコンスタンツェの「愛は見せかけね!」のキレっぷりが芳雄ヴォルフの時の駄目押しな雰囲気じゃなく、初めてこねてみた駄々になってるところも哀しい。

■碓氷マキさんのいい仕事はいっぱいあるけれども
最近「では私がこの街で最高のエンターテイメントをご覧に入れよう!」の後ろでスカートを左ぴらー、右ぴらーって大ーーきく広げて盛り上げてるシカネーダー一座のレディ碓氷が大変ツボです(笑)。
友だち甲斐でヴォルフに「おい!!」って怒られてお金を返すとき、その「おい!」のニュアンスがこの辺でやめとけよ程度の井上ヴォルフだと「取るフリしただけだって!」とか拗ねモード入ってて、本気で怒っている中川ヴォルフだとマジ凹んで「ごめんなさーい…」って謝ってるとかそーゆー演じ分けも好きだ(やーしかしアッキー版だとシカネーダー達は無法な闖入者以外の何物でもないね何かお互い不幸(^^;))。

…と碓氷ウォッチをしていたら場面の終わりに贔屓が「つーばーさひろげーてとぶさきをー」でとうとう片手で笛を吹き出した(爆)もう「ぽい」じゃなくて完全にサザエさんのエンディングになってました本日最後の衝撃(笑)。

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「Mozart!」のツボな人々2007-5

やっときた週末。ついにパンフレットも写真入りバージョンとなり、いよいよ終盤となって参りました「Mozart!」(前後関係ねえ(笑))。
しかし毎回「友だち甲斐」の場面がやたら素敵ショットに写る贔屓は「Mozart!Mozart!」で写真に入れてもらったタメシがない記録を今回も更新(滝涙)でも酒場ショットをアップにしてくれたのは嬉しいなあ。

舞台のほうも一週間空けりゃそりゃいろいろ変わってるし(大いなる喜びと悲しみ)。

■奇跡の少女
勝手にナンネール強化日にしてみた本日…なぜそうなったかというと「うぉぉなんねーるぅぅ」「ヴォルフガングー!」のツッコミ方がすんごい可愛かったから。「アルコ伯爵の部下の兄さん(KENTAROさん演じる)は密かにナンネールに惚れている」という脳内設定にしているのは私だけでしょうか(私だけだ)。あと、冒頭の森田さん演じる貴族あれはベルヒトルトで、子供の頃のナンネールは優しいおじさまに懐いていた…という設定にしておいて夫婦のシーンで余計に切なくなってます(勝手な)。
やっぱり今の「Mozart!Mozart!」の破滅の迫力を頭においてプロローグを見ると、「乾杯神の子に!」の大コーラスをバックにアマデを見つめるナンネールの表情が本当に、来ます。最後の最後、箱を開いてから正面に向かう表情も…何かを見つめているんだけど、それが飛び去っていくのを引き止めるでも追っかけるでもない、でも確かに多分ナンネールにしか見えないものを見上げて、踵を返す。もーこの振り返り方が好きで好きで。

■招かれざる客
「ここはウィーン」のラスト。
「あー肩凝ったー超疲れた今日オレ潜り込んでんのバレなくてよかったーヴォルフ帰っちゃうんだもんなー………うぉっとぉサリエリさんまだいたんだ!!(礼)」バージョンかましてきたリボンの座長に爆笑。このパターンだと最後の飛び蹴り(いや蹴ってないし)が「否定派に対する」じゃなくて「貴族社会に対する」後足砂かけに見えてまたまた黒くていいじゃんシカネーダー、と思ったんだった(笑)。
ところで「さては後をつけてきたなあんにゃろう」にもびびった(笑)。庶民度あげてラストスパート期待してます。

■Vivid Inoue and Sweet Amade
本日もVISA貸切でサインと花束と井上ヴォルフ&優アマデのご挨拶。当選されたのはとても品のいい感じの小柄な女性の方で、娘さんが井上ファンだそうで…こないだの男性もそうでしたがありえないくらい舞台で落ち着いておられた(笑)。
椅子に沈み込んでしまったのが花束贈呈のあとのひとコマ。井上マイクにこしょこしょと「びざかーどほしい」と囁きかけた優アマデに答えて、キラキラ芳雄ヴォルフ「子供はカード持てないからなあ…じゃあ僕のVISAカードでアマデの欲しいものなんでも買ってあげるよっ!」→優アマデきゃっと抱きついてハッピーエンド。
誰か突っ込んでやって。
具体的には熊モードのトーアヴァルトがアマデをさらって行くとか、座長の折れやすいハンカチステッキで「なんだそりゃー!」ってはたくとか、そういうオチを渇望してしまうくらい甘甘の絵面でした…いや、可愛かったですよ(笑)。

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シカネーダーのその後を考える

「Mozart!Mozart!」ってもちろん2002年から観てきたナンバーで、同じ位置でほぼ同じ振付で、当時からシカネーダーオタクはそらもう怖ェよ座長怖ェ、と呟いてきたものではあるんですけども。
なんだろうなあ、回を重ねたからなのか今年はそうなのか、はたまた最後の照明が明るいからか(^^;)はわからないけれども、当時から強烈だった初演も遥かに及ばないくらい、おっかない場面に育ったと思います「熱狂」。そこにはもちろんヴォルフの苦悶や絶望や、男爵夫人の哀しみやのしかかる群集の迫力といったもの全体の効果があるんですけども、シカネーダー中心で見ている自分からすると、ああもう本当に容赦ねえなアンタ、という驚嘆とか哀しさとか納得とか感動とか、そういうものが後から後から増量していく昨今です。かの興行師の、エンターテイナーだからこそ貪欲に執着して搾取してまだまだもっともっと、って奪いまくるモーツァルトの音楽への情熱が、けど全然それまでのヴォルフガングに対する情とか同朋意識とかと矛盾してないあたりがホント、らしいというか。

多分もっともっと、ヴォルフとオペラ作りたかっただろうなあ。「魔笛」でヴォルフと喜び合って、何やら叫びながら去っていくシカネーダー、「またやろうな!もう一回作ろうな!」って言っているようにいつも思えるのです(いや実際はもっと単純にヴォルフを誉めてたっぽいけど(笑))。

その後あの人はどうしたやら。こういうお話の背景やその後を、史実で脳内補完するというのもちょいと無粋ですが、あまりにも「らしい」エピソードをいくつか挙げてみると。

モーツァルトの死の4日後にシカネーダーは仲間を集めて追悼ミサを開いたとか。
シカネーダーはモーツァルトの死後、そらもう凄いペースでモーツァルトのオペラや音楽を上演しまくったとか(フィガロもドン・ジョバンニもドイツ語版にして(笑))。
死後、次第に神聖化されていくモーツァルトの「搾取者」として世間からめっさ叩かれたとか。
シカネーダー自身の葬式にはモーツァルトのレクイエムが演奏されたとか。
モーツァルト同様、十字架も墓石もなく共同墓地に葬られたとか。

あと詳しくはこの辺に。もっと詳しくはしつこいよーですが原研二氏の「シカネーダー」とか、ぜひに。ラスト泣いたー(T_T)。

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「Mozart!」のツボな人々2007-4

マチソワしたいよーと歯軋りしつつ今日は仕事!
この辺で書き逃しネタなぞおさらい。

■フランス革命チェイサーの長髪&黄色ドレス
KENTAROさん&徳垣友子ちゃん演じる市民カップル?がなんかすごくドラマを感じさせる動きをしてるんだけど、なんせこの場面忙しくて全く補足できません(またなんの参考にもならん情報を…もうこの場面下手の台本作家と上手のビラ持った作曲家の表情シンクロが素敵でさあ)。
ゾンネンフェルスが歌ってるところへどっちかが食って掛かったりそれを止めたりしてるんだけど…おとぎ話コンビが出てってから改めて見ると舞台奥で手を取り合ってて可愛いのです。二階からならぜひチェックを。

■最近のお気に入り
朝市で肉屋を真ん中にして腕組んで駆け込んでくる三人組(中原さん武内さん高原さん、だと思う…)。とりあえず脇の二人が肉屋を市場に連れてきたっていう設定っぽいんだけど…。ナンネールがアルコに「正しかった!」って叫ぶところで一番積極的に止めようとするのがこの面々で、なんかいい人そうで好きなんだ(笑)。いずれも酒場では悪乗りしてますが。

■優アマデ
すっごい話が古いですが11月24日のVISA貸切、抽選で当たった人が花束を渡してヴォルフ&アマデと3ショット…っていうのがありまして。当選者の方が「大阪から来たミュージカル好きの男性」で軽く場内にどよめきが走ったのですけど。この3人で写真を撮ってるところで司会者のお姉さんが「なんだか男性ばかり3人で不思議なショットですね」みたいなことを仰ったのへ、その当選者の男性の方が「違いますよー」みたいなジェスチャーをして司会者さん「ええっ!女の子だったんですか!!」と叫んでまた場内どよめいた(笑)。
パンフのプロフィールでアマデ役者の性別を感じさせないのは粋だよねえと思う今日この頃。

■胴切られ
すっかり波に乗ってきた感のあるプラター公園でのアルコ伯爵が箱に詰められるときの日替わり台詞ですが(笑)。先週末は「わー足がかゆい、でも届かない!」とか「あーすいませんマクラください」とかだったんですがそのたびに「ザルツブルクのみんなに…」の台詞の手前の僅かなスキで足を掻いてあげたり手でマクラしてあげたりしている芳雄ヴォルフはやはりマメだ(笑)。
ちょっと思ったのがあそこで「ダメだ…掻けない」とか言ってくれたら…いろんなものが台無しになっただろうな。

■自覚のない妖精
なんかやっと見えてきました。涼風さん。
つまり、確信犯じゃない男爵夫人。
これまで観てきた男爵夫人、特に久世さんの場合、半分くらいアマデと同じ世界に属している、ヴォルフを精神的に導く天上人みたいなイメージがありまして。表面上のアドバイスとは別にヴォルフが行くべき道を語ろうとして「星から降る金」を歌っている気がしてたんですね。
涼風さんの場合、一幕「星から降る金」でそう感じるのは本当に最後の最後「旅に出る!」と振り返って微笑むその瞬間だけなんですね。本人的には「ヴォルフガングをウィーンに連れて行く」っていうごく現実的な提案をしているだけで、そこに「音楽に身を捧げなさい」っていう壮大な意志を自覚して込めてるわけじゃない、だけどそれを聞く面々には結果的にそう伝わっている…という。こう、本人的に自分は人間だと思ってるんだけど実はやっぱり天上人で、そのオーラがヴォルフに働きかけるといったような。いやあのドールチックな最後の微笑の威力はすごいわ。
今さら何言ってんだ、て感じですが、一幕の「星から降る金」は男爵夫人その人が歌っているのに対して、二幕のリプライズでは「ヴォルフの中の男爵夫人」が歌っているわけで。そこで存在の仕方が分かれるのは当然といえば当然なのかも知れないですけど(今にして思えば一路さんもそうだったなあ)。とにもかくにも涼風さんのこの、現実の生き生きした男爵夫人と、その向こうにいるやっぱり「おとぎ話」の登場人物、この二面性みたいなものがすごく面白くなって来ちゃいましてまああれだ、全部勝手なイメージですけど(^^;)。

ちなみに「ヴォルフをあっち側へ連れてっちゃう(鎖を断ち切って音楽に殉じさせるイコール真に幸福な人生から引き離す)」って意味ではシカネーダーも確信犯ですがアレは全然人間なんだよね(笑)。深い深い。

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総スタンディングなマチネ

本日マチネも大盛り上がり。
もう書き過ぎですが…面白いよぉ「Mozart!」(^^;)。
2002年は贔屓単体で大騒ぎ。
2005年は贔屓の両ヴォルフとの勝負やそれぞれのキャラクター、場面場面が深まっていくのが楽しくて。
今年はしかし、全体が面白い。300回以上やった作品に対してものすんごい失礼を承知で言うとなんかやっと「繋がり」が見えて全体の面白さがわかってきた、みたいな(^^;)。
曲でいえば「残酷な人生」→「ちょっぴり」→「星から降る金」とか「星から降る金」→「魔笛」→「Mozart!Mozart!」とか。
人でいえばヴォルフやアマデやナンネールだけじゃない、他のみんなに流れている年月や思いの変化だとか。
なんだかホントに終わりがない。いや、もちろん終わるんだけど(T_T)どんなに長い期間やっても「まだ観ていたい、絶対もっと発見がある」と思い続けられるこの魔力はなんなんだろー。
…痛い結論が出そうだから贔屓を褒めるのはいい加減にしておく(爆)。

■化学反応
涼風男爵夫人ですが。
今日はキた……!!
納得!あれなら納得!!の「星から降る金」リプライズ。
ほたるアマデの「心と体裂かれようと!」のタイミングの表情の動きが鳥肌モノだったのと、ヴォルフの狂乱がまたもの凄かったことと、ヴォルフが最後の「悪魔ァ!」で突っ伏すのと同時に床に崩れ折れたコンスタンツェにグッと来たのと三拍子そろったところへもってきて、異空間から包み込むような「大人になるということは…」を聴けてだだー泣き。自分にはですけれども、昨日まではどうしても「現実の男爵夫人がそこに来てヴォルフを叱っている」ように見えてしまっていたのが、ああぁコレだよ涼風流の包み込み方もちゃんとあるんだよ!!みたいな。一幕最初でアマデを導く部分も、あのキュートさが「現実」に見えてしまっていたのが、しっくりと「おとぎ話の登場人物」に見えてきたのも、「Mozart!Mozart!」で染み入るような哀しいおっかなさが加わってきたのも嬉しい。こっちの思い込みもあると思いますが、三回目にしてゾーン入ってきました。面白いなあ…。

■アマデとレオポルト
先日から「おおぉ?!」と思って注目してしまってるのが「ウィーンのレオポルト」でのほたるアマデ。ここのアマデはヴォルフより先にレオポルトに気付いて、ヴォルフに差し出された手を取らないでレオポルトに視線を向けて、その後はヴォルフとパパの言い争いを見てそれなりのリアクションを取るわけですが。だいたい冷めた目で見つめるか、あるいはレオポルトに対する怒りを表すか。
ほたるアマデの場合ここで、レオポルトの怒りに対して珍しく強い、ヴォルフと同じくパパに不意を衝かれたような反応を見せるんですよね。「私の心、引き裂いたのだ!」では小さく顔を横に振りさえする。アマデのパパに対する感情って、ヴォルフの「どうしてわかってくれないんだ、全く!」に対して羽を差し上げる部分でかすかに表されるけど、その後は段々空気になっていくのが常だったと思うので、ほたるアマデのこの、パパに対する感情でヴォルフとシンクロしてる(こんな時期まで)…みたいな表現には驚きました。こうなると変わってくるのが「パパが亡くなったわ」へのアマデのノーリアクションに対するこっちの印象。ナンネールの言葉に、なんの感慨も示さずに作曲を再開させる、んだけど譜面に目を落とす前の一瞬の「間」を意味深に感じてしまうというか。プロローグのパパとアマデの絵が一瞬、フラッシュバックしてうわっと思いました今日。

(どうも今年はアマデ役者を苗字じゃなく名前で書きたくなる傾向にあるな(^^;))。

■井上ヴォルフ
またこの方も別のスイッチが入った感じだ(^^;)。きのうも「ろうそくの灯みたいに…消えた」でゾクッとしましたが今日は「魔笛」カテコでうわぁぁぁ…と。だってもう楽譜を見やって序曲が始まった瞬間以降はもう現世には帰ってこないんだもの。舞台に駆け上がって「Mozart!」幕が下りて来るのを見てるその顔がもう半分夢か現かみたいになってて、シカネーダーと抱き合ってあの「星」に手を伸ばすまでの表情がなんともはや。ああもう行ってしまった…。
…それにしても居酒屋でシカネーダーと一緒に「拍手が好~き」でポーズとる羽目になったのは面白すぎた(笑)。あんまりここが発展するとお約束が過ぎてよくないと思うんだけど本能が「もっとやれ」とつぶやいているんだった(爆)いえいえ、いろんな形がアリなんだと思います(^^;)。

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「Mozart!」のツボな人々2007-3

貸切とれてなくて本日はマチネのみ。あーあと三週間切ったのか「Mozart!」(T_T)。

■真嶋優アマデ
アマデで一番重視してる仕草のひとつが、一幕ラストで音楽の箱を返さないヴォルフを突き飛ばして、一瞬の間の後スッ…と手を差し上げる動きなんですけど。これがもうブラボーな美しさだったので初日から「おぉぉぉ!」と驚嘆することしきりだった優アマデ。ひとつひとつの仕草がとても綺麗なのと、楽譜の上を超スピードで走るペンの威力にこうアマデの意志というかしっかりしたベクトルを感じます。
羽根を突き刺す場面も、あれをさせるのは純粋にアマデの使命がそうさせているっていうか、血のインクを得たことに対して悦びも高ぶりもなくて、ただただ意志を持ってやらなきゃならんことをやっている感じがこれまた面白い。「書かねばならんのだよ。」みたいな(なぜガンダム口調(^^;))。
すごくしっかりした居場所にどっしりといて、迷いなくヴォルフをあるべきところに引きずり戻す感の優アマデ。普段のこう、ちょっと眉をひそめるような表情が、あのベッドに飛び降りて首絞める直前にスッと正面を見る表情の時にもの凄い効果になって表れるんですよね。
これ初めてなのかはわかりませんが、今日マチネではおんぶのポーズした芳雄くんの前に回りこんで自分がしゃがんで背中を差し出すというワザを目撃(笑)。いちおう背負われてみようとした芳雄くんの「無理だー!」という叫び声が大喝采の中に響いて大笑いのカーテンコールでした。

■涼風男爵夫人
歴代でこれくらい「人の妻」っぽい雰囲気の方は初めてじゃないだろうか。「男爵夫人」って男爵の夫人なのかそれ自体称号なのか実は未だわかってないんですけども(^^;)、涼風さんの場合、とにかく何不自由なく守られた貴婦人て感じで、どこへ行っても財布出さなくても物が買えちゃうみたいな(笑)。前に書いたみたいな現実っぽさ(いろんな意味で生き生きしてるんだな)もあって、なんか初めて精神的な話じゃなくて金銭的にもヴォルフ助けてくれそうな頼もしさを感じます(笑)。
ウィーンでのレオポルトとヴォルフの軋轢にはっきりと悲しみを表現するのも彼女が初めてで、ここで男爵夫人が何を考えてるのかがいつも熟考ポイントな自分としては、そこも興味深いです。

■hiroコンスタンツェ
アトリエでヴォルフがバルバラにキスされるのを目撃した後の一連の歌い方が最近、すごく静かなトーンから次第にテンション上がってくみたいな流れなのがとてもいいなと。この場面のコンスタンツェって、あのキスを見て「カッチーン!と来てカバンをがたんと落として気付かせてからキレる」という動線である以上、けっこう「あー、どっちもどっちかも」と思わされることが多かったのですけど、hiroさんの場合カバンの置き方も緩やかでけっこう冷静に歌い始めるせいか、ああ、傷ついたんだな…君は悪くないのになあ…と本当に切なくなります(じゃあヴォルフが悪いのかとゆーとそこは井上君か中川君かで違ってくる(笑))。
今年のヴォルフの「帰ってくれ!!」は井上・中川いずれもすっごい厳しく怒鳴りつけるトーンなのだけど、それを背中で聞いてからゆっくり振り返ってヴォルフを見る(んだけどヴォルフはその時には楽譜にグッと伏せてる)、その絵がすごく心に来ます。

ああ、もひとつhiroコンスタンツェで。
星金リプライズの後でヴォルフを抱きしめて「大人になった男は…」とヴォルフがつぶやくところ、抱きしめた手が離れた自然な動きで、井上ヴォルフとコンスタンツェの額がこつんと合ったその絵が超泣けました本日マチネ(T_T)。一昨年の大塚ちひろコンスタンツェとアッキーでちょうど同じような絵があって、あれも本当に心に残ったので…ヴォルフの心がどこにいるかでいうと、全く違う場面になってるのがまた切ねえ(T_T)。

■高橋ナンネール
「より低く」「もっと低く」みたいなベルヒトルトとの関係の冷えっぷりがすごすぎます(^^;)。2005年の半年公演の間で十分すぎるほどブリザード吹き荒れたと思ったのにまだ落とせるか、みたいな。「ヴォルフガングはとても元気だ」で笑顔で夫を見やるけど空振りして意気消沈するだとか、いっぽうベルヒトルトはヴォルフの暮らしっぷりを聞きながらぐんぐんテンション落としていくだとか。
もともとナンネールには好きな人がいるけどお金がないから意に沿わぬベルヒトルトと結婚した…みたいなことはあまりはっきりと説明されないので、何でそんなに夫との間が冷めてるかわかんないんじゃないかと長年思ってまして(「友だち甲斐」のブラックさが薄れると思うんだけどなあ)、今回の再演では一番の改善希望ポイントだったんですけどそれは叶わず。…なんだけどまあ由美ちゃんと森田さんがこんだけ絶対零度に近づいていけば大丈夫なのかも、と安心して腑に落ちてみる今日この頃(^^;)。

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変化と進化と

三日も空けたらまた全然違った本日ソワレ。もう、こんなに観てんのに何でこんなに面白いんだろう「Mozart!」。

■涼風男爵夫人
本日お目見え。見た瞬間「頭ちっさいぃぃぃ!!」と心で叫んでしまいました(笑)。
印象がずばり「王妃様」なのはこっちの先入観ゆえかも(涙が出るほどお辞儀が綺麗だ…)。たおやかで上品でとことん浮世離れしていて意思が強い。こう、「あなたをウィーンに連れて帰りたいの」のあたりの、なんていうか断れるわけがないオーラみたいなものがすごい新鮮でした。
「星から降る金」も香寿さんとは全く違う雰囲気ですね。この曲で男爵夫人によって表されることっていろいろあると思うのですけど、幻想的にヴォルフを至高の場所へ導く部分と、あのおとぎ話を単純に寓話としてレオポルトに忠告する部分と、どっちかというと後者の部分が多いように感じました。香寿さんとちょうど逆かなあ。…ちなみにこれ久世さんだと8:2で「幻想」部分が強くて、一路さんは1:99で現実重視なイメージ(「愛とは解き放つことよ!」ってパパをビシビシ鞭打つキッパリ感、あれはあれで好きでした(^^;))。後半のリプライズ含めて、もう少し「向こう側からヴォルフにおいでおいでをする」的な部分も見てみたいな…というのが今のところの正直な感想です。
「ここはウィーン」は絶妙に可愛い!カツラといいドレスといいどうにも仏蘭西風なのはこっちの先入(以下略)。それにしてもなんっじゃ男爵夫人を前にした座長のおのぼりミーハーモードは(笑)。アレでもかつてはビリー・ローラー&ペギー・ソーヤーで激マブのタップナンバー魅せまくっていたって信じられない(笑)。ふぉーてぃーーーせかんすとりーーーー(踊)。

■輝き
「ちょっぴり」にしろプラターにしろ「友だち甲斐」にしろ、今年の井上ヴォルフとの全編ベタベタ・モード(こら…)っていう流れがあると、魔笛作曲アトリエの「俺達は成功するんだ」「ああ!」とその後ニヤッと笑ってサクッと仕事に戻る、そういうさりげない動きがかえって美しく見えてくるから不思議です(笑)。ハンガリー話で書いたけれどもこの話で天才モーツァルトの辿りつきたかった場所の象徴は「魔笛」だと思うので、「Mozart!」幕を見て振り返るヴォルフの笑顔が今みたいに綺麗だと、シカネーダーならずともうっひゃああと高揚してしまうんでした。芳雄くんはこーでないと。
しかしあの尺でああも「おとぎ話だ」の一瞬を光り輝かせちゃうあの劇作家のファンタズムはなんなんだろね(ハイ分かってますファンですからいろいろフィルターもそりゃ入ってます認めますでもホントに輝いてるんだよあの瞬間シカネーダーもヴォルフもそりゃもうキラキラと)。

■今年最大のアンビバレンス
初日に沸騰した頭が落ち着いた頃「…ん?」と思ったのが「Mozart!Mozart!」の照明について。2005年ツアーまでは最後の全員の「Mozart!!」で曲が切れると同時に、ヴォルフとアマデがいる中央以外の空間の照明がサッと落ちて、周囲の面々はゆっくりと、ほぼ真っ暗な中を退場していく…という感じだったと思うのですけど。今年は周囲にも明かりが少し残っていて、みんなが出て行くまで表情とか動きとかがつぶさに観察できるんですね(シカネーダーをオペラでガン見していて「待て、あんなに表情がよく見えたのっておかしくないか?」って思ってから数日間は判然としないままだったんですが(笑))。
お陰で贔屓の今年の最強ワザである「フィニッシュの『MOZART!』でヴォルフに向かって伸ばしきった手でゆっくりと何かを引きずり出すように捕まえて、それが逃げようとするのをガッと引き戻しながら退場」というのをつぶさに見てとることができてそりゃ嬉しいんだけど。ときどきこれが「見えすぎちゃう」ことで、以前のなんていうか「暗闇の中で笑ってる…よね?」みたいな、答えの出ない不気味さは失われたな、あれはあれで背筋が凍ったなあ、と…。
………すいませんいつにもましてオタクのゴタクばっかりで…。


それにつけても。
…新しいドレスっていいなあ。と2002年以来さんびゃっかい以上着られている衣装たちを見回して軽く唇をかみしめる今日この頃(けっこう切実)。

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ファントム・オブ・ザ・クリエ

めでたく来夏予定FIX。

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レベッカと併せて4.5.6.8と日比谷通いが決定したわけですけども。どこかに隠し部屋でも作ってボックスファイブは空けとけーとかシャンデリアのひとつも落としかねない勢いで来年はクリエに通いたい(しょせん希望形…シアタークリエは席数600!ルテ銀の5分の4だぞ!)。

ああホントに、今年の夏の奇跡は奇跡で、ひとつの物語は完結してるわけだけれども。
新しい「宝塚BOYS」を作ってもらえることが本当に嬉しい。新旧キャストそれぞれに期待しています。また素敵なマリーに逢えますよう。
マリーかよ。


いや、あの芝居でクリスティーヌに無理に誰か当てはめようと思ったらやっぱマリーかなって。大きいほうの。(続投祝そっちからなのってK吾ファンとしてどうよ)←ちょっと今、座長とか別のほたるとかに夢中だったり(爆)。

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299、300

ぜ………贅沢した………

精神的にも物理的にもそんな印象のマチソワ。

■善良な天才
マチネのアッキー観て今日だけで目からウロコが10枚くらい落ちました。数日ぶりなせいかもですがホントいろんな意味で瞠目。とにかく観ている間、今まで中川ヴォルフに対して一度も感じなかった言葉が頭をぐるぐるしていて。
「君は悪くない」という。ザルツブルクの善良で温和…いや温和はないけど(笑)、パパと愛し合って、素敵な恋人とも出会えて、本人はいたって誠実に家族に恋人に接して、けっこううまくやれていたのに………みたいな。とにかく今のアッキーだとパパの愛がものっそいくっきり見えるのにびっくり。ザルツにいる時点でもう完全に巣立ちきっていた井上ヴォルフに対するレオポルトの頑迷固陋さと比べて、あ、ホントにある時点まではヴォルフをちゃんと理解して守って育てていたけど、ほんのちょっとボタン掛け違っちゃったんだな、と。
2005年に感じ始めていたのだけど、アマデに対する「お前が悪い!」が今回は本当に核心ついた告発になったなと思いましたアッキー。もう男爵夫人やシカネーダーに「なんで健全な若者を堕落さすかなあ!星から降る金とか魔法の笛とか!人間の幸せってなあそういうもんじゃないでしょうが!」て説教したくなるくらいの(^^;)。人間ヴォルフへの進化、すごいです。

■天才は天才
ボタン掛け違うも何も最初から片側ジッパーじゃねえかオイみたいな(爆)。なんで分かんないのかねレオポルト、てなっちゃうのが井上ヴォルフの場合。そもそもアマデと半分以上世界を共有している、いわば俗世にいない生き物なのに本人は、なんでずれちゃうんだろう、なんでわからないんだろう、おかしいなあ…「いや、お前がだ」みたいな。ヴォルフ自身が挫折の度にどこか「やっぱり…」って思って、その自覚がどんどん深まってくように見えます。
そういうわけでアマデにぶつける「お前が悪い!」の自分への八つ当たり感がさらに増している井上ヴォルフ、何が切ないかってそういう芳雄くんだからあの「魔笛」や「Mozart!Mozart!」に辿りつけるんだよな、という物凄い納得を最後にくれてしまうところで。もう最初っから男爵夫人やシカネーダーの暮らす世界に合うようにできている、それだから実家ともコンスタンツェとも合わないに決まってるし、それだから「おとぎ話だ!」「よし、やろう!」や「Mozart」幕を見て振り返る顔は本気で美しいんだった(T_T)。

■おまけ
今日ソワレは「Mozart!」上演トータル300回目なのだそうで、最後に井上芳雄くんと野本ほたるちゃんの二人で挨拶がありました。内容的にはいずれ公式ブログとかにアップされるのかな?とりあえず受けたのは「300回…僕は159回目ぐらいらしいんですけど…」とつぶやきつつ両袖に向かって「300回全部続けてこられた鉄人のような方もたくさんいらっしゃいます」と手ふってたのと(出といでよ長髪の鉄人)、先輩ミュージカルのエリザベートは何回だっけ?とアマデに振ったところ初お目見えのほたるちゃんの声で「しらない!」とのささやきが聞けたことでした(笑)。かわいかったー。

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ちょっとハンガリー回想

もう数年前になるけど、ハンガリーのブダペストで「Mozart!」を観たときに「ほほう!」と思ったことのひとつが「星から降る金」の演出。

かなり前に書きましたが、ハンガリー版の場合真ん中に盆状の奈落があって、それにふたをする形で「円盤」が常にあるんですね。この円盤が上がったり回ったりでいろんな操演に使われるわけですけども。

舞台は暗くて、ヴァルトシュテッテン男爵夫人が「星から降る金」を歌う姿とそれを見るヴォルフだけにスポットが当たってる状態で(パパとナンネールがいたか定かでない…)、そのほの暗い真ん中の盆の位置になんか、大きな塊みたいなものが現れるんですね。メリーゴーランドを小さくしたような、屋根のついた軸の周りを何人かがとりまくように立っている。よく見るとそれはパパゲーノやパパゲーナ、タミーノやパミーナや夜の女王といった後半の「魔笛」の登場人物たちで、あるタイミングでこのミニ・メリーゴーラウンドに明かりが灯って回りだすのです(電飾だったか照明だったか、どうだったっけなあ…)。半分記憶ですが多分クライマックスのあたり「夜空の星から降る…」と歌い上げる男爵夫人の声に乗って、そのメリーゴーランドが回ってパパゲーノ達がそこに立ったままおもちゃのように動き出す、それを見つめるヴォルフガング…という。

男爵夫人の語る「おとぎ話」とヴォルフが最後にたどり着く「おとぎ話」を綺麗につなげているこのセットが当時、とても目ウロコで。

日本版の「星から降る金」は、男爵夫人が語る寓話にヴォルフと家族の心の動きを重ねていく、これはこれで大好きですけれども、「王子」と「王様」だけでなく「星から降る金」ってなんなのか、男爵夫人が示している、ヴォルフとアマデには見えている、ヴォルフが追うべき世界ってどんなものなのか、そのキラキラ感がもう少し舞台上に見えたらなあ…というのが再演の度に感じる願いです。

いつかそういうのもやって欲しいけど、ムリかな…。(だってハンガリー版じゃ「ちょっぴり」が芝居の終盤でシカネーダーもまだ出てないから香盤も成立するけど、今日本でソレやったら「ちょっぴり」の直後に魔笛メンバーがあの素晴らしいカッコに着替えて出てきてひっこんで次プラターってそら無理だ(苦笑))。
でも書きながら思ったけど、魔笛の後でヴォルフが手を伸ばす「Mozart!」幕についた星なんて、まさにここにつなげたらいいと思うんだけどなあ。

余談ですがハンガリー版だと星金リプライズが確か「何故愛せないの」の直後で(日本版のヴォルフの混乱場面が「何故愛せないの」で表現される感じ)、暗くなる照明と共にヴォルフが全部服を脱いで裸になって最後には蹲る、そこへ登場してきた男爵夫人が上着をかけてあげながら「大人になるということは…」って歌うというまたすげえ構成だったりします(その後コンスタンツェ出てきて借金ソングなんだよな…)。日本にはない借金苦のヴォルフのシーンでもわりと現実的なパトロンとして助けてあげようとしてたりして、日本みたいに男爵夫人をちょっと幻想的な、高みからの導き手に位置づけたというわけでもないんだな、そういうところは日本版のが好みなんだがなあ、と思ったんでした。

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