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2006年2月の7件の記事

アンナ・カレーニナ

急にチケットを譲っていただくことができ、「アンナ・カレーニナ」を観て来ました。

すごく面白かった。
前楽ということもあるのかも知れませんがキャスト全員のクオリティがすばらしく、曲も一つ一つ、歌詞が深くて面白くてこりゃリピートしたらより楽しめるだろうなと思いました。小難しめの歌詞を追うの大好き(笑)。
それにしても一人一人が良かった&濃かったなあ。カレーニンさんもキティもレイヴィンもスティーバもあとセリョージャの子もー!!それぞれのキャラクターが輝いていました。そして春風ひとみさんのプリンセス・ベッツィ!!めっっっさ素敵でした。アレクシスとアンナの甘い雰囲気に砂吐きそうになってる顔とか大好き(笑)。

しかし井上芳雄くんが出てくると目が行きっぱなし。ペテルブルクでアンナに再会して(ここで「ツーリング・エクスプレス」を思い出す程度には原作に縁がないオイラ(^^;))一人佇むアレクシス、「恋のよろこび」とぶっちゃけ「GETモード」がビシバシな黒めの笑顔が雪の中にものすっごく映えててひゃー、綺麗だな…!!と。
二幕では壊れていくアンナにグイグイ引きこまれました。このお話をほとんど知らないので、原作に対してのアプローチとかはわからなかったのですけど、そちらにも興味が出てきましたので今度読んでみようかな。

…でここからみーはーモード(笑)。
一幕ラスト前のアレクシスと悪友君のフェンシング、技量といいダラダラといい嫌味と磊落のバランスといいすばらしくカッコよかった(笑)。やっぱり縄田晋さんの「悪い兄さん」ヅラは大好きです(今今今思ったけどしつこく「Fate」のキャラあてるなら絶ッ対ランサー!ランサー!!!貧乏クジ引く役どころが合うあたりもぴったりー!!!)
酒ビン抱えたまま喚きつつ打ち合い戯れるさまに惚れ惚れして、「…この辺でステッキ持った長髪酔っパが乱入しねえかな」とか場違いな願望を抱いた「Mozart!」リピーターは私だけだろか(^^;)。ごめんなさい名前わからないから「ベネディクト」って呼んでました縄ちゃん(懺悔)。冒頭のシーンではけるときにトランクと一緒にごく自然にでかい椅子を抱えてく貴方がホント好き(笑)。
にしても芳雄くんどこの軍服も似合うなあ!!ラストシーン伊集院忍さんかと!!!

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2nd贔屓

ヴィゴ・モーテンセンが来日してらしたとは知らなんだ(*^^*)。

「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン役で激惚れして出演映画を観まくったのは3年ほど前。戦争体験で何かが壊れてしまった弟役(インディアン・ランナー)とか、ワル過ぎる性格の中によくわからない優しさを持つ男の役(ダイヤルM)とか、危うい性格描写や葛藤の表現が絶品な役者さん、大好きです。いや本当にこの人にアラゴルンをやらせてくれたすべての運命に感謝(T_T)。
ヘタレ系の人物もめちゃくちゃはまるのでよく演じられてます(だからアラゴルンが(笑))。「28DAYS」とかでカッコつけたミーハーの役なんかも素敵でした。

MY贔屓の舞台俳優同様ものすっごく多彩な方で(吉野さん好きな人は絶対ヴィゴ好きだから!!知らない人は観てみて!!(断言))、演じる役によって全く印象が異なるせいか、俳優自身のキャラクターが広まってるかというとそれはなく、ハリウッドスター!!つって大きく報道されることはほとんどないですね。「二つの塔」で来日したときにズームインで「ヴィゴ・モーテンさん」と呼ばれたことは一生忘れねえ(笑)。

メッセージをはっきり口にする方なので、ブッシュ批判とかがクローズアップされて報道される(しかもあんまり深いところまで追ってはくれない)ことが多いけど、今回はこの方のキャラの面白いとこである「ありえない程の気配り」にもスポットが当たるニュースで嬉しかった(^^)。

今度の出演作は過去を持つ男のサスペンス?タイトルのあまりのストレートさに苦笑しつつ(もーよそうよこーゆーなまけたカタカナで邦題にするの(^^;))、ひさびさにヴィゴ堪能できそうで楽しみです。

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Fateにはまった3

なんかコツコツ書いてたら偉いサイズになってしまいました「Fate~hollow ataraxia」キャラ雑感(^^;)。
あとできっと思い出したくなるからなー。

★★★ネタバレです★★★

■士郎
アニメ版の士郎の声すっごくいいなー(まず余談)。
主役にして究極の脇役。本編で歪んでる歪んでると言われ続けた主人公、hollowではほんわか日常の中ツッコミと解説の日々…だったのに気がつけばああ、やっぱり士郎は士郎だなと。アヴェンジャーの「客観」的なフィルターを通してみると、まあいかにホントにこの人が容赦なく正義の味方か、淡々とした流れの中で余計に思い知らされたというか。後日談でのグレ士郎大好きです(笑)。

■セイバー
「この誰も失われていない理想郷で、貴方だけは失われたものたちに価値を見出そうとしている」の台詞にホントに感動。セイバールートで一番好きだった場面のひとつが教会での士郎の「なかったことになんかできない」決断だったもので、hollowの「士郎」がやっぱりそこに還っていくことにいたく感動。セイバーだけが肯定できる士郎の歪さなんだよなあ。フラグリストで「(士郎の)半身」と表現されるのにもしみじみ。
…とはいえ今回の活躍どころはおおむね「食」と「水着」に集約されていたような(笑)。

■凛
帰国の瞬間「おかえりー!!」と叫んでしまったよチャンプ(笑)。
何でもできる凛だからこそ、その守備範囲に巫女凛や諸葛凛や、ままま魔法少女カレイドルビーが加わっただけの話(笑)…と割り切れてしまう、そんなわけで色モノ化もへっちゃら、やっぱり最強ヒロインな凛さん大好きだなー。
本編にしてもhollowにしても凛とアーチャーの、士郎言うところの「一筋縄ではくくれない関係」を追っていくのが最高ですFate。「常夜の橋」での微妙ーなアーチャー気にし加減とか、「節操なし」と書いてアーチャーとルビってるあたりが凛の「解りづらい可愛さ」だな私的には(笑)。
「ブロードブリッジ」の初期設定がこの二人だけの戦いだったというのも震えが来るほどいい話…そっちバージョンも見てみたかった。

■アーチャー
登場シーンの数から言ったら限りなく少なめ…浮くもんなあ日常モードでは、何やってもこの人本当ーに浮くもんなあ(子猫エピソードは桜の水着より痛々しかった(爆笑))。しかしその数少ない出番が「決戦」や「常世の橋」そして「ブロードブリッジ」ときたら全然ホント悔いなし…「水辺の王様」も大好きですが(笑)。
とはいえ出番が少なかったホントの理由は、根本的にこの人の在り方がアヴェンジャーと被るからかもしれないなーとも思ったり。凛にせよアーチャーにせよ、本気で介入したら「主役」になっちゃうもんな。
あくまで本筋には関わらず、単に義理を通したりそれに付き合ったり、その程度の理由で守護者として最前線に立って鮮やかにクライマックスを決めてしまう凛とアーチャー。この華々しい二人があくまで主役でなく、バイプレイヤーとして成立できるあたりが「Fate」や「Hollow」のスゴイとこなのかも、とか変な感動も味わった「大橋」でした(笑)。

■ランサー
男前すぎる…ッ!!
hollow効果でどこまで人気投票上位に食い込むか楽しみです。でもきっと逃げ切ってねアーチャー!!(いや男性キャラの勝負ごとではないから本来ジャンル的に。きっとライダーにもってかれる…ガンバレ男性陣…)
戦争してても街で生活してても浮かない、というのがこの人の凄いとこだったんだなあと。ステータスに「日常とけこみ」とかがあったらキャスターと並んでA+だろうなあ(赤い人はF-ってかんじ)
わりと花札で使われまくっているランサーも好きだったり(笑)。

■イリヤ
どーも私はイリヤとの絡みにおける士郎の説明っぽい優しさがダメなんですが(苦笑)イリヤ本体は大好きです。Fate本編、序盤で殺されまくって最高ーにダークな印象からスタートしたせいか(そしてそれ自体は全く今でも失われていないせいか(^^;))、天使モード姉モードに転んださいの幸福感と感動がまたひとしお。本編桜ルートもすごく切なかったけれども、hollowでの「天の杯」もリプレイする度にダラダラ泣ける。サントラにドイツ語の歌入り「ローレライ」を入れて欲しいなあ。
…水着に関しては巫女凛様の「犯罪的と犯罪のどちらが罪深いか」云々に全く同感(笑)。
あと花札とらぶる道中記のエンディング(タイガvsブルマのほう)素で感動しましたよ…。

■桜
hollowで好きになれた人1(笑)。
自らのドロドロした部分をも取り込んで開き直れたというか、まだ途上とはいえブラックな自分をちゃんと克服して色々と正直(笑)かつ全開な黒桜、じつにいい感じです。「しすたーくらいしす」での慎二への悪行告白メドレーはぜひ詳しく聞きたかった(笑)。
しかしシナリオによって清楚モードオンリーで自己主張入らないときはやっぱり苦手だ桜(^^;)。袴のポーズと表情には正直「あちゃー」と思っていたので巫女凛の「ちっとも媚びてない弓道着」には大爆笑してしまいましたです。

■慎二
hollowで好きになれた人2。こっちは桜と違って本編と別に見え方変わってない、相変わらずあーんな性格なのに好きになれたのはなんでだろう。思えば「Fate」では士郎が慎二と友達やれてる理屈がわからなくて、「きっと士郎のいわゆる『出会った頃の慎二』が見られればわかるんだろう」と思いつつも「いや、結局士郎が変なヤツだからなんじゃ」という疑念も捨てきれず…いやまあ結局両方合ってんのか(笑)。
最も笑った慎二の台詞は「バッドエンド39!!」でした(笑)(笑)。

■ギルガメッシュ
hollowで好きになれた人3。あぁぁぁぁカッコよかったブロードブリッジ!!
子ギル登場の瞬間「そ…そ…そんな手に乗るもんか(弱気)」と思いましたが結局落ちたし相乗効果で大ギルも好きになってしまったな(苦笑)。「これでガリガリさんを買ってくるがよい」やら「あ、オーラってそうルビるんだこの人」を見てしまったらもう愛さずにはいられまいよ(^^;)。

■カレン
悲劇体質と最低性格をあわせもつ聖職者、Fateはこーでなくちゃな、て感じの一筋縄では愛させてくれない捻くれキャラ。美綴の「とことんまで殴りあわないとあんたとは分かり合えない」じゃないですが、第一印象最悪からスタートして、好きにはなれないなと思わせておきながら次第に次第にいろんなことに気づかされて最終的にはやられているの法則(イリヤとか言峰もそうですが)…「貴方、ロックスターみたい」泣いた泣いた(T_T)。「カレンのテーマ」は「エミヤ#2」「wars」と並んで今回最も惚れた曲です。コレ聞きながら自転車漕いで日生劇場通ってます(爆)。
しかし彼女の父親に関してはあんなにヒントがたくさんあったのにリプレイまで気づきませんでした(^^;)。好きな台詞は「もっと雑魚っぽく」(笑)。

■バゼット
大技「アンサラー」を初めて見た時点で「…後○しじゃんけ○?」と思ってしまった自分が少しなさけない(笑)。当たってたし(笑)。
hollowは彼女の物語なわけだし当たり前ではあるのですが、わりと可愛い面・弱い面ばっかり深く見えすぎたおかげで逆に彼女の魅力に入っていけなかったとこもあるなあと。その辺カレンと真逆でした。前半だけでいいからもうちょっと裏表を見せたり意地を張って突っ張って(アヴェンジャーやプレイヤーに「強がりだ」と見抜かれるレベルでなく)くれたらもっと好きになれたかも。「後日談」で士郎に「男運ない」って言われたときの顔とかすげえ好きだし。自分嫌いなバゼット自身と、本人より本人をわかってるアヴェンジャーの二人からしか見えないから弱さ加減が際立ったけど、「前提」になっている仮面のバゼットの強さをもすこし味わっておきたかったです。

■アヴェンジャー
ハイ主人公(うわー大ネタバレ)。
人気投票、結局アーチャーとアヴェンジャーに入れちゃったよ凛や士郎をさしおいて(^^;)。ホントにもう全くなんて美しい物語を作ってくれたことか(T_T)。
hollowで最も感情移入させられたのはイリヤやカレンやバゼット、それぞれ自分の形でアヴェンジャーに優しくしようとしたヒロインたちでした。今後Fateに続編が出るとしても彼にだけはもう逢うことはないんだろうなあ(;_;)。

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「屋根」燭台のはなし

「屋根の上のヴァイオリン弾き」もいよいよ終盤。なんか健康的に日生チャリ通を続けてます(笑)。

2004年の上演時にはいろいろな改変がありましたが、その中で「燭台が金ピカでなくなった」というのがありました。モーテルとツァイテルの結婚式でテヴィエ夫妻の贈り物、「金の燭台一組!」が単に「燭台一組!」になってまして。この変更自体がどういう意図なのかはわからないのですけど、これでけっこうキャラの印象が変わったのがMY贔屓。

2001年のパーチック、「金の燭台」が披露されると、その成金的なイメージにムッとしてか、イヤぁな顔でパアンパアンといいかげんに拍手します。しかしこれがロシア人に取り上げられたのを見るなり目の色を変えて飛びかかる…という流れで、パーチックが個人として怒ったというか、自分にとっては気に入らないものだけれども「テヴィエさん達の大事なものだから逆上した」ていうストーリーに見えたのですね。
対する今年。燭台が普通のものに変わって「ムッとした拍手」という最初の伏線がなくなったことで、ユダヤ民族として大事な「燭台」を汚す相手に対して怒った…みたいな場面になったなあと。

場面単体では「金の燭台」のほうが泣けたのですけども、パーチックの人となり(あーだこーだ革新的なことを言いつつ根本的にはどっしりと古風、だからテヴィエさんとも相容れる)の見え方は今のほうがしっかりできているんだなと思います。

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たまには本の話2

最近読んだ本たちなぞ。

★★★いずれもネタバレ★★★

■「屋根の上のヴァイオリン弾き」原作
今年になって初めて読みました。面白かったー!
思ったよりミュージカルに近くてびっくり。…とはいえ、特に市村版になってよりほんわかとした明るさ軽快さを増した感のあるミュージカル版を踏まえると、原作はやっぱりシャレにならないつらい事実も多かったり。原作では上の3人に続き、シュプリンツェやビルケの縁談についてのエピソードも出てくるのですけど、これがまた哀しいし、ゴールデは亡くなってしまうしテヴィエは牛乳屋をやめてしまいますし。
そしてやっぱりパーチックは「シベリアで服役中」のままフェイドアウト(^^;)…しかしモーテルも病に倒れて早世してしまう原作では、ホーデルの結婚が一番幸福な結末を得ていたようにも見えます。
ちょっと瞠目してしまったのがラストで、生まれ故郷を追い出されて旅立とうとするテヴィエのもとに、チャヴァが「テヴィエと一緒に行く」という意思を持って帰ってくるところ。テヴィエがチャヴァを許すのか、許さないのか、はっきり描かれないまま物語が終わってしまう…というとても印象的な結末でした。深いなあ、屋根はどちらも。

■新フォーチュン・クエスト クレイの災難(上)
新刊のオビの「今度はクレイが大変だ!」に「…今度『も』でなく?」と店頭で突っ込んだ読者は多かろうと(笑)。
これ読み始めた頃10代でしたが、当時も夢中で今も変わらず夢中で、相変わらず不思議な魅力にみちた作品だなあと。あの頃と変わってないようで少しずつ少しずつ変化しつつある主人公たちの関係や心の動きを追っているだけで幸せになります。はやく下巻を~!!

■ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を
ポップや店構えや品揃えやレイアウト、何をとってもオリジナルな素敵な本屋さん「ヴィレッジ・ヴァンガード」(この本を読むまで「本屋」と呼んでよいのかいまいち自信がなかった(笑))の社長のエッセイ集。いまや全国に200店舗以上ある「V.V」が広まりだした頃の、経営や出店や本そのものやさまざまなことについての珠玉の文章たち。ニヤニヤしながら読み進めつつも「ああこういうのをいうのだな経営品質って」としみじみ。「革新を目指す前にとりあえず自分探しで迷走中」の職場において、見習いたいヒントがたくさん詰まっておりそういう意味でも感動。
会社の乗換駅の近くにもできてほくほくの「V.V」。また遊びに行こうっと。

■ベルガリアード物語
新装版刊行も「マロリオン物語」に至ったことだし、ぼちぼち再読開始。
もうすっかりお話も忘れていて楽しく読み進めてます。ポルガラ大好きだー。

■グイン・サーガ106巻「ボルボロスの追跡」
伏線を除けば95巻ぶりに再登場してきた某騎士。地下牢に閉じ込められてエドモン・ダンテスか神恭一郎か、つー辛酸をなめた末に作品世界で5年ちょい、読者からみたら25年ものブランクを経て大復活!!顔も性格もかつての彼の形をとどめず超ドス黒く反撃開始…と思いきや、みごとに一巻しか保たなかった復讐鬼モード(笑)。今回冒頭からグインにころっと懐柔されて前巻の宣言すっぱり思い切って銀仮面でも素直でサワヤカな赤騎士に逆戻り。

…変わってねえなあアストリアス…!!

彼が反乱軍を束ねたらイシュト・ゴーラは千年王国になれそうだわ(^^;)。

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全て遠き理想郷

なんか手仕事がいっぱいあったのでそれをやりつつ、ふと新感線の「アテルイ」のDVDを観賞。
ゴーーーーカだなーこの作品やっぱり。目のごちそうという感じの殺陣と主役二人。確か当時一回だけ新橋演舞場の三階席で観て「これは何をおいても花道が見える席で観るべきだったなあ」と大後悔したのをよく覚えています。
…しかし頭が「Fate」漬けのせいか、なんかBGMにかなり似ている曲がちらほら。いやFateがむこうに似てるのか。

…とか思いつつしみじみ考えるのが「劇団☆新感線でやったらめっちゃくちゃはまると思うなあFate」。殺陣やら照明効果やら豪華衣装やらフライングやら爆発やら特殊効果もバンバン使って、見得切ったり裏切ったり盛り上がったり泣かせたり、きっと新感線ならではの笑いあり涙ありのエンタテイメントに仕上がることだろうなーと。

そーするとセイバーは高橋由美子ちゃん凛は森奈みはるちゃん(どーしてこー、この二人のヒロインにこだわるかな私は(笑))なんかどうだろう。アーチャーは背中の美しさ・着やせ・赤および袖なし黒がべらぼうに似合う・性格がフクザツ・単に私がFAN(爆)とか諸要素でぜ・ひ・吉野圭吾さんにやって欲しいところだけれども「色黒」だけはクリアできないな(苦笑)。士郎は誰だろう。誰かハタチ前後で歪んだキャラの合う人(^^;)。
…てここまでの妄想キャストで新感線の人が全くいないな(爆)。そのまま行っちゃうとイリヤはANZAで言峰は岡さんで切嗣が石井カズさんギャーぴったり

…いったいコレどなたかわかって下さる日が来るんだろうか?(^^;)

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Fateにはまった2

「Fate」の続編「Fate~hollow ataraxia」を、「屋根」博多公演と東京公演のスキマにコンプリート。
…いやなんかもう、あらゆる意味で感動しました。
作品をキャラを愛する者のツボを隅から隅までつつきつくすそのサービス精神といい、シリアスならシリアスに、ギャグならギャグに徹底して各キャラの深いとこを浚いまくる充実振りといい、あほネタや楽屋オチやミニゲームも踏まえつつ本編ではなかなか味わえない「そもそもオマエはこうだ」的ツッコミを心行くまで味わえるとこといい、
…それでいて、それでいて、その「なんでもありな日々」すべてに説得力を持たせてしまう本筋がピシっとすべてをつないで、ぜんっぜんハッピーじゃないのに綺麗な綺麗なラストに至っていくそのストーリーといい。
なんつう美しい終劇だろう。即リプレイ開始(エンドレス)

★★★ネタバレです(ここで困る人は来ないと思うが)★★★

「ねえ、みんな揃ってるのって、いいわね」
この凛のヒトコトでダラダラ泣いてしまった。あーもーどんな日常シーンも切なすぎるよHOLLOW。

Fateの舞台と登場人物たちがいる条件で「起こりうる可能性」全てを内包した4日間。バラバラに見えるエピソードの一つ一つが伏線…といったらホメすぎになる程度にはバラバラな物語たち(笑)、でも「あれ?」と思ったことにはやっぱそれぞれ意味があって…という相変わらずのさりげない緻密さがホントにツボでした。
んで何もかも謎なまま伏線を解きつつも、そのひとつひとつのエピソードがファンには絶妙の夢空間。

とにかく前半のヤマの「決戦」、デッドブリッジ攻略これだけで悔いなして感じの感動を味わいました(T_T)。
まず一戦目ひとりで渡ろうとした大橋、士郎の独白で「禍根は(ない)」つった瞬間に「いいえこの男だけは別ですよ」とばかりに4キロ先の弓兵にドッカンと殺されるオチにグラリとなり。
二戦目セイバーと渡る時点で「ところで衛宮士郎にはここでどうにかする能力があったはず」というジワジワした違和感がついに表面化する、という展開に「ほほう!」となり。
そーーーーして三戦目でようやく成立する対決で(セイバーが残っているために、この世界では「令呪を使って聖杯を壊さしたのは凛」という「都合のいい話」になっている、イコール士郎には「使いそびれた令呪が残っている」という伏線もスゴイ(笑))もう血沸くわ肉踊るわ涙流れるわ。
セイバー&士郎コンビVS単騎のアーチャー、Fate本編ではなんだかんだで成立しなかった夢の対決、その舞台が新都のセンタービルてとこも嬉しいなら、アーチャーの得物が弓であることで(「弓兵のクセに」って言われないアーチャーも新鮮だ(笑))セイバーが、士郎がどう戦うかにもワクワクしてしまいました。もー本当にこーゆーときかかるBGMの「エミヤ」が大好きで…ミニゲームの二択問題で「正直『エミヤ』がかかると勝つんだなと思う」では○に即答(笑)。
んでがっつり負けたアーチャーに「あなたにマスターがいればこの結末にはならなかった」と告げるセイバー、ここでプレイヤーは「…うんそりゃそうだろうな…」と思いつつ、「アレがいたのならそもそもお前たちとは戦えん」と返すアーチャーに「うんそれもそうだよね全くホントに」と深く頷いてしまう。なんとなく負けたアーチャーにこそ「戦えてよかったね」と思ってしまう夢の対決でございました(一戦目の問答無用一撃必殺にもな(^^;))。…いやヤツもさぞやすっきりしたんじゃないかと。

…そーしてセイバーに向けたアーチャーの独白(「Fate」本編のプロローグの言葉そのまま!!)に繋がった瞬間に涙腺決壊(T_T)(T_T)。

実に実に名場面でございました。
…「決戦」だけでこんなに語ってどうする(^^;)。

…で次に目にしたアーチャーが「ランサーズヘヴン2」での「頼れる背中がキラリと光る」釣り師、超童心モードでヒャッホーとか叫んでバッタもんリール巻いてるアングラー…っつうこのバランス感覚がファンディスクだよなホント…。

士郎の一人称での語りがけっこう壮大なトリックになっているところも「Fate」ならではの凄さだったと思います。中盤から「あれ?」と思い初めてクライマックスに至るまでの真相の見え始め方に鳥肌立ちまくり。ラスト手前のイリヤとの語らいから最後の「こいつは化け物」発言まで、もう泣いた泣いた偽者アンリマユ(T_T)。
「テンノサカヅキ」ヒントから「天の杯」に逢って「天の逆月」に至る、という展開とか、終わってから息を呑むような伏線もたくさんありましたし。

ギャグではやっぱり港の暇人青・赤・金が織りなす「ランサーズヘヴン」三部作でしょうか…アナザーワールド炸裂でキャラが多少どっか行っててもへっちゃら(少しだけ汗)。赤い人の壊れっぷりもさることながら金ピカ王様の豪快な中にも小まめすぎる子供たちのヒーローっぷりもすっげーツボに来ましたし、そもそものランサーの「どこぞのコピーバカや棹も持てねえ貧弱王子」発言からしてハイセンス。(そのコピーバカの投影魔術をネタにしたパロディは数あれど(笑)やっぱりこの話が最高峰なんじゃと思った次第…金ピカの棹もコピーすりゃいいのにしないアーチャーはやっぱり無駄に楽しそうだ)

あと、これでもかこれでもかと水着ヒロインがはじけるプールイベント、時たま邪魔しに来る赤い人と青い人がまた楽しくて。「Fate」本編以来「士郎の料理にやたら高度なケチをつけるアーチャー」はいつか絶対に見たい絵だったんですが(笑)これだけで本望。
正直クライマックスの「ブロードブリッジ」の盛り上がりを考えると、凛とアーチャーには合宿やらプールやらでチャラチャラ遭遇して欲しくないってとこもあったのですが(大苦笑)、こーまできたら毒食えば皿までで「士郎&凛VSアーチャー&ランサー」のありえねえビーチバレーのイベント絵とか欲しかった…。
あ、見てみたかった絵面として「士郎に(凛ガラミで)わざわざ不吉な未来警告をするアーチャー」というのもあったのですがこれも「常世の橋」で叶って大満足(笑)。アーチャーの笑いがこの時ばかりは士郎相手にもかかわらず皮肉モードじゃないところが最高にツボでした。

シナリオコンプリートを目指して目指して、クリアしてしまえば寂しい(…そんな気持ちをも実に美しく表現してくれたアヴェンジャーの物語だったわけですが(T_T))。
士郎とライダーが見なかった映画、絵馬コメントが意味深な「Fate ZERO」を勝手に待つとしよう…。

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