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2005年10月の11件の記事

ゲエムの話

…ダメだやっぱり、ここで総括しとかないと名古屋「Mozart!」のレポが書けない…(^^;)。

「逆転裁判」1・2・3、ドはまりしてしまいました。
法廷を舞台にしたアドベンチャーゲーム。弁護士の主人公が謎解きとハッタリを繰り返しながら、依頼人を無罪にもちこむため七転八倒するストーリー…総括ヘタだな。詳しくはWikipediaなんぞを(^^;)。
目撃者の証言のアラをついて「それはこの証拠品と矛盾しています!」とか突っ込む過程がゲームとしても実に面白いのですけど、とにかく感動モノなのはそれぞれの事件の構造の緻密さとストーリーの面白さ、キャラの立ちっぷり。
そして台詞がいい、いちいち、台詞が。主人公の成歩堂の脱力や脳内ツッコミで大笑いする感覚って「SHIROH」DVDのコメンタリーで感じた「こちらの胸にたまったことは大抵池田成志さんが言ってくれる」という気持ちよさ(笑)に通じるものがあるなあなんて。


以下、逆裁1~3から特に気に入ったストーリーなぞ。(多いよ)
この話、ホントーーーにネタバレなしで楽しんだほうがよいので、がんばってネタバレしません(^^;)。そのため滅裂な文章になってますがご容赦ください…そして、誰かはまって、芝居の好きな人(^^;)。

1作目第4話「逆転、そしてサヨナラ」
3話目まではケータイ移植版で気軽に「うわー面白いなー!!」で済んでたのに…これで転がり出したんだな「後輩にずっと貸してたGBA取り返してあとは逆裁3まで激走」生活が。既にリプレイもしまくりで何がなんだか。
やっぱり3作通して最強の「異議あり」はこの話の最終戦の前のあの人のアレだと思うのですよ…(伏字多すぎ)。

2作目第3話「逆転サーカス」
サーカスで起こった殺人事件、それを解き明かしていく法廷のプロセスもまさにサーカス。「ロジックの綱渡り」というフレーズに血沸き肉踊りました。
なおの長髪シルクハットのマックスの声は当然脳内で吉野圭吾さんに変換されるかと思ったらそうでもなかった(笑)。でもビジュアルはやっぱりぴったり。長髪もヘソ出しもホント似合うなー(笑)。

2作目第4話「さらば、逆転」
やっぱ逆裁ファン的に最高峰のストーリーはコレなんじゃなかろうか。話の綱渡りっぷりもドンデン返しの連続もハラハラ感もゲーム自体の難易度も、主役二人の凄まじいまでに絶妙なコンビネーションっぶりも「ああ、あんたたちのこれを見たいがためにここまでノンストップで続けて来たの…」と感涙することしきり。
いやでもしかし最大のどんでん返しはエンディングの某キャラの表情だったなぁ。感動したなぁ。

3作目第1話「思い出の逆転」
前に成歩堂龍一は幸村吉也さんがいいって言ったけど大学時代のリュウちゃんを見てSTEPS時代の縄田晋さんもいいかもと思いました(笑)。ちぃちゃんは森奈みはるさんとか、高橋由美子さんとか。

3作目第2話「盗まれた逆転」
登場したてのゴドー検事の芸術的な意味不明キザ長台詞全開っぷりと、同じく全開のアイガ大先生のエセ古色蒼然長台詞の応酬で腹の肉がよじ切れるかと。小学生時代、乱歩シリーズに夢中になってた頃のセピア色のうさんくささの感覚をソコハカとなく思い出しました…。クラッシックとハアドボイルドとミステリイとスペクタクルの全く合ってないブレンド。「裁判長、やり手の司会者みたいだな…」では3分くらい笑いが止まらなかった…。

3作目第4話「始まりの逆転」
…「Mozart!」のマチソワ間に栄のスタバでこれやりながらマジ泣きしてた私って…
しかしハタチ御剣のコスチュームはふつーになちゅらるにまた縄田さんの「魔笛」のタミーノだと思った…色とか全然違うけど無用に王子さまっぽいとこが実に全く。

3作目第5話「華麗なる逆転」
あぁぁぁぁ…カッコいいぃ!!フィナーレにこのタイトル、あの展開!視点的・キャラ的ドンデン返し!期待してたが絶好調の御剣を筆頭に満載のオールスターキャスト!!「3」の全てをつないでなおかつ「1」「2」の伏線も浚いきり、なんだかんだで全てが「弁護士・成歩堂龍一」に還っていく主人公ラブ全開ストーリー!
そしてヒロイン!とにかくヒロインでしょう!!いえ第5話は誰をヒロインと考えても成立しますが最後の手前の例の証人!!彼女を追い詰める成歩堂の表情(ぜんぜん普段使いの表情崩れないけど底にある心情がふつふつ伝わってくるあたり)には血が沸いたり冷えたり気分はじぇっとこーすたー。…そして真犯人に向けた決め台詞(「お望みどおり○○に○○を」)では思わずゲームボーイ取り落として拍手してしまったよ(笑)。盛り上がったなあ…。
そしてこれもラスト前のどんでん返しで感動したなぁ(よくできた○○○○がホントにそうだったってとこ)…成歩堂の信じるココロが勝つのだ、最後は必ず。

ストーリー的な「キたキた感」は1の第4話や2の第4話のほうがあったかも知れないのですけど、3の最終話のお祭り騒ぎ感は、こりゃ1・2のあとせめて数ヶ月待ち望んでから味わってみたかったな、というもったいなさがありました。
次回作の「逆転裁判4」ではキャラクターが一新されるみたいですね。3でこれだけやっちゃった以上それが正しい気がするけど、ホントーにここまでの登場人物たちが大好きになってしまったので寂しいです。1・2・3それぞれ「最初は憎らしかった○○検事が終わる頃には最高に愛しくなっている」つう過程を経てしまい、愛しいキャラ満載でもーパンパンという感じですが(^^;)。

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逆転裁判のやりすぎで

レオポルトが狩魔検事に見えてきた…似てるんだ、襟元が、髪型が、年齢が、融通利かないところが!!………アマデに7,8歳足してメイちゃんやってもらえばもう完璧…こういう話に付き合ってくれる友達を求めて今やみくもに人を逆裁に引きずりこんでます(爆)。

吐くほど面白いですよ…(目下3の佳境)

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Mozartのツボな人々13

本日休演日。みなさま程よくリフレッシュできますよう(^^)。

■井上ヴォルフ
「Mozart!Mozart!」のフィニッシュ、椅子の背にガッと仰向けに倒れこむのでなく、ピアノの上に突っ伏してた日曜。「急げ、急げ」の狂乱ぶりも、ワーッ!って叫びだすというより、迫り来る何かにうぅぅって身を竦めるゾクゾク感みたいなものがこっちに伝染する感じ…音程を揺らすような歌い方、ワザと不協和音にしてるような「急げ、急げ」。一日ごとに一歩、一歩、アプローチが変わっていくヴォルフの芝居が凄いです。
ちなみに「魔笛」アトリエ十番勝負はますますエスカレート…シカネーダーの顔を右手で支えて顔と顔の間10センチで「ちょっぴり」歌っとりましたが……あの一瞬、お互いに「…なんでこうなったのかな?」と思ったほうに5000点(確かめようがないが(^^;))。

■徳垣ゾフィ
後半でヴォルフにお金借りにくるところ、三姉妹の歌にゾフィなりのニュアンスをからめてるとこがやっぱ素敵(^^)。悪気なく素直ーに「お金貸して!ね!持ってる人いるよ、きっと!」て姉ちゃんたちに同調しながらコンスタンツェをなだめてるあたりがツボです。

■小原ジャン・ピエール
火吹き男とか「支配者よ死ね!」の人とか、ニギヤカな役たくさんやってる小原さんなのに、カーテンコールでは寡黙なジャン・ピエールなんだな(^^;)。
二幕冒頭でメスマーさんに急かされてせっせと穴掘りつつ、「天才との結婚生活を教えていただけませんかな?」の台詞でちょっとキョーミを持ったように仕事をやめてコンスタンツェのほう見上げてるんですよね…実はこの人も明るい性格だったりして。酒場のタイコ持ち(「待ってましたコロレド猊下!」)の正体が実は!…っていう設定はどうだろう(笑)。

■大塚コンスタンツェ
お、なんか三女っぽく見えてきたな(笑)…いえ深いイミはないですが、いちおうワガママ言ってはみるけどどーせあたしの言うことなんか聞いてくれないんでしょ!みたいな、大人数の真ん中の悲哀と可愛さと、自然に身についた容量の良さみたいなのが最初の頃より出てるのかなあと。
しかし帝劇の木村コンスタンツェ初日から「鍋の中にニンジンとかをばらばら突っ込む」というのが追加されて以来、「材料もないのに」っていうこの子の台詞を聞くたびに「いや、なくしたのは君だから」と誰も突っ込まんのだな、というのが微妙に気になったり(笑)。

■やまぐち野菜売り
ニンジンといえば…この人の構えている「二本のニンジン」が毎回ちょっと怖い。少し先端恐怖症なおいら(^^;)。

■北林アンナ
って書くと芸名みたいだ(^^;)。くはーーー好きだこの人。初演の時からシカネーダーのそばにいて、考えてみると当時から「座長の妻」という設定あったはずなんですけど、派手でお茶目で旦那にいつも寄り添いつつ時々ツッコミ入れたりする、板についた奥さんぶりがいいなあと。「友だち甲斐」でピアノの上に足を乗っけるの定番になりましたが、最近井上ヴォルフに叱られている(笑)。

■黒沢アマデ
あぁアマデウォッチは下手に限るなあ!!すっごく久しぶりにヴォルフとの最後のシーンのアマデの表情をじっくり観られたのですけども。やっぱりともよちゃんには涙も諦観も宿命の過酷さみたいなものもなくて、ただまっすぐとヴォルフを見つめていて。ほっこりそこに、いいんだよ、もう一度ヴォルフとひとつになれるね、って待ってる「子供」がいるみたいだなあと…それが真実なのか、その子がそう思ってるだけなのかはもうどうでもいい。最後の最後、ヴォルフに薄く、ほとんど目だけで頷く姿と、それを見つめるヴォルフの潤んでキラキラした目と笑いが、ああ綺麗でオソロシイものを見たな、と思った日曜マチネでございました。

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Mozartのツボな人々12

中日「Mozart!」もそろそろ前半終了ですね。

■黒沢アマデ
名古屋では初見です。…9月に吉野さんの「Toy Box」観に来て、コントの時に舞台に上げられてるのは目撃しましたが(笑)。
愛子ちゃんとは別の意味で「誇り高いアマデ」だなあと。子供なりの純粋さからくるまっさらな「誇り」というのか…高貴が服着てる愛子アマデとは違い、子供が「誇りとはこういうものだ」って信じている…みたいな動き。「お高い」顔を作っているけれどビンビンに周りの動きを意識していて、時々素直な笑顔がこぼれ出る、そんなところがツボです。
怒るにしても頷くにしても、ヴォルフに対してはすごい子供っぽい素直な感情で対しているようでそこもともよちゃんならではの味だなと。「僕こそミュージック!」で小さく頷いたり、一幕ラストでもとにかく「怒りと苛立ち」がスパンと全開になってたり。
コロレドのところにヴォルフとパパが曲を届けにいくシーン、「お前の才能など紙屑だ」って猊下が楽譜をバラリと落とすところ、一枚だけ離れてアマデの足の上にハラハラとゆっくり落ちていったんですね。それを呆然としたように落ちるところまで見つめるのも良かったんですけど、それからかなり経って「出てゆけ…」のところでなんとその楽譜を拾い上げまして。握り締めたまま芝居続けてそのまま出て行きました。そう来たか!て感じでちょっと息を飲みましたです。…楽譜が一枚足りないわけだから、その後の猊下の脳内セレナードの演奏が第二楽章から始まったらスゴイなとか一瞬考えましたがさすがにそれはなかった(笑)。
ラストでも…上手で観てたもんでアマデの表情はそう良くは見えなかったのですけど、黒沢アマデの場合、ヴォルフガングの人生が終わっても、この二人の音楽は続いていくのかな?…って思いました。治加来君だと「これで終わり」っていう哀しさが見えると思うのですけど、ともよちゃんだとこれから本当に自由になるんだよ、ってヴォルフに語りかけてるように見える。これはヴォルフ自身が笑ってるから感じたことなのかも知れませんけれども。

■井上ヴォルフ
またもやカツラ急所ヒットで猊下が「ウッ」とリアクションしたとき、猊下に背中向けたまま絶妙のタイミングで嘲笑ったのには心の中で大グッジョブサインを送ってしまった(笑)。個人的な感想ですが、これまでここは「祐一郎さんの面白いリアクション」だったけど、これなら「ヴォルフがコロレドを盛大に侮辱した」で成立するじゃん、と。

■負けず嫌いな人々
飽きもせず魔笛作曲シーンの話題ですが(^^;)。
「友だち甲斐」もそうだけど最近「…なにの勝負ですか、これは…」と思うくらいシカネーダーと井上ヴォルフのキャッチボールが面白い(笑)。「ああいえばこういう」ならぬ「ああやればこうくる」みたいな…やられたらやりかえす、ふざけたらふざけかえす、顎を指で撫でられたら撫で返す(爆笑)←ちなみに仕掛けたのは座長のほうだ(笑)。
「ちょっぴり」の胡散臭い友だち関係から、「魔笛」作曲の共闘まで、けっこう長い道のりを歩いてきてるのだな…と感じられるのがホントに嬉しいなあと。

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忙しい時に

現実逃避アイテムを手に入れてしまうと、罪悪感に苛まれつつものめりこんでしまうのですが…

今、逃げ込んでるのはいうまでもなく「逆転裁判2」なんですが…

「あぁぁ書きものしなきゃ、でも次の章の冒頭だけ」と思って手をつけた第三章で出てきたキャラが

シルクハット!
ウェーブの長髪!
芸人!
しかもマジシャン!
有体に言ってイカサマ師!
実はイナカ出身(笑)!!

…なんか、「やるべきことはなんですか?」とせかされた気がして(爆)「ごめんなさい」とつぶやいていそいそと書き物に戻る自分だった(^^;)。
しかし、ずっと考えてた「『逆裁』シリーズであの人に似合うキャラって誰だろう」ってテーマの答えが今、出たわ…。

御剣はジャベールキャラがいいな…今拓哉さんとか…
…ナルホドは幸村吉也さんなんかどうだろう…いいこと言ったな、私…。

…てーか逆裁2、一度始めたら伏線が気になりすぎて決して終われません(T_T)(T_T)あまりの思わせぶりに「だからミツルギは!!ミツルギはどうなったの!!!」と叫び続けてはや中盤(T_T)

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Mozartのツボな人々11

三連休最後「Mozart!」マチネ観て帰ってきました…さーて働くぞー。
今日は表面的なツボだけ(^^;)。

■井上ヴォルフ
居酒屋シーンでシカネーダーに「…知らないわよ」とオウム返すとこ、手の振り方のものすごくおざなりなところがたいへんツボでした(笑)。
「ちょっぴり」のクライマックスで女優さんと走り出てっちゃうところ、アロイジアと出てくのと同じポーズ、二人向かいあってくるくる回転しながらはけてくのが定番でしたが、今日は石田さんをお姫様抱っこしてすっ飛んでった(笑)。ワタクシここでは大抵ラインダンスの真ん中の人をオペラグラスで観てるもんで、今日が初めてかどうかは確信まったくありませんが(^^;)かわいかったです。
「魔笛」作曲シーンじゃシカネーダーの首っ玉にかじりつき…「ちょっぴり」のイントロが入るところ二人、目を眇めてニヤア…っと笑いあう表情、どっちも最高でしたわ…アッキーとは兄弟っぽく、芳雄くんとはつくづく共犯っぽい(^^;)座長、最近「どうだいいつか俺と組んで」がとっても腹黒い悪のサソイに見えます(間違っちゃいないか)。

■愛子アマデ
愛子ちゃんも涙を流してるのだな、ラスト…あぁ今日は語ってる暇がない…仕草の表情のひとつひとつがホント好きです。前にも書きましたがなんつっても「哀れな男!」でヴォルフに振り払われて乱れた上着をグイッと直すとこと、その後ヴォルフが叫ぶところで上段上手に歩いていってガッと振り返るところ。

■大塚コンスタンツェ
プラター公園で「うちに来る?」とヴォルフを誘うところ、かなりヴォルフの近くに行ってて「ああ!」(アッキーなら「いくいくっ!」)と抱き合っちゃうとこ可愛いなあ。
あと、「ダンスはやめられない」でグラスが落ちるところ、一瞬びくっとするのすごく自然で好きです。今日はやってなかったけども。

■山口コロレド猊下
(なんか毎日書き忘れがあるんだな(^^;))
最近の一幕ラスト、「お取り込み中」で女の子にむしゃぶりつく笑顔がすごい(笑)。

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Mozartのツボな人々10

名古屋「Mozart!」最初の日曜日、マチネ一回公演、皆さん大盛り上がりでした。

■中川ヴォルフ
もとからですけども、最近さらに際立ってきたなあと思うのが赤いコートの場面の井上ヴォルフとのニュアンスの違い。どうしてわかってくれないんだ、全く!…って、パパという壁に不器用にぶつかってぶつかってぶつかり続けてるアッキーヴォルフの悔しさや爆発もリアルなら、あぁ親なんてものがわかってくれるわけがないのはわかってるんだけどね全く!っていう井上ヴォルフの脱力とイライラも実にリアル(笑)。さらに細やかに我が道を切り開く二人とも素敵でございます。
「友だち甲斐」でシカネーダーとアンナが作曲の邪魔してちょっかい出すところ、もとからアッキーははっきりきっぱりムッとしてましたが、最近ここの座長夫妻の邪魔っぷりもエスカレートしてるせいか(笑)今日は「シャー!!」と噛み付きそうな勢いだったヴォルフ(笑)。それにしても、邪魔されながらも頭の中ではせっせと曲ができていくんだなあ…あの連中の狼藉とヴォルフの芸術はけっこう隣り合うものがあるのでしょうね。

■川綱アマデ
笑顔や怒った顔、はっきりした表情である意味特異なアマデだった治加来君、近ごろはなんだかミステリアスに感じられる場面が増えてきました。パァァっと笑う顔が可愛いのは変わらないんだけど、どこか寂しげというか、ヴォルフを一歩退がってじっと見つめている、かぼそいというか透明な感じがツボだったり。いつも引き込まれるのが「僕こそミュージック!」ってヴォルフが歌い上げる瞬間のちょっと中間的な表情、なんて言えばいいのか笑顔でも怒っているんでもない、微妙な感じだったりします。「お前は悪魔だ知ってるぞ!」のところの傷ついたような表情も、一所懸命ヴォルフを音楽へ、音楽へ引き戻そうとするある意味アマデの必死さが感じられて、あれれれれアマデの怖さよりむしろ悲しさを感じるってこれまた新しいな!!!と。アッキーの爆発力の後ろにこの子が佇んでいるともー絶妙に素敵な味わい。ラストの涙も。もうホントに。

■山口コロレド猊下
カツラ当たらなかった…ポーズももとにもどってた…よかった…そんなこと気にしててごめんなさい…。
今日はトイレシーンで「それは許さない」と言ったところ、乱れたおぐしが360度覆ってて顔が全く見えませんでした(笑)…超上手で観てたから、角度的なものなのかなと思ったけど、馬車に戻る道すがら自ら「ぴっ」と両手で前髪もとい「前の髪」を払っておられたので本当に前が見えなかったんではないかと(笑)。

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Mozartのツボな人々9

あああ名作だわ「逆転裁判」(←結局エンディングまで見てやんの)…すぐさま2にかかろうとする自分を抑えこみつつ(爆)。

■井上ヴォルフ
名古屋初見です。わーーーー久しぶりーーーーー。
…なのになんだか昨日まで観てたような気がしてしまった、ムラなく高いテンションは座長同様(笑)嬉しいなあ。
とはいえ、雰囲気はけっこう変わっていましたね。変わったのか今がそういう時期なのかわかりませんが、なんていうかどっしりと落ち着いてて、前だったら体全体でリアクションしていたようなシーンでもあまり体は動かさず、「目」とか「気配」みたいなもので伝えていくことが増えてた気がします。居酒屋とかはっちゃけるべきところはガンガン動いてくださいましたが(*^^*)。
前述の一路男爵婦人効果で、パパが最近、より弱い人(子供)に感じられる(今日は特にかな)せいもあって、ヴォルフがすごく大人っぽく見えます。よく言えば「無駄な動きがない」っていうことなんでしょうがわたしゃ芳雄くんの細かい動線を追うのがむちゃくちゃ好きなので(爆)、このプランが自分の中でどう転ぶか結構興味深いものがあります。
…しかしやっぱり所詮シカネーダーオタクには「魔笛」作曲シーンがけっこうなクライマックスなんだよな、芳雄ヴォルフの場合(爆)。なんでこの場面でこんなに緊張してるんだ、私…「オツムにうったーえて」の後の一瞬の「間」と、ニヤニヤ笑いするふたりの間に確実に流れている戦慄がたまらん。

■猊下猊下猊下
初日はカツラキャッチ、今宵はカツラ急所ヒット…うーーーーーん、やっぱりカツラのにおいかぐとか「ウッ」て辛そうに内股で歩くとか、リアクションとってるの見るのは正直辛いです…やるならせめてもー少し早めにやってくださると…大事な場面で客席がヴォルフじゃなくて猊下に集中してる空気が、どーしてもキツいんです…今日も今日とてヴォルフが「いや、始まりだ」って歌いだしのところで高らかに笑う声が聞こえ(T_T)まあ客席の問題でもありますけれども。
あと、アルコがヴォルフを蹴っ飛ばすときに、ちょっと後悔したように、フォローしようと手を出してその手を引っ込めてごまかすように背中に回して後ろ向く、という動き、大好きなんで復活してほしいなあ…(いや、今日それがなかったのはカツラヒットのせいだと信じてますが…)。

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たまにはゲームの話

携帯サイトのゲームも最近はずいぶん充実しているのですね。携帯版のドラクエは当然通すとして(この先の人生も何回やるんだべか)堀井勇二三部作のリメイクも嬉しい…「ポートピア連続殺人事件」の某キャラが無駄に色っぽかったのにはバカ受けしましたが(^^;)。
ファミコン時代に気になったけどやれなかった「風来のシレン」もちまちま遊んでます…古き良きアドベンチャーやRPG、電車で遊べちゃうというのは歯止めのきかない自分としてはたいへんキケンだ。
しかし中でも。

逆転裁判

こんなに面白いなんて…ッ!!!
3年くらい前に大好きなFFサイトの管理人さんがハマってる話を日記で読んだ時、気にはなったのですが、ハードを持ってないのでまあ、機会があったらね…と思っていたところ、携帯版がやっぱりすごい人気みたいで、おお、やってみるか、と。
「法廷ゲームか、ふむふむ、事件を調べて証言の矛盾を暴くのね…なかなか面白いじゃん」と思いながら初めて、「あれ。意外とギャグがツボだな(無礼)」とか「え。…レギュラーかと思った人がこんな運命に…」とか「…おお、出た出た。かのサイトさんで誉めちぎられていたミツルギ検事…」このあたりから顔がどうにも緩んできて電車でマジメな顔を維持できなくなってきて、ばたばたと帰宅してもう大爆笑しながら「異議あり!!!」「待った!!!」「くらえ!!!」の連発。ミツルギ…最高だよミツルギ…。

明日から二泊で名古屋行き。
旅のお供は「逆転裁判」、あまりにドラマティックな展開に、名古屋行き新幹線で続編まで一通り終わってしまいそうな予感が…い、いや、書き物せんと(^^;)。
グイン104巻も出てやれ嬉しや。先日の「ヘンツオ伯爵」の傷(あーーーもーーーホントに読むんじゃなかったーッ!!!)がやっと癒されたわ…。

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中日初日・追記

新キャストに目を奪われた「Mozart!」初日、ほかに面白かった点なぞ。

■緞帳あれこれ
幕間に気づいたのですが、「モーツァルト幕」が緞帳の客席側に来ていたのにはびっくり。間隔が狭くなったせいなのでしょうけど、カーテンコールの途中、薄い照明の中、緞帳に「Mozart!」の文字が染め抜かれてるみたいに見えてきれいでした。
梅田や帝劇では最後の最後はヴォルフとアマデが下手袖から走り出てくるのが定番でしたが、中日ではその隙間がないみたいで、中央から幕が少しだけ開いて(どう見ても両脇にその辺をケアしてる方が「二人」いらっしゃるようだお疲れ(^^;))二人出てきてごあいさつ、という流れになったようです。…ひさびさに治加来くんの「上川式投げキスキャッチ」が見られて嬉しかったな(笑)。

■中川ヴォルフ
「友だち甲斐」で「大丈夫か?」って聞かれて「ああ。これ(お金)を出してくるよ」というところ、なんの前触れもなくシカネーダーのステッキの端をひょいとつかんで離していった…なんか久しぶりにアッキーのステッキ執着モードが見られて感動した(笑)…大阪の頃よく「あなたが愛しているのはシカネーダーのステッキだけ!」とか字余りな歌を歌ってたんですが(切腹)、復活・ヴォルフとステッキの恋物語、「居酒屋で一目ぼれ→プラターで再会を期するもハンカチにだまされ→『友だち甲斐』でめぐりあい・『それでこそ男だ!』で成就(爆笑)」って流れが成立したなーなんて(してません、すいません)。
「謎解きゲーム」での動線がちょっと変わったかな?ハッとさせるような静止の瞬間が多くて、ヴォルフの動揺ぶりが伝わってきてよかったです。

■座長全開
(感涙)
舞台狭しとアデヤカ…(いや、物理的に狭いんだが(^^;))。
何せ初日なんではっきり東京モンやリピーターも多かったとは思いますが、それでも「拍手が好~き」で大拍手返してくれた中には初見の人もけっこういたと思うんだ。名古屋のお客もぜひ巻き込んでください。
しかし初日の座長の名乗り場面、帝劇で滅多に観られなかった「『知らねえよ?!』リアクション」が観られてホクホクしながら帰ってきたら今日の井上ヴォルフ初日観た方からさらにレアな(すいませんオタクで)「知らないわよ?!」が出て芳雄くんも同じ台詞で返してた、と聞いてまた爆涙(キリがねえ)。…もう「ちょっぴり」リプライズで抱きついてきてたか、ヴォルフ…早くあなたにも逢いたい(明後日行きますけども)。

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「Mozart!」名古屋初日

「モーツァルト!」名古屋公演初日を観てまいりました。

■中日劇場
間尺がけっこう狭まっているのかな。客席と舞台がたいへん近くて、居酒屋のザワザワ声なんかもよく聞こえて楽しいです。また客席の横ハバが大変広いので、上手・下手でずいぶん印象も変わると思います。
幅が狭くなったせいか、居酒屋シーンの後、ヴォルフガングと女優(石田佳名子さん)がいちゃいちゃ(死語)しているシルエットが下手から上手に変わってました。また、奥行きが短くなったことで、「ここはウィーン」や「誰が誰」のメンツがさらに、大変そう(^^;)。まさしく足の踏み場もないって感じ。観るほうにはゴージャスな光景ですけども。振付も少し変わってたみたい(後退する歩数が削られたりとか、微妙なとこですが)。

■一路男爵夫人
登場時の衣装:350万円(推定)
「星から降る金」の衣装:490万円(推定)
「ここはウィーン」のカツラ:89万円(推定)
むしろ「陛下」と呼びたい威厳と迫力:プライスレス

…もちろん、値段はすべてデタラメですが(しかし、いくらだ本当に)。い・や・あ・お・衣・装・の・ゴーカなこと!!香寿さんの初登場時もきらびやかさに目ーやられましたが今回はますます凄い。
「バロネスじゃ爵位足りないんじゃ?」と思った所以はしかし、その豪華な装いによるものよりやっぱり一路真輝さんの体全体からパァァっと射してくる高貴さと、風格っつうやつでしょうか。いろいろな意味で、これまでにない男爵夫人でした。
より高い音楽の世界へヴォルフを導く存在として、かなり幻想的な雰囲気ももちつつヴォルフを「見守る」存在であった久世男爵夫人や、「こちらの美しい世界にいらっしゃい」と優しく誘いかける童話の登場人物のような香寿男爵夫人、いずれも現実にヴォルフの支援者でありながら、どちらかというと精神的な導き手というイメージがあったと感じています。
これは初日の印象ですからこの先どうなるかはわかりませんが、一路さんは激しく現実的というか、「栄光を目指さんと如何する!!」という指導者チックな印象を受けました。
「星から降る金」を歌う姿とか、もう…なんつうか背後に宇宙が見える。宇宙が。「ゴゴゴゴ…」って効果音も聞こえる。ヴォルフガングを励まし導く曲というよりむしろ、レオポルト・モーツァルトを叱咤する曲に聴こえてしまいまして。「この才能ある息子を縛りつけて、貴方は何をやっているの!!」みたいな…とにかく「愛とは解き放つことよ!」からの一連の歌詞が、母親が星一徹モードでレオポルトを鞭打つ感じで…「そんーなにーパパーを責めなーいでー」と心で歌ってしまった(^^;)。
とはいえ一方で後半のリプライズでは優しく抑えた歌い方で、人間的な男爵夫人、と一言で片付けちゃうのは早計かなとも思いました。ヴォルフの目にはこう映った…という男爵夫人像だったのかも。
「ここはウィーン」もこれまでとまるっきり印象の違う場面になってましたね。中心に佇む男爵夫人(ここの白のドレスがまた美しい)の存在感と高貴さが、周りの連中の(モーツァルト肯定派・否定派に共通する)下世話さより明らかに何センチか上空にいる感じで、「肯定派VS否定派」というより「宮廷すずめどもを見下ろす男爵夫人」という構図に見えてこれもまた面白かったです。ツィンツェンドルフ?サリエリ?シカネーダー?どなたかしら???…て感じでこれはこれですごく楽しい。最後の手を差し出す仕草ときたら!…がんばれサリエリ(笑)。座長も(笑)。

■大塚ちひろコンスタンツェ
小柄で仕草もかわいくて、「幼な妻」チックなコンスタンツェ。
登場シーンは仰向けに寝っ転がって髪のシッポいじり(笑)。その後もシッポにこだわりつづけるぐうたらさがコンスタンツェのイメージだなと。ただ、このスタンツェはどー見てもウェーバー家の末っ子だな、て感じの圧倒的な「若さ」が満ち溢れてましたけども(笑)。けっこう器用にママを誤魔化してた木村コンスタンツェと違って、体当たりで両親に「イヤ!」と言うけど聞いてもらえない、可愛い甘ったれの末っ子という風情。その辺、ゾフィーとどうキャラ分けていくかがちょっと課題なんでは、とか偉そうなことを思ってしまった(^^;)。
「ダンスはやめられない」は、迫力的にどうかな…と思ってたけど自暴自棄な感じに説得力があって嬉しかったです。パパの手紙を見つけて握りつぶすのって松コンスタンツェ以来じゃないかな?
妻も夫も成長しきれてない困った夫婦、なんでうまくいかないのか全くわからない、でも好きなんだけどな…ていうせつなさやイライラが伝わってきてこれが可愛い。ヴォルフの惑乱の後のシーンの、「ヴォルフガングどこ行くの」という台詞がすごく良かった。アマデを見やるヴォルフを見て、なんだかわからない異常さに気づいているんだけど、気づいていないフリを装ってる…みたいな感じが見えてグッと来ました。

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